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GARNET WORLD
詩 目次9

各詩の番号をクリックしていただくと、当該の詩へリンクいたします。
番号 投稿者 タイトル 投稿日
161 ダガーさん 終わりのない世界の果てで 2006/03/28
162 ゆらさん (無題) 2006/03/28
163 ゆらさん (無題) 2006/03/28
164 バスケーさん 恋とは・・・ 2006/03/29
165 drumさん THANS FOR... 2006/03/29
166 ゆらさん (無題) 2006/03/29
167 風樹さん 現在(いま) 2006/03/29
168 ダガーさん 遠い世界で 2006/03/30
169 ゆらさん (無題) 2006/03/30
170 ダガーさん 往く宛ては 2006/03/30
171 ダガーさん I'm wind 2006/03/30
172 蒼ヶ崎さん (無題) 2006/03/30
173 ダガーさん 闇の中に現れた月 2006/03/30
174 A・Tさん 2006/03/31
175 時輝さん 片想い 2006/03/31
176 ダガーさん 転校生 2006/03/31
177 RYOさん ラスト・スパート 2006/03/31
178 drumさん (無題) 2006/03/31
179 時輝さん 月たちの詩(うた) 2006/03/31
180 蒼ヶ崎さん 静寂の砂 2006/04/01

番号 161 投稿者 ダガーさん タイトル 終わりのない世界の果てで

気づけば今僕らはここに立っていた
寂しい地上で出会ったり別れたり 時には傷つけたり...

大いなる世界はただ一つ
例えあなたの存在する(いる)世界に
あなたに会いに行きたくても
願ってもモガイテモだめなんだ...

あなたはそれでも生きていけますか?
愛し合う事ができますか
愛される事ができますか
この大いなる 小さな世界で...


気づけば今あなたはここに立っている
この大いなる世界であなたに出会ったり別れたり
時には傷つけたこともあったね

どこまでも続く水平線にあなたが見えた
会いたい 会いに行きたい今すぐに
あなたは遠い 手も届かない...

僕はそれでも生きていけますか?
水平線に届きますか
あなたに届きますか
この温かい 小さな手は...


この大いなる世界で やっとあなたに会えました
姿は見えますか
声は届きますか
この大いなる世界で...

あなたに会えた奇跡は
あなたに伝わりましたか

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番号 162 投稿者 ゆらさん タイトル (無題)

動物は 逃げることに
ためらいなど持たないのに
私たち人間は持つ
動物は 生きることを
ためらわないのに
私たち人間は死に急ぐ

これが動物と人間の差

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番号 163 投稿者 ゆらさん タイトル (無題)

誰かに 未来を教えられました
だけど私は それに抗いました
そして今の私が出来ました
みんな今の自分が
正しいんだなんて
思ってないんだと 分かりました

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番号 164 投稿者 バスケーさん タイトル 恋とは・・・

  恋はまるでお湯のようだ

  お湯をそそぐ最初のときだけが
 
  熱くて暖かくて誰もがホットする瞬間

  でも時間がたてば

   御湯だって冷めてしまうんだ

  恋と同じように・・・


  御湯をさめたくなかったら

  ぎりぎりのところで 

  また沸騰させればいいじゃない

  さめるかさめないか持っているあなたが

  決めること・・・

  御湯がどんなに願ってもあなたにはわからない
  
  御湯が冷めるかさめないかはあなたが決める

  それって本当ズルイ・・・ょね・・

  でも・・御湯は自分で熱くできないんだから

  あなたがいなきゃ御湯が困るでしょ・・・

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番号 165 投稿者 drumさん タイトル THANS FOR...

明かりに照らされた
あなたは泣いてしまった
支えてくれる存在(もの)が重くて・・・。

ドキドキの理由(ワケ)。
感動の源泉。
喜びの種。

たとえ僕一人の声が届かなくても
僕かここにいることで
僕と同じく
あなたが大好きな人が
ここにいることで
あなたが涙してくれるなら
それだけで充分。

もし僕らの存在があなたを責めるようになったら
忘れてくれていいよ。
僕の声はこれからずっと届かないんだろうけど
心から「ありがとう」叫ぶから。

投稿者コメント

この詩は実はプレミアムライブでゆりっぺが泣いてしまった時に思い浮かんだモノで、意図して3月29日に合わせてカキコしました。
私にとってGARNETの存在はやっぱり大切です。
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番号 166 投稿者 ゆらさん タイトル (無題)

嘘をついたのは 私です
ぬかるみにはまったのも私です
視野が狭いのも私です
すぐくじけてしまうのも 私です
それでも たまにとても
がんばりたくもなります
持続しませんけど

そして休息

またがんばります

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番号 167 投稿者 風樹さん タイトル 現在(いま)

喧騒の中
埋もれる声は
機械音に飲み込まれていく

空は濁り
雲は泣く

伸し掛かる空気に
潰れていく感情

羽をなくした人間は
いつか飛ぶことを忘れ
両手を広げることさえも
堅い地面の下に
捨ててしまった


現在(いま)を生きる為に


ただ・・・


それだけの為に

投稿者コメント

またまた公園で思いつきました。近くで工事が始まったのがきっかけで。自分は無感情で生きているんじゃないか・・・っと思ったら書き上げてました。
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番号 168 投稿者 ダガーさん タイトル 遠い世界で

広がる世界
どこまで続くんだろう?

海の果て 空の果て 世界の果てはあるけども
宇宙の果て その向こうに果てはあるのでしょうか...

私はあると信じています

たとえこの世界を立ち去っても
遠い世界で再びみんなと会えるのを信じています...

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番号 169 投稿者 ゆらさん タイトル (無題)

明日が広がるから
ここにいる
伸ばした手が 届かないから
ここにいる
存在とは そんなもの
わずかなカケラ
だけど決して
衰えはしない

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番号 170 投稿者 ダガーさん タイトル 往く宛ては

あの流れ往く雲のように
私もまた何処かへ歩いて往きます

あの流れて往く雲と同じく
私はこの世界で時間に流されて往きます

あの消え往く雲の様に
私もまた消えて往くのです

再び同じ形の雲を見つけました
誰も 消えた私を再び見つけられません

あの雲に逢った時を思い出しました
誰でもいい

誰でもいいから...

私の事 思い出してください
私も 私に会えるよう祈ってます

また何処かで会いましょう

必ず...

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番号 171 投稿者 ダガーさん タイトル I'm wind

夕暮れの風とともに
僕らは道を歩いてゆく
悲しい出来事なんか 消し去ってくれるように
祈りながら

当たり前のことだけど
キミといると なぜか温かい
風のように冷たい僕を 手で包んでくれた...

そんな僕は まるで堕天使のよう

 I live in your wind
 いつまでも
 
 風にのってこの闇を
 抜け出せたなら
 
 I want to meet you again
 またどこかで

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番号 172 投稿者 蒼ヶ崎さん タイトル (無題)

あなたの視界は キラキラじゃないの。




そうじきが吸い込んだゴミだけが。
不必要なものだと、 
思っていた私。

あなたは。
この世界のいろいろなものが邪魔と、
言った。

そのまんま息するのもイヤだって。

水槽のかどの方に見える、
ほんとうはいない魚のかたち。

光って見えるものも、
たくさんあるというのに。

人間だということ。
そうじきに吸い込まれてから
気付いた、
私。

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番号 173 投稿者 ダガーさん タイトル 闇の中に現れた月

陽が沈むまで いつまでも僕ら話していたね
このまま夜なんか来ないで いつまでもキミと話していたい
闇が迫って来る恐怖 僕はどれくらい知っているだろう...

闇の中に現れたキミ
夜空を照らす月のようだったよ
星の方がたくさんいるけど
月はキミだけだよ

負けないで僕をずっと照らしていて...

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番号 174 投稿者 A・Tさん タイトル 桜

 春風よ
 あの人を連れてきて
 春風よ
 遠い遠い海の国から

 誰かに辿り着いてしまうまえに
 誰かにトラレテしまうまえに

 春風よ おねがい
 あの人をさらってきて

 叶わぬなら
 わたしを散らして

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番号 175 投稿者 時輝さん タイトル 片想い

泡を湧き立てる滝はまるで
恋心をくすぐる貴方の様です。

勢いの強い貴方の水は
私の泡を膨れ上がらせ
それでいて冷たく叩いて行きます。

届かないこの想いはまるで
滝に叩かれ消えてゆく泡の様。

ただ、消えなかった少しの泡たちは
川の水の流れに乗って
貴方の元へと届くでしょう?

貴方は気付いているはずなのに
まるで泡を見ないのだから
もどかしい私の気持ち。

それでも貴方はひたすらに
私の泡を湧き立たせるのです。

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番号 176 投稿者 ダガーさん タイトル 転校生

四月のある晴れた日
桜舞う中 キミはやって来た
僕はただ見つめているだけで
キミは通り過ぎて行く...

十二月のある寒い日
粉雪舞う中 キミはいなくなった
僕はただ見送るだけで
キミは離れてゆく
二度と会えない場所まで...

想い切って手紙渡した
「好きだよ」住所も名前も無い手紙
また会えると 自分に自信つけながら...

四月のある晴れた日 ある桜並木で
キミはやって来た あの時の未来のキミが...
僕はもう一度言った「好きだよ」

過去の僕が書いた手紙渡された
「十年後の今日.あの桜並木で会えたらいいね」
何て言ったらいいかわからなくなった...

とりあえず...

「ありがとう」

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番号 177 投稿者 RYOさん タイトル ラスト・スパート

青い空とピンクの桜が
すごいマッチしてるね
僕ら今にも飛び出したいよ
自由の国の彼方へ

辛い過去や過酷な未来
そんなんばっかじゃないよ
トンネル抜けたその先にある
希望の国の彼方へ

さぁ行くしかないんだ!
もう迷わないで・・・

もうゴールなんてすぐそこさ
今リタイアしたらただの
いくじなし
もう終わったことなんていいから
前だけ見据えて
真っ直ぐ進もうよ

とても汚れた服がある
どのくらい着たんだろう
洗っても取れない汚れは
僕らの努力の証

さぁもう一度やろう!
もう戻らないで・・・

もうあと少しのとこまで
来たって分かるよ
ここまで来たら・・・
転んだって行ってみようよ
泥まみれの服を
見せ付けるんだ

ラスト・スパートに向けて
さぁ走り出そう
負けないように・・・

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番号 178 投稿者 drumさん タイトル (無題)

足踏みをその場で百回しなさい
失ったものを前に立ちすくんでいるあなた
大きく地面を踏みしめなさい
足の裏から伝わった振動は
固まったあなたの心を揺らすでしょう

空を見上げてごらんなさい
そのうち上下左右が分からなくなって
ふらふらと地面に倒れるでしょう
目の前に広がった眼が廻るほどの大空に包まれたら
好きなだけ周りを見渡して
再び踏み固めた地面に
立ち上がりなさい

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番号 179 投稿者 時輝さん タイトル 月たちの詩(うた)

時に優しく、時に厳しく、
怒りを露わにし、優しさを覗かせ、

唄え、月たちよ

その輝きは言葉には表せない
その色合いは絶妙の一言

見たこともない、月たちよ

お前たちは日々どこに隠れ住み
お前たちはいつどこに現れるのか

時に激しく、時に静寂な、
時に愚かしく、時に素晴らしい、

月たちが繰り出す、未知の歌々

それを聞く者は失意に打ちのめされ
それを聞く者は歓喜に打ちのめされ

涙を流し、喜び、悲しむのだ

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番号 180 投稿者 蒼ヶ崎さん タイトル 静寂の砂

溺れそうに深い音がして、垣間見える誰かの足跡。
白い砂の溢れる平地で、
私は 切り取られた世界の欠片。

その日空はグリーン、霹靂はまだ。
崩れてしまいそうに不安定に揺れる、虚像。
私は ひたすら呼吸をして世界に貢献する。

儚げに揺れる空の光が、こぼれおちる涙に酷似。
小さな両手でそれを掬い上げたら、落ちた。
私は、世界を揺るがす。

流れそうに遠い音がして、振り向いた先には影もなく。
白い砂の溢れる平地で、
私は 切り取られた世界の欠片。

青い森の呼ぶ声だけが、風となって。
私の ちいさなちいさな世界を脅かすの。

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