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詩 目次7

各詩の番号をクリックしていただくと、当該の詩へリンクいたします。
番号 投稿者 タイトル 投稿日
121 カナさん ワルハラ 2006/03/15
122 なちゃさん 明日 2006/03/16
123 drumさん (無題) 2006/03/17
124 ゆらさん (無題) 2006/03/17
125 雨月さん 楽園 2006/03/17
126 sanaさん 常識 歪み 2006/03/17
127 たもつさん 飲むヨーグルト 2006/03/17
128 舘向裕輝さん 思い出の君が見えなくて 2006/03/17
129 舘向裕輝さん every day 2006/03/18
130 mikanさん ちっぽけな記憶 2006/03/18
131 雨月さん 独り 2006/03/18
132 ゆらさん この手 2006/03/19
133 Aneさん かえるちゃん 2006/03/19
134 乖梨さん そして… 2006/03/19
135 fuzuさん 夜明けまで 2006/03/20
136 雨月さん 明日にはね 2006/03/20
137 drumさん (無題) 2006/03/20
138 なちゃさん まっすぐ 2006/03/20
139 ゆらさん (無題) 2006/03/21
140 柚祈さん いつのまにか 2006/03/21

番号 121 投稿者 カナさん タイトル ワルハラ

難問を前に 静寂と戦い続けた挙句
深手を負いながらも敢闘し そして力尽きた

流れていく景色を追うこともなく
雑踏の向こう 変わらない空をただ眺めて
耳元のメロディーは自分への労い
ただただ 家へ急ぐ

広くはない 新しくもない
だけど そんな箱の中で至福に浸れてしまうのは
箱の中の人も物も空気も すべてが私を受け入れてくれるから

温かい食べ物で体力を回復し
目覚ましのない睡眠で傷を癒す
明日に備えて という事実は認めたくないのだけど

散歩が生き甲斐の愛犬が 恨めしそうに外を見ている
その横に寝転んで 私も同じように庭を見る
砂で曇ったガラス越し 茶色い土と枯草しかない殺風景な中を
一匹の仔猫が 白い日差しを背負いながら横切った

吠えちゃダメ

そう、お帰り
ここは戦士の休息の場所
何かに疲れたら、君にも門を開いてあげる

投稿者コメント

こんにちは、お久しぶりです^^
やっとテストが終わって今日から返却に入りました^^;
疲れて帰ってくる場所・・やっぱり究極の癒しがあるのは自分の家だと思います*
これはまさに今の自分を書いた詩です。

タイトルの「ワルハラ」というのは戦死者の魂が集まる天国のようなところです。
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番号 122 投稿者 なちゃさん タイトル 明日

まだ見ぬ明日へ向かって

ただ走れ

後ろなんて気にならない

過去を掘り返したって
優しい思い出たちが
微笑むだけさ

ただ走って
そう走って

今より
少しだけ明日へ近付いて

泣いたっていい

自分感情に 正直になって
素直に泣けばいい

自分だけの
最高の

ハッピーエンドへ辿り着くまで

明日に向かって
走れ

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番号 123 投稿者 drumさん タイトル (無題)

気がつけば、髪はずいぶんと切られていた
君はホントに器用なの?
結果はどうあれハサミは進む。

「大好き」はお互い承知の上?
なんて幅の広い言葉なんだろう!

ね。色あせるのは誰だっていやだ。
手もつなげない距離感がいい時だってある。

知らぬ間に少しずつ
互いの色に染まってきたと思うけど、
心ん中までは見えないよ
どうしてそっと指を絡ませてくれた?

手に入れてしまえば色あせてしまう。
そんな綺麗な言い訳に頼って
断ち切れるわけもない

もういっそ触れないで
勘違いさせないで
ツナガラナイことをちゃんと教えて

ね。色あせるのは誰だって怖い
抱きしめられない距離感もいい時だってある
「そばにいて」ずっとじゃなくていい
私の視界の一部へと、早く変わっていって・・・

投稿者コメント

お久しぶり(?)です。
皆さんの詩を拝見してると、「すごいなぁ」と思うものばかりです・・・。
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番号 124 投稿者 ゆらさん タイトル (無題)

極限の香り あなたの匂い
ずっと そばにいるため
その名を描くの
あなた あなた あなた
きれいな言葉

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番号 125 投稿者 雨月さん タイトル 楽園

夢は現実からの逃げ道
唯一 現実逃避できる
思ってること 全て言える
やりたいこと 何でもできる

だから現実に戻ってきた時
多少のことなら我慢できるの

夢という逃げ道は
私の小さな楽園への小道

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番号 126 投稿者 sanaさん タイトル 常識 歪み

常識(ふつう)って何なのだろう。

大人たちはそろって今の子供には常識が無いって言う。

ニュースに出ている人が言う事が常識なの?

駅や電車で寝ているような人が言う事も常識なの?

常識なんてその時・その時代で変わるというのに。

大人は必要以上に常識を子供に求めるようになった。

結果、個性が消されていくことに気付いていない大人たち。

そのことで起こる様々な歪み。犯罪、いじめ。

そして…、そして歪みは止まらずに加速していく。

常識を求める大人たちをすり抜けて。

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番号 127 投稿者 たもつさん タイトル 飲むヨーグルト

飲むヨーグルトを飲んだ
飲まないヨーグルトは飲まなかった
食べるヨーグルトは食べた
食べないヨーグルトは
食べなかった

幸せなヨーグルトは
幸せに満ち溢れていた
虹のかかるヨーグルトには
美しい虹がかかっていた
名前のないヨーグルトは
それでもヨーグルトであることに
かわりはなかった

ヨーグルトを泳ぐ
たくさんのもの
たくさんのものを生むたくさんのもの
たくさんのものを奪う
たくさんのもの
たくさんのものに奪われた
たくさんのもの

形のあるヨーグルトには
形があった
形のないヨーグルトには
自分の形を少し
わけてあげたかった

朝、君の入れてくれた
飲むヨーグルトを飲んだ
小さな
二つの命で

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番号 128 投稿者 舘向裕輝さん タイトル 思い出の君が見えなくて

思い出の君が見えなくて いつか夢は懐かしさ感じてた 
戻れないときの中 思い描いてた
誰もが知っていることじゃない 一人しか知らない言葉
夢に夢をさよなら感じてた 二人しか知らない出会い
時に
迷わず進もう未来があるから
思い描いてた夢は
必ず叶うことはないけれども
明日へと走ってゆく 君を見ていたい

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番号 129 投稿者 舘向裕輝さん タイトル every day

朝目覚めて カーテン開ける
朝の日差しが 瞳に反射する
心は目覚めず 服に着替えて
今日の天気はくもりのち晴れ

分かっているのに寝てしまう
遅刻することを
だけどそれが僕の毎日なの

every day 重い足で行く
学校が今日は 輝いて見えて
run run run なぜか今日は 
走っている

家に帰り ゴロゴロする
僕の目には GAME画面が映る
今日の宿題は いつもより多いの心の天気はくもりのち雨

分かっているけどさぼっちゃう
怒られることを
だけどそれが僕の毎日なの

every day 重い鉛筆でやる
勉強が今日は 楽しく思えて
study なぜか今日は
勉強してる

毎日同じことのくりかえしじゃ
ないんだよ 人生は
毎日が冒険の始まり

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番号 130 投稿者 mikanさん タイトル ちっぽけな記憶

きっかけはささいなこと。


食べかけのショートケーキと
さめたカフェオレの泡
ひとりで眠りにつくのは
君のぬくもりのないソファー

明日の風を感じられない者は
時の流れに踊らされる人
透明な手で虚空を掴み
ささいな運命をゆっくり昇華

噛みしめたはずの苺は
甘酸っぱい香りの記憶を残して
冷え切った

そして部屋には静寂が満ちた。

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番号 131 投稿者 雨月さん タイトル 独り

周りが耀いて見えるのは
きっと自分が闇のようだから

手が届かない光は
全て自分には足りていないもの

不足しすぎている自分が
どうしようもなくて
どうすることもできなくて

光が届かぬ闇の奥で
独りで動けずにいる…

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番号 132 投稿者 ゆらさん タイトル この手

白く染まった 空気
私に溶ける
湿っぽい やり場ない手
空をつかむ
ふらり ふらり
ぶらん ぶらん
やっとあなたが
気づいてくれた

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番号 133 投稿者 Aneさん タイトル かえるちゃん

誰も
僕を知らない場所へ
行こう

雪も溶けだして
目覚めてしまえば
鳥が囁く春の中

地を這いずって
井戸の中へ行こう
その中で創作する

まるで孤独な
作曲家のように
世界を閉ざして

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番号 134 投稿者 乖梨さん タイトル そして…

今日 空を見上げて
鳥に生まれ変わりたい って思う

今日 鳥になって 海の上を飛びまわって
魚に生まれ変わりたい って思う

今日 魚になって 海の下を泳ぎまわって
花に生まれ変わりたい って思う

今日 花になって 春風に 花びらをゆらされて
風に生まれ変わりたい って思う

今日 風になって 地上を旅して 帰ってきたら
人に生まれ変わりたい って思うだろうか

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番号 135 投稿者 fuzuさん タイトル 夜明けまで

また夜がおとずれる
あなたと二人だから越えられた夜
一人では夜明けが遠すぎる

今、あなたのとなりにいる人は
夜明けまで連れていってくれていますか?
立ち止まったりしていませんか?

もう、私はあなたを夜明けまで
連れていくコトはできないけれど

それでも待っています・・・

アナタの声を
アナタの手紙を
左手に愛が帰ってくることを
全部待っています

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番号 136 投稿者 雨月さん タイトル 明日にはね

今日 涙を流す分
明日にはきっと笑顔になれる

今日 何もしない文
明日にはきっと色んな事が出来る

今日という時間は
明日になったらリセットする
だから今日以上のことを
明日には出来る気がする
そう 明日にはね、多分…。

投稿者コメント

*皆さんこんにちわ。
 ちょっと今自分が凹んでるんで
 ちょっとだけでも元気が出るような…
 と思って書いてみました。
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番号 137 投稿者 drumさん タイトル (無題)

右から左に流れていく信号が
ふと止まる時がある
故障か何かか
中を開けて点検しても何もない
仕方ないので
運転を再開した

変わりゆくものに素早く対応できる世の中
昔がどうだったか忘れるほどに

また信号が止まった
点検しても何もない
そのうち知らないうちに
全てが変わってしまうんだろう

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番号 138 投稿者 なちゃさん タイトル まっすぐ

ただ純粋に
そう一途に

あなたが好きです。

いつか言えたら
いつか伝えられたなら

わたしを認めてくれますか?

世界が一瞬で壊れるとしたら
目の前のわたしを
抱きしめてくれますか?

でもこれは
わたしの夢物語…

世界は軋みながらも
壊れることは無く

あなたがわたしを
求めることも無い

悲しいほどに
空回りな恋。

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番号 139 投稿者 ゆらさん タイトル (無題)

慰めで ただ一度
抱いたその人
別れのときに 
憎まずには いられなかった

今日には 
何も残ってない場所に 置き去り

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番号 140 投稿者 柚祈さん タイトル いつのまにか

この気持ちは何?
例えて言うなら
心に穴があいたようで
心に重い物があるようで
痛い イタイ

私以外見ないで なんて
黒い クロイ
感情が渦巻いてる

あぁ・・・
これは
嫉妬というもので
何故嫉妬しているのかと思えば
私・・・
いつのまにか
君が好きだったみたい

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