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詩 目次60

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番号 投稿者 タイトル 投稿日
1181 Kenさん (無題) 2008/07/19
1182 蒼明さん permanence 2008/07/19
1183 故人さん 正しさすら何処かへ 2008/07/19
1184 まいたさん 核脳肉汁の仮面 2008/07/20
1185 頑張っている人さん (無題) 2008/07/24
1186 レクイエムさん (無題) 2008/07/25
1187 頑張っている人さん (無題) 2008/07/25
1188 ゆりさん (無題) 2008/07/26
1189 Kenさん (無題) 2008/07/27
1190 鈴夜さん (無題) 2008/07/28
1191 Kenさん (無題) 2008/07/28
1192 かおるさん (無題) 2008/07/30
1193 頑張っている人さん (無題) 2008/07/30
1194 Kenさん (無題) 2008/08/03
1195 ブルゥスさん 爆走!! 2008/08/03
1196 Kenさん (無題) 2008/08/04
1197 なかめ★さん ねじ 2008/08/04
1198 蒼明さん Give and Give 2008/08/04
1199 Cigarさん (無題) 2008/08/05
1220 蒼明さん 代償 2008/08/10

番号1181 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

祭壇の小瓶に蓋をして
釜の中で焔は揺らぎ
ぐつぐつと灰色のスープは煮える
皿の上には香しき不死鳥の羽
生きる喜びの断末魔が貫くは切なる心
手の甲に傷をかざし 杖は鍵と楔を生む
ならば狼は水中を漂う

不透明な魂は彷徨うだけ
フォークで刺しても血は滴る
音は無意味な揺り篭
せめて御心のお救いを望む
愚者の靴はカードに閉じ込めて
たった一筋の閃光が玉石となるだろう
返り咲く砂は廻り、また意味も無く握り締める

旅人よ
何処へ行きなさる・・・?

旅人よ
知らぬ世界に目印があるか・・・?

旅人よ
その輝きは偽りぞ

日蝕の気配は大地から流れ出て
いつか素肌を凍らせる
それは感情ではなく、内に秘める感覚であるが如し
ただ後ろに進むだけならば
せめて前を見た方が不幸せだろう
世界はいつも反対に動くから

波打つ影は潮騒の憂鬱
待つ事に疲れ果て、何処かで切り離したままで・・・
終わりは来るのではなく、始まりからなる派生物
目に映る物全てを得るのなら、
人は自分を永遠に掴む事はない

嗚呼、旅人よ
今宵は何処へ行きなさる

嗚呼、旅人よ
アナタは何を目指すのか

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番号1182 投稿者 蒼明さん タイトル permanence

思考の邪魔になるから
好きな音まで排除

陰に迷い込みそうだから
陽の歌はまだ歌えない

いつまでも  このまま
最後まで   このまま

そんなのも有りか無しか

でも今はまだ

このままで

いつかまた

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番号1183 投稿者 故人さん タイトル 正しさすら何処かへ

過去の足跡が
全て間違いみたいで

振り返るのが
嫌だった

苦しみも、辛さも

妬みも、憎しみも、何もかもが

暴かれるようで
見えてしまうようで

振り返るのも
考えるのも
嫌になった

間違えだらけで
あったはずの正しさも
何処かに埋もれてしまって

そうしてまた

間違いを重ねていくんだ

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番号1184 投稿者 まいたさん タイトル 核脳肉汁の仮面

淫らな血汁は如何
眼玉の収穫戸惑いの仮面
淫らな血肉は如何
目玉の宗核戸惑いの化綿

行為が哀れで
好意が憎くて
恋が欲しくて
懇意が悲惨で

穢れを知らぬ雷雨
恐れを知らぬ貴方
脳肉に温く湿っていく

さやうなら
さようなら

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番号1185 投稿者 頑張っている人さん タイトル (無題)

私と貴方は とても似ていて
それでいて 鏡のように正反対

私と貴方は とても仲良く
それでいて とても憎んでいる

好き、も一歩間違えれば
嫌いに変わる
それと同じように 嫌いも
好きに変わるときがある
だから 今 不幸だろうと
絶望だろうと 視点を変えれば
全て 幸せに変わる

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番号1186 投稿者 レクイエムさん タイトル (無題)

何故でしょう? 君のいた時間がこんなにも愛しい
涙を流すと暖かく 手を握ると冷たく
お願い もう僕に触れないでいてください

冬の寒さが妙に暖かいよ
春の暖かさは妙に寒いよ
何故?こんなにも僕は矛盾するのでしょうか?

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番号1187 投稿者 頑張っている人さん タイトル (無題)

こんな時に 思い出す
辛かった日々
苦しかった日々
逃げ出したかった日々

それを乗り越えたから
今がある
一人じゃ 出来なかったことも
助けてくれた 仲間がいるから
ありがとう ありがとう
   ありがとう

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番号1188 投稿者 ゆりさん タイトル (無題)

本当は気づいて欲しい。
この涙は君を想って流した涙って事。

でも、それに気づいたら君は離れてしまう気がする。

気持ちを伝えればもう二度と君を見てもすれ違っても口を聞くことはない気がする。

好きな人がこんなに近くにいるのにこんなに辛い。

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番号1189 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

愛とは何だ・・・

それを知るにはまだ事足りない
確かに存在はするが

時々分からなくなるからだ
本当の意味を、その言葉の重さを、存在意義を。

この体に流れているか
人々は忘れようとしていないか
廃棄される煙と共に消え行くのではないか
簡単に吐き捨てていないか

だが、たとえ分からなくとも
辞書には載っている

それは紛れもなく誰かが見つけて残した証拠

だから・・・

この世から永遠に「愛」が消えることはない

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番号1190 投稿者 鈴夜さん タイトル (無題)

眠りから覚めて、ようやく
白い光が満たすその中
私は独りだということに気づいた

手に残るぬくもりも
心に染みる痛みさえも
ぬぐい去る方法がなくて
今もまだ私を惑わせてるんだ

どうして早く離れられなかったんだろう
どうして君に安らぎなんて感じたんだろう

…そんな思いを押しつぶして

私は手を伸ばして
君の手に辿り着いても
あぁ、それだけでも罪だから。

だから、また、巡る幻想
静かに去っていける決意をするの。

でも、もし、ほらあの小さな蕾が
開いたときに私のことを思い出してくれたなら…

そんな儚い願いを残して、私は行くの。

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番号1191 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

Before:
男は男らしく
女は女らしく

After:
君は君らしく
僕は僕らしく

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番号1192 投稿者 かおるさん タイトル (無題)

曇って何も見えない空の先へ
良くも悪くも君を道連れに...
さ迷った、さ迷った、飛んでった
空の先へと
曇天の雲を破って君と

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番号1193 投稿者 頑張っている人さん タイトル (無題)

新友は

親友になり

深友になり

信友になり

心友になり

真友になる

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番号1194 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

私は失敗を恐れない
それを失敗と思わなければ

私は正しい事をし続ける
私自身が正義と信ずる事だけを
ならば悪も私次第

私はもう一度生まれて来たい
私に「自由」と「無限の愛」と言う権利があるのなら

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番号1195 投稿者 ブルゥスさん タイトル 爆走!!

爆走!!



運命は信じるかい?
僕は簡単に騙されたりしない。
誰が作ったんだか知らない、
迷信なんかは信じない。

僕を信じるかい?
運命なんかは無い。
誰が考えたわけでもない、
この手でやりたいようにやる。

そんな無力な君に、
そんなことが出来るか?
って?

そうだ、唄ってやるよ、聞いてろよ!
その気になればなんでも出来る、
占いなんか当てにしてる
君はまだ知らないだろう?
見せてやるさ!



こんな無力な僕に、
そんなことが出来るか?
って?

そうさ、過去なんか、忘れてしまえよ!
その気になれば出来ないことはない、
吐き出してしまえ
君を連れて行くから
掴まってろよ!

そうさ、運命は信じないよ!
面倒臭いことは嫌いなんだ、
思いついたらすぐ
走り出せばいいさ!






君と居ることに
運命を感じてしまったよ!!!

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番号1196 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

真にやりたい事は

やり続けられなくなるまで

やり続けよう

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番号1197 投稿者 なかめ★さん タイトル ねじ

普通な日々が初期化して
皆は今まで道理なのに
私は何もわからない
おいていかれたと気づいた時には
言葉もわからず 怪物ばかり
ねぇ、コレでも生きろというのですか?

涙はこぼれるばかりでも
悲しさの意味は知らず
タ暖気崩れる私を
皆はどう見ているの?
ねぇ、コレでも生きろというのですか?

気づいた時にはもう遅くて
現実の流れの速さを知り
ココロの時はとまったっまま
針を動かしてほしい
いくら頼んでも動かない

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番号1198 投稿者 蒼明さん タイトル Give and Give

失うことが怖いくせに
何かを求めてる

手を繋ぐのも嫌なくせに
誰かを求める


別れるのが悲しいくせに
出会うのを待っている

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番号1199 投稿者 Cigarさん タイトル (無題)

どうか どうか 
その手を差し伸べないでください

縋り付いたこの手を振り払うくらいなら
中途半端な優しさなどいらないのです

突き放され 拒絶され 居場所を見失う
私はそれがなにより怖い

どうか どうか
期待などさせないでください

私は何も持っていないのです
強さも 優しさも 言葉も

貴方の望むものは何一つなく
私からは貴方になにもできないのです

お互いに支えあえない関係など
いつか 必ず 壊れてしまう

それでも良い、と言ったから
それでも貴方が求めるから

出来る限りを答え続けて
私は貴方に依存した

けれど――

ほら やっぱり 壊れてしまった



意にそぐわない人形を打ち捨てるように
私を拒絶するくらいなら

どうか どうか
拒絶するくらいなら、その手を差し伸べないで…

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番号1220 投稿者 蒼明さん タイトル 代償

前に進むには犠牲が必要

足を上げるために頭を下げる
右手を庇うために左手に負担をかける

今得ようとしているものは
喜びを犠牲にしてまで必要なのか
それを知るためには何を犠牲にするのか

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