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詩 目次56

各詩の番号をクリックしていただくと、当該の詩へリンクいたします。
番号 投稿者 タイトル 投稿日
1101 Kenさん Shape of "YOU" 2008/05/28
1102 菊千狼さん (無題) 2008/05/28
1103 Kenさん (無題) 2008/05/30
1104 菊千狼さん (無題) 2008/05/30
1105 Kenさん (無題) 2008/05/31
1106 Kenさん (無題) 2008/05/31
1107 蒼明さん 成長 2008/06/01
1108 Kenさん Let's play a "GAME" 2008/06/02
1109 Kenさん (無題) 2008/06/03
1110 Kenさん (無題) 2008/06/04
1111 蒼明さん あの日蛍に惑わされ・・ 2008/06/04
1112 Kenさん (無題) 2008/06/05
1113 蒼明さん テオクレ 2008/06/06
1114 Kenさん (無題) 2008/06/06
1115 A・Tさん ぽかぽか 2008/06/06
1116 蒼明さん お試し期間 2008/06/07
1117 Kenさん (無題) 2008/06/07
1118 望月 愛誠さん 蜃気楼 2008/06/07
1119 Kenさん (無題) 2008/06/08
1120 故人さん ごめんね、僕は子供だった 2008/06/08

番号1101 投稿者 Kenさん タイトル Shape of "YOU"

辛いことがあった日は 貴女の笑顔に会いたい

悲しいことがあった日は 貴女の温もりを確かめたい

ずっと、貴女の側で

出来ないと分かっていても
叶わないとは知っているけれど
それでも 心は強く願っているだけで
前に進もうとしない私をどうしようもなく駆り立てる

難しく考える必要はないはずだ
むしろ言葉にする事を恐れているだけで
嗚呼、ただ貴女は私にとって とてつもなく遠い存在


貴女と言葉を交わす時
貴女の笑顔を見る瞬間
貴女の手に触れている間
貴女と共に笑い合う日々
貴女の姿を描く刹那
貴女と出会っている今
貴女と共にいる時間
それは儚くも大切な一瞬


たとえ夢だと分かっていても
どうせ無駄だと知ってはいるけれど

それでも私は

貴女の側にいたい・・・・

貴女に触れていたいよ・・・

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番号1102 投稿者 菊千狼さん タイトル (無題)

生きる意味なんかない
でも生きても死んでも
迷惑かけちゃうんだね

死ぬんぢゃなくて
このまま何もかも
なくなっちゃえばいい

僕が綺麗にみんなの
頭から消えればいい

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番号1103 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

心で思っている事を言い表すのは難しい

それを表現する言葉が見つからず 時には言葉すら存在しない

だが 存在せずとも間違いなく「生まれた」のだから

少なからず「意味」は存在しているはずだ

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番号1104 投稿者 菊千狼さん タイトル (無題)

明けないで
もう光はいらない
ただ繰り返すだけ



笑うってなあに
どうっやたらできるの



いつか無になれる
無になれる

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番号1105 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

おもいっきり泣きたい

心の底から泣きたい

そう思っていたはずなのに

今日は涙が見あたらない

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番号1106 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

その仮面を剥がすのならば
いっそ孤独の皮膚まで焦がしてくれ
ただ自分を護るだけの模様はもう要らない

焼ける様な渇きはいつかその身体を蝕んで
いつか人だった記憶さえ汚染してしまうから
ならば醜い姿を隠すため
今はこの無機質な感情で着飾っていよう
いつか拭える日が来るその日まで


探し人に出会うためならば
私は悪にでもなろう 汚くもなろう
むしろ人である事を捨てても構わない
それが唯一残された権利ならば
私は後悔の念すら灰に還す髑髏
だが その蜃気楼は人である事を捨てなかった
今はただ心の中で紡がれる黄昏

砂漠の様な静寂さと虚しさの中
歩く術さえ知らぬこの抜け殻は何処へ行こう


サイレンは鳴り響く
ただ脳の中で 繰り返し、繰り返し
止む事無く 留まることを知らず



この仮面を被るなら
いっそあの日の記憶までも隠してくれ
苦痛に歪むこの世界で生きる理由など
もう微塵も残ってはいないのだから・・・

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番号1107 投稿者 蒼明さん タイトル 成長

昔なら喜んでいたこと
今、同じことをしているのに
何も感じない

昔なら悲しんでいたもの
今、同じものを見ているのに
何も感じない

そうして失ったのは多くの感情


昔なら何も感じなかった場所
今、同じ場所に立つと
何かを感じる

そうして得たのはわずかな感情

その見つけ難い感情を見つけること
その壊れてしまいそうな感情を守ること
その消えてしまいそうな感情を増やすこと



そうすることが  多分  「成長」

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番号1108 投稿者 Kenさん タイトル Let's play a "GAME"

電源を入れる
その空間へのダイブ
それはこの世のネオンを通り抜け
異界へと通ずるトンネルをくぐる
その先に待つのは冒険か、それとも混乱と焦燥か

レーザーはほとばしり、
チップとボードで作られた世界は稼動する
反射鏡の信号は手を介して人の脳へと辿り着き
徐々に細胞を蝕む

人の手と欲が器用になる度に
そのメッセージは現実にまで侵攻し
やがて罪を罪と認識しなくなる
ならば意識あるうちに大人になろう

遅くはない 少しサブリミナルが入り込むだけで

人はケーブルを握る度に子供へと還る
時計の針が回るほどに
人は自分を見失う
きっと画面の中のキャラクターだって
糸が一本だけの孤独なマリオネットに過ぎない
それをどれだけの時代(データ)が告げているだろうか

ボタン一つで別れを告げ、プラスチックの境界線(プラグ)を抜く
一時の至福と破壊から帰還する瞬間
君の心は解き放たれる

“GAME OVER”

だが 忘れるな
たとえ君がその世界を動かさずとも
その空間で時は確実に蠢いている

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番号1109 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

どおりで寒いはずだ

雪の様に冷たい雨が降っている

大切な約束があるのだけれど

急ごうにも今は傘が無い

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番号1110 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

季節が変わり 氷は溶けて大地へと沈んでいく

僕は少し淋しさを感じながらも

その一滴の雫がいつか大地を潤すのならば

それも良いだろうと感じている

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番号1111 投稿者 蒼明さん タイトル あの日蛍に惑わされ・・

あの日蛍に惑わされ
進む道を見失った僕ら

その時の決意は二度と戻ることはなく
小さな光と共に消えてしまった

知らないうちに
小さな光を見つけ出す決意が生まれていた

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番号1112 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

人が夜に恐怖を感じないのは

きっと月の光が空を照らしているからなんだ

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番号1113 投稿者 蒼明さん タイトル テオクレ

頭の中での天使と悪魔の戦いは

なぜかいつも

悪魔優勢で試合が始まる

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番号1114 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

雨の日も 風の日も

たとえ私に明日が来なくても

ただアナタを信じたい・・・

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番号1115 投稿者 A・Tさん タイトル ぽかぽか

こころがぽかぽかするときは

あなたがわたしを想ってるとき?

こころがしとしとなるときは

あなたがだれかを想ってるとき?

こころ模様は変わりやすくて

あしたの予報はできません

ねぇおひさま こっちを向いて

きょうもわたしをあたためて

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番号1116 投稿者 蒼明さん タイトル お試し期間

全てを試してから選びたい
全てを試さないと
どれが良いかもわからない

けれども全てを試すには
僕の命はあまりにも短くて・・・

今まで集めてきた中から選んで終了

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番号1117 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

この世に足跡一つ残せたのなら

生まれてすぐ墓場で眠ってもいい

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番号1118 投稿者 望月 愛誠さん タイトル 蜃気楼

廻る世界は月と太陽を追いかけて

果ても知らないのに 何処かへ

過去へ戻れるのなら空も飛べる

未来へ行けるなら神も殺せる

其処に在るのは

産み落とされたという事実だけ

何も出来ない儚さ

其れだけの事

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番号1119 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

どれほどの数の人を愛しても

一番最初の君が頭から消え失せる事はない

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番号1120 投稿者 故人さん タイトル ごめんね、僕は子供だった

この世で一番大切なのは君だと言えるほど

大人だったら、良かったのに

そうすれば

君は、まだ僕の傍に居たのかもしれない

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