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GARNET WORLD
詩 目次51

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番号 投稿者 タイトル 投稿日
1001 LUNAさん 私が彼を好きな理由 2008/03/13
1002 春樹さん (無題) 2008/03/13
1003 A・Tさん 雨... 2008/03/14
1004 NKさん 卒業式でした 2008/03/14
1005 Kenさん (無題) 2008/03/15
1006 こずえさん 『辛くなったら』 2008/03/15
1007 涼さん (無題) 2008/03/17
1008 こずえさん 『遠回り』 2008/03/18
1009 Kenさん (無題) 2008/03/18
1010 LUNAさん Which do you choose? 2008/03/18
1011 ダガーさん 春の表裏 2008/03/18
1012 蒼明さん いらない思い出 2008/03/19
1013 こずえさん 『指と指のあいだ』 2008/03/19
1014 いぐじっとさん 悲劇 2008/03/19
1015 Kenさん メルトダウン 2008/03/20
1016 こずえさん 『蕾』 2008/03/20
1017 Kenさん (無題) 2008/03/21
1018 mikanさん (無題) 2008/03/22
1019 涼さん (無題) 2008/03/22
1020 Kenさん 怪物 2008/03/22

番号1001 投稿者 LUNAさん タイトル 私が彼を好きな理由

私が彼を好きな理由

そんなのこと

言えないよ

「いいなと感じる」

それがスパイス☆

恋は

頭で考えるもんじゃない

感じとるもの

考えたって

疲れてしまうだけ

さぁ恋を楽しもう

焦る必要はないさ

焦ったって

いいことなんてないから


私が彼を好きな理由

それは私だけの秘密☆


先のことなんて

知る筈もない

今はあなたと一緒に

笑っていたい


やっと見つけた

キラキラ光る

その光を

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番号1002 投稿者 春樹さん タイトル (無題)

ふと 風が吹いた

僕の周りで風がかけ回った

僕は今 ここに存在している

他の誰でもない 僕自身が

ここにちゃんといる

今 僕は初めて感じた

僕自身の存在

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番号1003 投稿者 A・Tさん タイトル 雨...

 雨... 雨...

 時を編め

 恋... 恋...

 きみよ来い

 口 つぐんで

 言葉 紡ごう

 瞼 閉じて

 涙 綴じれば

 雨... 雨...

 時は雨

 恋... 恋...

 しのぶ恋

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番号1004 投稿者 NKさん タイトル 卒業式でした

別れの時

飾り付けられた式場で

胸の締め付けられるような想いはあるのに

なぜか涙は枯れてしまっていたよ


最後に歩いた花道

たくさんの人と拍手に囲まれた道で

あの子の姿を見つけたよ


自然と流れた涙の理由を
僕が一番知っていたけど

溢れ出る涙の止め方は
僕にはちっともわからなかったんだ


ほろりほろりと落ちる涙
お別れを悲しむ優しい涙

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番号1005 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

今までの全てが君の選んだ道ならば

僕らは君に何も言うまい

でも 君自身が君の全てを否定するのなら

僕は今だけ君の導であり、敵とならなければなるまい

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番号1006 投稿者 こずえさん タイトル 『辛くなったら』

今まで出会った人たちが

がんばれ

がんばれ

と、応援してくれている

辛くなったら

思い出してね

あたたかいこの言葉を

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番号1007 投稿者 涼さん タイトル (無題)

欲張って
ほおばった欲望を
吐き出すことができなくて
破裂しそうな胃袋は
悲鳴を上げている

あまりにも
余り
肥え
肥らされ
醜く
ゆがんだ世界を
美しく見せるシステム

ああ 言葉も出ない

もし
世界中の人間が
この醜さに気づいたら
とても生きて入られないだろう

そんな醜さを知ってしまった私は
なぜ生きているのだろう

わかってる

わかっているさ

俺は
こんな荒み
汚れ
腐りきった社会が
それほど嫌いじゃないんだ

ただそれだけさ

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番号1008 投稿者 こずえさん タイトル 『遠回り』

まさか

こんな出会いが

待っていたなんて…

遠回りしたけど

君に会えて

よかった

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番号1009 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

「夢」

その入り口は何処にあって、出口は何処に存在するのだろう

どんな色をして、どんな形をしているのだろう

時々見えなくなるけれど いつもちゃんと側に居てくれるだろうか

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番号1010 投稿者 LUNAさん タイトル Which do you choose?

「諦め」



それは時として



潔く、



時として



後悔の香を遺す





「粘り」



それは時として



芯の強さを発揮し、



時として



人を傷つける凶器となる

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番号1011 投稿者 ダガーさん タイトル 春の表裏

どうしてこんなにも早く
花は枯れてしまうのだろう
できればもっと
その綺麗な姿をみていたいのに

なぜそんなにもすぐに
君は立ち去ってしまうのだろう
ホントはずっと
この手で守っていたいのに

言葉というものがあるのに
なぜ伝わらないの…なぜ受け取らないの?

こんなにも無力だなんて
思いもせず
ただ君を見送るだけの春の始まり

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番号1012 投稿者 蒼明さん タイトル いらない思い出

いらない思い出は
嫌な思い出では無い

今を変えるのに必要だから


いらない思い出は
何も無い時では無い

そもそも思い出にすらならないから


いらない思い出は
楽しかった思い出

今がつらく感じるだけだから

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番号1013 投稿者 こずえさん タイトル 『指と指のあいだ』

私が開いた

この手の指は

あなたの指が

絡んでくるのを

待っているかのようだ…

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番号1014 投稿者 いぐじっとさん タイトル 悲劇

私の目の前で、あなたは撃たれた。

顔はさっきのまんま おどけて笑ってるのに
その顔のこめかみには容赦なく赤黒く穴が開いているんだ
大した理由もなく

理不尽だね 引き金をひいたやつ

私も大差無いけど


哀しいよ

悲しいはずなんだ

でもどうしてだ

私はすぐにあなたを忘れてしまった

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番号1015 投稿者 Kenさん タイトル メルトダウン

計り知れない大穴の中
限りなく続く「継続」の道

髄が身体と同化し、流れ、再び生まれる
臓物は胎動と共に溶け出し
意識の檻の中で暴れまわる
渇望する細胞は脳の先端で止まり
可能性と言う餌を得て外界へと這い出る

愛しき影を探す時 心はその役目を果たさず
ただ本能のままに破壊し、飲み込み、吸収する
真実をこの手に取る暇もなく
また 名を持たない足跡は
そのノイズの鳴る方へ・・・


愛と憂いを練りこんで
たった一杯の砂を夜に注ぐ
黒と白は混ぜ合わせても美しい色にはならず
筆でやっと命を受けるだけの存在


夢の切れはしよ
今はその焔を絶やさずにいてくれ
せめて あの姿を刻み込むまで・・・

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番号1016 投稿者 こずえさん タイトル 『蕾』

春を感じた桜の蕾が

少しずつ膨らんできた…

枝いっぱいについた蕾は

人々の願いを

優しく包んでくれているような

そんな気がする

大事な

大事な蕾は

もうすぐ青空のしたで

美しく咲く

花びらが散りはじめたら

願いと

花びらを胸に

それぞれの道を

歩きだそう

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番号1017 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

幸せであると 人は周りが見えなくなる

幸せであると 人は自分が見えなくなる

幸せであると 人は人に関心を持たなくなる

幸せであると 人は不幸が恋しくなる

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番号1018 投稿者 mikanさん タイトル (無題)

すべての始まりの中に佇むものは

壮大でちっぽけな 無。


そこから生まれ出たはずの 私たちは

何も持たず 何も得ることもなく…


だから美しく 
それでいて悲しい


そういう

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番号1019 投稿者 涼さん タイトル (無題)

       雨
       の
    音
    が

            遠くの
                ほうで

          聞こ
          える

もう
      す
       ぐ

             こ
             こ

        にも

   やってくる
   であろう
     
         
            雨



共に
濡れないか?

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番号1020 投稿者 Kenさん タイトル 怪物

怖くてたまらない
頭を押さえて 震えることしか出来ない
アイツが音を立ててやってくる
そのギラついた眼で こっちを見ている

何処からともなく声が聞こえてくる
勝ち誇った様な笑い声
唸る様な嘲笑い声
四六時中私の頭を駆け巡る
脳は分解と再構築の狭間で揺れる

助けて欲しいと言えずにいる今
たった一本の綱でも垂らしてくれ
そこに迷いは消えないだろう
数知れずこの心を断ち切った
それ以上の悲しみを生まないように
優しさと言う公害に汚染される前に
少しでも明日に生きられる様にと
偽りと嘘を飲み込んできた

それは時に大群で襲ってきて
私は行き場を失ってしまう
何を話しているかは知らないが
全てが全て私を物語っている

振り切っても振り切っても
ソイツは同じ所に立っていて
静かに口を開けて待っている
誰か・・・誰か・・・

怖くてたまらない
ただ アイツが過ぎ去るのを待つ事しか出来ない
笑ってくれ 僕はアイツが恐ろしくて仕方ない
私が生み出した「怪物」なのに・・・

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