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GARNET WORLD
詩 目次49

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番号 投稿者 タイトル 投稿日
961 Kenさん 小さな僕らの小さな戦争 2008/02/26
962 こずえさん 『きっと笑顔に…』 2008/02/26
963 蒼明さん 時間が無い 2008/02/26
964 涼さん (無題) 2008/02/26
965 りささん あやはともだち 2008/02/26
966 Kenさん (無題) 2008/02/27
967 宵の花さん (無題) 2008/02/27
968 Kenさん (無題) 2008/02/28
969 こずえさん 『初恋…もう昔のことだけど』 2008/02/29
970 めろめろさん (無題) 2008/03/01
971 ディッキー義将さん きゅうけい。 2008/03/01
972 Kenさん (無題) 2008/03/01
973 ブルゥスさん ミズタマリ。 2008/03/01
974 菊千狼さん 偽善者 2008/03/02
975 Kenさん 諸注意 2008/03/02
976 こずえさん 『心の傷を桜色に』 2008/03/02
977 みつばさん (無題) 2008/03/02
978 蒼明さん 遠い場所でのストーリー 2008/03/03
979 Kenさん Deep Blue 2008/03/04
980 こずえさん 『気持ちだけは』 2008/03/05

番号961 投稿者 Kenさん タイトル 小さな僕らの小さな戦争

準備なんて もうとっくに出来ていると思っていた
恐れる事なんて もう何も無いと信じていた
そこで僕らは突然気付く
「結局、最初から分かっている事なんて一つもないんだ」

時間に追われ、自分が正しいのかも分からない
そんな気分の中で聞く故郷の歌は
どんなに効く治療薬よりも 今の僕らを優しく包む
足踏みをするのはもう辞めよう・・・

戦場に立つ仲間の背中は 今はもうあの日の影を背負ってはいない
僕を困らせていた悪友の存在も 何故か今は頼もしい
きっと僕は気付かなかっただけなんだ
いつでもそこに、いつも側にあった輝きを
きっと僕は想像していなかっただけなんだ
こんな日がやって来る事なんて

今思うと分からなくなる
どうして自分はあんなにもがむしゃらだったのだろうかと
何故周りは自分に関わってくるのだろうかと
こんなにも苦しい思いをする必要があるのだろうかと
僕は何故、こんな事をしているのだろうかと・・・
出るはずのない答えを探しては
また眠れぬ夜の谷間へと落ちて行き
気がつけば僕は また日常の中へと戻る

あの日の自分は 今どんな顔をしているだろうか
いい加減な気持ちで 前も見ず、ただ足元ばかりを見据えて
振れば出てくる勇気を垂れ流し、
今日と言う日をただ見つめていただけの僕

僕の戦争は終わったけれど 僕らの戦争は終わらない
今もまだ、そしてこれからも・・・

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番号962 投稿者 こずえさん タイトル 『きっと笑顔に…』

何か嫌なことがあったからって

落ち込むことなんてない…

反省しているとき

いろいろ考えているとき…

人として

とても役に立つ

勉強をしていると思うんだ

何よりも

大切なことだと思うんだ

それを乗り越えた君は

きっと

笑顔にもどれるだろう

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番号963 投稿者 蒼明さん タイトル 時間が無い

「時間が無い」と
悩む時間はやけに多い

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番号964 投稿者 涼さん タイトル (無題)

君は 見ているだろうか…


この世の中の有様を


受話器に向かって言葉を発しても
規則正しい機械音が聞こえるばかりで
あの日置いてきた想いは戻らずに
とても長い時間を過ごして来た


君は見ているだろうか


あの日 あの時 あの思い出


木漏れ日の降る木の下で
重ねた唇と 体と 想い

全部が全部空ろに見えた
自分以外の存在を疑った


見ているか?

   この世界を

   この世界は本物か?

   夢ではないのか?

朝目が覚めて
昨日の続きが始まることが
不思議でしょうがないんだ

   なぜ?

   私は何なんだろうと思う…







             朝が来る
             夜が終わる
             昨日の続き
             でも…
             私は昨日とは違う気がする
             思えばそれはおかしなことで
             当たり前なことなんて…
             何一つないと思う

             君は見ているか…?
             見えているか?

             ああそうか 忘れていたよ
             目隠しをしていたね
             私が…この手で…
             覆い隠していたね

             見えるか…
             私が見えるか?

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番号965 投稿者 りささん タイトル あやはともだち

あやはともだちで、あいも
おんなともだち ふたりとも
なかがよいけれども めいわく
かけたくないから わかれた

ともだちって利用したり
されたり、おたがいさまで
おあいこだけど、迷惑かけら
れる利用されることもあるのね

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番号966 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

「終わりは始まり」と歓喜するならば

「始まりは終わり」と悲観するべきだろうか

いや、それよりむしろ大切な事は

そう言う考え方をする自分を認める事ではないだろうか

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番号967 投稿者 宵の花さん タイトル (無題)

“恋”ってたった1文字だけど
すごく苦しめられた。
“好き”ってたった2文字だけど
言えなくって泣いた。

だから気づいたんだ。
私はこんなにも弱かったんだ。
悲しいだけの強がりはやめようって決めたあの時。

“恋愛”って書いて“強く”とも読めた私がいた。

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番号968 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

個体を同じ箱の中に入れようとする者がいる

全てを捻じ曲げてしまう催眠をかける

嗚呼、もし空と海の色が互いを交えてしまうなら

私達人間の境界線は何処にあると言うのですか・・・

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番号969 投稿者 こずえさん タイトル 『初恋…もう昔のことだけど』

苦しいんじゃなくて

ただ

切なくて…

想えば想うほど

遠くに感じて…

本当は

いつも近くで

笑ってた

会うと

意地悪なことを言ってしまう

それでも

私のそばに居てくれた…

「いいなぁ」じゃなくて

「好きなんだ」

そう初めて気付いた…

硝子のような恋心

壊したくなかった

でも

壊れるものもあるから

美しいのかもしれない

あの時の

私の本当の気持ちは

硝子のように

壊してしまった…

誰にも気付かれないように

音も響くことなく

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番号970 投稿者 めろめろさん タイトル (無題)

あんたは頭がよかった

今でもそう思うよ

だから背負いすぎるのかな

疲れてるあんたが

時々目に浮かぶ


欲望があんたをくいつくしてるの?

私にはわかんないよ

私はただの塊 あんたへの思いで塊ってしまったよ

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番号971 投稿者 ディッキー義将さん タイトル きゅうけい。

疲れちゃったらね、ひと休みしていいの。

だいじょうぶ。


安心してゆっくりじっくり休憩。


人生は旅なんだ。


ちょっぴりのんびりしてるくらいが楽しむコツだよ☆

生まれてくれてありがとう。

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番号972 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

早く大人になりたいと願う

意見や考えが他者に伝わるから

子供のままでいたいとも思う

楽しかった思い出や、子供の心を忘れてしまうから

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番号973 投稿者 ブルゥスさん タイトル ミズタマリ。

ミズタマリ。



雨が降った。
傘を忘れた。
水溜りが跳ねた。

雨が降った。
靴に染みた。
急いで歩いた。
さっきまで晴れていたことに気づいた。

いつまで待っていればいいかな
いつまで待てるかな
振り向かなかった背中
晴れることを待った

思い出すと ほら
暖かい涙が流れた
見慣れた視界の中に
見慣れた君が居た

雨が降った。
傘を忘れた。
水溜りが跳ねた。
君は傘を持って来てくれるかな?

君が来る前にやんでしまうかな
いつまで待てるかな
来ないと分かっていたのに
止まないことを願った

思い出すと ほら
暖かい君が笑った
欠けてしまって知った
あの時の温度

最後に見た背中と
最後に知った温度
一人で流した涙
冷た過ぎた

雨が止んだ。
ゆっくり歩いた。
水溜りが反射した。
空だけ晴れた、、、。

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番号974 投稿者 菊千狼さん タイトル 偽善者

あの日約束した
自分にはもう嘘はつかない


だから想う
貴女を

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番号975 投稿者 Kenさん タイトル 諸注意

限りなく機械に近いですが
私は間違いなく人間です

暗い所に独りで置かないでください
そのうち寂しさを覚えてしまいます

時々水をあげてください
でないと生きていけません

天気の良い日には外に出してあげると良いでしょう
きっと太陽の暖かさを知るはずです

あまり甘やかさないでください
時には厳しさも必要です

転んだときは起こしたり、そのままにしてください
自分で何かをする事の大切さを知るはずです

時々動きが鈍くなったり、笑えない冗談を言いますが
故障ではございません

間違えた時は正してあげてください
それが一番大切な事です









これからもアナタを困らせたり、怒らせたりするでしょうが
どうぞ最後まで愛してください・・・

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番号976 投稿者 こずえさん タイトル 『心の傷を桜色に』

季節が

冬から春へ

バトンを渡そうとしている

自然のながれに逆らうことなく

私たちも生きている

変わる景色と共に…

傷ついた心の哀しみも

いつか

この景色の一部にしたい

綺麗で優しい

やわらかな色にして…

少しでも早く

涙を流さないうちに…

心の傷を桜色にできたら

痛みなんて

忘れられる

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番号977 投稿者 みつばさん タイトル (無題)

狂わされる

愛のないあなたの言葉に

笑ってしまう

独り泣き崩れる私の姿に


優しくなんて抱かないで

辛くなるだけだから

ぐちゃぐちゃに 貪り尽くして

すべてを終わらせて

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番号978 投稿者 蒼明さん タイトル 遠い場所でのストーリー

TVの前にいる僕らの中では
Happy Endで終わっているんだ

でもあのStoryは今も続いているんだ

今頃は2度目のClimaxをやっているのに
いくらChannelを変えても
僕らにはその続きを見ることは出来ない

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番号979 投稿者 Kenさん タイトル Deep Blue

それは永遠よりも深い蒼
その中に漂う私の意識は
やがて 揺らめく炎の様な陽炎の塵となる

水面に輝く陽光に手をかざす時
命は暖かな温もりに包まれる
そして いつしか忘れられた日々へと染み渡る

大切な日々に置き去りにした物は
私の心を揺り動かして
あの眩しい記憶の底へと帰るのですね

私が流したのは寂しさでも 悲しみなどでもない
ただ この青よりも少し淡い想いだろう

このまま包まれていたい
何を感じずともただ流れ込んでくる
この哀愁よりも神聖な藍に

輝きは渦を巻いて
私を現実から解き放つ
それは人間の心が造った影ではあるが
それを信じる事こそが その世界を形成する

あの蒼に手を伸ばす時

あの青に心惹かれる時

あの蒼に包まれた時

私は日々の姿をどう描いていくだろうか
夢見の狭間で落ちた幻想は
この世界をどう切り取っていくのだろう
ただ 一欠片の真実を残して

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番号980 投稿者 こずえさん タイトル 『気持ちだけは』

春がくる

去るのを惜しむかのように

少し冷たい風がはしゃいでいる

春はいいな…

新しく芽吹く

草花のように

私は0から生きてくことは出来ないけど

でも気持ちだけは…

春はもうすぐ

翔けて来てくれる

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