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GARNET WORLD
詩 目次48

各詩の番号をクリックしていただくと、当該の詩へリンクいたします。
番号 投稿者 タイトル 投稿日
941 Kenさん Sweet & Bitter 2008/02/18
942 永×夢さん さよならの期限 2008/02/18
943 Kenさん (無題) 2008/02/19
944 こずえさん 『テレビを観ていたら』 2008/02/20
945 Kenさん (無題) 2008/02/21
946 さおりさん (無題) 2008/02/21
947 蒼明さん (無題) 2008/02/22
948 こずえさん 『春』 2008/02/22
949 さおりさん (無題) 2008/02/22
950 Kenさん (無題) 2008/02/23
951 こずえさん (無題) 2008/02/23
952 RINさん (無題) 2008/02/23
953 Kenさん (無題) 2008/02/24
954 歌い女さん +弦 〜やっと気付いた想い〜+ 2008/02/24
955 RINさん (無題) 2008/02/24
956 さおりさん (無題) 2008/02/24
957 LUNAさん 〜約束事〜 2008/02/24
958 ジャックさん 空を見上げて・・・ 2008/02/24
959 Kenさん I wish and I think 2008/02/25
960 さおりさん (無題) 2008/02/25

番号941 投稿者 Kenさん タイトル Sweet & Bitter

そんな眼をして見つめないで
僕も君を見つめずにはいられなくなるから
だから、このウィスキーを飲み干すまで
愛の灯を消さずにいるよ
それが今の僕に出来ること

もう一度あの夜を越えて
光り輝くネオンさえも 街の喧騒さえも
何も怖くなかったあの時の自分へ帰るために
そんな大それた夢を見続ける僕を
君はどんな顔して見つめているのだろうか・・・

星屑のイヤリングは風になびいて
真夏の果実の様な唇は
僕を知らず知らずの内に誘惑して
また僕の体には 恋の傷跡が増えるばかり
だから 狂おしいほどにチェロの弦はこのグラスの水面を弾く

そんな眼をしないで
まるで黒猫の様な眼差しで
怯えているの それとも、目の前を行き交う獲物を捕らえるの
その刃に優しさも憂いも無く ましてや戸惑いなど微塵も無い
けれど 人としての愚かさが君を現実へと引き戻すから
ピアノの鍵盤を叩く前に 音色は静かに君を拒む

たとえドレスに身を包んでも
溢れ出る欲情を抑えることは出来ず
僕らは手に手を取って またベッドの上で互いの体を重ねる
その体に映る月光は 今にも砕け散りそうで
君の瞳に獣の様な心を植え付ける
その最初の獲物が僕であると 今の僕は知る由も無いだろう

そんな眼をしないで
君を抱きしめずにはいられなくなるから・・・

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番号942 投稿者 永×夢さん タイトル さよならの期限

村はずれの森の、大きな木の下には、物知りなウサギが住んでいます。

ある日、ウサギのもとへ、1人の少女が訪れました。

−ねぇ、物知りなウサギさん、聞きたいことがあるのですけれど。

物知りで、でも面倒くさがりなウサギは、
さも鬱陶しそうに少女を見上げました。

−ねぇ、物知りなウサギさん、「さよならの期限」を知りたいんです。

ろくに考えもせず、ウサギは投げやりに答えます。

−「さよならの期限」?
 知らないよ、そんなもの。

また、悲しくなって、泣き出した少女。
物知りで、面倒くさがりで、でも、本当は優しいウサギは、
少女の涙を見ていられなくて、真剣に考えました。

−うん、そうだね、君が決めればいいじゃないか。

少女は泣くことを忘れ、聞き返しました。

−私、が?

−そうさ、具体的な日にちなんか知らないけど、
 「さよならの期限」、それはきっと、「次に再会するまで」なんだ。

だったらほら、と。
物知りで、面倒くさがりで、でも、本当は優しくて、
つまり、不器用なウサギは、
少女に、ぎこちなく、それでも精一杯笑いかけました。

−君が、会いに行けばいいんだよ。

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番号943 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

結局、私達はストレスや苦しみから解放される事はなく

ただ、それと上手く付き合いながら生きていくしかない

だけど ほんの少しの困難に打ち勝った時

私達は幸せを噛み締めている

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番号944 投稿者 こずえさん タイトル 『テレビを観ていたら』

優しい歌声が

胸にひびいてきた…

もう何年も前に聞いていた

素敵な声の

懐かしい曲

また聴きたいな…

今日は

そんな気持ちで

この詩を書いた

そして私は

少しの寂しさと

たくさんの元気をもらった

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番号945 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

「自由」って言われると何をしていいのか分からない

「自由」って言われると何をしたらいいのか分からない

そりゃそうだ

僕達は本当の意味で「自由」と言う言葉を知らないのだから

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番号946 投稿者 さおりさん タイトル (無題)

他人気にしてびくびくして生きるぐらいなら、間違いすぎてもどんなにヒドイ生き方でも自分としていきてる奴の方がよっぽどカッコイイと思う。

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番号947 投稿者 蒼明さん タイトル (無題)

終わる直前にやめてしまうのは

   先が読めたから?

   終わらせたくないから?

   終わることに意味などないから?

     やめた所で終わりになる

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番号948 投稿者 こずえさん タイトル 『春』

もうすぐ春

新しい季節がはじまる

何が待っているのだろう

きっと

素敵なことが

待っている

春がみんなに

届けてくれるよ

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番号949 投稿者 さおりさん タイトル (無題)

生きる意味。
それは僕達がずっと探しているもので、どうしても見つからない。
生きるってそういうこと。

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番号950 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

恋の数だけ愛を知り

涙の数だけ愚かさを知り

不幸の数だけ幸せを知り

僕は温もりの数だけ君を知る

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番号951 投稿者 こずえさん タイトル (無題)

今夜も月が

私たちを見守っている

高い場所から

やさしく見守っている

見つからない答も

君と見上げる月が

何かを教えてくれている

焦ることはないんだね

ゆっくりでいいんだね

生きてると

苦笑いすることも

たくさんあるけどさ

笑って吹きとばそう

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番号952 投稿者 RINさん タイトル (無題)

あなたの優しさが、私を優しくするの。

あなたの涙が、私を涙させるの。

ほら、あなたは、こんなにも私の
中で大きな存在になってる。

不思議だね、あなたといれば私はこんなにも笑顔になれる。

あなたと出会って素敵なものを沢山もらった。

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番号953 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

良い言葉が見つからず いつも頭の中は濁っている

浮かんだ言葉を書いてみては またクズかごヘ投げ捨てる

出来ることなら今日の僕のこんな気分さえ

一杯になったクズかごの中へ投げ捨てられたらいいのに

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番号954 投稿者 歌い女さん タイトル +弦 〜やっと気付いた想い〜+

■日■

私たちはつながっている
どんなに離れていても
あなたが私を
私があなたを想う気持ちは
何にも負けないんだって
どんなにくじけそうになっても
そう言い聞かせて
無理やり納得させて

でも本当はね
本当は
すごくすごく寂しくて
あなたのいない学校が
こんなにも虚しくて

ねぇ
あなたもそう思ってくれている?
きっとあなたも今
どうしようもなく私に会いたいって
そう思ってくれているって
自惚れてもいい?

いつになったら
私たちの体は
再び出会えるのだろう

明日?
明後日?
一週間後?
一ヵ月後?
…一年後?

会いたい
会いたいよ
あなたが旅立って
日は経っていないのに
こんなにも私は
あなたが恋しくて
恋しくて 恋しくて
仕方ない…

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番号955 投稿者 RINさん タイトル (無題)

ここから出して。
せまいこの地獄から、泣いたって、叫んだって、誰も出してくれない、悪魔たちはただ、薄気味悪い笑みを浮かべ、私を見下すだけ・・・。

いつしか私は、泣くことを忘れた。

だって泣いたって、あの悪魔たちを楽しませることになるだけだから・・・。

ならば私は、泣かず、叫ばず、じっと死期を待とう。

それだけしか、私が地獄を出る方法はないから・・・。

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番号956 投稿者 さおりさん タイトル (無題)

君が好きだから
君を知りたがる僕が居る。
君が好きだから
君を怖がる僕が居る。

どんなに探しても君のコトは君自身しか知らないから見つかりはしない。

ちょっとでも近づけたら君に伝えて君を知るなんてのもいいかなぁ。

君から言われればどんなに嬉しいことか・・・。

大きな意味を持つ短い言葉。
「好き」という2文字の言葉。

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番号957 投稿者 LUNAさん タイトル 〜約束事〜

明日僕が死んでも
ずっと僕を愛していてくれる?

いつかは君も誰かと結ばれるだろう

もし君が先に死んで
僕が残されたなら・・・
一生君を愛していくはずさ

君を失いたくない
失ったら僕は・・・
歩いていけないよ

「死」
二度とその瞳を開けることない
二度と温もりを感じられない
二度と笑顔も見せてはくれない
二度と想いを聞くこともできない
二度と・・・


僕は君と出会えたこと
この地球上でたった一人の
君に出会えたことを誇りに思う

あなたの大切な人を
どうか言葉で・・・態度で・・・
「愛している」ということ
表現してください

これだけは約束してほしい

もう後悔はしたくない
後で悲しむのは
この僕だと思うから

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番号958 投稿者 ジャックさん タイトル 空を見上げて・・・

今日もまたガラクタばかりの街の中で僕は何かを探している。

振り向きざまに会った彼女は周りの人とは違うモノを持っていて

僕にはキラメイテ見えた。
空の青さにも負けずに。

あぁ、時間よ
一度だけ言うことを聞いてくれるのなら彼女と出会った時間に
もう一度だけしてくれない?

それでも、時間は僕の願いを聞いてくれずただただ悠々と流れている。

それでも、僕は願い続ける。
いつか、あなたと出会えますように・・・

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番号959 投稿者 Kenさん タイトル I wish and I think

僕にほんの少しの勇気があるのなら
今、此処から歩き出したい
自分の心が自分の限界を生み出す前に
悩みや苦しみが自分と言う存在を隠す前に
ただ願わずにはいられない
いつか叶うだろう、なんて世間知らずな言葉を残して

ただ人は劣化していく物だから
昔は良かったと、あの日の自分を鏡に映す
だけど それは変化でもなければ進歩でもなく
自分と言う醜さを噛み締めるだけの過程
そこにあるのは前進でもなければ後退でもない
そう・・・、単なる自分への「否定」と「停滞」

夢を見るのを悪い事だとは思わない
願うならばいつかその先にある物に手が届くよ、と
昔の自分は言っていた
だけど・・・なんて言葉はもう要らない
でも・・・なんて言葉は言わせない
それは今の君が望む姿なのか・・・?
君はあとほんの少しだけ「自分」と言う存在を知るべきだ

人間とは不可解な生き物で
自分達こそが万物の主であると考える
それを理だと唱えるも 一種の憶測であり、仮説でしかない
ならば 今この時間に存在する君と僕をどう説明する

愛とは心の底から生まれるものであり
真実とは嘘と過去から生成される
だから 幾度となく私が他人を求めても
幾度となく失い、迷ったとしても

私が最後に帰り着く場所は
限りなく「自分」と言う名の器なのだ

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番号960 投稿者 さおりさん タイトル (無題)

いつか必ずまた会える。
信じていたよ。
まだ信じているはず。
思い出をなくした僕に残ったのは
「君」という虚像。

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