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詩 目次47

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番号 投稿者 タイトル 投稿日
921 涼さん ガラスコップの行方 2008/02/12
922 瑠依茄さん (無題) 2008/02/13
923 バニラスカイさん (無題) 2008/02/13
924 凪さん (無題) 2008/02/13
925 yusukelyuさん sakura 2008/02/14
926 Kenさん Question for you...
and a little bit to myself
2008/02/14
927 灰さん 【ぼくはまつ】 2008/02/14
928 さおりさん (無題) 2008/02/15
929 涼さん とまらないもの 2008/02/15
930 病み氏さん (無題) 2008/02/16
931 蒼明さん 元堕天使 2008/02/16
932 RINさん (無題) 2008/02/17
933 Kenさん Justice 2008/02/17
934 仁美さん (無題) 2008/02/17
935 仁美さん (無題) 2008/02/17
936 LUNAさん 2008/02/17
937 LUNAさん ひとつの真実 2008/02/17
938 LUNAさん (無題) 2008/02/17
939 こずえさん 『投げキッス』 2008/02/17
940 さおりさん (無題) 2008/02/17

番号921 投稿者 涼さん タイトル ガラスコップの行方

飲み干すつもりで注いだ水
ガラスのコップ
蛇口の取っ手に置いた手のひら
ひび割れて崩れかけた鏡
くすんだガラス窓から差し込む光

一瞬

   刹那

      鏡の置くの

   私の目が

あった


元は白かったタイルの壁が
自分に向かって倒れてきた

飲み干すつもりで注いだ水が
ガラスのコップとともに
手から離れた



    - 静かだ… -


そう思った



    - 遅い… -


そう感じた


   景色が


  音が


      遠く
    遠く

 離れていく


ただ蛇口のとってに置いた手は
まだそこにあった



    ならばいい


 繋がっているのは確かだ


     大丈夫


  今ここで目を閉じても


     帰れる




飲み干すつもりで注いだ水は
大きくその運命を違え
私の沈むべき海へと姿を変えて
揺れ
くすんだガラス窓から差し込む光が
そっと蛇口の取っ手にのせていた手のひらを照らした

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番号922 投稿者 瑠依茄さん タイトル (無題)



今更気づいたことは
ただ
好き
ってこと

それは
後悔と呼ぶのに
等しくて

悔しくなった

自分が死ねば悲しんでくれるのかな

なんて
凄いコト考えちゃった

ねえ
あなたの眼に
アタシは映ってるの

あたしはいるの

ねえ
あなたは
アタシが好きだったの

ねえあたしは
今でも
ずっと
ずっと

好きなんだよーーー・・

投稿者コメント

初カキです
よろです
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番号923 投稿者 バニラスカイさん タイトル (無題)

ここにあった本当の足跡
それは、僕と君の歩いた痕跡だったけど
今は、僕だけの足跡

振り返ってみれば、街灯の光と
地面にくっきりと残った足跡だけだった
何だか切なくなるのは、僕だけなのかな

長い坂道の頂上は
あの日の別れを思い出させるよ
いつまでもここにいると涙が出そうだから
すぐに坂道を下るよ

反対に進んでる僕の足跡
それをまた逆に進める僕の足跡
この道を通ったのは、僕だけなんだ
誰1人、この道を選んだ人は・・・いないんだ

やけに騒がしい町並み
優しく降り積もる

ここにあった本当の足跡は
僕と君の、二つの足跡

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番号924 投稿者 凪さん タイトル (無題)

君なんて 嫌い。
 大好きだけど 大ッ嫌い。
どうして?あんなに あんなにも

大好きだよ でも 大嫌いだよ

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番号925 投稿者 yusukelyuさん タイトル sakura

「桜」



どこかで誰かと逢う夢を
春はどうして見せたがる
虚ろな頭を抱えていても
きみが座って待つ場所なら
不思議と靴が知っているよ


”ねぇサクラ、シリトリしよう
好きなものを言ってごらんよ”


今を盛りにつぼみが開き
咲いて誇って魅せられる
夜はとても艶やかに
昼はとても移り気に
暖かな南風に誘われ桜並木
立ち止まって愛でいれば
肩にそっと花びら舞い落ちる


”ねぇサクラ、シリトリしよう
好きなものを言ってごらんよ”



明日の話はするだけ野暮ね
また会いたいのは人の情
分かっているけど、移り気な
春に任せて来た恋は
春に任せて遊ぶがよいさ
もっと近くにいらっしゃい


”ねぇサクラ、シリトリしよう
好きなものを当ててみて”


後ろ髪引く恋しさにも
静かな別れを告げる春の息
静かに降る春の雨

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番号926 投稿者 Kenさん タイトル Question for you...
and a little bit to myself

アナタは今、幸せですか

アナタには今、大切な人がいますか

アナタの傍には今、誰がいますか

アナタは今、どんな苦しみを抱えていますか

アナタは今、何から逃れようとしていますか

アナタは今何処にいて、何を見ていますか

アナタは今何を思い、何を感じていますか・・・

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番号927 投稿者 灰さん タイトル 【ぼくはまつ】

前まではあんなにも幸せだったのに

なにもかもうまくいってたのに

楽しい事ばっかだったのに

なんでこうなったんだろう?

今では、あの頃の幸せの倍になって不幸がかえってきた

つらい事ばっか

楽しい事なんてない

もういやだ

でも、僕は信じてる

不幸の倍になって幸せがかえってくる
日を

僕はその日まで信じる

僕はその日までまちつづける

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番号928 投稿者 さおりさん タイトル (無題)

この世界で一番自分が嫌いだ。
人に合わせてエゴな自分が好きになれない。
人が怖くて失敗をたくさんしてしまう自分が大嫌い。
もう自分が見えない。

けどこの世界で私は続いている。
だから自分は自分という事は変わらない。
嫌いなのは自分だけど・・
この世界で一番すきなのも多分自分だ。

そんなふうに言える自分になりたい。
自分を愛してみたい。
人を愛すること大切。
その前に自分を愛してみたい。
愛せたら世界は変わるー?

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番号929 投稿者 涼さん タイトル とまらないもの

さよならの前に言いたい事があった

言葉にできる気持ちなんて
たかが知れていてけど

言葉じゃ何も伝わらないって
思っていたけど

声に出さなきゃいけないと思ったんだ

声に出さないといけないと思ってんだ



    いかないで


    いかないで…


    …いかないで


 いか…ないで…


思わずつかんでしまった袖

溢れ出す涙

熱い頬

俯く顔

つま先に  ポツッ  ポツッ


いかないでほしい


でも


    『ごめん』


わかってたけど

やっぱり

苦しいな

苦しい…なぁ


崩れ落ちた膝
想い
願い

駆ける思い出
記憶
願望


   寒い

  痺れて

   動かない


           でも

  鼓動は続く


    トクッ  トクッ

聞こえる
風の音

三半規管を刺激して
平衡感覚を失う身体



霞んだ視界に映るのは…

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番号930 投稿者 病み氏さん タイトル (無題)

無になりたい

虚無な欲に苛まれず
希望を捨てた後悔もなく
文化や思想もない

苦しみ、悲しみ、憎しみ、妬み
古今東西すべてのものを
無は飲み込み凌駕する

無は完璧

世界は無になるべきだ

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番号931 投稿者 蒼明さん タイトル 元堕天使

最高も最低も知っている人の辿り着く先

全てが落ち着く場所に立つ

善と悪の名を背負ったまま

善も悪も手にすることなく

誰の目にも触れずにそこに立っている

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番号932 投稿者 RINさん タイトル (無題)

恋が終わっても、

「空が代わりに泣いてくれる」

なんてないから、

私は1人で泣いて、立ち直る。

そうして乗り越えてきた。

だから恋の始まりがよけい嬉しい

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番号933 投稿者 Kenさん タイトル Justice

滴る水は指先とは違う傷口から流れ

横たわる君は苦しみも何もなく

ただ、無垢な笑顔をして

戦い続けても失い続けるのなら

私は何のために戦っているのだろう・・・

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番号934 投稿者 仁美さん タイトル (無題)

死にたい死にたい。

そう思ってるうちにまた

死にたくないって人が

死んでっている。

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番号935 投稿者 仁美さん タイトル (無題)

無数の槍が体に突き刺さってくる

翼が赤に染まっていく。

もう、私は・・・だめなのかな。

そう思った瞬間、槍の中から

柔らかい槍がおちてきた。

ポンッといって砕けてった。

ほかの槍も真似をしてみんな柔らかくなった。

私は柔らかい槍に感謝した。

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番号936 投稿者 LUNAさん タイトル 素

下心なんてない
両想いだなんて望んでないよ
ただ僕は君に会いたい
君と話したいだけ

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番号937 投稿者 LUNAさん タイトル ひとつの真実

君があいつを好きだと言った

君は最高の友達

君のことは大切に思う

だけどこの心はなんだ??

君に「応援して」と

微笑まれる度に

胸がキュッーと締め付けられて

苦しくて仕方がない

明日君はあいつに

想いを伝えるね

「頑張ってね」と微笑んだ

自分を殺したい

”恋よりも友情でしょ??”

ずっとそう思っていた。



あいつの気持ちが知りたい。

真実はひとつだけ。

明日その答えがわかるはず。

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番号938 投稿者 LUNAさん タイトル 

「久しぶりだね」

もう会えないと思っていたけど

こうして今日再会できた

素直に僕は嬉しかった

会いたいわけでもなく

会いたくないわけでもなく

”会えたらいいな”

そんな想いが

心の片隅にあったんだね

今の恋人と幸せそうで

僕は嬉しく思った

君はずっと君のままで

変わらないでいてほしい

変わり続ける僕を見て

君は何を思う?

そんなこと

どうでもいいことだね

僕の前にやさしい風が吹いた

こんなに穏やかになれた日は

温もりの中でゆっくり眠りたい

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番号939 投稿者 こずえさん タイトル 『投げキッス』

キミがくれた

投げキッス

右手でつかんで

おでこにあてた…

キミの唇は

温かかったよ

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番号940 投稿者 さおりさん タイトル (無題)

好きだった。
大好きで大好きで仕方なかった。
ろくに話したことも無いのにヘ
ンにしつこくつきまとってごめんなさい。
「ごめんなさい」
この一言さえ言えないほどあなた
とは喋ったこと無かった。
だってさ・・先輩だもんね。
ナニを期待してたんだろう・・。

自分の気持ちばかり押し付けちゃった・・・。
ごめんなさい・・
ごめんなさい・・・・・・・・。

もうどうしようもない・・。
「嫌い」って言われちゃった・・・。

涙が止まらない・・・。
一番嫌われたくない人に嫌われた・・・。
ごめんなさい。
ごめんなさい・・・・・・・。

あなたよりももっと素敵な人できたら・・・良い恋できてるかな?

でもやっぱりー・・・
無視しないでください。
睨まないでください。
嫌そうな顔しないでください。

こんなの辛いよ・・・・。

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