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GARNET WORLD
詩 目次46

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番号 投稿者 タイトル 投稿日
901 Kenさん (無題) 2008/01/30
902 こずえさん 『自分を信じて』 2008/01/30
903 sanaさん (無題) 2008/01/31
904 Kenさん (無題) 2008/01/31
905 歌い女さん +弦 〜前奏曲〜+ 2008/02/02
906 Kenさん (無題) 2008/02/02
907 RINさん 2008/02/02
908 朔さん Cathedral 2008/02/02
909 モモさん (無題) 2008/02/03
910 こずえさん 『風邪』 2008/02/03
911 こずえさん 『ため息』 2008/02/03
912 ドコサヘキサエン酸さん 自分勝手なメンヘラー 2008/02/04
913 蒼明さん しんぷる 2008/02/05
914 Kenさん (無題) 2008/02/06
915 歌い女さん +弦 〜行進曲〜+ 2008/02/09
916 Kenさん An Umbrella 2008/02/09
917 RINさん 2008/02/09
918 こずえさん 『もう一度』 2008/02/09
919 流さん 脳内絵日記ー黒ー 2008/02/10
920 Kenさん Play or Pray?! 2008/02/11

番号901 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

缶詰の中の季節が移りゆく時
迎えを待つ手毬は静かに揺れ動く
喜びと哀愁を連れて
共に何処までも行こうと囁く
その行末の衣に不快感を残し
また人の手の触れぬ間に 何処か遠い惑星(ほし)の欠片を閉じ込める

陽炎とせせら笑う蜃気楼は常闇に沈み
まだ温もりを残す死者の上天へ返り咲く
その影に電子は異界の爪痕を刻みながら
その地平線に触れる獲物をただただ待つ 静かに
ただ沈黙よりも深い瞳を光らせて

帰れぬ歩兵は倒れる術を失い また愚者の歯車を回し
それは世界と平行を成す幻想と言う始まりなのだと問う
だが その残像は誰の目にも止まることなく・・・

紅く爛れた夜に狂う夜
その明かりを灯すのはたった一つの蛍の光

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番号902 投稿者 こずえさん タイトル 『自分を信じて』

また一つ乗り越えて

成長したね

自分を信じたから

出来たことなんだよ

そんな君に

心から

拍手をおくろう

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番号903 投稿者 sanaさん タイトル (無題)

個の道を通る度思い知らされる

夢を追うことの難しさを

この道を通る度思い出す

夢を追いかけると君に誓った日々を

いまの君の瞳に私はどう写っているの

ミエナイ何かにつき動かされてただ進む

あの日君と誓った証をたてるため

ミエナイ何かを信じるため

泣いたのはくじけたからじゃない

あの青い空が見えなくなったから

取り戻そうあの澄み渡る青空を

今一度羽ばたこう

思い描いたあの大空へ

そして君に会いに行く

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番号904 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

道の途中でつまづいて転んでも
どうしようもない不幸に襲われても
困った時は唱えてごらん 魔法の言葉を
ほら、陽気な声で「ケ・セラ・セラ」

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番号905 投稿者 歌い女さん タイトル +弦 〜前奏曲〜+

■木■


決められた人生
抗うほど滑稽だと
無言でそう言われ続けた
自分の全てを犠牲にし
ただ家のために

長の言うことは絶対
たとえ理屈になっていなかったとしても
それに逆らってはならない
楽しいことなど捨て
ピアノさえも奪われ
それでも捨てきれず
フルートを手に取った

生まれたことすら
間違っていたのか
そう思ったこともあった
アイツが現れるまで

アイツは本当の自分を
引き出してくれた
アイツの前でなら
弱音を吐き出せた
大切な人
かけがえのない時間

けれど
それすらも許されない
きっといつか
アイツすらも
打ち砕かれてしまう
それでも譲れない
アイツを失うくらいならば
俺は俺の全てを
アイツのために捧げよう

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番号906 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

錆びれて行く

意識の中でしか存在しえない世界でさえ

ただ崩れ行く

また再生を夢見ながら

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番号907 投稿者 RINさん タイトル 命

ねぇどうして僕は生きてるの?
ねぇどうして僕は生まれたの?
誰のために生きてるの?
誰のために生まれたの?
僕が死んだら誰か泣いてくれるの?
ねぇどうして僕は生きてるの?

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番号908 投稿者 朔さん タイトル Cathedral

哀しみを紡いで僕は涙を流すの
君のせいだとは死んだって言わない

愛しさの中に憎しみを隠した
言葉なんて要らないでしょう?

伝わっている、なんてただの傲慢
欲しかったものさえわからなくなってた
傷付いてもいい、は自己満足
はじめからそんな覚悟もなかった

優しさのあとは痛みしか残らない
今まで感じなかった僕が可笑しかった

そうして僕は苦しみを愛すの
愚かだといわれてもいい

傍にいたい、なんてただの詭弁
守ってくれるぬくもりが欲しかった
愛してる、の言葉は免罪符
その言葉があれば救われると信じてた

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番号909 投稿者 モモさん タイトル (無題)

君の言葉で
幸せになる

君の優しさで
心満たされる

君の笑顔で
笑顔になる

君の仕草で
愛おしくなる

君の全てで

世界が変わる

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番号910 投稿者 こずえさん タイトル 『風邪』

風邪をひいてしまった

風邪なんて大嫌い

薬を飲んでも

すぐ治りそうにない

私に効く薬は

あなたの笑顔が

一番なの

手を握って

「早く治せよ…」って

言ってほしい

そしたら風邪を

嫌いじゃなくなるかな?

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番号911 投稿者 こずえさん タイトル 『ため息』

あなたを想ってついたため息

今朝も白かった

私の気持ちを色に例えると

こんなに白いのかな?

形に例えると

こんなにふんわり広がってるのかな?

すぐに消えてしまうけど

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番号912 投稿者 ドコサヘキサエン酸さん タイトル 自分勝手なメンヘラー

どんどん好きじゃなくなってる気がして
まだ好きなうちに殺したくなったんだと思う

前は好きで、
幸せだったっていうのだけ確かで、
あとはもうどろどろして不鮮明で、
確かなものだけ残したくなったんだ
嫌いになりたくなかった
確かに信じてたものだから、
どろどろになる前に、
きれいなままで残したかった

会いたいとか、
気になったり、
それはもうのどが乾く様にただ欲してて、
いつも足りなくて、
貴女を知る度にまたのどが乾いて、

好きかももうわからなくて、
ただただのどが乾いて

少しずつ生じる、
僕の中の貴女と、
新しい情報によって構築される
貴女とのズレを、
僕は
認められなくなってきた

渇きを断ち切りたかった
貴女を嫌いたくなかった

僕は貴女が好きで、
幸せだった
それも忘れかけた

今思えば、

そもそも、
貴女は僕を知らない


貴女に会わなきゃよかった
僕なんていなきゃよかった

そのほうがずっとよかった

僕は貴女を好きでいたかった

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番号913 投稿者 蒼明さん タイトル しんぷる

苦し紛れに投げた言葉〜
  〜いつもより遠くへ飛んでいった

無意識に奏でた言葉〜
  〜いつもより強く響いていた

たった一人で呟いた言葉〜
  〜いつもより多く届いていた

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番号914 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

君が微笑んだら 僕も誰かに微笑んでみるよ

君が心から笑うなら 僕も少し声を出して笑ってみるよ

だから 素直になれない僕と出会っても

君を標としているこんな僕を嘲笑わないで

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番号915 投稿者 歌い女さん タイトル +弦 〜行進曲〜+

■土■


お前がいたから
俺はまた
鍵盤を叩く

あれ以来
俺は逃げ続けた
理不尽な結果に
目を背け続けた

でも
お前と一緒なら
きっと乗り越えられる
お前が其処にいるだけで
立っているだけで
俺はまた
諦めずに生きていける

お前の好きな曲を
奏でてやるよ
だから傍にいてほしい
俺を見守っていてほしい
そして
抱きしめたい

そんなこと
口に出せる勇気などないから
音に乗せる
ちゃんと受け止めろよ

お前が好きだ

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番号916 投稿者 Kenさん タイトル An Umbrella

泣く事もないのに 空はいつもと同じく灰色に覆われて
アナタを見つける私を いつも通り迷わせてしまうの
ただ アナタを掴みたいだけなのに

涙は今日も溢れ続けるわ
この心から静かに染み出て
また、意識の中に降り積もる

悲しむ事はないのだけれど
今はこの心に差す傘が欲しいだけなの
そして、それを差してくれるのはアナタなのだと

太陽よりも夜よりも
今はただ アナタの姿だけを探すわ
その手を大きく広げて 微笑んでくれているアナタを
この手に傘を差しながら


雨に凍える時 私はアナタの腕へと走っていくから
だから あの場所で待っていてほしい
アナタに追いつくにはまだ時間が掛かるけれど

今日もまた雨は降り続けるわ
私の頭上に 人の心に
今日もまた雨はこの頬を伝うわ
静かに 優しく

そして私は駆けて行くの
優しく微笑むアナタの元へ
大きく手を広げるアナタの腕の中へ


こんなに雨が降りしきる日に
傘を差す事も忘れて

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番号917 投稿者 RINさん タイトル 恋

追いかけても、追いかけても、
追いつけなくて・・・。
走れば、走るほど、遠くなっていく、
これが初恋ってやつですか??

つらいけど、恋をする幸せな気持ちをしれたから、あなたの幸せを素直に願える。
恋ってすごいね。
ありがとう。大好きでした。

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番号918 投稿者 こずえさん タイトル 『もう一度』

風が強くなってきた

手が、頬が冷たい…

思い出すのは

あなたの手の温もり

もう一度包んで欲しい

冷たい私の手と

あなたへの想いを

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番号919 投稿者 流さん タイトル 脳内絵日記ー黒ー

快晴、冬空、震える手
握って歩いた帰り道
北風、ポケット、2人の手
入れて歩いた教会通り

そんな日のこと思い出した
あの日と同じような冬空の下

何故だろう
こんなに空は晴れて
幸せだったあの日を思い出すのに

やり場のない
切なさや苛立ち
脳内絵日記を黒く塗りつぶした

狭い部屋、一人、古いギター
隣に誰もいない夜の中
黒い空、灰色、雲流れる
静けさに一つ、猫の声

そんな日が今日って日なんだ
あの日には帰れない今日の事

何故だろう
こんなに冷静な夜は
幸せを後悔するようになるのは

幸福なんて
知ってはいけなかったなぁって
脳内絵日記はずっと黒でよかった

黒色以外のクレヨンなんて

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番号920 投稿者 Kenさん タイトル Play or Pray?!

今夜は最高にハイな気分だ
手前ぇら、準備はいいか
最高のビートを聞かせてくれ!

ヒャハハハッ!
誰だ、こんなに派手なパーティで暗い顔してやがるのは?!
今夜ぐらいは羽目外した方が得ってもんだぜ
じゃなけりゃ、幸運って奴もそっぽを向くぜ
そうだ、それでいい
最高にハッピーな顔を見せてみろ!

あいにく、俺は生まれてこの方神様に祈った事なんてなくてね
目に見えない奴に救いを求めるなんて時間の無駄ってもんだぜ
助かりたければ手前ぇがどうにかすればいいだけの話だ
神様なんてものは人間の想像が生んだ物さ
絶対的な物に縛られている事こそ
「神様」なんて化け物が人間を支配している何よりの証拠だ

Are you ready?!
ディストーションを掻き鳴らせ
バッドリフトも歓迎するぜ
なら、こんなセッションはどうだ!

さぁ手前ぇら、今最高にハッピーだろ?!
なら地獄への派手なダイブも怖くない
死者のウェーブに呑まれたって 陽気な顔して笑えばいいのさ
心も震えるビートを奏でろ!
そうすりゃ神様ぐらい手前ぇの顔を拝みに来るだろうよ
夜はまだ長い、最後まで叫び続けようぜ
俺達は此処にいるってな!


最後にもう一度聞く・・・
Play or Pray?!

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