詩館トップへ
GARNET WORLD
詩 目次44

各詩の番号をクリックしていただくと、当該の詩へリンクいたします。
番号 投稿者 タイトル 投稿日
861 歌い女さん +安堵+ 2007/12/31
862 RINさん (無題) 2008/01/02
863 蒼明さん 山頂の旗 2008/01/04
864 Kenさん (無題) 2008/01/05
865 RYOさん なないろの恋 2008/01/07
866 歌い女さん +世界+ 2008/01/09
867 こずえさん 『最高のプレゼント』 2008/01/09
868 流さん 前進 2008/01/09
869 A+゜さん (無題) 2008/01/10
870 流さん ばいばい 2008/01/11
871 こずえさん 『幸せの種』 2008/01/11
872 蒼明さん 序でに 2008/01/12
873 菊千狼さん (無題) 2008/01/12
874 みつばさん 嘘つき 2008/01/13
875 歌い女さん +我侭な望み+ 2008/01/14
876 RINさん 散歩日和 2008/01/14
877 佐紀さん 蜜薔薇獄妃論 2008/01/14
878 Kenさん (無題) 2008/01/14
879 こずえさん 『夢だけど』 2008/01/18
880 Kenさん (無題) 2008/01/18

番号861 投稿者 歌い女さん タイトル +安堵+

あなたは生きていた
私はまた
失ってしまったのではないかと
怯えていた
それなのに
何もしなかった
しようとしなかった

でも
あなたは生きている
ならそれでいいじゃないか
あなたが生きている
ただそれだけが
嬉しいのだから

ページトップへ

番号862 投稿者 RINさん タイトル (無題)

支えてて、君が居ないと私は立つことも、笑顔でいることも出来ないよ・・・。
どうしてこんなに好きなんだろう。
君じゃなきゃダメなんだ。
どうしてこんなに必要としてしまうのか・・・。
何もわからないけど、ただひとつわかることは、
あなたがいなくなると同時に、
私は私でいられなくなる。
あなたを、支えを探す欲の塊になるだろう。

ページトップへ

番号863 投稿者 蒼明さん タイトル 山頂の旗

「やっと山を登り終えた。
 あとは小さな落とし穴に気をつけながら
 ゆっくり山を下れば良い。」

なんて台詞は
山を登る前に用意されたもの


頂上に旗をたてられる人は
旗を持って山を登った人

ページトップへ

番号864 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

雨は今日も降り止まない
陽は雲の隙間から零れ出て
欠けて行く世界の頭上に降り注ぐ

雨は今日も降り止まず

けれど太陽はいつもと変わらぬ輝きを放ち
僕らの頭上に輝き続ける
今も変わらず そして ずっと前から

それは単なる必然だろうか
それとも・・・

ページトップへ

番号865 投稿者 RYOさん タイトル なないろの恋

過ぎたはずの恋でも
たまにせ切なくなったりするのは
まだ僕の中に君がいるから?

君に夢中だったあのころ
今でも戻ろうと思えば
行ける気がする
やり直そう・・・。

なないろの恋
君だけに惚れたあの夏
季節が変わっても
気持ちだけは変わらない
こっちを向いて

季節はいつの間にか
冬になり僕を刺す冷たい風
また君の温もり欲しがっている

僕の手の中はCOLD
君の優しい笑顔が見たい
もう一度だけ抱きしめて・・・。

きみいろの恋
僕に話しかけてくれたね
あきらめるのはまだ
早い気がするんだ
あと少しだけ

なないろの恋
君だけに夢中だったあの日
君が次に恋するのは
生まれ変わった
僕であって欲しい
会いに行くよ

ページトップへ

番号866 投稿者 歌い女さん タイトル +世界+

黒い服を着て
名もない岩に
あなたを彫る

もしもこの世界が
平和で優しい世界だったら
私たちは笑って話せた?

この世界に生まれる運命
戦うことが未来だとしても
心は平和を知っている
全ては平和を願ってる

噛み付く獣も
腐った死人も
襲い来る鋭い剣も
心を呑み込む暗闇も
全てが愛しい

明日
私は生きているのだろうか
何事もなく
眠りから覚めるのだろうか
生きることの隣には
いつだって終わりが在るのだから

ページトップへ

番号867 投稿者 こずえさん タイトル 最高のプレゼント

両手に

抱えきれないほどの

たくさんの愛を

いつもありがとう

キミがいるだけで

伝わってくる

最高のプレゼントだよ

ページトップへ

番号868 投稿者 流さん タイトル 前進

新しい年も相変わらず
僕を置いて容赦なく流れる
最近は天気いいけどさ
相変わらず風か冷たいなぁ

未だ就職未内定の僕
まわりは卒論だけの荷物
僕は何をしているんだろう
大荷物抱えて立ち止まってる

「焦り」の2文字が生まれた日から
一体どれくらい時が過ぎたの?
気付けはそれはどんどん成長して
僕を押し潰す

北風が僕を追い抜いて行った
嗚呼、あれは僕の仲間達だ
風にすらなれない僕はまた
一つの風に追い越されてしまった

僕の心に生まれた2文字
今は僕より大きくなってる
頬をかすめる風の数だけ
それはどんどん重くなる


それでも僕は前に進まなきゃ
いつかは風になるんだろう?
心に生まれた重い荷物を片付けて
生きなきゃなぁ

いつかきっと前に進めるさ
飛躍できるかもしれないだろう?
重い荷物は捨てないでちゃんと
片付けていこう

頑張るよ

頑張るよ

ページトップへ

番号869 投稿者 A+゜さん タイトル (無題)

あの時なんで君と出会ってしまったのだろぅ?

無理だってわかってて好きになったんだろぅ?

ツライ思いするのは分かってた

叶わない 恋って言うのも分かってた

あきらめようって 何度も心に言い聞かせたのに・・

やっぱり  思い出すのは

君なんだ・・

近いようで遠い..
遠いようで近い..



あのとき もし あたしが勇気を振り絞って 

前へ進んでいたら・・

運命は 変えられたのかもしれない・・

ページトップへ

番号870 投稿者 流さん タイトル ばいばい

「ばいばい、また明日」

明日が来ない日などないんだと
信じるから言える言葉

明日も会うんだと信じるから言える言葉


毎日無意識に言う「ばいばい」
明日も会えるから言う「また明日」
そんな平凡で何でもない挨拶が
平凡な幸せなのかもしれない

ある日突然言われる「ばいばい」
もう二度と会えない意味の「元気でね」
そんな小さな言葉が大きいなぁ
いつもと違うさよならに僕は泣く

平凡すぎる日常の言葉
退屈で何も思わないけど
そこに詰まった意味は大きくて
普通が幸せだとふと思った

突然すぎる日常の言葉
文字にしたら同じ「ばいばい」だけど
声に出すその意味は大きくて
哀しくなる時もあると知った


「ばいばい、また明日」
その言葉に僕はほっとする

「今までありがとう、ばいばい」
その言葉に僕は怯えている


そんな唄を歌う深夜の僕

そんな事を思うある日の夜

ページトップへ

番号871 投稿者 こずえさん タイトル 『幸せの種』

あなたの

さりげない優しさが

すごく嬉しい

ちょっとしたことでも

私って幸せ…って

そう思うの

心から…

小さな

小さな

幸せの種

大切に育てて

空から

この種をまこう

あなたにも

届くように

ページトップへ

番号872 投稿者 蒼明さん タイトル 序でに

わざわざ立ち上がったなら
ついでに歩いてみよう

歩きはじめたなら
ついでに外に出てみよう

外に出てみたなら
ついでに遠くまで行ってみよう



わざわざこの世に生まれてきたなら
ついでに人生を楽しんでみよう

ページトップへ

番号873 投稿者 菊千狼さん タイトル (無題)

僕がみている世界は
あまりにも狭くて

あまりにも愛しい

ページトップへ

番号874 投稿者 みつばさん タイトル 嘘つき

絡めた小指は
いつか私を 裏切るんだと

わかってるけど

ページトップへ

番号875 投稿者 歌い女さん タイトル +我侭な望み+

愛されたかった
「生きてていいんだよ」

私が求めたのはそれだけ

愛せないなら
コロシテ
拒むのなら
全て奪って
ただ生きるだけに必要な
口実すらも

求めてはいけないの?
あなたは求めた?
優しい言葉を
暖かなハグを
私は求めた
求めている

それすら稚拙なら
ああ
寂しい世界
全て沈めばいい
私だけ遺して

ページトップへ

番号876 投稿者 RINさん タイトル 散歩日和

暖かな太陽、爽やかな風、
気持ちいい日、今日外に出たら、君に会えるかな??
今日は君にピッタリだね、
こんな気持ちいい日に君を思えば本当に君に会えそうだ。
あれ?そんな事を考えていたら、
午後になっちゃった。
早く行こう!!
「いってきまーす!!」

ページトップへ

番号877 投稿者 佐紀さん タイトル 蜜薔薇獄妃論

もし薔薇の花のやうに可憐であれば
血肉を貪ることはないのに



最期の晩餐は何時にしませう
咎色に染まったトマトのやうに
引き裂いて食べやろうか


嗚呼蜜薔薇獄多彩
呪縛心酔魂非南
嗚呼縛られた純潔の糸を
足掻く声が聴こえる


絶世美人大和撫子
皮肉に卑猥な九階段
付きまとう繭等の群群
屍が欲望となった



さぁ絶頂を迎えませう



嗚呼蜜百合獄妃難
恥辱泥酔魂來輪
嗚呼蝕まれた穢れた指を
引き裂く音が聴こえる



月下美人大和撫子
卑劣に艶姫な四階段
攻めてくる蛹の群群
快楽が極楽となった




さぁ絶頂を迎えませう

ページトップへ

番号878 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

誰一人として完璧な人間などいなくて

人間は絶対に完璧にはなれず

だからと言って 完璧になる必要もない

きっとそれが人間と言う名の生き物だから

ページトップへ

番号879 投稿者 こずえさん タイトル 『夢だけど』

また会えて嬉しい

だから

あなたにお願いした

もう一度

ギュッてしてくださいと

触れることができるのか

温もりを

感じることができるのか

不安だった

あたたかな

温もりが伝わってきた瞬間

一生忘れないと誓った

あなたは

もうこの世の人ではないと

知っている

だから

もう一度だけ

お願いした

ありがとう

お義母さん

また夢の中で抱きしめてくれたこと

絶対に

忘れないから

ページトップへ

番号880 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

人々が『死』に魅入られている

世界を垣間見れる様になった日から

別にそれは昨日から始まった事ではないけれど

人は何故『生きる』と言う事に魅力を感じないのだろうか・・・?

ページトップへ

詩館トップへ │ サイトトップへ
GARNET WORLD