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GARNET WORLD
詩 目次41

各詩の番号をクリックしていただくと、当該の詩へリンクいたします。
番号 投稿者 タイトル 投稿日
801 Kenさん 水銀魚 2007/11/11
802 RINさん (無題) 2007/11/11
803 Kenさん ブラックホール 2007/11/12
804 Kenさん 転生 2007/11/14
805 creyさん ジェンガ 2007/11/15
806 Kenさん (無題) 2007/11/15
807 Kenさん (無題) 2007/11/17
808 朔さん (無題) 2007/11/17
809 ずぃーずさん 不規則に規則的に 2007/11/17
810 Kenさん (無題) 2007/11/18
811 流さん 僕と北風 2007/11/18
812 ダガーさん Can't cry. 2007/11/18
813 Kenさん 時代の風
〜From years of 1980 to 1990〜
2007/11/19
814 歌い女さん +愛+ 2007/11/22
815 Kenさん If... 2007/11/22
816 眉毛さん (無題) 2007/11/23
817 RINさん (無題) 2007/11/24
818 Kenさん (無題) 2007/11/24
819 朔さん (無題) 2007/11/24
820 Kenさん Mr. Lonely Heart 2007/11/25

番号801 投稿者 Kenさん タイトル 水銀魚

あわ行くば 君は流れていく
まだ見えぬ水底と言う最果ての場所へと
眠る前の余波の如く ただその身を委ねている

白いヴェールで肌を包み
溢れ出る気泡を数えながら
ただ君は 瞬きも出来ぬまま
その身を永遠と言う時間へ溶かして行く
そこにもまた悲しみはあるのか・・・

滴る水銀の導きを胸に
私は手向けの花すら見つけられず
ただ貴女に幸あれと 願わずにはいられない
息も凍る深い意識の中で
夜光虫の光は燃える

だがたとえ道標など無くとも きっと君は辿り着くだろう
今 在るべき人の下へと
その姿に影は無くとも 眼を閉じれば伝わる
その無垢な瞳が きっと優しさを纏っているだろうと
たとえ その姿が闇に似ていても

流れいく髪は神秘に見えて
また旅人の夢へと還り
そしてその姿を描くも それは幻の挟間を泳ぐ魚
手に取る事も出来ず 触れるもその鱗は朽ちて行く
ならばいっそ 「想像」という水槽へ放すよ
そこには柵も何も無い
人が知りえる 数限りない箱庭の中の一つ

嗚呼、眼を閉じれば浮かぶ君
目指す物は何処にあるのですか・・・
暗い世界を漂う貴女
これから何処へ向かうのですか・・・・

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番号802 投稿者 RINさん タイトル (無題)

さようなら、さようなら、
あなたの背中に別れを告げます。
私の顔は涙でぐしゃぐしゃ。
でも声は出さない。そう決めた。
ずっと愛したあなたをもう困らせたくないもの。
大好きでした。

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番号803 投稿者 Kenさん タイトル ブラックホール

この胸に開いた大きな穴
それはブラックホールの如く深くて
万物を飲み込む力は無くて
けれど 求める物全てを食べ尽したくて
今日も入り口だけは開けてみる
でも いつも望む物は塵の間から垣間見えるだけで
その領域から出ようとしない

いつか罠にかかるだろうと思いながらも
何処かに置いておきたい気持ちにも駆られる
愛でるには脆すぎて 飲み干すには物足りない
この軋む想いでさえ限界を超えそうだと
頃合いを見計らわずして またこの胃袋を満たす
噛み砕くには頑丈であり
壊すにはもったいない
ならどうすればいいのか・・・ それを知るも術を知らぬ

冷たく濁る床を走るのは 花園に生える一輪の結晶
その輝きの奥にこそ 記憶の断片はあり
また星へと還そうと誰かは握り締めるも
明日の憂いを描いている
その姿に栄光はあらねど ただ雄々しくて
忘れ去られた誰かの様に似ていて

どれほどの夢を数えれば答えは見えるのだろう
黒点は散り散りに咲き 何処か見知らぬ場所で
また数限りない世界を浄化する

光の乱反射は信号の様でいて
誰にも届かぬと過ぎる不安を背に
また見知らぬ旅人の標となるやもしれぬ
出口の無い行き先の後
黒点の中に光を見据えたのならば
それは「始まり」なのだろう・・・

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番号804 投稿者 Kenさん タイトル 転生

今まで沢山迷惑をかけてしまいました
心配をかけたりもしました
時には八つ当たりして
時には弱音を吐いたりして
本当何処も良い所なんてないね、私は

でもね 今なら言える気がするんだ
少なからず私は幸せであったと
毎日は満ち足りていたと
そして何より 大切な人と出逢えたことが何よりの財産

明日も明後日もそしてこれからも アナタの世界は続いていくんだろうけど
きっとその道は光りで満ちているはず
もちろん、それだけじゃないのは一番良く分かっている

感情は溢れてくるけれど
私はそれを声に出す勇気が無い
だって、一番伝えたい事なのに
もどかしさと恥ずかしさが邪魔しているんだ
今すぐにでも伝えたい言葉なのに
面と向かうと躊躇してしまうんだ
だからこそ人は 時間が永遠では無いと自覚するんだね

「好き」なんかじゃ物足りなくて
「愛している」では大げさすぎる
そう、「ありがとう」ぐらいが丁度良い
それなら言える気がする

今まで沢山の時間を過ごして来たけれど
まだまだ物足りないくらいの時間を過ごした
でもやっぱり、伝えてない言葉とか 受け止められなかった想いがあるから

きっと生まれ変わっても
また貴方たちの元へ生まれてくるよ・・・

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番号805 投稿者 creyさん タイトル ジェンガ

願いを木目に刻みつけて

始めましょう  希望のジェンガ

参加資格は強い願い

見事引き抜かれれば最優先


ひとつひとつ

積み上げましょう 希望のジェンガ


バベルの塔は揺れながら

希望は希望を支え合う



嗚呼どうか崩れないで





神の御前に届くまで

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番号806 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

知らぬ間に生まれ落ちて

幾度となく「生」と「死」について問うていた

だが私は結局 答えを見出せぬまま

また土へと還っている

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番号807 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

たとえ間違っていても

もしそうであったとしても

僕は信じ続けていたい

ただ 自分が自分であるために

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番号808 投稿者 朔さん タイトル (無題)

それは詭弁だ

人は結局

理由を必要として

生きているだけに過ぎない

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番号809 投稿者 ずぃーずさん タイトル 不規則に規則的に

ボクらの頭の上にはいつだって宇宙が広がっていて、

太陽と月や星なんかが半分ずつに分かれながらボクらを照らす。

いつからかそれは昼と夜の概念。

ボクと同年代の人たちは主に朝起きて夜に眠る。

休みの日だと逆転気味。
眠いだけ寝てるとどうしても昼頃に起床。
そして夜眠れなくなって、やっと眠れた時にはもう朝になっちゃってたり。

学校があるような平日は、激しく眠くても無理矢理 体だけでも起こして家を出る。
学校に行っちゃえば、授業は真面目に受けるし。
教室での授業は戦場になるけどね。

閉じてゆく目蓋と黒板に書かれた文字とに激しく苦戦。
それを話すと友達は笑う。

そしたら、夜は即行で眠れて起きるのは朝。
すっきりと元通り。

そしてまた学校へ行って帰って寝て起きて、また繰り返す。
毎週、大差無く過ごして。

卒業するまでずっと、きっと同じペースで。
もしかすると卒業しても。


歪んだ螺旋のように

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番号810 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

ある学者は言った

−日本語の欠点は「私はあなたが好きです」の“好き”と

「私はチョコレートが好き」ですの“好き”が同じである事だ、 と

なら 僕らはいつから「愛している」と言えるようになるのだろう・・・

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番号811 投稿者 流さん タイトル 僕と北風

勘違いじゃない
僕は強いんだ
独りなんて怖くない
煩わしさもなくて楽だって

冗談じゃない
寂しくなんかないよ
独りが当たり前だ
慣れてる…慣れてるんだよ

窓から微かにもれる北風と
乾ききった空気に包まれて
狭い部屋の隅っこ
咳をする僕は独りぼっち

強がりだって本当はわかってる
誰かといられる事を願ってる
煩わしささえも恋しくて
僕は弱いと知った

慣れてるなんて言いたくない
寂しいんだって言いたい本当は
偽りで固めた自分の心に
今日も北風が吹いた

今日も冷たいままで

今日も乾いたままで

偽りに慣れた僕は相変わらず
強いって僕に催眠をかける

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番号812 投稿者 ダガーさん タイトル Can't cry.

くやしいことって何だろう
相手でもなく 友達でもなく
見つからずに ただ彷徨う時間...

気づけば針は示す
私が暗黒に堕ちていた期間を
このまま行けば
私は何処へ辿り着くんだろう...

わからないから涙が出ない
くやしい'何か'か涙を出さない
このままでいいとは思っていない

答えを見つけて くやしさ見つけて
私はまた強くなれる...

そしたら いつか

人前平気で涙を流せる様になるんだろう

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番号813 投稿者 Kenさん タイトル 時代の風
〜From years of 1980 to 1990〜

いつだって 人々が過ごしてきた過去や時代がある
人間はそれを振り返った時 “懐かし”いという余韻に浸る

あの時吹いていた風の冷たさや
イケてるあの娘が着ていたチェック柄の服
世間を騒がせていたあのアイドル
いつか入ったストライプのファストフード店
夜に咲く街灯の暖かさ
青春という一瞬を飾った何枚ものレコード
全てが今もなお輝いていて
誰もがきっと覚えている

アンビエントのバーが波打てば
あの日リクエストした曲が 僕の心を癒してくれる
目を閉じた時に蘇るのは
君の胸元に光る錆びたロケット
そして その中の写真はもう無くなっている

もし もう一度戻れるのなら
僕はもう一度あの時代の風に吹かれてみたい
最先端の電子機器も そびえ立つ高層ビルも
もちろん 今より豊かな暮らしは無いけれど
その時代にだって悲しみや苦しみはあるけれど
それでもいいんだ
僕はもう一度 テレビでしか知らない世界へと
あのブラウン管の向こう側の世界へと足を踏み入れたい

可愛いあの娘に声を掛けたり
少しませた服に身を包んで
あの日消えたアイドルの曲を聴いてみたり
小粋な喫茶店に入って 街並みの違いに微笑みながら

そしていつの日か この時代で出会った誰かに
君に言えなかった台詞を吐いてみたり・・・

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番号814 投稿者 歌い女さん タイトル +愛+

子供は何も悪くない
全て親の責任
育児放棄
精神的虐待
暴力
降りかかるのは子供

殴るのなら
私を殴りなさい
怒鳴るのなら
私に怒鳴りなさい

その子は
傷付けさせない
でもあなたを責めたりしないわ
この子はあなたを恨んでいない
ただ愛されたいだけ
だって
この子の母親は
あなたしかいないのだから

だから私は
この子を絶望させたくない
あなたにもちゃんと
子供を愛せる力があるのだから

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番号815 投稿者 Kenさん タイトル If...

歩きながら喋り続ける人を見た時
私は彼を狂者だと思うだろうか

道で倒れている人を見た時
その人は通行の邪魔をしていると思うだろうか

花に向かって謳う人を見つけた時
私はそれを変だと思うだろうか

神に向かって拝む教祖を見た時
私はそれを愚かだと嘲笑うだろうか

手を差し伸べる人を見た時
その人はパートナーを求めていると考えるだろうか

この世界を感じたとき
私は光に満ちていると思えるだろうか

助けを求める人を目の前にした時
私はその人を救うことができるだろうか

自分の道に悔いていないと誇る時
私は自分自身を信じる事ができるだろうか

数限りない死を見つめたとき
私はそれを悲しみとして受け止められるだろうか

名曲を耳にした時
私はその作者の心さえも感じることが出来ていただろうか

この世界は少し変で
少しだけ満足に動いている
だけど私は
いつまでそう感じていられるだろうか

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番号816 投稿者 眉毛さん タイトル (無題)

こんなに嬉しいことはなくて、
何でか泪が出てきたん
本当は本当はとてもとてもきみが好き
閉じ込めていた思いも
君に逢ったことによって
全て泪に変わった
憎しみも悲しみも喜びも嘘も
全部全部
今日の喜びの為のシナリオだったんだろうね

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番号817 投稿者 RINさん タイトル 

好きなものを好きと言えない、
これは私自身の弱さ、
でもどうしてこんなに辛いのか私にはわからない。
どうして涙が出るのかも・・・

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番号818 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

もう何もかも嫌になった

辞めたい ここから逃げ出したい

けれど あの人が居てくれるから

あともうちょっとだけ この世界で生きて行こう・・・

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番号819 投稿者 朔さん タイトル (無題)

納得なんてできやしない
"傍にいる"
その言葉をどれだけ信じても

嘘にならない言葉なんて
ひとつもなかったじゃないか

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番号820 投稿者 Kenさん タイトル Mr. Lonely Heart

Dear Mr. Lonely Heart.
Did you find your “love” in somewhere?
Or are you just standing and wating for something else?

It’s just wasting your time buddy.
Do you think so too, right?
If you think it’s wrong, I don’t care.

Even someone will piss you off; it’s a kind of fairy tail.
It’s a strange, don’t you think?
Coz you’re living between “REAL” more than other.

Where are you going Mr. Lonley Heart?
Is somebody in there or any interesting things at there?
But you don’t have an interested to anything of it, don’t you?

You just be as you are and keep look at your own way at any time.
It’s very important to remaind and then, sun will rise on your head again.

Can you see it something by your blood shot eyes?
What you gonna catch by your “Hungry Spider mind”?
Do you wanna catch like fake bait?
Is your stomcach will be enough by it?

You can feel it like a “Fog” around you now;
but you can take it off soon.

Hey, Mr. Lonley Heart
You always live in your world.
Is there keep out, is there biohazard?
Please tell me just a little bit...

Dear Mr. Lonley Heart
What can you see from your world...?

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