GARNET WORLD |
詩 目次4 |
番号 | 投稿者 | タイトル | 投稿日 |
61 | みなづきさん | White BirthDay | 2005/02/06 |
62 | たもつさん | 自由研究 | 2005/02/06 |
63 | RYOさん | 雨上がりの空 〜君と見たBlue Sky〜 |
2005/02/07 |
64 | 風樹さん | LONELY FISH | 2005/02/07 |
65 | カナさん | 誰か教えて | 2005/02/07 |
66 | A・Tさん | 太陽と月 | 2005/02/07 |
67 | 蒼ヶ崎さん | 涙の零れる速度 | 2005/02/08 |
68 | sanaさん | 生命(いのち) | 2005/02/09 |
69 | 風樹さん | モノクロ | 2005/02/10 |
70 | sanaさん | 雪解け | 2005/02/11 |
71 | Yさん | 青の光 | 2005/02/11 |
72 | RYOさん | 幸福(しあわせ)な時 | 2005/02/11 |
73 | カナさん | 都市の風景と命 | 2005/02/11 |
74 | 揺らんさん | (無題) | 2005/02/12 |
75 | azamiさん | 在るように | 2005/02/12 |
76 | たもつさん | 手紙 | 2005/02/12 |
77 | sanaさん | 望みと真実 | 2005/02/13 |
78 | 風樹さん | Rondo | 2005/02/13 |
79 | たもつさん | 呼吸 | 2005/02/13 |
80 | A・Tさん | 2.14の決意 | 2005/02/14 |
番号 61 | 投稿者 みなづきさん | タイトル White BirthDay |
空から降る白い粉雪は 私の特別な日を鮮やかに彩る 新しい自分が生まれる悦びと 消えゆく過去の自分を 共に抱ける特別な日 Happy Birthday… 積もる雪が思い出と重なる White Birthday… |
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投稿者コメント 恥ずかしながら、 今日誕生日なんで こんな詩を作ってみました。 即興なので出来は良くないですが 感想頂ければ幸いです。 |
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番号 62 | 投稿者 たもつさん | タイトル 自由研究 |
種子が私を追い越そうとしている それはとても嫌なことなので 速度を上げる と、背が少し伸びる 冬に逝った人の名を 夏の終わりになって 帳面に書き足す 遠くが見えるということは かわいそうなことなのだ そう気づき始めている 種子が種子の中で発芽する 私が私の中で行方不明になる |
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番号 63 | 投稿者 RYOさん | タイトル 雨上がりの空 〜君と見たBlue Sky〜 |
数日降りつづいた雨降りから 別世界のように太陽が僕らを照らしているよ 初夏の匂いはまだしないけど 少し春の足音聞こえたような気がしたよ 長い眠りから覚めて 新世界を探すように動き出す生命たちそれと当時に僕の恋も動き出すんだ果てない青空の向こうに さぁ今飛び出そう まったなしのこの世界へ 途中でイヤにならないように イヤな事は置いてゆこう 大きな水たまり飛び越えて 街を抜ける電車を追いかけよう 空も飛んで行きたいななんて思うこともあるけどこの足で行こう もしかしたらこの先 落ち込むことだってあるんだろうけどさぁ いつでも前向きに行きたいよねどんな時も 君が誰より好きだから さぁもう戻れない 限界を超えてみようよ 君と見たあの日の青い空は いまでもあるから… ダークな雲はもうどこかへ消えて 今は青い空と白い雲だけ だからどこへでも行ける気がしてるんだ… さぁ今飛び出そう 雨上がりの空の向こうへ 限りない空の彼方に きっとあるはず さぁ今抱きしめて 海の見える教会と 君と見たBlue Sky もう離さない |
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投稿者コメント 今日は受験でお休みなので書かせてもらいました^^一応春初めが舞台です。 |
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番号 64 | 投稿者 風樹さん | タイトル LONELY FISH |
小さな水槽で 溺れた私を救い出して 水を抜いても 酸素を入れても 息苦しさに身悶える 沈む 沈む 想いは泡に溶けて 濁りだす水 嗚呼 畏縮する身体 涙は無重力・・・ |
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投稿者コメント はじめまして。覗いてみたら素敵なところだったので思わず投稿してしまいました。 |
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番号 65 | 投稿者 カナさん | タイトル 誰か教えて |
昼下がりの公園のベンチで 一人考えることがあった 私は、世界の何パーセントを知っているのだろうか あの高い建物はビルだ あのビルの1階には、ペットカフェが入っている ペットカフェとは、犬と一緒に食事ができる喫茶店のこと ここは公園 人々が自由にくつろげる公共の場所 公園には、池という大きな水たまりがあって そこには睡蓮という可愛い花が咲いている 知っているものだ 少なくとも、自分を取り巻く世界の大概のことは だけど あの池の魚たちは知らない 水面に睡蓮が咲いていること その花が美しい色を持っていること あんなに近くにあるのに 魚たちは何も知らない …… だとしたら、私も 手を伸ばしたその先で 何かわからないものに触れているのかもしれない 自分では決して見ることのできない とても綺麗なものが すぐそばにあるのかもしれない 何か、勿体無いな |
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投稿者コメント 今回はちょっと長めに、詩というより小話って感じです; タイトルは、本文を読み終えた後にくっ付けてください。 |
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番号 66 | 投稿者 A・Tさん | タイトル 太陽と月 |
たとえていうと あなたは太陽 わたしは月 なんて 太陽ほど たくましくはないけど 月のように 優しくはないけど 月の涙を 太陽がかわかして 太陽のわがままを 月は受け入れる それでいいじゃない 今日の始まりに 笑顔をくれる太陽と 今日の終わりに 癒しをあげる月 そんな二人で、いいじゃない |
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番号 67 | 投稿者 蒼ヶ崎さん | タイトル 涙の零れる速度 |
涙の零れる速度 おちてゆく宝石の 僅かなかがやきを捕らえた 重力のまましずんでゆく なみだの零れる速度 なんども、笑った なんども、泣いた 最後のひとしずく 私は貴方の、思いを見ずに 見慣れた街にきえてしまう 行方知らずの幻想 終わることない、リピートと 抑えきれない、衝動 はじまりのない、リピートと 尽きる事ない、追想 なんどでも憎悪にまみれながら ふたりの足跡を残してきた 終焉の笛が鳴る 悲しい歌を、うたうように 全てを夢に変えてしまう 行方知らずの幻聴 おちてゆく宝石の 僅かなかがやきを留めたい 重力のまましずんでゆく なみだの零れる速度 そのあざやかな残像、 スローモーションな旋回 盲目のまま溶かされてく なみだの染みる温度 |
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番号 68 | 投稿者 sanaさん | タイトル 生命(いのち) |
生命。それは儚いもの。 生命はいずれ滅び逝くものである。遅いか早いかはわからない。 それ故に人は現在(イマ)を、一瞬を生き抜こう、 輝こうとするのかもしれない。 それは人が人であるが故の自己存在証明(あかし) しかし人はそんな自らのあかしを忘れている気がする。 少しだけ、ほんの少しだけそのことを考えてみるだけでも 今日、明日の生き方は違ってくると思う。 |
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番号 69 | 投稿者 風樹さん | タイトル モノクロ |
孤独を愛し 壊れたベンチに腰掛けた 私の視界では 鮮やかな世界が モノクロに映った 今日も鳥が告げに来た 空は青いと 全てを掻き消すように 囀りが耳につく まだ私は夢の中 窒息した世界が悲鳴をあげて 飛べない小鳥が鳴いて泣いて 空は曇って 空は曇って・・・ 静かに目を閉じて 私だけがモノクロになった |
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番号 70 | 投稿者 sanaさん | タイトル 雪解け |
解けないでと願う心も虚しく、雪は儚く散ってゆく。 けど、あなたを愛する心だけは解けはしない。 切なく雪が解けていく。この雪がすべて解ける頃には あなたは私の隣にはもういない。 だから、だからこそ、雪が解ける前にあなたに伝えたい あなたに、わたしから。 I Say I Love You. ……and Please Love Me. |
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番号 71 | 投稿者 Yさん | タイトル 青の光 |
さあ興奮と熱狂の渦の中へ Follow me 喜怒哀楽をさらけ出せ 喜びのときも、悲しみのときも僕らは一つになれるはず 喜びも悲しみも君をきっと強くするから 君が辛い道を歩むなら僕らを支えに生き抜いて Follow me 両手を広げて魂を開放しよう 誰もが子供のように楽しめるはず さあ興奮と熱狂の渦の中へ舵をきれ 炎に祈りをこめて、僕らは君たちを信じる この先に何が待っていようとも、僕らは走り続けよう 祭りの後の寂しさを感じても、いつかまた会えるから |
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投稿者コメント 今年はオリンピックとW杯ですね。そういうスポーツをテーマに書いてみました。 |
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番号 72 | 投稿者 RYOさん | タイトル 幸福(しあわせ)な時 |
人は幸せな時何を想うのだろう 互いに笑い合い 不幸せな ことなんて少しも想ってないだろう 永遠に幸せでありたいと想う人々 儚き願いと知りつつも つい願ってしまう 「君と出会えたこと」「良い会社に入れたこと」「平凡でも平和な暮らしが出来てること」ひっくるめればそれも幸せ あまり高望みはしたくないけどもうちょっとだけ幸せになれれば… なんて思うこともある…だけど 誰かを不幸にしてまで掴む幸せなんて本当の幸せじゃないと思うからそんなことしてまで手にした幸せを完全に楽しむなんて無理だろう… いろいろ考えてみたとこで 今日はゆっくり休むよ… |
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番号 73 | 投稿者 カナさん | タイトル 都市の風景と命 |
日が傾きはじめた 駅のホーム デパートの非常階段を 3羽のハトが上ってゆく 一段 一段 踊り場まで到達して 間もなく 彼らはビルの雑踏へ消えてしまった 電車の窓から 工場の跡地が見えた 広い敷地に 幾つもの小さな廃りがあった タイルを貼り合わせたような 白いコンクリートの隙間から 瑞々しい緑が生まれていた 決して晴れることのない 膨張した灰色の街で 小さな命が輝いていた あぁ 切なさに 身体が蝕まれてゆく… |
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投稿者コメント 今日は電車に揺られて遠出する機会があったのですが、その帰り道に見た景色をストレートに表現してみました。電車を降りる頃に、すっかり気分が沈んでしまったのも事実です^^; |
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番号 74 | 投稿者 揺らんさん | タイトル (無題) |
交差点は右に曲がって 別れ道なら左へ走るの 行き止まりから 始まる story 君はもう 待ちきれずに 斜め左 描いた地球 スイート気分で横切るのよ 悩み事は沢山でいい それだけ 優しい関係になれる ※慣れ合うほどに 君は 遠く距離を保ちたがる 同じ波にゆらゆら 揺られ 気まぐれに じゃれ合おうよ さよならのタイミングは なるべく外さないでね 足早に通り過ぎる人盛りに 不思議と 傷つくけれど 心配症も 生まれつきなの その分 孤独を分かち合う 触れ合うほどに 君は 遠く離れてしまう様に 近づくにつれ 焦がれてく 少しだけ 休んでいこう ※繰り返し |
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投稿者コメント 久々の投稿〜。 さらりと書き上げてしまっただけに、少し心配。 読んでもらえれば嬉しいな(*ノェノ) |
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番号 75 | 投稿者 azamiさん | タイトル 在るように |
もう、此処に咲くことのない 花の種が 風に乗って遠くへ流され また新しい芽をつけるように いくつもの河が 混じりあい 一つの海に流れ着くように 変わっていく景色の中で 同じように輝けたなら 使い古しの 愛の囁きも 何回も味わったことのある 誰かの温もりも 日常に埋もれている ありふれた愛のカタチは 今も変わらず 誰かのココロを満たしていてくれる |
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番号 76 | 投稿者 たもつさん | タイトル 手紙 |
魚が手紙のようなものをくわえたまま 道の真ん中で力尽きているのを 少年は見つけました 水を泳ぐ魚にとって ポストはあまりに遠かったのでしょう 少年は手紙のようなものを 代わりに投函しました そして、その足で公園に行き 陽のあたらないところに魚を埋めました 魚の言葉を知らないので 少年は少年の知っている 一番簡単な弔いの言葉を添えました 風が吹いてほんの少し 海水浴のような匂いがしました 帰り道、魚屋の前を通りましたが 並べられていたのは さっきのとは違う形の魚ばかりでした |
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番号 77 | 投稿者 sanaさん | タイトル 望みと真実 |
失うくらいなら、最初から何も望まないほうが良い。 そのほうが何かを得てから失うよりずっと気持ちが楽だから… こんな私の心を癒してくれるものは何もない。 なんでって?すごく簡単なこと・・・。 私を癒してくれるものを私が壊すから。 だから私はなにも望まなくなる。 そして私には何も残らなくなる。 空っぽな私。それが本当の私。 そうして、私は皆に気づかれないまま臆病になり、 私の心はだんだんと病んでいく。 もう何も考えず眠りたい。 この雪の空と同じく真っ白になって。 もう行きたいあなたの元へと。 あなたを失ったこの傷には堪えられなくて……。 |
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投稿者コメント 朝からせつ重(切なく重い)系をのせてすいません。よかったら読んでくださいm(__)m |
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番号 78 | 投稿者 風樹さん | タイトル Rondo |
走り続ける列車 鳴り止まぬ汽笛は 空に響き 雲を揺らす 見つからない 見つけられない あなたの駅が あなたは気づかぬまま rondo rondo 私は列車に乗ったまま rondo rondo 終着駅はどこ・・・ |
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番号 79 | 投稿者 たもつさん | タイトル 呼吸 |
目が覚めると 家が巨大なクラゲになっていた さっきまで寝ていた布団も すっかり湿っている クラゲは透明な触手を揺らして 威嚇をする なるべく刺激しないように そっと洗面所に行き 蛇口をひねる タツノオトシゴが沢山出てくる 実は水の中にいるのだと 気づきたくないので 呼吸ばかりしている |
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番号 80 | 投稿者 A・Tさん | タイトル 2.14の決意 |
あなたの声を聞きたくて いつものように挨拶をする もう <知り合い>になれたかな? 手渡しなんて勇気がいるね... でも 真面目に伝えたい 好きだという気持ち あなたの笑顔が見たくて 昨日より近くで挨拶をする まだ お互い名前も知らないけれど スペシャルな今日の日を 記念日にするために... あの 四つ角を曲がって あなたに会う! |
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