詩館トップへ
GARNET WORLD
詩 目次38

各詩の番号をクリックしていただくと、当該の詩へリンクいたします。
番号 投稿者 タイトル 投稿日
741 綾乃さん (無題) 2007/08/21
742 あいふぃさん (無題) 2007/08/25
743 Kenさん 2007/08/26
744 A・Tさん 私の月 2007/09/05
745 Kenさん (無題) 2007/09/06
746 綾乃さん (無題) 2007/09/07
747 ザリガニワークさん (無題) 2007/09/07
748 Kenさん (無題) 2007/09/07
749 RYOさん WHITE WING 2007/09/13
750 Kenさん (無題) 2007/09/14
751 綾乃さん (無題) 2007/09/14
752 こなみさん (無題) 2007/09/14
753 Kenさん (無題) 2007/09/15
754 歌い女さん +ただ望むこと+ 2007/09/16
755 眉毛さん (無題) 2007/09/16
756 Kenさん (無題) 2007/09/16
757 涼さん (無題) 2007/09/19
758 Kenさん (無題) 2007/09/19
759 Kenさん 君の姿、探すとき・・・ 2007/09/24
760 Kenさん (無題) 2007/09/26

番号741 投稿者 綾乃さん タイトル (無題)

ホントの自分はどんなだろう?
思い出すことすらできない
一昔前までは「ホントの自分」だった気がする
今は「演(や)ってる自分」ah-カラマワリ

続いてるこの闇への道は
遠のいてく音に魅せられて
十年先までいっぱいいっぱいに予定つまってる
なんか嫌な感じ

うざったい規則で縛り上げては
自分から謝ることすらできない
“あんたもお先真っ暗ですね”
言ってやりたい・・できないけど
ah-ナガサレ過ぎだ

ページトップへ

番号742 投稿者 あいふぃさん タイトル (無題)

失うために求めるの?
求めて、探して、
いつか失うとわかっているものを
それでも心は正直に高鳴り
切ないほどに
もろい砂山のてっぺんにいるみたい
こんなにも世界は輝いて
くずれ落ちて
失って
なげいて
悲しいのはまた求めるから?
絶望しても時は過ぎ、
それなら絶望は意味がない?
そして淡々と夜が明け
あたらしい朝がきた
泣きたいほどきれいな朝が

ページトップへ

番号743 投稿者 Kenさん タイトル 骸

路上に横たわる君

君の命はもう燃え尽きてしまったが

君たちが教えてくれたあの暑い夏の日は

僕らの心に刻み込まれることだろう・・・

ページトップへ

番号744 投稿者 A・Tさん タイトル 私の月

夜空に月が灯るとき

心にあなたが灯ります

雲が月を隠す日は

私はあなたを見失う

恋の闇にあなたを探して

今夜もひとり天体観測

ページトップへ

番号745 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

もし あの銀河の渦が

神様がスプーンでかき混ぜたカップの中の珈琲だとしたら

僕達はただ そのカップの底に沈んでいる

溶け残った砂糖の一粒にすぎないのだろう

ページトップへ

番号746 投稿者 綾乃さん タイトル (無題)

君のためなら・・・とか云うけれど 結局自己犠牲なんてただの依存症
惚れ込んだまではいいけれど 自分の事 忘れないで

混ざり気ある灰色のコーヒーの中身 自分ん中じゃまだ奮闘中です
それでもあがきながら続ける 見つめることしかできない毎日(ひび)を
Can you cry for me??
No...まだ私は私よ

ページトップへ

番号747 投稿者 ザリガニワークさん タイトル (無題)

空に浮かびながら
考えている
このまま落ちていったら
どんなに気分がいいか

頭の中で 空がはじけて 消えた

ページトップへ

番号748 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

その手を握れば

アナタの優しさが

アナタの温もりが

この冷たくなった私の体を駆け巡る

ページトップへ

番号749 投稿者 RYOさん タイトル WHITE WING

爽やかな夏の風が
僕らを包む
爽やかな風なのに
君はどんより

一体なんでだろう?

悲しいことあったって
僕らは常に
前を向かなきゃいけない
飛び立てるよね?

この白い翼を手に・・・

白い翼の大鳥
君はどこまで行くの?
遠く彼方の夢の島まで
飛んでゆける?
君の翼見せてよ
目に見えなくてもあるよ
どんな山だって越えてみせる
その翼が

もしダメだと知ったって
またやればイイ
チャンスはまだあるんだから
泣かないで

この君の手を胸に

黒い瞳の君
僕は知っているんだよ
君の瞳の中にいる君を
抱きしめたから
青い僕らの夢
僕らは抱いているんだよ
誰もやったことないようなこと
やってみよう

街の景色は変わりゆくけど
僕らは変わらない・・・

白い翼の大鳥
君はどこまでも行くの
飛ぶのに疲れたら
たまには休めば良いさ
赤い僕らの情熱
永遠に燃え盛れ
いつか本当の夢掴める
その日まで

ページトップへ

番号750 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

もし地球が自分を一日かけて動かすなら

もし太陽と月が一日かけて動くのなら

もし季節がまた巡り行くのなら

僕は一日でどれほどの“自分”と言う世界を動かしているのだろう

ページトップへ

番号751 投稿者 綾乃さん タイトル (無題)

刺激的に甘いレモネード
ちょっと砂糖入れすぎたくらい 許してよ
外は夕立 湯気が立つマグカップ
なんとなく幸せ??

矢のようねって表現 雨の雫も傘に堕ちれば跳ね返されちゃうのに

私の部屋 頑丈なベールは壁で代用
何が当たっても壊れない頑丈さだけが取り柄でもいい
ねぇ私ん中にも作ってよ頑丈な砦
心の周りぐるっと360°回転
どこにもスキがなくなるように

ページトップへ

番号752 投稿者 こなみさん タイトル (無題)

窮屈なまま目を閉じる
明日は綺麗だろうか
終わりを望むパラドックス

傷を隠しつづける
とりのこされた子供
その目は何を映してる?

滲む赤 染まる視界
何一つ正常なものなどない
降下しつづける愛は
鮮やかに色付きはじめる

静寂の中の呼吸音
目を開いても変わらない
確かに時は動いてる

手を伸ばせば触れる
誰かの価値になりたい
たびかさなる悪夢に
それでも夢は途絶えなくて

ページトップへ

番号753 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

嫌な事が増えたから

それを粉々に砕いて 空へとばら撒いた

でも私の手の中には

「アナタ」と言う名の欠片が一つだけ

ページトップへ

番号754 投稿者 歌い女さん タイトル +ただ望むこと+

もし一秒でも
違う時間に生まれたら
こんなに苦しくは
なかったのだろうか
愛されたのだろうか

出来ることなら
普通に生きたかった
みんなと笑って
何気ない毎日を
送りたかった

特別な幸せが
欲しかったわけじゃない
ただ人間として
当たり前の日々を
望んでいただけだった

ページトップへ

番号755 投稿者 眉毛さん タイトル (無題)

大人になるよ、約束する
大きくなって、あなたに誇れるぐらい強くなったら
逢いに行くから…
その時は笑って、昔を懐かしく思えるかな?

ページトップへ

番号756 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

聞こえなくても 見えるでしょう

触れられなくても 聞こえるでしょう

言わなくても 気づくでしょう

分からなくても 感じるでしょう

ページトップへ

番号757 投稿者 涼さん タイトル (無題)

ロックンロールを前にしても
僕の心は冷えている

心臓から一番遠いつま先が
酷く熱く思える

僕の体全てが鼓動して
今ある全てを愛してる

安い言葉で作られてあの曲も
あのシンガーも
あのギタリストも
ドラマーも
全てが愛しく
心を揺さぶられている

ページトップへ

番号758 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

今日もまた
この世界に雨が降るとき

何処か見知らぬ土地では
誰かが消え

誰かが歓喜の声を上げ

そしてまた誰かが
その身を震わせているのだろう

ページトップへ

番号759 投稿者 Kenさん タイトル 君の姿、探すとき・・・

いつでも私は君の姿を追いかけていた
もう月も沈んでしまった夜の真ん中で
狂おしいほどに君を探している

あの忘れかけていた温もりを求めて
それはただ単に 愛を欲していただけかもしれないが
君は何よりも
私と言う存在の象徴だった

今日もグラスを手に 壊れたラジオをしぼって
遠い日の哀しみを想う
そしてこの手に誰かの溜め息を重ねるから

苦しみから逃れる術を知りつつ
それが不可能であるとも分かっている
いつも人は戸惑いの底だ
何一つとして変わってはいない

もしこの身が月と同じ様に欠けて行くのなら
いつかまた満ちるまで 静かに息を潜めていよう
限りなく淡い世界を この心に噛み締めながら
誰かが光を与えてくれるまで

時代は足早に過ぎて
もう前にしか道はないのだと語る
そして 大切な人でさえ
一時の歪みの一部なのだと

私はこれからも このやるせない世界を、
君がいないこの世界を歩いて行くよ

そんな世界の片隅で見た朝日を
綺麗だと謳う僕を
君はどんな顔で嘲笑うだろう・・・

ページトップへ

番号760 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

何の希望もなくただ存在するだけのこの世界と

自由はあるが管理された熱帯魚の水槽の中

一体どちらの世界が幸せで

どちらが本当の不幸なのだろう

ページトップへ

詩館トップへ │ サイトトップへ
GARNET WORLD