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GARNET WORLD
詩 目次36

各詩の番号をクリックしていただくと、当該の詩へリンクいたします。
番号 投稿者 タイトル 投稿日
701 キラさん 強さ 2007/07/14
702 Kenさん (無題) 2007/07/14
703 歌い女さん +私の中の住民+ 2007/07/14
704 四ツ羽さん とある女 2007/07/17
705 スナイパーkさん I live 2007/07/21
706 ちくさん いらない 2007/07/21
707 Kenさん (無題) 2007/07/23
708 Kenさん (無題) 2007/07/24
709 なつみさん (無題) 2007/07/26
710 Kenさん (無題) 2007/07/27
711 歌い女さん +織り成す唄+ 2007/07/28
712 Kenさん (無題) 2007/07/29
713 涼さん かわりたい 2007/07/29
714 ダガーさん Dark and Mountain 2007/07/31
715 Kenさん Rainy Days 2007/08/01
716 akiさん 2007/08/01
717 涼さん 皆の価値観 2007/08/02
718 ずぃーずさん 2007/08/02
719 Kenさん Reverse World 2007/08/02
720 mikaさん どうか… 2007/08/02

番号701 投稿者 キラさん タイトル 強さ

転んだついでに

何か拾って

少しずつ強さにしていこう

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番号702 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

下を向いて 足元に注意しながら安全に歩くのも良いけれど

時々少し顔を上げてみようよ

だってほら

あんなにも綺麗な虹を見逃してしまうから

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番号703 投稿者 歌い女さん タイトル +私の中の住民+

リク
あなたは本当は
優しい人だった
あなたの言葉に
何度も何度も傷ついた
きっとあなたは
私を手に掛けようとした
絶望で心がなくなるように

でも本当は
これ以上私がつらくならないように
これ以上絶望しないように
私を眠らせたかったのでしょう
苦しみから私を
解放しようとしたのでしょう

でも私は知らなかった
知ろうとしなかった
だから私は
消えることのない自我で
あなたとアヤを消した

あなたたちは私の
憎しみと恨みから生まれた
でもきっと
優しさを捨て切れなかった
だから私を助けようとした

そうでしょう?
私はそう信じてる
だから

ありがとう…

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番号704 投稿者 四ツ羽さん タイトル とある女

天にありては比翼の鳥と
地にありては連理の枝と
誓い合ったはいつの日か
淡雪の肌は薄汚れ
黒炭の髪は白灰に
麝香の匂は線香に
誰も何も悪くなかった
只の自然の摂理であるが故
それが辛くて
只の自然の摂理であるが故
何も出来ない
相手とその相手を殺した女は言った


それでも私は
彼を信じたかったのです

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番号705 投稿者 スナイパーkさん タイトル I live

真っ青な空を旅する 
白い雲が散らばった
そして一つずつ離れ 何もかもが遠くなるよう

命とは 切ないと いつか誰かが言っていた
でも僕はそれを無視するように あなたに背中を見せた

どんな「生きる」が 僕の心に必要なのだろう
答えはなかなか見つからないけど
雲は流され 雨は止み 静かに蕾は開く
ただ明日という日が また来てくれますように


たったひとつ揺れるブランコ
傷だらけの滑り台
意味もなく遊んでみた あの頃となりにいたけど

いなくなり 静かです 写真は今も見れません
穴が埋められないこの部屋で 地味なもの増えてゆくの

どんな「生きる」を あなたは教えてくれたんですか
もうどうでもいいかもしれないけど
素直になろう そう 優しい未来があるうちに
ただ明日という日が 大切に思えるように







どんな「生きる」が 僕の心に必要なのだろう
答えはなかなか見つからないけど
雲は流され 雨は止み 静かに蕾は開く
ただ明日という日が また来てくれますように・・・

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番号706 投稿者 ちくさん タイトル いらない

君の手は汚いよ

触ると蛆虫が出てきそうで

君の顔はきたないよ

見てると溶けそうで

怖い 怖いよ

君となんていたくない

必要ない
いらない

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番号707 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

もし地球が自分を一日かけて動かすなら

もし太陽と月が一日かけて動くのなら

もし季節がまた巡り行くのなら

僕は一日でどれほどの“自分”と言う世界を動かしているのだろう

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番号708 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

あなたは今、此処にいる

「此処にいる」と言う事は「生きている」と言う事

だから ずっとずっと

「此処」に居てください

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番号709 投稿者 なつみさん タイトル (無題)

いらいらしてばかりでも、君なら
何だって耐えれるでしょう
自分の

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番号710 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

電話なんかじゃ駄目だ

メールなんかじゃダメだ

やっぱり 一番大切な事は

面と向かって伝えたい

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番号711 投稿者 歌い女さん タイトル +織り成す唄+

こんな私にも
出来ることがあるのだと知った
こんな私でも
誰かの生き甲斐になれるのだと知った

私が紡ぎ出した言葉を
織り込んでゆこう
私を求める人たちのために

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番号712 投稿者 Kenさん タイトル (無題)

誰も知らぬ深海で

誰かの呼ぶ声がする

私はそこで水底に手も触れぬうちに

蒼は私の頬をかすめる

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番号713 投稿者 涼さん タイトル かわりたい

僕は僕以外の何者にもなれない
でも僕は
僕以外の何者かにあこがれている
でもそれが何なのか分からない
それが分かれば
少しは変われるのに

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番号714 投稿者 ダガーさん タイトル Dark and Mountain

窓から見える山と山
小さいけれど大きくて
世の中なんて どうでもよくなるよ

悩んでることとか
悔しかったこととか
時には嬉し涙もあり
毎日が一つの感情みたいで

夜の闇の中で
変わらずにいる姿は 何故か温かくて
好きなだけ眺めて
また眠りにつくとしよう

見えないけれど そこにいる
その存在は 何故か切なくて
いつか忘れられてしまいそうで…

もう少し眺めさせて
また明日は来るから

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番号715 投稿者 Kenさん タイトル Rainy Days

頬杖をつきながら 窓の外を見る
別にする事がないだけだからかもしれないが
きっと こんな寒い日の雨が僕の心を奪うのだろう

止んでほしい でも止んでほしくない
そんな矛盾を携えて 僕は今此処に居る
君の淋しそうな視線を感じながら 一杯の珈琲を片手に

雨は今日も降り注ぐ
もうずっと降り続けている様な気がして
寂しさじゃない 孤独でもない 幸せでもない
そんな色に空を染めるから

涙よりも無垢で 雪よりも儚い
そんな雨だけが 人々の心に降り続けている
空は遠くまで続いているのに 今は二人の境界線さえ見えないから

あの十字路を行くのは 幾つにも折り重なった人の群
皆それぞれの心に 見えない傘を差しながら
それは明日になっても 何年経っても変わらないけれど
僕らは限りなく変わってきているだろう?

何故 言葉にできないのだろう
たった一瞬だけでも 君の心を抱きしめてあげれば良かったのに
今はただどうしもなく 冷たくなった君の手を握ることしかできない
誰かの叫びの様なこの雨だけが 今の僕を繋ぎ止める

君は・・・君の心は何処にあるんだ
僕の気持ちは見えなくなるばかりで
ただ 雨空を見上げることしかできないから
その心に傘を差して

涙の様に冷たい雨が
君の姿を隠してしまうから

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番号716 投稿者 akiさん タイトル 壁

私、どこへ行けばいい

季節がめぐってまた年をとる

なのに私の立ち止まる理由

あなたは知らない


言ってもわからない

でも叫べない

光へ向かう貴方には

私が見えていないから


私、どこに行けばいい

季節がめぐってまた年をとる

なのに私の悲しい理由

貴方は知らない

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番号717 投稿者 涼さん タイトル 皆の価値観

価値観なんてものは人それぞれで
時に誰かはそれを押し付けてくるんだ
私はそんなの嫌いなのに
大多数の人が普通だと言って
たまたま一緒になった価値観を
一緒にならなかった他人に押し付ける
みていて辛くなるけど
私も所詮はその大多数の一人であるのだろう
また
一緒ではないその他の人達の一人なのだろう

私達の価値観は
時に重なり
それを分かち合いたいがために
時にそれを押し付ける
日常的や
普通などの言葉を使って

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番号718 投稿者 ずぃーずさん タイトル 影

ボクらの後ろには
いつだって黒いものがついてくる


そこにいるのは誰ですか?


訊いてみる

返事はない

冷たいヤツ


でもね、

一人で過ごす午後とかは
そこにいるってだけで安心する

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番号719 投稿者 Kenさん タイトル Reverse World

時は坂を下り
人々は光へと還る
鳥は水に飛び
魚は空を泳ぐ

虹は空色で
空は翡翠の輝き
月は振り返り 形を変えて
太陽は夜に輝く

鏡は過去を映し
残像は未来を縁取る
字は頭を駆け巡り
言葉は心を突き刺す

男は優しさを覚え
女は今に生きる
私は毎日生まれ変わり
あなたは誰かを知る

涙は地に固まり
怒りは誰かを傷つける
正義は何かを失い
悪は希望を残す

人はまた生まれ
今日は昨日の続き
明日は明後日への架け橋
命は儚くも灯を植える

風は渦巻き 波は逆巻き
花は枯れて種へと戻る
そして「今日」と言う日は記憶となり
鼓動は誰かを隠す

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番号720 投稿者 mikanさん タイトル どうか…

ほら また 生まれた 新しい 命。

生きていくほどに
悲しみを知れ
死んでいくほどに
喜びを謳え

そして、やさしい人になりなさい。

いつかその心は 
星を巡って
空をわたって
海をくぐって、

ここにナニカを残すでしょう。

だけれどね、
やさしいことは 怖いから
失うことは 怖いから
流した涙を 責めてはいけない。

―いつか 自分のお墓の前で
にっこり笑っておみせなさい。

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