GARNET WORLD |
詩 目次31 |
番号 | 投稿者 | タイトル | 投稿日 |
601 | ダガーさん | 非 | 2007/04/27 |
602 | 凪さん | (無題) | 2007/04/28 |
603 | meronさん | 僕は | 2007/04/28 |
604 | scale★swingさん | 哀しいほう | 2007/04/28 |
605 | ダガーさん | 雨雲ができるまで | 2007/04/29 |
606 | Kenさん | 今君にこの胸一杯の花束を | 2007/04/30 |
607 | Kenさん | bye bye Blue Bird | 2007/04/30 |
608 | Kenさん | チェックメイト 〜チェスと言う名の死亡遊戯〜 |
2007/04/30 |
609 | 涼さん | 絆の形 | 2007/04/30 |
610 | yan☆gilrさん | 大好きなあなたヘ | 2007/05/03 |
611 | すみれさん | 幸せな時間。 | 2007/05/04 |
612 | YU-KIさん | 求め行くもの | 2007/05/06 |
613 | さっちさん | time on earth 〜ハードコアな世界〜 |
2007/05/06 |
614 | mikanさん | TOKAGE | 2007/05/06 |
615 | Kenさん | 迷いの森 | 2007/05/06 |
616 | Kenさん | アリスの迷宮 | 2007/05/06 |
617 | ZEMAさん | All THE TIME | 2007/05/10 |
618 | Kenさん | ビーナス | 2007/05/13 |
619 | Kenさん | 小さな話 | 2007/05/13 |
620 | scale★swingさん | 世界 | 2007/05/13 |
番号601 | 投稿者 ダガーさん | タイトル 非 |
緑の中にいる時の あの静けさ 留守にしてた家に帰った時と 似ている 少しだけど.. 木漏れ日さえもが消えた時 僕らは歩く暇も無い 赤く染まる空を見上げて 黒く染まる大地を見下げて わかっているけど 涙を流しても戻れないこと つい 嘘だと信じ 確かめてしまう |
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番号602 | 投稿者 凪さん | タイトル (無題) |
お前は何も変わらないんだな 俺はなんだかえらく頑丈な 人間になっちまったらしい そうそう・・・ 昔はよくテストの点数を俺と 比べて悔しがってったけ でも今はなんだか逆に 思えるよ どこで間違ったんだろうな 俺はただ前を見て歩いてきた だけなのに ーなぁ。お前のその太陽で 俺を照らしてくれないか 10分の1もいらない 贅沢は言わないよ ただ 少しだけ 少しだけで いいんだよ |
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番号603 | 投稿者 meronさん | タイトル 僕は |
いわないけどね わかる・・? 僕にはわからないけど 感じるよ・・ ありがとう 心は自由だということを 僕は感じることができた ああ、生きているんだと 感じることができた あなたのおかげで |
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番号604 | 投稿者 scale★swingさん | タイトル 哀しいほう |
ずっとずっと君は悩んでた 僕は知ってる こっちも泣きそうなほど辛くね。 ねえどうしてそう哀しいほうへ向かうの? どうしようもないみたい いつの空でも光はあるんだよ 気持ちが巡りすぎたんだ・・・ そして君はとまりそうな笑顔見せて あの町へいった 哀しいほうへ向かうから 僕達は分かれたんだ 誰よりも光浴びながら ここまできたというのにね・・ ねえ哀しいほうへ目を向けちゃいけないって 今やっと分かったでしょう? 切ないから 僕はもうこの町を離れないよ・・ |
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番号605 | 投稿者 ダガーさん | タイトル 雨雲ができるまで |
砂浜を二人で歩きながら 海に映る 白い雲を見ていた このまま 僕らだけの時間であってほしい 海を歩いて行くと その先に見える物は何? 悲しみとか 嬉しさとか優しさとか 色々あるけど 一番遠くにいるのはキミだけ ただ それだけでいい 何もいらない 波にのまれて... 消えてしまうまで ずっと待っていてね 雨雲ができるまで |
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番号606 | 投稿者 Kenさん | タイトル 今君にこの胸一杯の花束を |
またこの場所で逢えると信じている たとえ誰かが嘲笑っても 私がそれを信じ続けている限り それは間違いなく今も此処にあり続ける真実だ 蒼く揺れる波間に花びらをかざし 一粒の涙のように君の行方を探す あの果てしない闇の向こうで 君は静かに手を振っているだろう あの日々が幻であったとしても 君の影と 私の記憶が あの日の足跡を紡いでいる 手を握ってみても 君の手はただ風に紛れて逝く 掌はまだ あの日と言う一筋の糸を伝うだけだ 加の地の底に眠る魂は時に映ろう 涙は雫に紛れて 貴女を想っていた日々へと還るだろう その瞳に私はいないけれど 私の中の貴女は いつまでも光り輝いているよ 枯れた大地を踏みしめながら 私は未来(あした)に吠えるだろう 過去が造った足跡を 今はもう意味を持たぬ「後悔」と言う感情に乗せて 私はあの日の自分に告げるだろう あの人に一輪の花を挿してくれと・・・ 東へ吹く風(きみ)よ あの人に伝えておくれ 私は幸福だったと 貴女が私の全てだったと そして私は今も あの遠い日々を抱きながら 今君にこの胸一杯の花束を贈る |
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番号607 | 投稿者 Kenさん | タイトル bye bye Blue Bird |
幸せを告げる一羽の鳥よ その羽は今も大空と同じ色をしているかい? きっと旅の途中で疲れてしまうから 時にはその羽根を休めて 旅はまだ果てしなく遠い だから今はただ風を感じていて そんなに急がなくてもいいから 君は君のままに何処までも飛んで行っておくれ 誰も急かしたりなんかしないさ もしいるとすればそれはきっと君の中にいる君自身だね 分からなくなったら近くにある光を目指して 見失ってしまったらいつか見つかると信じていればいい 旅はまだ始まったばかりさ 君が君と言う存在を見つける旅は・・・ きっと君は旅の途中で色んな人と出会うだろう 幾度と無く嵐に飲み込まれるだろう たとえそうであっても 君はその度に君と言う破片を見つけていくから 君はその小さくて大きな翼を広げ 間違いなく前へ前へと進んでいるはずだから 怖れなくてもいい ただ前を見て 時に置き去りにした日々に手を振りながら 君は君だけの道を進んでいけばいいから それは君だけじゃない みんなそれぞれ道のりが違うだけさ 違う事は一つも無いけれど 同じ事だって一つもない 大切な人が傷ついていたら そっと手を貸してあげて欲しい きっとその翼は今にも折れてしまうから いつか羽ばたけなくなるから 輝きを失ってしまうから だからほんの一瞬だけでいい その人の傍にいてあげて その人は共に嵐を超えて行ける助けが必要なだけなんだ 他には何も残っていないから もしかしたら もう光さえ探せないのかもしれない だけど 君がその人の光となればいい たった一筋の灯を その人の心に点けてあげればいい きっとそれだけの事でその人の世界は今よりもっと変わるはずさ きっとそれだけの事で君の心は今よりもっと輝くはずさ かけがえの無い硝子の様な心はずっと自分を照らしてくれる光を探していたんだ きっとそれは 物凄く身近な所にあったのかもしれない だけどそれを気づかせてくれる何かも必要だった 探すのは難しいけれど それが何なのかは分からないけれど それが君であってもいいだろう? 僕の幸せの青い鳥よ 今度は君が幸せになる番さ そして何処かで誰かが泣いていたら その人の心に希望の光を差しておくれ そっと抱きしめておくれ その翼で暖めておくれ その瞳で教えておくれ 世界は思っている以上に広くて 雄々しくて 美しいものだと言う事を だから今だけは 哀しさと寂しさ押し込めて bye bye Blue Bird… |
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番号608 | 投稿者 Kenさん | タイトル チェックメイト 〜チェスと言う名の死亡遊戯〜 |
今 一人の歩兵(ポーン)が死んだ 彼は一人息子だった 確か綺麗な恋人がいると聞いている 今 勇敢な騎士(ナイト)が死んだ 彼は誰からも好かれる人だった 彼の家族は彼を誇りに思っていたよ 今 老練な僧侶(ビショップ)が死んだ 彼はあの時代を知っている唯一の存在だった もう彼の口からあの日の情景は聞けない 今 私達の城(ルーク)が壊された 私達が住んでいた都も 今は悲しみと言う炎に焼かれているよ 今 心優しい女王(クイーン)が死んだ 彼女は誰よりも人の幸せと家族の幸せを願う女性だった だけど今はもう ただの腐った肉片だ ヤメテクレ 止めてくれ 辞めてくれ もうこれ以上 世界を血で染めるのは 罪もない命を奪うのは たとえ遊戯(ゲーム)であっても 奪って良い命なんてこの世に存在しない 命有る者が命を奪うなんて そんな事あって堪るもんか! だれか この残酷な戯曲に幕を下ろしてくれ たった一言 たった一言だけ呪文を唱えれば この遊戯(ゲーム)は終わるんだ 今 親愛なる王(キング)が討ち取られた 誰よりも信頼される 全ての鏡であったのに そして誰かは高らかにこう叫ぶ 「チェックメイト」 もう終わりにしよう・・・ 失う物ばかりで 誰も幸せになれず 血で血を洗う こんな「戦争」なんて遊戯(ゲーム)は |
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番号609 | 投稿者 涼さん | タイトル 絆の形 |
この間貰った時計が止まってしまった お前の時間が止まったときに 最初は気づかなかった 電話がきて 病院にいくタクシーの中で 止まっていることに気づいたんだ こんな不吉な時計 捨ててしまおうって何度も想った でも捨てられなかったよ だって これが 最初で最後の贈り物だったから これが私とお前を繋ぐ 唯一の絆だから 今もまだ繋がっているよ この時計を見ていると お前と過ごした時間が いつでも思い出せる お前に貰った 最初で最後の形 これが 私達を繋ぐ絆の形 |
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番号610 | 投稿者 yan☆gilrさん | タイトル 大好きなあなたヘ |
あなたが私の 隣りから居なくなって いくつの夜が過ぎて いくつの朝が訪れたんだろう あの時はあなたの全てを 見せて欲しかった あなたに抱きしめて欲しかった ずっと傍に居たかった ただそれだけなのに 何故かあなたを 苦しめてしまっていたんだね でも、あなただけは 離れない・・・ 離してくれない・・・ 離さない・・・ って心の底で自身が あったんだと思う でも今あなたは私の 傍に居ない 連絡もない あなたは今 何を考えてるの 何をしているの 今は知る権利もない でも、どうしても 伝えたいことがあるの 今でもあなたの事が 忘れられません。 {本当に大好きです} |
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番号611 | 投稿者 すみれさん | タイトル 幸せな時間。 |
暖かい風が流れて、 君が可愛く笑った。 木漏れ日の奥 赤い花が揺れている。 何にも無くて なんでもあるんだ 静かなようで にぎやかな歌声が溢れてるよ あぁ、この世のどこより意心地が良いよ あの丘の上に浮かぶ空のようにきれいな青 小鳥の会話がわかる気がする きっと僕達のように幸せなんだろうね。 それでも臆病な僕は、 隣にちらつく君の影まともに顔は見れなくてそればかりを眺めてる その顔を覗ける瞬間までは 太陽が照らしていてよ それまでが僕らの 幸せな時間。 |
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番号612 | 投稿者 YU-KIさん | タイトル 求め行くもの |
立ち止まって 迷って 悩んで 何度もくじけそうになって それでも時間(とき)は進んで 耳を塞いだって 悲しい歌は聞こえるんだ 憧れを追うって難しい 愛するって単純じゃない でも生きているから 例えそれが死へのカウントダウンだとしても 逆手にとるよ 永遠が無いから今があって 故に何かを探し 求め行くんでしょ? |
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番号613 | 投稿者 さっちさん | タイトル time on earth 〜ハードコアな世界〜 |
人生はトラブル続きさ 時という果敢無さよ 人生はいつまで続くさ 時という無常さよ 己の力を信じてやれ rurururu… 己の力を見せてみろ lalalala… そこまでできるなら まだできる そこまでやれるなら まだやれる huu…woh… 綺麗ごとなんて無いこの世の中に ひとつの華を齎し 綺麗なんて言えないこの世の中に ルビーのような華を咲かし 生きて生きて 生き抜くのさ もう疲れたなんて 言葉は要らない 人生に疲れたなんて…言わせない それが我が生きる道なのさ… rururu… lalala… rururu… lalala… どこまで行くかわからない でも…我が人生に幸あれ ハードコアなこの世界に… runaway… wow woh… woh… |
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番号614 | 投稿者 mikanさん | タイトル TOKAGE |
心のアスファルトに塗られた影が ふと 揺らいだかと思うと… 細い尻尾を息づかせ 素早く身をこなす 土色蜥蜴。 いつかその一部を じりじりと焦がす日のもとに 集めてみたいと思うのです。 彼のちぎれた美しい尻尾は、 私の勇気、そのものですから。 |
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番号615 | 投稿者 Kenさん | タイトル 迷いの森 |
真珠の粒を持った君が あの森で今夜も私を待っている その涙の粒は深淵の様で 何処か夜の途中の影の様だ 誰かが呼ぶこの森へ足を踏み入れてみるかい? あの子はまた先に行ってしまったんだね 今もきっと親鳥の帰りを待っているはず さぁ 亡骸でもいいからあの子の下へ帰してあげようよ もう羽根は折れているけれど・・・ いつまでも泣くのはおよし 誰も聞いてはくれないんだから だからいっそ此処にいるといい それを君は望んでいないと思うけど この手を取ればそれが始まりさ でもそれは終わりも意味するだろうね 此処ではない何処かへ連れて行ってあげる そして夢を見せてあげるよ 悪夢よりも甘い堪能な夢を・・・ その中で心行くまで溺れるがいい 踊り狂い やがて疲れたら 彼の肩にとまればいい きっと彼がもっと深い森の先へ導いてくれる 僕はそれに微笑みながら手を振るよ そして幸せにおなりなさい 迎えはこないから だからいっそ此処にずっといればいい いつか誰もが君の事を忘れてしまうから 君はただ今に生きればいい 過去は何処か遠い場所に置いておいで どうせなら誰も見つけられない地面の底に埋めればいい 私はただ君に手を振るよ 仮面を被った彼に捕まった君を見ながら ただ彼に手を引かれる君の後姿を見ながら・・・ |
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番号616 | 投稿者 Kenさん | タイトル アリスの迷宮 |
不思議なウサギと出逢った君 彼の時計は本当に動いているのかい? 深い穴に落ちる君 その底に彼はいたのかい? イカれた猫に出会った君 その猫は本当に君を助けようとしたのかい? 仄暗い扉を開けた君 その道の先に見えるのは光だけなのかい? 哀しい話を聞いた君 その本の著者は誰なんだい? 不愉快なパーティに呼ばれた君 そのお茶はどこか死の味がしなかったかい? 頼りない彼を頼った君 その言葉は君の世界を変えたかい? 女王の白い薔薇を摘んだ君 その薔薇の棘は君の血の味を覚えたかい? 囚われの君 心に思い描くのは誰なんだい? 全てに追われる君 それがどうしてか考えた事はなかったかい? 不思議な世界を旅した君 君は本当に幸せだったかい? 夢から目覚めた君 物語は本当に終わったのかい・・・? |
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番号617 | 投稿者 ZEMAさん | タイトル All THE TIME |
時の流れに逆らうなんて 出来ないことだね このままずっと同じ流れを 進んでいきたい 両手で作る小さな泉 輝く世界に夢を託す 瞳に映る遥かな未来 つがいの羽で飛んでゆく 風の流れ ぶつかり合うことも有るけど それ以上のもの 心にあれば壊れない 何も怖くない いつまでも ずっと離れないで飛んでいたい 逆風に戸惑っても 変わらず羽ばたきたい 何処までも 堕ちることなく見続けたら 色付いてる 時を越えて 変わらない愛が 永遠に |
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番号618 | 投稿者 Kenさん | タイトル ビーナス |
一筋の光は幾千に折り重なって また 知らぬ間に消えていく それでもまだ星は無数にあって 今日も夜空に輝いているよ 沈まない太陽はない 穏やかな波はない 過ぎ去らない嵐はない 繰り返さない過ちはない きっと僕等は道で迷うから 誰か正しき道を教えてくれる道標(ひと)が必要なんだ でも僕等は夢を描くから 目の前にある“現実”と言う道から外れてしまうんだね 安全な暮らしに溺れるのもいいけれど 時に“刺激”と言うドラッグが必要なんだ きっと 今を変えたいと願うから 心は泥沼の中へと沈んでいく 声は意識の中で叫び続けるけれど 悲しみの記憶の中に溶けて行くから 心は今日も見知らぬ樹海を彷徨っている 明日は明日になるまで分からない それを知る術は一つとして・・・ 夜空に輝くビーナスよ 僕の行く道を照らしておくれ 僕の中のビーナスよ 僕の心を見据えておくれ 降り注ぐ満天の星よ 今日も時代を見つめておくれ |
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番号619 | 投稿者 Kenさん | タイトル 小さな話 |
今日も猫の寝床で眼を覚ます 周りには歴史が散乱してる いつもと同じパルスがこの体を駆け巡る でも 空を行くのはノイズだけ そう言えば あの花の名前は何だっけ? 首輪を付けたあの娘はおよしよ きっと振り回されてしまうから この路地を左に行ってごらん たぶん彼は彼のままだよ 歩く度に鳴く鳥たち 早く お家へお帰り 子供たちが腹を空かせて待っているよ ボクもだけど きっとそれは小さな事さ 兵隊さん 兵隊さん 指差し確認何処へ行く もう戦いは終わったよ これ以上 誰と戦おうと云うんだい? パイプの中でオイルが満ちる 心の中は重なる事のない時計の針 地面の上にはボクの影 その先には がらんどうになった街並 今夜も傍には誰かがいて また明日も誰かが来る 来客とは言えないけれど ボクにとってはかけがえのない存在 ボクもいつかはそんな風になりたいんだ 幸せを探しに行こう たとえ がむしゃらだって構わない 大きさなんて関係ない それを問題と思わなければ ロケットの中のあなたは笑う たとえ 此処にいなくても 気持ちはきっとあの場所で 花を咲かせているだろう 今日も雨は降り続く そしてボクは檻に鍵を掛ける この空に雨が降るとき 何処かで誰かが風を感じている 光をその身に浴びながら 今見えている物が全てじゃない ボクラはまだ世界のほんの断片しか見えていない それはこの広い宇宙に比べれば ほんの一粒の砂 自分が誰かなんて 知る事はできない 人は何処まで行っても「自分」でしかありえないから でも きっと分からないからこそ 人は求めようとするんだ 今も戸を叩くアナタ ボクはどうして生まれたのですか? 僕はどうして此処にいるのですか? 冷たい地の底にも暖かい心はありますか? いつか 答えを聞かせてくれますか? 間違っていても構いません それを間違いと思わなければ そして ボクは今も此処で 嵐の夜を待っている・・・ |
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番号620 | 投稿者 scale★swingさん | タイトル 世界 |
ありふれた日常眺めていると ふいに四次元の世界へ飛ばされそうだな 誰かが後ずさりするように 儚いから・・・ 大切なものこそちりばめられ 遥か遠くへ・・・ 私もまた 歩き出すのです |
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