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GARNET WORLD
詩 目次24

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番号 投稿者 タイトル 投稿日
461 Nさん 左手と右手 2006/11/18
462 ZEMAさん ROCK 2006/11/18
463 kouさん An incomplete heart 2006/11/19
464 ZEMAさん 戦場に消えた約束 2006/11/19
465 暇人さん 謝罪の言葉。 2006/11/20
466 にとさん 涙と笑顔 2006/11/21
467 雨さん ジャンクドール 2006/11/21
468 ZEMAさん 最後の願い 2006/11/21
469 暇人さん 操り人形の感情 2006/11/22
470 ZEMAさん DREAM WORLD 2006/11/22
471 涼さん 空虚な夜を今日も・・・ 2006/11/25
472 ZEMAさん LOVE PERSON 2006/11/25
473 彩乃さん HUMAN 2006/11/28
474 Nさん また×4 2006/11/29
475 ダガーさん Hero 2006/11/29
476 ZEMAさん cooperation 2006/11/29
477 風知草さん 2006/12/02
478 ZEMAさん Not Finale 2006/12/03
479 彩乃さん fire flower 2006/12/04
480 ZEMAさん 2006/12/04

番号461 投稿者 Nさん タイトル 左手と右手

左手の
冷たい温度
ただ悲しい

右手の拳
左で冷ます
悔しい時間

後悔なんてさせないよ
われを忘れて暴力もさせない
ただこらえて・・・?
少しだけ


冷たい温度
熱しすぎたものを
冷やすには必要なんだね

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番号462 投稿者 ZEMAさん タイトル ROCK

聞こえるのは鼓動
オーヴァーヒート寸前のヘビーロック

駆け巡り
炎と化した血の流れが
駆け出したこの身を突き動かす

自分が何処へ行くか分かってはいない
運命が行き先を知っている
それだけで未来への階段を駆け上がる

心との葛藤
自由への欲望
闇からの誘い
光への疾走

手を伸ばしたが掴み損なった夢
チャンスは巡る
もう一方の手を伸ばす

夢中になって駆け出した
そのままで飛べるほど速く

限界まで加速していく

握る手のひらの中に思いを詰め込み
死神と天使に追いかけられながら走る
地平線の彼方まで
光の先に見える光まで

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番号463 投稿者 kouさん タイトル An incomplete heart

くだらない雑音に振り回される毎日
光を避けながら影に引かれ
失速する何かをただ眺めている
今まで確かにあった自分の道を見失う
今にも落ちそうなもろいかけらを
拾う事もできずにいて
denied that I lived

燃え打つ情熱の炎が
うらやましく見えるのならば
少しでも生きる術を探すでしょう
まだ見えねその闇の奥を
かき消そうと腕を振り回して

何気ないやりとりの中で
笑い怒り悲しみたくさんを表す
大きく変わりながら行き来する感情が
不安定な精神を出している
まだまだ自分を形成できずに静かにたたずむ
創り出す力もなくて
decide it properly and live

もう少しでも危なげなく
走ることを望む事を出来ていたなら
まだずっと先を見れたでしょうか
あせる気持ちを出しながら人格を固めている
未来の自分を創造しながら
不安な毎日をふらつきながら生きる

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番号464 投稿者 ZEMAさん タイトル 戦場に消えた約束

帰りは少し遅くなるかもしれないけれど
大丈夫
俺なら大丈夫だって
お前を一人にはさせないよ
だから
待っていてくれよ

行かなくてはならない
俺だけがここに残るわけには行かないんだ
助けを求める人たちが居るからな

泣くなって言っただろ

手を握らせてくれ
お前の手冷たいな
風邪なんか風邪を引くなよ
じゃあ俺行ってくるからな

空気に感情を埋め込まれた者達は
何をしているかも分からないまま動く
罪なき者同士の争い
尊い炎を消していく
悲しみを生んでいく

ごめんな
お前との約束守れないみたいだ

祈ってくれ
この世界から争いが消えるように
平和が続くように

ああもう時間だ
頼んだぞ

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番号465 投稿者 暇人さん タイトル 謝罪の言葉。

”また、明日。”
いつもと同じ挨拶。
”さよなら”
だと、君が淋しがるだろ?
”さよなら”の方が、正しいんだけどさ。

君には、嘘をつくことになってしまうね。

明日は、もう会えないのに。

ボクは、いなくなる。

ここから消える。

ごめんね。

口には出さずに、謝罪の言葉。

顔だけの笑顔で、君と接してしまったことにたいしての謝罪も。

ボクは、誰にも殺されない。

けど、

ボクは、ボクに殺される。

ボクは、殺されたくないから、
ボクは、ボクが殺すんだ。

最期は、心地よい風が吹く、この辺で一番高いビルの屋上で、

ごめんね。

さよなら。

そう、心の中でだけの謝罪。

最期の景色を、しっかりと目に焼きつけて、

空を跳んだ。

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番号466 投稿者 にとさん タイトル 涙と笑顔

あなたのゆめを見た
あなたは
ゆめで 笑いかけてくれたの
でも・・・・
わたしは 笑うことを忘れたから
ただただ・・・・
涙をながすしかなかったの
きっと また
あなたのゆめを見るわ
そしたら・・・・
こんどはちゃんとわらうから

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番号467 投稿者 雨さん タイトル ジャンクドール

笑いたい
ジャンクドールに生まれた私は
皆と笑いたくて 私も姉妹の姉に入るのに あの人は 私をジャンクドールとして作った
私 壊れている 未完成 未練を残すわ どうして私を 完全には作ってくれなかったの? 
作り笑いしか出来ないじゃない

笑いたいのよ 私
微笑みたいのよ 私 
皆と違う 不完全な私 彼方に未練を残すわ

投稿者コメント

2度目投稿です。お目汚しすいません。
さっそくですが、私が言いたいのは「Is」皆さんは知っていますか。男でも女でも無い同性を持つ人間の事です。人は皆違っていいのだと思います。人は周りの人間と同じだと安心してしまいますよね。その事を語りたいのです。

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番号468 投稿者 ZEMAさん タイトル 最後の願い

空に帰る
空に帰ってしまったあなたを心で見つめ
涙を流し遥か彼方を思う

私に伝わった
どこか遠いところから聞こえた声は
心だけが聞き取れる別れの声

約束は悲しみに敗れてしまったけれど
待ち続けていた私は怒らない

ただ悲しみに明け暮れただけ

不覚にも涙を流してしまった
こらえ切れなかった

私は願いを背負い空に帰った小さくて大きな英雄の
はるか彼方からの頼みを聞きましょう

いつまでも
この願いが風に乗り
空に居る貴方に届きますようにさ

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番号469 投稿者 暇人さん タイトル 操り人形の感情

オォオォォオォォ・・・!

今日も、観客の歓声が聞こえる。

誰への歓声?
ボクへの?

んなわけないか。

ボクは操り人形。

人形に踊らされる、ただの、形だけの存在。

自分の気持ちを伝える術の無い、ただ操られるだけの物質。

感情なんて要らないはず。

それなのに、何故こんなモノが、ボクに存在するんだろう。

こんなモノは要らない。
捨てたい。捨てられない。

何で?


聞こえる、見えない。

知ってる、伝わらない。


何でだろうね。

答えは見付からないまま、

今も踊りつづける。

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番号470 投稿者 ZEMAさん タイトル DREAM WORLD

不器用な絵画永遠に繰り返す
仕上がりのこない永遠の形

そんな未来図
描きながら生きる
朝は毎日来る誰にでも

目の前に高くそびえる壁を
誰よりも高く飛んで越えたら

違う世界を
いつのまにか歩いてる
遠く輝く祝福の道を

いつかは羽を伸ばし
飛びたい
空の果てを知るために

未知の世界
未知の夢

築き上げてた
想いの山を
踏み台にして見てみよう

願う夢
叶うから

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番号471 投稿者 涼さん タイトル 空虚な夜を今日も・・・

ストップ ストップ
人生通行止め

今俺は
趣味の悪い部屋て
趣味の悪いパンツはいて
趣味の悪い女に抱かれている

快感と快楽が脳を満たすが
胸はすっからかんで何も感じない

空虚な夜は更けていく

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番号472 投稿者 ZEMAさん タイトル LOVE PERSON

雲を数える無邪気な笑顔
天使のように空を羽ばたく

冬の寒さに身を震わす
両手握って暖かさを知る

そんな何気ないしぐさに惹かれ
いつも貴女を抱きしめたくなる

夢見るその眼差し遥かな
空を見てる自由に

輝く星見上げる
悲しさなど消えて散った

日の当たる楽園
幸せで満ちてる

愛しい人貴女に
巡り逢えて
良かった

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番号473 投稿者 彩乃さん タイトル HUMAN

知らずに苦しい深みにハマってた
もう抜け出せぬこの運命は
私のせいじゃない

人は考え進めてゆくほどにね
愚かになりゆくのです
それで前に進む訳だから 足踏みしても当然で
でも 傷つくのは避けたいんだから・・・

矛盾してるよ!この世界は
絶対真実の理(ことわり)なんて無いんでしょ?
解ってるよ!そんな事くらい
考え続ければそのうち見つけて
答えにヨイシレル その瞬間(とき)だけ・・・

自分のあとをついてくるshadow
何処まで来る気?ついてきても良いことナイよ
全く同じ形して歩いて
私 結局死ぬ時も同じでしょうか

永遠につきまとう苦しみは
私のせいじゃない
でもね・・なぜか不安になってるの
こんなに幸せな場所に生まれてても
こんなに幸運(しあわせ)であっていても
存在しちゃいけない様な気がしてるの・・・"HUMAN"

ドキドキシテルの?何でなの・・・
間違いを見つけたの?過去の中に・・・
行き着く場所が 不安定でも大丈夫
此処にまた戻って やり直せばいい
辿りつくまで

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番号474 投稿者 Nさん タイトル また×4

後悔するのでしょ

またまたまたまた

嵐がやってくるぜ
あとの祭さ
いつもそんなだ

わたしの人生
そんなんばっか

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番号475 投稿者 ダガーさん タイトル Hero

授業中ふと窓の外を見たら
遠くも近くもない空に映っているのは...何?
朝靄?蜃気楼?世界の影かな

名前も正体もわからない事だってたくさんある
常に薄い闇に包まれた世の中だから

仕方ないね
誰もこの闇を消そうとしないから
本当に 世界で一番の正義を持っているのは
私かも知れない...

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番号476 投稿者 ZEMAさん タイトル cooperation

綺麗な空に綺麗な心で謳おう
手と手を取り合って
夢を乗せた雲を創ろう
何処までも行けるように

綺麗な空に綺麗な心で謳おう
見上げて星を数えて
誰も見たことのない星を流そう
夜空を駆け抜ける

分からないこと多くても良いんだよ
だから自信を持って

一つの心
一つの気持ち
一つの願い

心の輪ができた

一人じゃない
独りじゃない
独りだけじゃない

どんな時でも
守ってくれる人が居るんだよ

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番号477 投稿者 風知草さん タイトル 壁

まただ。
壁がある。
また、同じ壁だ。
逃げたのに。
最終手段の、死ぬことで、逃げたのに。
また、生まれ変わって、結局同じ壁に突き当たる。
死んでも、死んでも、
生まれ変わって、生まれ変わって、
時を変え、場所を変え、手を変え、品を変え、
結局同じ壁の前に立っている。
何度目だろう。
千二百回目くらいか。
神は永遠の時間を費やす気だ。
何千回でも、繰り返す気だ。
何しろやつは永遠を持っている。

空に向かって叫ぶ。
てめえ、何だって俺の前にこんな壁を置くんだよ、いつもいつも。
理由を言え、理由を。
もう、俺をいじめるのは止めてくれよ。
ほっといてくれよ。

しばし黙り込む。
返事は何もない。
壁の前に座り込む。
足を投げ出して座り込む。
あぐらをかいて座り込む。
膝をかかえて座り込む。
待つ。
待ちつづける。
神も待ちつづける。
黙って待ちつづける。

そして
いつか俺は、
あきらめのためいきとともに、気がつく。
壁を見上げる。
死んでも死んでも
また生まれ変わってここにいる。
この輪廻を断ち切る方法は
結局一つしかない。

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番号478 投稿者 ZEMAさん タイトル Not Finale

先にある確かな未来
何処まで続くか見たくないかい?

永久に近い長い道のりを
止まらないで進んでみないかい?

君の所に迎えに行くから
準備して待っててね

宇宙が広がるより速く進むと
何か掴めるかな

過去に火をつけて
未来に飛び出し
叫びながら風に乗り
輝く未来へと共に行こう

下がらない
爆発しそうな気持ち
高鳴る鼓動

この幸せ
永遠に続くから
ハッピーエンドはこない
終わりはない

飛び回ろう
広い世界を

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番号479 投稿者 彩乃さん タイトル fire flower

君を失ったのに僕はまだ歩いてる
君は多分僕が歩み続けること望んだけど
僕はそれが哀しいよ

夕焼け空の紅き雲羅列する
人々 せわしく歩き周り
街角を右に折れたら ゆるりとした傾斜道
此処を登れば 君に会えそうで

橙色(オレンジ)の灯りと
店へと急ぐ者
はしゃいだ声は幼き子供のばかりではなく
人、我忘れ 眠りから覚めたよう
きらびやかな店 前を通り過ぎるだけ

夕暮れ時の天道
よく晴れてますね 君が見るためのよう・・・
ふ、と上空(うえ)見れば
一瞬の華(はな)
夜空に近づく空の花火

誰かが造ったものなんだろう、
一瞬のきらめきに懸命になって
どんな人とも繋ぐ この空灯す
罪人も想い人さえも
何も言わずに繋いでる この空は
限りなく続く・・・

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番号480 投稿者 ZEMAさん タイトル 暁

暗い雨に打たれ
君はまた悲しんでいる

繊細な心に
重すぎる物を抱えている

翼はたたんだままで
涙流すばかり

それでも
想う
あなたの事を

闇も光も関係なく
全てを愛している

何もない場所で
花を咲かすまで

永遠の
未来を
捧げようakai

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