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GARNET WORLD
詩 目次18

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番号 投稿者 タイトル 投稿日
341 ラテさん 温度差 2006/08/28
342 舘向裕輝さん テスト前日 2006/08/30
343 彩乃さん call her place 2006/08/31
344 涼さん (無題) 2006/09/01
345 ナイトさん (無題) 2006/09/03
346 祐平さん (無題) 2006/09/04
347 ジャックさん (無題) 2006/09/04
348 ラテさん あとがき 2006/09/05
349 ジャックさん (無題) 2006/09/05
350 彩乃さん imitation・dream 2006/09/07
351 ラテさん 停止 2006/09/08
352 ジャックさん 月とともに 2006/09/08
353 木ノ元さくらさん 願いが一つ叶うなら 2006/09/09
354 涼さん 夜の事 2006/09/10
355 B-Gripさん 流星 2006/09/10
356 B-Gripさん もう戻らない 戻れない現実 2006/09/10
357 涼さん (無題) 2006/09/12
358 B-Gripさん 9月の向日葵 2006/09/14
359 ひよぶさん 彼の隣 2006/09/15
360 彩乃さん (無題) 2006/09/16

番号341 投稿者 ラテさん タイトル 温度差

つけっぱなしのクーラー24℃
遠くで電話の音に慌てて
部屋を飛び出した 30℃

小さな北極で、ゴロゴロ
此処は南国のパラダイス
暑さ(悩み)なんてないさ
終わりなき夏にさらばです

君は暑い部屋で汗を掻きながら
団扇を片手に「夏を楽しもう」
そういえば、祭 花火 海
忘れてた 覚えてたのは給料日

つけっぱなしのクーラー24℃
慌てて消して
30℃のパラダイスへ

僕と君との温度はいつも同じ
でいたいんだ、見失わないように

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番号342 投稿者 舘向裕輝さん タイトル テスト前日

来週になっても 数年がたっても
ずっとは覚えていられないんだ

先週覚えた数学なんて 
あすにはきっと忘れてる

勉強なんて 復習しないとスグに忘れる
全部答えみて勉強したフリしていたよ

ほらテスト前日あわててる
姿が想像できるから
テストまであと1週間
勉強しないといけない

今日テスト前日あわててる
やっぱり想像通りだ
テスト範囲 どこまでなの?

頭のいい子 クラスにひとりいる
礼儀正しくて 背が高いんだ

「テスト勉強やった?」聞いてみる
「そんなにやってない」と返事

何でそんなに勉強できるの わからない
教えてくれたね 毎日の積み重ね

ねえテスト当日あしただよ
寝ている場合じゃないけど
あと1時間 そう言ってたら
もう12時どうしよう

今日テスト前日どうしよう
寝ていたこと悔やんでる
時間はもう もどらないけど

計画通りやれば
こんな事にならなかったよね ゼッタイ

テスト前日あわててる
姿が想像できるから
テストまであと1週間
勉強しないといけない

テスト前日あわててる
やっぱり想像通りだ
テスト範囲 どこまでなの?

テスト当日あしただよ
寝ている場合じゃないけど
あと1時間 そう言ってたら
もう12時どうしよう

テスト前日どうしよう
寝ていたこと悔やんでる
時間はもう もどらないから
今夜は徹夜 ずっと勉強
テスト範囲 どこまでなの?

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番号343 投稿者 彩乃さん タイトル call her place

日だまりのなか笑い声はじける
きっと欲しがってた束の間の休息
逢いたさにただ焦がれるだけの
自分を知る 弱音は吐けずに

きっともう向こうを見下ろすこともなく
空いてる空間埋めようとする
邪魔にされてもへこたれず前を見てる
明日もその先もずっと 孤独

嫌いなら言えばいいのに
なぜだか人は一緒にいようとする
側にいるだけで相手苦しめてるのに
もう元には戻らない・・・

痕跡見つけた 自分がいる証を
もがく人の声 苦しみから逃れようとしてる
聴きたくない 触れたくない

悪魔のささやきと天使のささやき
きこえた?

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番号344 投稿者 涼さん タイトル (無題)

生きがいってなんだろう

例えば友人
例えば家族
例えばスポーツ
きりがない

でもよりよく生きるために必要なこと

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番号345 投稿者 ナイトさん タイトル (無題)

カラッと晴れた雲一つない空
何処にいても 躰が反応するよ
見上げても何も変わらないのに
ahなんて つまらぬmaking days

綺麗に飾れば見かけ変わると
すっきりとしてた今までが言う
つきあいきれぬ事でも 遠回りするそんな時もあるよ

I will chance for you 
何かのために
今を精々 ah 生きてる
どんなときも I need thrill
思い詰めた
言葉が尽きてきた

堂々とされていてもまだ
真実と偽りには気づけるから
信じ方より疑い方を 見つけて欲しい
過去形の「Da capo」

I will chance for you
永遠のように
今を長々 ah 生きてる
もしも・・・なんて big joke
思い寄せた 暇人の計画

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番号346 投稿者 祐平さん タイトル (無題)

残暑の風に頬をよせる

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番号347 投稿者 ジャックさん タイトル (無題)

秋風が肌にふれる時
深い秋への誘いと過ぎ去っていく夏へのサヨナラが心を横切る。

4日前に終わらせた宿題。
地獄のような受験勉強
友達と派手にやった花火・・・

もう夏は過ぎたんだと思うと
心が少し痛くなる
けれども僕はこう言いたい

Good bye summer!
And fall, welcome to my heart.

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番号348 投稿者 ラテさん タイトル あとがき

ふと生温い風 目覚めて
見上げる 天井 軽くかすむ
シーツをサラッとどけてみても
その上をすべり降りては
もう少しだけ寝かせてね

カレンダーの印の日から
大分、月日は流れたみたい
「時間よ止まれ」そう願って
いた昨日はいつだろうか?

君がくれた本に栞が挟んであって
どうしようなく抱きしめた
終わりを迎えず途中まで
「あの二人どうなるんだろう?」
自分の事も 本の(二人の)の
あとがき 心 どこかで 畏れて
いるのです。

だから あとがき 読まず
「いつか」は遠いから
きっと再会(あえる)日は
近いよ 今日を占うように
言い聞かせた 自分の あとがき
はもっとよくなるはずさ

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番号349 投稿者 ジャックさん タイトル (無題)

今宵は独りで夜空を観察
そこには幾千もの星たちが自らの輝きを競うステージ。

人の声も聞こえない真っ暗なステージ。
一瞬自分が孤独の観客席にいることを感じさせられた

けれども、星たちは輝き続ける
決して、人の目のつきにくい所で
私が一番とばかりに・・・

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番号350 投稿者 彩乃さん タイトル imitation・dream

ずっと前見た夢の記憶のかけらと
今の自分の状況重ね合わせて
良い方に持って行こうとするけど
所詮は幻想(ゆめ)で 流れは変わっていく
ふとしたことから気づかされる
Reality

きっともう恋じゃないんでしょう・・・
夢の続きは当分お預け?
私に対する感情は広い海のよう さまよってる
視点変えても
そうとしか思えないの

前見た別の夢はこんな感じ
前をいく君と必死で追いかけてるダレカ・・・
地球と歩調あわせて走ってる自分にトドメ刺した
夢の中で永遠に 生きてゆける様に

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番号351 投稿者 ラテさん タイトル 停止

夏は暮れて 秋が空を包む
振り返る先 抱き寄せる人はない
あったのは セミの抜殻
その光景 心に流れる静寂に
虫の音 足早に家路に着くよ

流れる街並みに 自分を描写(か)いて キャンパスの中
永遠に 居続けたいから
一寸先が 闇ならば
振り返る先も 暗闇です

あったのは セミの亡骸です

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番号352 投稿者 ジャックさん タイトル 月とともに

夜空に浮かぶ満月と 
小さき虫の合唱に
僕は偶然出会ってしまった。

それはまるで
満月を指揮者とした合唱団。

もし、指揮者がいなかったら
まとまりがなくなってしまう
もし、合唱団がいなかったら
指揮者は指揮棒をふっているだけ

人間もそう
なくてはならない存在の人が
あなたには 
ちゃんといますか?

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番号353 投稿者 木ノ元さくらさん タイトル 願いが一つ叶うなら

神よ、天よ、願いが一つ叶うなら
この背中に翼をつけてください
大空を鳥のように舞いたいのです

神よ、天よ、願いが一つ叶うなら
あの子の想いを聞かせてください
一人で想うのは辛いのです

神よ、天よ、願いが一つ叶うなら
私に何か才能をください
一度でいいから目立って見たいのです

神よ、天よ、願いが一つ叶うなら
私に永遠の命をください
死という恐怖に怯えたくないのです

神よ、天よ、願いが一つ叶うなら
永遠の命を捨てさせてください
一人になるのはとても辛いことなのです・・・

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番号354 投稿者 涼さん タイトル 夜の事

月がひどく近く感じた
雲がよく見えた
でも時々
どれが雲で
どれが空か分からなくなった

タバコの煙が頭を揺らす
その苦痛から逃れるために
地を向いていた瞳を
空に向ける
その位置は変わらないはずなのに
それを繰り返していると
月が少しずつ
近づいている気がした

今日の月は明るい
だから周りの星は見えない
月光に照らされた雲は穏かに流れ
その光は私を傷付けるのに
優しくも力強く
私を照らす

タバコの煙が少しずつ
私の寿命を減らしていく
苦手なのに吸ってしまう私がここで
月に向かって手を伸ばす

そんな私はとても愚かだ
でも、伸ばさずにはいられない


今日の月はとても明るい
タバコの煙は空に昇り
見えなくなる


肺に入れた煙は
私の頭を揺らす

孤独のなか涙を流す顔を上げさせる
目に入る月は容赦なく
私の心を傷つけ
癒やした

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番号355 投稿者 B-Gripさん タイトル 流星

闇の聖夜に流るる涙

思い描いた理想郷(くに)へ
静かに静かに通り抜ける私のわがままな心

誰にも止められない
でも案外もろい

それは誰もが見る夢

熱く降り注ぐ無数の流星
きっといつかたどり着く輝きは
今ここに宿る輝き

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番号356 投稿者 B-Gripさん タイトル もう戻らない 戻れない現実

考えてるつもりでも全く考えてない
数分後・数時間後・数日後・数年後の未来

予想のできない現実が
どこからともなく浮かび上がる

勢いよくとびだしたら前だけを見て
前だけしかみないで
後ろは崩れ行くだけの腐の世界かもしれないから

入り込んだ心の中の一方通行
戻らない
戻れない昨日

次にすべきことだけ考えて
生きていけばいい

思い出だけ別の箱にしまって
常にリセットすれば
きっと見えてくる

ハイな気持ちで生きるための選択は
いつも目の前に置いてある

さあ

僕の気持ちはもう戻らない

全てが始まった今
戻れない現実
ポジティブにだけ考えて

後悔しないように

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番号357 投稿者 涼さん タイトル (無題)

僕の悲しみを紛らわすために
この身が溶けてなくなればいい

自然と一つになれば寂しくない
土に溶けて
雨水に溶け込んで
川を流れて
海に出て
太陽の日怒りで蒸発して
空に舞い上がって
雨になって落ちる

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番号358 投稿者 B-Gripさん タイトル 9月の向日葵

太陽目指して成長し続けた夏の日々

届かずに終わったひと時の季節

斃れるように枯れゆく一途な向日葵は
想いの種を落として
また新しい季節に芽吹くだろう

永遠に届かないかもしれないのに

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番号359 投稿者 ひよぶさん タイトル 彼の隣

彼の隣

いつもそうだった

だけど

いつの間にか違っていたんだね

彼の隣が当たり前だった

だけど

もう無理なんだね

でもね

私はいつも待ってるよ

彼が私の隣に来るのを・・・。

無理だって

わかっても

どうしても待ってしまう

彼の笑顔を見るたびに

私の心は痛んでしまう

やっぱりまだスキなんだね

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番号360 投稿者 彩乃さん タイトル (無題)

「もう逢えないよ」
堅く閉ざされた扉の向こうで彼はそう言った
時間ばかりが過ぎてく気がして躰が冷たくなってく

何時間待たせたつもりなの?
私は君の何だったの??
彼は今も想いをあの人に向け続けている

一人で想い君に向けても
彼には届くはずもなく
寂しい気にさせただけの
この夏も幕を閉じる

日が昇ってきた此処(ここ)に何時間居たんだろ?
なんだかやけに躰が冷たくて暖かい
そんな変な感じ

空が近づいてきた・・・
だんだん暖かくなってくる
何もしてないのに 躯が空に向かう
全てを包むあの空へ

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