ENZANさん |
二人の切ない思い出(little time)にひたり、幸せだったころを懐かしみつつ、現実を受け入れ、“強く生きて”ゆこうとする哀しいまでの健気さを感じた
。この詩はかなり奥が深い。 |
やびはまさん |
この曲は、聴いてて泣きました。切ないですっ。幸せだった時間は過ぎて、いつの日か別れてしまう二人。歌われてはいないけれど、歌詞にはある「きっと果てるいつの日にか」も、意味深ですね。「迷わずに〜強くなればいい?」の部分が、死ぬほど泣けます(T_T) |
えーえぬ |
この曲もいろいろと考えさせられる内容ですね。一番謎なのは、歌詞カードに載っていて歌っていない部分。七さんの秘めた思いがあるのでしょうか?それから、七さん得意のカタカナの「トキ」も登場します。それは、別にして初めて聴いても、GARNET CROWのそして、由利さんの歌に曲に、そして七さんの詩に引き込むには十分過ぎる曲ですね。メジャーデビューのCWになっているのも分かるような気もします。歌詞については、どこといわず全部いいと思います。 |
アステリアさん |
「髪結いの亭主」。この詩(うた)を読み解こうとするならば、それが一つのキーワードとなる。愛する人から愛される。それはまさに至福の時間。しかしきっと、そういう時間は永く続かない。愛する人から愛情が消えてしまうこと、それはどうしようもない恐怖。相手を思う気持ちが強ければ、それは尚更。「あなたがわたしを愛さなくなる前に…」。そう残して川に身を投げたマチルダ。主人公は思い出している。今、この瞬間と同じ気持ちが、確かにあったあの頃のことを。しかし、そういう至福に身を委ねていても、やり場もなく過る言葉。「きっと果てるの
いつの日にか」。それはこの詩の中で唯一、歌われることのないフレーズ。歌わないというのは、声に出さないこと。それは同時に声に出してはいけないこと。歌われていない理由は、そういうことではないだろうか。そして裏を返せば、相手を強く想っていけるようにとだけ、この詩で歌われていることに気づく。この詩を聴く時、本当に胸を打たれるのは、そういう巧みな伏線に見え隠れする、健気なまでの決意である。 |
紅烏さん |
この曲はまずイントロにやられますね・・・^^!!すごく切ないけど、暖かい感じが伝わってきます♪♪歌詞も結構暗めなのに、由利さんの声が暖かく優しく包んでくれる感じがします。 |
かんなさん |
いつの間にか、2人の関係に亀裂が生じ始めていた。浮かんで来るのは君と過ごした幸せだった頃の事ばかり…。だけど、今なら、素直に、強くなれる。ずっと君がいた。10年先も、これからも…。誰もいない街で君を探している夢を見てしまう。やっと見つけた、かけがえのない人だから。生きて行く十字架がまた1つ増えた…。
自分自身に生きて行く意味がなくても、かけがえのない人に出逢った時、本当に生きて行く意味を見つけたられるし、かけがえのない人を支えて行く事で自分も幸せになれる。ただ、自分を犠牲にしては、いけない。相手を悲しませたくないから…。そう思いながら生きて行きたいです。 |
蒼光さん |
この曲の最初から最後まで中村さんの歌い方がとても良かったです。切なくて儚い歌声は誰にでも真似できる様な声ではないと思います。歌詞の世界観にぴったり合っています。特に『十二月にしては暖かい〜何故か涙が溢れてくることがあるんだね』の所の声を聞いて、これだからGARNET
CROWのファンはやめられないな〜と思いました。歌詞についてはin little timeというのは前述で書いた部分の時だと思うから、最後の歌詞の方を読んでみると、あの時に戻れたらいいのにというような感じがひしひしと伝わってきました。 |
レンザンさん |
「幸せな瞬間」はいつまでも続いてほしい、という願望が人間にはあります。でも、そうした時間はいつまでも続きません。だからそれは切なく輝き、人間をとりこにするのかもしれません。(生きる目的は幸せになることですものね。) 由利さんの美しくメロディアスな調べにのせて、NANAさん描かれる詞世界の主題は、「幸せな瞬間」をモチーフにした「強く生き抜く愛とは...」でないでしょうか。迷わずに愛するために「与え続ける愛」は、けなげで切なく、心揺さぶられます。「決して枯れない」「強く生きてゆきたい」…人生に面と向かったNANAさんの一生懸命さが胸を打ちます。想いはよその国へ。パトルス・ルコント監督の映画「髪結いの亭主」女主人公Mathilda(マチルダ)の愛。愛する人が愛してくれている間に、彼女は「幸せの絶頂(瞬間)」を自らの命を絶つことで永遠に留めようとしました。幸せの「瞬間」と「永遠」のシリアスな対比。深い問いかけがここにはあります。歌われることのない二行の詞の意味は...。今を生きる現実の中で勝ち取らねばならない本当の「幸せ」の厳しさを、私はここに感じました。NANAさんの詞句は、いつも平易な装いですが深いですね。とりわけこの詞はすべてが最高です!最後のサビに向かう手前の部分(Gメロと呼ぶのでしょうか)は、特に大切かと思います。“地球儀”のところにも登場していた、いつも傍にいる「君」が、この詞世界のもう一つの急所に思えてなりません。「君」という「かけがえのない人」を見つけた時(気付いた時)、人を愛することは生きる決意(十字架)に変わるのではないでしょうか。由利さんの歌も、アレンジも素晴らしいですね。また、ギターの音色、コーラス(Michael
Africk)が名脇役として、こんなに素敵に鳴り響く楽曲を、私は寡聞にしてほかに知りません。GARNET
CROW渾身のDebut Single C/W曲「in little time」は、ファンならずとも、愛を深く語ろうとする時、ぜひ一度聴いてほしいラブ・バラードの名曲であると思います。
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