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GARNET WORLD
レビュー(GARNET CROW・2)

ALBUM

THE TWILIGHT VALLEY
Anywhere M1
50s/mktbさん 静かに苛立つピアノの導入部。全曲を貫く呟きと叫び。アグレッシブで暗い曲調。ロックの心を音にしたようなこの1曲で Garnet Crow の 5th Al. は始まりますが、歌は「何処かに? 何処かへ? 何かに?」と未完の問いで途切れます。そして「まだ武装さえ出来ていないでいるというのに/月日は流れる」という不安定感を通奏低音に、アルバム全14曲が展開していきます。由利さんの叩きつけるようで装飾的な歌い方は、ロックへのいわば挨拶でしょうか。Garnet Crow の「今」を1つの世界として構築するベースラインを切るためにあえてこの形で置かれた、秀逸なイントロダクションとして聴くべき1曲ではないかと思います。
かんなさん 希望の見えない毎日を悩みながら生きて行く。そんな日々の葛藤や苦しみを上手く表現しているなと思いました。普段聴き込みすぎると、マイナスになりそうですが、逆にマイナスの時に聴くといいかなと思いました。
Mr.ultra soulさん アルバムの最初にこういう深い曲をもってくるというのが、なんというか GARNET CROWらしいというのでしょうか。 この曲を最初に持ってくることによって、以降の曲にも影響を与えるような まさに会心のアルバム曲という感じがします。 この曲聴かずして「THE TWILIGHT VALLEY」は聴けないですね。
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まぼろし-Album arr.- M2
Mr.ultra soulさん シングルVerよりも淡々とした感じですが、Anywheareのダークな雰囲気の後に 少し落ち着いた流れにもっていくには適した曲調ですね。 実際のまぼろし(記憶の中の世界)というものは割と淡白に近いものなのかもしれませんね。 アルバムを一つのものと考えれば聴きやすい曲ですが、アルバムを総集編的に考えてる人には物足りない曲なのかもしれないですね。
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Rusty Rail M4
50s/mktbさん 職人芸的でどこかカントリー風の、哀愁となつかしさを感じさせる楽曲。レールの継ぎ目を拾う車輪の音のような、あるいはことことと打ち続ける心臓のような、少し忙しく哀しいリズムが、錆びたレールを見つめながら生きていく切なさを思わせます。岡本さんの言葉ではありませんが、Garnet Crow ってやっぱりバンドなんだ、という楽しさが月明かりの向こうに浮かんでいるようです。
かんなさん 今は廃止になってしまった古びた線路。古びた駅。君からもこの場所からも離れられずにまだ、この場所で、ただ、列車を待っている。切ないけど、こんな気持ちに一度でいいからなってみたいと感じました。
かんなさん 田舎町で愛し合った2人。だけど、いつしか、君は都会という賑やかで、魅せられた街へと憧れて、旅立った。2人を繋ぐ筈だった線路。でも、今は錆びて行くだけ…。GARNET CROWにしては、凄くストレートな歌詞だなと感じました。私的には隠れ名曲です。
Mr.ultra soulさん 穏やかなイントロと歌い出しの曲ですが、サビ部分に近づいていくにつれて 徐々に深みが増していく曲。 「錆び付いたレール」というタイトルの意からも 過去から今、今がとても切ないような、そんな感じの曲ですね。 今はもうかなわぬ恋の歌?なのでしょうか。
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かくれんぼ M6
かんなさん 幼い頃、誰もが遊んだ遊び。かくれんぼ!しかし、幼い頃に無邪気な遊びに見えていたものが、大人になると、こんなにも恐ろしく感じた。人間には誰にしも、陰を持ち生きている。恨みや憎しみに支配された時、かくれんぼの鬼ではなく、本物の鬼になるのかもしれない。
玲玲さん 一番最初の「いち・に・さん」から曲の世界に引きずり込まれるような感じがします。「もういいよ」って声に振り返れば誰もいない、この歌の中の主人公はちゃんと数えて待っていたのに裏切られてしまったのでしょうか。不安げな動きがしても知らぬふりをして鍵をしめて帰ってしまうなんて。裏切りが招いたの深い心の傷。「私は鬼です、鬼ですから」はそんな事を歌ってるように聞こえました。聞いてていい意味でゾクッっとします。歌詞からのイメージが簡単なようで難しい曲のような気がしました。
50s/mktbさん 人は他人を傷つける自分自身に耐えられず、自分は「鬼」なんだと言います。でも「私は鬼です」というその言葉自体が自分を裏切っていますね。だからそれに背を向けようとさらにもう一言、「鬼ですから」。そんな詞の襟首を掴んでほとんど力ずくで音楽と一体化させた編曲と演奏は、これがバンドの結束力というものなのでしょうか。詞は曲に負けず、曲は詞に負けず、最後に渾身の歌と演奏が曲と詞の力をひとつにまとめて、聴く人をノックアウトというところです。
かんなさん 子供の頃、当たり前のように遊んでいた遊び「かくれんぼ」。しかし、この曲は、上手く逆手にとったなと思いました。「最後まで見つからずにいれば願い事はきっと叶うはず」と仲間に教え、鬼である自分は、探すふりをして帰ってしまう。かなり怖いです。ある意味、恨み辛みなのかなと感じました。
Mr.ultra soulさん タイトルから気になってしまうような曲ですが、やはり歌詞に目がいってしまいます。 かくれんぼというと楽しいお遊びなわけですが、 かくれんぼに例えた何かなんでしょうかね。深い内容は七さんじゃないから分かりませんが。ものすごく重いイメージのかくれんぼになっていて、 あきらかにもうかくれんぼの歌じゃないなっていう感じで、というか自分でも何言ってるか分かりません。 メロディーそのものは凄くクールな感じでカッコ良ささえ感じます。 ちょっと変なレビューになってしまいました。
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向日葵の色 M7
通りすがりの
ヒゲさん
GARNET CROWの曲にはいつも不思議な世界を聴かせていただいてますが、この曲を初めて聴いたときにそれを一番深く感じました。聴き始めは旅の途中に見る向日葵を歌ってるのかな?と思っていましたが、「もう何も生まぬその筆」という歌詞で絵描きさんを歌ってるのだろうなと内心思いました。黄金の色に塗りつぶすその向日葵がその登場人物にとっての太陽であったのかと思いました。最初に流れるギターも印象的で、GARNETサウンドを存分に感じた曲です。
50s/mktbさん 少しクラシックな楽曲のすばらしさとそれにみごとに合った由利さんの歌が印象的な、一度聴いたら忘れられない名曲です。モチーフは言うまでも無くゴッホのひまわりの画(おそらくアルル時代の7枚のうち背景も黄色の「15本のひまわり」3点、1888年8月の1点と1889年1月の2点の、どれか)ですが、七さんが真剣に見つめているのはゴッホの精神です。七さんにしてはストレートですが、こんな一面も魅力です。そして由利さんのうたは花瓶の中のひまわりというモチーフをはるかに超えて無数のひまわりが太陽の中で揺れる広大な向日葵畑を感じさせます。古井さんのすばらしい編曲とバンドの音の厚さ、1ヶ所現われるファルセットの美しさも聴きどころです。
かんなさん 私の中では、ある意味「かくれんぼ」以上にインパクトがある曲です。ゴッホの名画「ひまわり」とゴッホの生涯について書かれた歌詞みたいですが、ただ単に、ひまわりという花の儚さ、ひたむきさ、ひまわりの裏の部分が描かれているようにも思います。黄金に塗りつぶしたの歌詞がゾクッとしました。
Mr.ultra soulさん なんというか歌詞もメロディーもあまりにも相性がいい曲ですね。 アレンジもグッとくるような感じで、めちゃくちゃ好きな曲です。 詩らしい詞になっていてとってもいいと思います。 アルバムの中盤でこんな曲があると感傷に浸って最後まで聴けなくなってしまうような・・・ ものすごく聴き入ってしまいます。
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マージナルマン M9
50s/mktbさん 「空色の猫」は澄んだ色のメルヒェンでしたが、ほとんど同じモチーフのこの曲ははずむ足取りのような暖色の音楽です。由利さんの声がこの曲ではとても柔らかく、物語口調の歌い口になっています。由利さんにしてみれば、このメロディーにこんな痛さがあったなんて、という発見なのかもしれません。空色の猫とのいちばん大きな違いは自分から町を出たのではなく追い出されたというところですが、人々が祈り続けようと相変わりもせず鐘を鳴らそうと、「僕は僕なのさ」という生き方で七さんは、じゃなかった空猫、じゃなかったマージナルマンは、しっかりぴょんぴょん歩いて行くのでした、と思わず絵本風解説を付けてしまいました。失礼。
かんなさん 「ブルーの森で」に続く物語シリーズ。マージナルマンとは青年。成人したけれど、未成年に近い年代の頃を差す言葉です。
Mr.ultra soulさん あどけなさが残る、大人になりたての少年の歌なのでしょうか。 旅立ちのイメージが強い感じもすれば、未練みたいなものも感じます。 ポップなメロディーが印象的で聴きやすい曲の一つです。
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Yellow Moon M11
50s/mktbさん 切なさが思いっ切り爆発したらこんな歌になるんでしょうね。オーソドックスなメロディー、正攻法の発声ですが、凄まじいインパクトです。音楽のうねりが繰り返し打ち寄せる波のように重く心から離れません。「ただそこに Yellow Moon」という強烈な哀しみに見合った激しさと鋼のような強さの中に、むしろ人の心の弱さ、けなげさをも感じさせます。「愛に嘆くうた溢れてても・・・」とうたう Garnet Crow だからこその、深く美しい歌です。
かんなさん この曲もGARNET CROWにしては、歌詞がストレートかな?と感じました。不安だけがよぎってばかり…。そんな様子を月 が見てる…。何故か悲しげなイメージがしました。
Mr.ultra soulさん イントロのギターでぐぐっと溜めて、由利さんがいっきに放出する、 圧巻のサビからはじまる曲。 いいですね。伸びのある歌声がとても印象的な曲で、しっとりと、じっくりと 時には感傷に浸ることもできる曲だと思います。 いい感じに重量感があるミディアムバラード。
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もうちょっと
サガシテみましょう
M12
50s/mktbさん 詞からは七さんの生き方、七さん流のこの世界の愛し方のようなものが、吹き過ぎて行く風のように感じられます。七さん的なものが隅から隅まで満ちていて、ファンとしてはたまりません。意図してそんなふうに作詞したというより、勝手な想像ですが、「今日はもう終わるみたいで」という設定、そして「もうちょっとサガシテみましょう」というコンセプトから、自然にそうなってしまったという感じです。ポップな楽曲とこの詞が1つになって、ポジティブでさらりとした身軽さが感じられる曲です。
かんなさん 今、生きている当たり前の毎日。その、当たり前の毎日は幸せの証。だけど、その当たり前の中から、特別をサガシテみる事も時には大切。限られた当たり前という枠の中にある特別だから価値がある。
Mr.ultra soulさん アルバムの中では一番清々しいポップでポジティブな曲でしょうか。 こういう曲も入ってるとちょっとホっとして力が抜けて楽になる気がします。すごく聴きやすい曲で、聴いてて楽しくなれそうですよね。
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春待つ花のように M13
ふくろうさん 曲中に出てくる哀しみのオフィーリアというところや、共に愛しあった互い想いながら・・・というところなどからこの曲は、ハムレットとオフィーリアの交差する心をハムレットの視点で綴ったのではないか、と思いました。ハムレットの世界と重ね合わせて聞くのも良し、自分の想いと重ね合わせて聞くのも良しの一曲です。
ヒロさん 夢みたあとでっぽい曲第2弾であり、夢みたあとでを超えたと思いました(第一弾は君を飾る花を咲かそう) 典型的なロックバラードという感じで、イントロのギターから始まって、ピアノとアコギのシンプルな構成から、キーボードが膨らみを持たせサビで一気に盛り上がるという曲なんですが、あとは泣きのギターソロですね、いいソロだと思います。まとまってませんが、聞けばわかります。
50s/mktbさん 今回のアルバムでは1曲ごとに歌い方を意識して変えているようで、声も歌唱も曲それぞれに違う魅力があります。この曲ではクラシックな雰囲気 の強い楽曲とそれに真っ向勝負のような発声が、由利さんの持ち味である 声の美しさを際立たせています。特に中低音部の深い美しさは、これこそ が Garnet Crow の声だと言いたくなるほどのものです。全体として由利さ んをソロ・パートにしたコンチェルトのような雰囲気があります。冒頭と 後半それぞれの入りのギターの歌も、それに続けてピアノの短いフレーズ がヴォーカルを導入するという組み立ても魅力的です。ただ後半ややリズ ム感が強く、私の耳にはちょっと急ぎ足の感じがありました。
かんなさん もう一度君に巡りあえるなら、今度は愛しすぎないように…。春待つ花のようにひたむきに生きているかな…。
Mr.ultra soulさん LIVEで未発表の新曲として歌われた曲ということもあり、アルバムの中では目玉曲?的な感じなのですが、まさに期待を裏切らない形で収録されたというか、アルバムを代表する曲ともいえるでしょう。 GARNETの真骨頂・王道的バラード曲ではないでしょうか。 メロディーや歌詞、アレンジ・演奏面でも非の打ち所が無いという感じです。 自然にじっくり最初から最後まで聴いてしまいます。
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WEEKEND M14
通りすがりの
ヒゲさん
4thアルバムの最後を飾る「君連れ去る時の訪れを」が澄み切った青空と例えるなら、今回のラストを飾るこの曲は夕空でしょう。曲を聴いて感じたのは、泣いている大切な人を助けられないでいる自分と、それでも届かないと分かりながらも幸せを祈っているもどかしさがうずまくそんな週末の日、と思っています。情景も夕方とぴったり合う感じで、この時間帯に聴くのが一番曲と同調できるかなと。そして静かながら力強く歌い上げる由利さんもさすがの一言です。今回のアルバムの題名ともマッチする魅力的なバラードです。
50s/mktbさん 辛い心を包むような詞、その詞を語る手触り感のある歌、少しお洒落で端正な演奏が、深い透明感の中に溶け合った音楽です。暗闇が薄れ少しずつものの形が見え始める頃は、離れたひとを想う自分の魂の形さえ見えるような一刻でもあります。「ヘッドフォンから流れる懐かしいバラード」は「Last love song」でしょうか。恋人が部屋にやって来るときに低く流したい音楽、第5アルバムの最後にふさわしい、裸の魂がそっと置かれたような、Garnet Crow らしい音楽です。
ヒロさん やはり、ガーネットは最後の曲は裏切りませんね。サビが最高でうで、〜weekendの終わり方がいいです。もちろんイントロもクワイアを絡めたり、古井さんのアレンジ能力の高さが窺える作品なわけなんですが、まあ例のごとくギターソロについて語りたいと思いますが、このソロは泣きという意味では一番好きかも知れません。この曲は色んな所にちりばめられているチョーキングがキモです。岡本さんどんどん上手くなっているなぁ〜
かんなさん 週末って、すごく幸せなイメージがあるんですが、こんな週末もあるんだな。 叶わない恋。こんなに近くにいるのに触れる事の出来ない相手を思う。相手の幸せを願う。私にはできるかな…。
笛吹き男さん 自分もこうゆう体験してるから凄く共感できました。好きな人は自分のことなんかまるで見てなくて、近いはずのこの町がとても遠くに感じるこの気持ち。凄く悔しかったです。まっそれでも案外幸せでしたけどね(笑)こんな気持ちを思い出させてくれたこの曲は少し遅れて出来た僕の大切な思い出の曲です。
Mr.ultra soulさん アルバム「THE TWILIGHT VALLEY」にはいくつか最終トラックでもおかしくない曲がありました。 あくまで個人的に感じたものですが、「向日葵の色」「Yellow Moon」「春待つ花のように」などはアレンジ次第で締めの曲になってもおかしくないなと。 特に「春待つ〜」あたりは、そのままアルバムが終わっても問題ないような曲にさえ思えます。そこで13曲もはいってるし。 しかし、この最終の14曲目、「WEEKEND」という曲を聴いて思ったのは この曲より後に来る曲はないなと。 まさかこんな曲がラストに待ち構えていたとは・・・ 穏やかさ、心地よさ、感情を研ぎ澄ますようなメロディー、ものおもいに耽る歌詞。 ふと周りの雑音さえ静まり返るような曲。 ズバリ、私がアルバム「THE TWILIGHT VALLEY」で最も好きな曲です。
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Best
空色の猫 M2-13
50s/mktbさん Best Al. Disc 2の13 曲目、岩田さゆりさんのために書かれたこのパステルカラーの歌が、Garnet Crowバージョンでは深い透明な色合いに変わるというマジックを私たちは目撃します。Garnet Crowの音と中村由利さんの歌には、優雅さ、力強さ、そしてしなやかな躍動感があり、町を越えた3次元的な高さと広々とした空間さえ感じさせる力を持っています。この歌の中から、初めての海へと向かう空色の猫が、しっかりと「自分」を持った生命力ある存在であることが伝わってきます。この空色の猫の造形のポイントは、淡い夢のような「空色」というその毛色、その出自が、実は自身を深く傷つけ苦しめるというところにあるのでしょう。傷を負いながらも、「ただ祈る」ばかりの人々の町を出てひとり新しい世界を求めていくこの猫に、「いつかその影が寄り添うように2つ並ぶといいね」という七さんは最後に語りかけます。そのまなざしは、「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」にもつながるものかもしれません。
KOUさん 岩田さゆりさんへ提供した曲のセルフカバーです。歌詞にストーリー性があり、とても好きな曲です。岩田さんより由利さんが歌ってる方が良いように感じるのは自分だけ?(笑)
かんなさん 岩田さゆりさんの「空色の猫」は、「不思議な猫を見つめる主人公」という捉え方なんですが、GARNET CROWの「空色の猫」は「孤独にさいなまれた人間」という捉え方です。そんな人間を「空色の猫」に例えているように見受けられます。
かんなさん 空色の猫が、旅をして、大切なモノを見つけて行くという童話のようなストーリー。可愛らしいながらもなかなか深いです。
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I'm waiting 4 you
夕月夜 M1
北のさすらいさん 全体的に漂う悲壮感が印象的でした。「会いに行きたい人がいますか」という誰しもが一度は考えたことがあるであろう会えない人への思いを問う一節。どうすることもできない苦しみが伝わってくる曲だと思います。イントロのメロディーもより世界観を際立たせる素晴らしいものになっていると思います。
えーえぬ 4thアルバムを代表するであろうこの曲ですが、購入前、CD店での一度の試聴で思わず、背筋がゾクゾクする思いを覚えました。それは、由利さんのボーカルに説得力とっいたものを超えた、凄みを感じたからなのですが、曲と詞、そして、それを歌う由利さんの声にただただ圧倒されました。例えて言うならば、曲を聴くに当たって、居住まいを正して対峙すべきものといったところでしょうか。私自身、ここまでのショックを受けたのは、ガーネットの曲では初めての事でした。その凄みを感じさせる要素として、詞も大きな要素を占めていると思いますが、タイトルからして「夕月夜」という事で、和語らしい切なさを醸し出しています。“夕月夜”自体は、自分の心を映し出す、或いは、照らし出すものの象徴でもあり、また、儚さと切なさの象徴のように思われす。詞中、比較的冒頭部分に文語体(“我、見えぬ、見ゆるども”)が登場しますが、七さん曰く、この付近の“1ブロックは初聴きで一気に最初に出てきた言葉”というから驚きです。そして、それが曲の雰囲気にピタッとはまり、曲全体を荘厳な雰囲気を醸し出しているように思います。そして、サビでのポイントとしては、会いたい人に会えない切ない気持ちです。それに対して中盤では、手に届く温もりが消えていく事に対して、それを求める事への自問しています。私は、求めていくべきものと思いますが、これは時の流れの切なさといったものと相俟って、余計に切なさを醸造すると計算され尽くされた詞ではないかと思います。そして、〆は儚く脆い記憶の上に立つと、感傷に浸っている気分を十二分に伝えてくれ、余韻を残しつつ曲を終える事になります。その余韻は、この曲の余韻でもあり、また、アルバムのスタートにも相応しいものにもなっている思われます。
かんなさん 「会いに行きたい人がいますか」というフレーズがかなり印象的です。 会えないけど会えない。どうしようもない気持ち。曲全体的に感じられる負のイメージ、マイナスイメージが好きです。
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冷たい影 M2
50s/mktbさん 自らの心が追い求める人々の姿(泡沫人―冷たい影)を、舞い落ちては消えてゆく 雪片のはかなさに重ね合わせて、多くの人が行き交い行き過ぎるひとの心の孤独な 模様を歌っています。「残されたのは 満たされた記憶/ah- 脆さゆえ ただ輝き続 け」…この儚さ寂しさの中に、それでも/だからこそ、愛しさがあるのだと Azuki さんの詩は語っています。小さな小さな情景ですが、実はこれがあの圧倒的な 「sky」に対する、今の Azuki 七さんの正面からの答なのではないかと思います。 透明感のあるキーボードに続いて複雑に織り重ねられていく演奏も、いっぱいに歌 いきった中村由利さんのスケールの大きな歌唱も、この詩の重層性とテーマの大き さにぴったり合っているようです。中村由利さんの歌唱はすみずみまで神経が行き 届き、歌唱技術にも目を見張るものがあります。しかし中村さんの力量と、表現を 追求する姿勢が、それを技巧とは感じさせず、ただ歌声の美しさと、それが紡ぎ出す儚い世界が心に残ります。冷たく暖かい、ストレートで複雑、小さくて深い、悲 しくて愛しい、心の底に響くような Garnet Crow ならではの1曲です。
ヒロさん この曲は古井さんのオルガンサウンド大爆発といったところでしょうか。まずイントロから古井さんが活躍しています。そして一度ボーカルとドラムとピアノそしてパッド系のシンセで静かになり、サビからギターが絡んできてどんどん盛り上がってきます。そして今回の注目した(僕が)ソロしかし今回は、始めにギターが入りそして、絶妙なオルガンが絡みそして最後にガーネットでは始めてのユニゾンしかもなかなか早いです。(掛け合いみたいなものはありましたが)そしてその勢いそのままに最後までいくというマイナー調のガーネットらしい曲に仕上がっていると思います。(そして今回のソロについては新たな一面を見せてくれたと思いました)
かんなさん ♪どんな幸福にも悲しみが混ざる そんな風にしか 未来を生きられぬ 気がします♪のフレーズが、個人的にはかなりツボです。自分を暖めてくれる人はいない…。絶望感の象徴ですね。
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U M5
小野さん この曲はすごくカッコイイ曲です。歌詞の中にある「U・U・U」の所は七さん以外の人には作れないんじゃないかと思います。すごくいい曲なので一度聞いてみてください。
かんなさん 地方から都市へ車を飛ばして、走らせているイメージ。 自分で輝けない光が都会の象徴なのかな?と思わされました。タイトルが、凄いな……。
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fill a way M6
かんなさん 幼い頃、何気なく、飛ばしていた紙飛行機。時間がたって、それは、いつか人を乗せて飛んだ。夢だろうと軽く思っていた事が現実となった。そんなイメージです。
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この冬の白さに M8
Mr.Handさん 不思議なイントロから始まるこの曲由利さんの落ち着いた歌い方、サビの歌い上げはまさに完璧だと思います。しかし今までのGARNETのややダークな感じも捨てていません、GARNET王道の冬のバラードと言ってもおかしくないと思います。3rdアルバムの「今日の君と明日を待つ」にもかなり感動しましたが、この曲にもかなり感動しました。この曲に限らず4thアルバム全体的にGARNET CROWは大きく進化していると思います。
かんなさん 冷たい影に通じる部分があるなと思う曲です。冬薔薇というフレーズがかなりツボですね。あなたがいなくなって、私もあなたのところへ行きたい。そんなカンジですかね?
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ブルーの森で M9
AQUAMARINE
CATさん
とにかくメロディーが洗練されてると思います。明るい印象の陰にどうやってあの切なさを同居させたのか、それが不思議なぐらい。そして、私がひきつけられたのが「これが哀しいってことかな」という歌詞。普通哀しいなんて言っても聴く人には伝わらない。ところが、「どこまでも続くブルーの森で・・・」の後だったら、何故かその気持ちがハッキリ伝わってきます。すごいよ、この歌!!最高!!
かんなさん 輪廻転生の曲かな?と最近、思うようになりました。 そう、考えてみるとかなり深すぎるかな? (考えすぎ?)
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雨上がりのBlue M10
Mr.Handさん 爽やかなイントロがとても印象的なこの曲、今まではDVDを持っていない方は、聴くことが出来なかったでしょうが、今回(12月8日)発売の4thにより、聴ける人も倍増することだと思います。リズム自体は、明るいのですが詞はどこか切ないです。そこが七さんらしいのですが、この曲は「それぞれの道を行こう」と言うなんとも前向きな詞が、印象的で良いです。まさに夏らしい曲で賑やかに、好きな人との時間を描いている曲だと思います。
かんなさん あの、夏の日を境に2人は、それぞれ違う道を行く事になったけれど、いつか、これで、良かったと言える人生でありたい。お互いに違う大切な人が出来たとしても、2人で過ごした事は忘れない。そう思える事が雨上がりのblueなんじゃないかな?
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Picture Of World M11
50s/mktbさん 人に見られるためにそこに貼られているポスターは、見られ続ける時間の経過の中でやがて疲れ果て、ぼろぼろになっていきます。かつてはまるでそれ自身が一つの現実でもあるかのように自分を主張していたのに、いま残されているのは雨が降れば流れ落ちそうなただの色褪せた残骸に過ぎません。それを少し突き放したまなざしで見つめながら、私はここにいる、私が築き上げた「目に 見えぬもの」は私の中にあるんだと、Azuki 七さんは言っています。「私なら何一つなくしはしない」と。ここから先の受け止め方は人それぞれでしょう。消耗品でない音楽を創り出してきた Garnet Crow の姿を、そして、Azuki 七さんの新しい『80,0』、率直なセルフポートレートを、私はここに感じます。この曲は、虚飾を脱ぎ捨てようとする精神、メッセージ性の強い詩、それに応えるかのように Garnet Crow らしくまた叙情的でありながらも硬質の楽曲、4人一体のパワフルな演奏…によって組み立てられた、Garnet Crow 随一の辛口の作品です。ピアノの深い音色がひときわ美しく、中村由利さんの歌声がピシッときまった、聴き込むほどに味わい深い曲ですが、穏やかな夜や秋晴れの日だけでなく、嵐、厳寒、酷暑の中ででも聴きたい強さも併せ持っています。
かんなさん 頭と締めのピアノがかなりいい味出しています。ポスター(写真かな?)を見ている人物(僕)の視点と、ポスター(写真かな?)の中の女性(私)の視点がコロコロ変わる歌詞ですね。(多分)
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Sky〜new arranged track〜 M12
50s/mktbさん 空の下にある世界は、私たちの愛するものを「すべて 許しては また 壊してしまう」―こん な現実を受け止めながらそれでも人はこの世界で人を愛し生きていこうとします。"first kaleidscope" の Sky は、私たちが生れ落ちたそんな世界を不安や怖れの色でストレートに表現しました。しかし5年後、"I'm waiting 4 you" の Sky は、そこで「何かを願ったり 誰かを想ったり」する人間の痛み・あたたかさ・哀しさに目を向け、さらに精神的にも表現としても深い音楽を追求しています。水面にさざなみが交錯するような叙情的なギター、私たちの心に向けて語りかけてくる繊細な歌、それらの力で、かつてあの遥か高みに見上げた Sky が今は私たちの目線の高さに捉えられています。終曲近く、「何度も 尽きてゆくのを みつめていたの」と歌い上げる声が、美しさの中に哀しさと強さを隠し持った深い表情を見せています。
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君 連れ去る時の訪れを M13
小野さん この曲はすごくガーネットクロウらしい曲だと思います。タイトルからしてもうかっこいいです。「ねぇ 空を見て晴れ間が見えるね 虹がもうすぐ架かる頃だよ」ってとこが好きです。
紅烏さん この曲を初めて聞いたときホント涙が出てきました。まあ、今でも涙が出てきますけど。最高の歌詞ですね!!この曲が普通にアルバムに入ってることが信じられないくらいです^^この曲は好きな人と一緒に部屋にいるときに聴いてますね☆お互いの距離が近くに感じられる曲だし^^←特に「手を繋いだら二度とはなれない」ってとこが♪ほんと寄り添って聴ける曲です!!僕も「ねぇ 空を見て晴れ間が見えるね 虹がもうすぐ架かるころだよ」ってとこがむちゃくちゃお気に入りです☆
January-stoneさん 「どんな出会いも別れがあるから 心の奥で 幸福畏れた…」誰かと出会い、愛し合い、結ばれたとしても、別れの時は必ず訪れる…。それは何年先か、何十年先かは分からないけど、人との別れ、愛する人が自分の前から連れ去られる時は、必ず訪れる。出会った時の喜びが10だとしたら、失った時の悲しみはマイナス20にも30にも、それ以上にもなる。だとしたら私は初めから出会わない方がいい。人と出会い、愛し合う事の喜び、幸せを、心の奥で畏れてしまう。終わることない関係(あい)などありえないのに、それを望んでしまうから、儚さに涙がこぼれる…。恋愛に臆病な私には、この様にしか捉えられませんでした。何度聴いても泣けてきます。
八神さん この曲は個人的に思い入れ深い曲で、初めて聞いたとき泣いてしまいました。その時の自分と照らし合わせて考えてしまって・・・恋人同士なら訪れてしまうかも知れない「別れ」という一つのエンディング。それを「君 連れ去る時の訪れ」と表現できる、というのがAZUKI七さんの素晴らしさであると再認識してしまうような歌詞です。雨が降りしきる中、「あの日の僕ら」に想いをはせる。出会いがあるなら別れだって確実にある。出会ってお互い築き、感じる「幸福」が大きければ大きいほど、別れの「瑕疵」も深くなってしまう。だから畏れてしまう。それならば・・・永久に続くモノを望むか、それとも最初からハジマリを望まないかの選択になってしまう。でも。そんなものなど無いと、本当は判っている。ただ、受け入れられないだけだ。涙をこぼしながらも終わらない愛を願いながらも、幸福を畏れながらもそれでも「君 連れ去る時の訪れ」を「愛おしく抱きしめ」ようとしている。私自身の「君 連れ去る時の訪れ」があったとき、この曲に随分と励まされました。全体的に哀しげであったとしても、いつの間にか前を向こうとしている。
※以下文字化けのため判読不能です。再度の投稿お待ちしています<(_ _)>
北村ななみさん 中学生の時には、「あんたたち、愛って永遠に続くと思ってるでしょう」と言われても、「今時そんなことを思ってる中学生はいないよ」なんてクールに構えていた私でした。でも、今ではこの曲に共感できない人生なんて、つまらない、と思うようになりました。確かに永遠の愛なんて存在しない。そして愛によって得た幸せを失うときは必ず来る。その瞬間は、幸せが大きなものであれば恐怖ですらある。それも光の中から放り出され、夜の海に入るような恐怖。もちろん、どうせ幸せなんていつまでも続かないさ、と考えていればそれほど苦しまなくて済むでしょう。でもたとえその先に、恐怖があっても、与えられた全ての瞬間を、精一杯の愛しさで埋めてしまい、別れさえもいとおしく抱きしめる事が出来たなら。むしろそんな人生でなければつまらない気がします。確かに切ない曲には違いありません。でもある意味では、この曲は私の心を、木枯らしの冬から、生命力の夏に変えてくれました。この考えのおかげで、私の人生はこれを聞かなかった場合よりは、ちょっとばかり、楽しくなるかもしれないな、と思いました。
かんなさん 私達は生きて行く中で、必ず、沢山の出逢いと別れを経験する。しかし、出逢った時の喜びより、別れた時の悲しみの方が何倍も強い。そう考えると幸せなんて望まなければ良いのかもしれない…。
だけど、別れを恐れていたら生きている意味なんてない。
与えられた期限の中で、私達は幸せを探す為に生きているのだから…。
いつか、別れを受け入れられる時が来た時、最高の人と出逢える。
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Crystallize 〜君という光〜
今日の君と明日を待つ
M1
シアラーさん 3rdアルバムの1曲目を飾るこのナンバーは、ちょっぴり切ないものを感じました。GARNET CROWのスタンダードって、このようなナンバーじゃないかなと思いました。いつ聴いても心が暖かくなります。またコーラスもいい感じですね。ギターの音色も優しくて感情のこもったものが出ていると思いました。この曲のイメージとしては、うまく説明できないんですけど、雪が音を消すようなイメージ…。落ち着きたい場所にあるようなナンバーじゃないかと私は思いました。
50s/mktbさん 中村由利さんの歌声の美しさを味わうには best の曲。深みとコクに溢れた中低音、朗々と聴く者を魅了してやまない高音、そしてクリームのようにアクセントを添えるファルセット、これらとみごとに一体となった詞・メロディーライン・演奏、聴いても聴いても汲み尽くせない Garnet Crow ならではの魅力に溢れています。完成度の高い歌唱にも注目。シンプルで親しみやすい詞とメロディー。にもかかわらずこの深さ、この奥行き! 凄いとしか言いようがありません。音楽にはこんな可能性もあったんだと思わせる一曲です。(「深みとコク」は本サイトの「東京ライヴ(2004年2月13日(金)(渋谷公会堂)レポ)(by むみおさん) 」より。ありがとうございます。由利さんの低音の声質を表して至言です。)
Mr.Handさん 3rdアルバム購入時は、特に好きというわけではなかったのですが、2ndライブDVDの由利さんの歌い上げる姿に感動し、聴き直してみると、見事つぼにはまりました!雪がシンシンと降るイメージのあるイントロから、1番終了後と最後の由利さんのコーラスは鳥肌ものです。詩の方も「君の体温 胸にしみるよ」や「変わらぬまま君といたい」などなど、とても良い言葉が多いです。ガーネットの冬の名曲といっても間違いではないと思います。
かんなさん 一番最初、聴いた時からかなりインパクトがあった曲です。いろんな気持ちが交差して、切なく、後ろ向きになる事もたくさんあるけれど、君と生きて行きたい。そんなイメージです。大切な人と聴きたい一曲です。
かんなさん 寒い冬に暖かい部屋で、恋人と寄り添い、互いの温もりを感じ合っている。そんな、暖かくて、幸せな気持ちになれる、壮大なナンバー。 後半のファルセットと徐々に壮大になって行くところが素敵な名曲。
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Marionette Fantasia
M6
がね黒さん Vocalの中村さん曰く、ちょっと毒っ気のある大人のメルヘンらしいです。自分は3rdALのなかで一番好きな曲です。3拍子でガーネットクロウの中ではとても珍しい種類の曲です。詩だけで、GARNETワールドにのめりこめる、そんな曲です。「涙の雫が 伝う手の中で」からは本当に聴き所です!
かんなさん メルヘンチックというか、不思議というか……。恐るべしという言葉がピッタリなのではないでしょうか?
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永遠を駆け抜ける
一瞬の僕ら
M7
深紅のカラスさん 久々に故郷に帰ってきたような感じがします。サビの歌詞は聴いてて元気が出てきます。あと2番の「行きたい場所へ行けば良い」は自由気ままを想像させてくれます。「もどかしいぐらい感じてたた距離も呼び合って引き寄せる」二人の距離をなくすんですね、良い歌詞です。
かんなさん 久しぶりに帰って来た。この街の匂いや記憶が懐かしい。 君のいる景色にいつまでも、並んでいたい。一緒にいたい。永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら。人生の中で、今という瞬間は、1秒1秒違う。だからこそ、今を大切に生きて行きたい。そう思えた曲です。
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Endless Desire M8
深紅のカラスさん 古井さん、オススメの曲のようです。初めから終わりまで今までのガーネットクロウからは見られなかった場面が目白押しです。古井さんも「アレンジにはすごく凝ったと」話されています。アップテンポなこの曲、都会の夜のドライブソングに合いそうです(笑)。
Mr.ultra soulさん まず個人的な意見ですが、この曲は3rdの中でも特に好きな曲です。ムツカシイ哲学がGARNET CROWの手によって一つの曲になっています。何事においても全ては運命なのか、自らの意志によるものなのか?そんなものは誰にも分からないけれど、今思うように生きればいい。そんなメッセージを宇宙的な表現で凝縮した歌詞は、5分足らずの曲の中に今まで生きてきた時間を詰め込んだ感じがする。ノリのいいリズムは言葉の一文字一文字の間に鼓動を感じさせる。いつ聴いても“つい先ほど”までを歌っているような気がする。すごくカッコイイです。
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逃れの町 M9
ぐりこさん これは奥が深くかっこいい曲だと思います。こういう曲調好きです!!「罪を償う気力すら」っていう高音のとこからいきなり低音になるとこがすっごくいい★
ユウダイさん 宗教色の強い詩というのが初めて聞いたときの印象でした。曲の方は、決して耳障りの良い曲ではないと思います(癖が強いという意味で)しかし、その分何度も聞いているとどんどん味がでてくるGCらしい良い曲だと思います。「汚れのない〜」というところが自分的にはツボでした。
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Only Stay M10
ありす☆さん まず、出だしのインパクト!大胆に入っていてとても驚きました!結構過激っぽい(?)歌詞もピッタリです!そして、出だしとは違った歌い方になるのに注目です!その中の七さんの歌詞がまた共感できます!「ガラクタ」などの歌詞も出てきて「えっ!?」と思ってしまいましたが、それをさらりと歌ってしまうあたりがさすが由利さんです!「不幸の始まりは〜」のところは何気に見に覚えがあるので(ぇ)みなさんもこの不思議な世界に浸かってしまいましょう!!!(・▽<)−☆★
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恋することしか
出来ないみたいに
M11
ぐりこさん この曲は、小さい頃を思い出すような懐かしい感じの曲です。聴いていると元気が出てきて無邪気に遊んでいる情景が浮かんで来ます。「あぁ瞬きの間はどんなんだろう」とか「あの小さな白い鳥の名前を教えて」など純粋で些細な疑問が心をくすぐります。
深紅のカラスさん 「君が誰を見てるとしても」たとえ君にほかに好きな人がいたとしても、(他の人と付き合っても)「変わらず大切にしてゆこうって思えたんだ」友達で良いから、仲良くやって行きたいなぁ〜という思いが詰まっています。今までのGCの恋が芽生えなかった曲は、別れが付き物でした。だけどこれは「なら友達で行こう」という思いが、すごくします。前向きになれる良い曲です。
50s/mktbさん 歌詞の通り、からっと晴れ渡った秋の日の風のような歌です。歌詞は Garnet Crow の他の曲にほとんど見られないほどストレートで、感覚的なイメージが明快です。「記憶はこんな小さな出来事」、そして「群れから離れ少し不安気に/同じ距離を保つ」という辺りがごくわずかにふだんの Azuki 七 さんでしょうか。あとは儚さも痛みも迷いもなし、サイクリングの爽やかさ、愛おしく思う人への信頼と自信、ひたすら前向き。楽曲もストレートで爽快。チャレンジングな曲が多い「Crystallize」の中で、実はこの曲が(目立たないですが)いちばん野心的なのかもしれないという気がします。岡本さんがセルフライナーノートでなぜあえて「春か初夏」と指定するのか謎だったのですが、こう見てくると、なるほどね、という感じがしないでもありません。
永年万年筆さん GARNET CLOWにしては珍しい感じのイントロだったので、思わず、え、何だろうと興味をそそられてしまいました。さらに歌詞を聞いていて、想像させられる景色の色彩。それがイントロで想像した色彩とぴたりと一致するんだから驚きました。さすがは GARNET CLOW見事に曲と歌詞がマッチしていますね。景色のイメージとしては「上空小さく色とりどりのハングライダー舞う」というところが特に好きです。それと、もう一つ思ったのは、私はたとえ片思いであっても、この歌のような恋であればいいなと思いました。「群れから離れ少し不安げに 同じ距離を保つ あの小さな白い鳥」の姿が、好きな人の姿に重なってるのかな、とも思ったのですが。「ああ、きっと今日は追い越してしまうんだ」というところでも、自分が秋の日差しを背中に受けながら、前を走っていく誰かの自転車に追いついていくような想像をしてしまいます。曲が甘すぎる、という人もいますが、私はこの歌の甘酸っぱい雰囲気が大好きです。
かんなさん 誰かを好きになるって、こんなにも単純な気持ちで十分なんだなと思いました。大切な君が、他の誰かの事を見てるとしても変わらずに大切にしていこうという主人公の気持ち。友達から始めようという形なのかな?
れおさん ある機会に歌詞を読み直してみたのですが、もしやこれは恋愛の歌詞ではないのではないかという考えがふとよぎりました。 一番で地球をスライド(並走)していたのが二番では追い越してしまいます。これは人間の発展の歴史を思わせます。 そして“恋することしか出来ないみたい”に“甘い色に世界を染めるんだ”という気持ちを遠い国まで連鎖、つまり皆が平和の祈りを持つこととれます。 冒頭のオレンジ色は黄昏、色とりどりのハングライダーはいろんな国の戦闘機、草原は第三世界、白い鳥は世界で孤立している国と解釈できはしないでしょうか?他にもそんな感じの記述が見受けられます。 そして雄大な悪戯が戦争、君がある特定の国を指しているのだとしたら… いや、少し考え過ぎかも知れませんね
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SPARKLE 〜筋書き通りのスカイブルー〜
pray
M4
まみぃさん 物悲しい曲調だけど、何となくすくい上げるような幸福感があって好きです。
蒼衣さん この曲を聴くと、「田舎のお盆(夜)」を想像してしまいます。「霊」とか「魂がよみがえる」っていう感じをだしていて、とても無常観がある…日本らしい曲だなと思いました。夏のお盆休みくらいに聴くと、雰囲気がすごく出てきていいと思います。
50s/mktbさん 疲れと微熱の中で見る夢のように、暗さの中に広がりのある美しい曲です。まどろみを刻む時計、遠い祭り、闇と清冽さが織りなす世界をさまよいながら、どんな出会いもいつか別れを避けられないこの世、そしてこの世を生きることの痛み―静寂の cry と pray ―が描かれていきます。それにしても、誰もが心の中に蔵い込んで「もう忘れてい た景色」を、こんなにもリアルに描き出した Garnet Crow の力量には圧倒されそうです。Azuki さんはいったい心のどこでこんな世界を育てているのでしょうか。そして中村さんはいったいどこからこんな曲を発想したのでしょう? 楽曲は静かな世界を淡々と語っていくのですが、聴く者は気が付くと既に太陽が去った国にいつしか深く深く迷い込んでいるのです。そしてこの世を一降りの雨のような儚さで行き過ぎる命が投げかける「蝉の叫び声」 ― この凝縮した1句がとりわけみごとです。「pray」はこの叫び声で、Garnet Crow の楽曲の深い水脈に連なっています。ちなみにこの曲はアルバム「SPARKLE」の4曲目ですが、7曲目は日常の底にある痛みの感覚を軸にこの曲とは裏と表の関係、そして1曲目と10曲目はこの痛みの感覚をそれぞれ人を思う時間の流れの中で歌って対極にあり、アルバム全10曲(Remix 除く)の節目に位置するこの4曲が、直角にねじれた四角形のボックスとなって「SPARKLE」の骨組みを形づくっています。
紅烏さん すごく情緒感が漂ってますよね^^!!この曲を聴くと何故か小さかったときの記憶がよみがえってきます。どこか遠い世界に行ってる感じもするし、懐かしい感じもするんですよねぇ♪♪♪最初はこの曲はあまり好きじゃなかったけど、聴いていくうちに好きになっていきました^^
かんなさん 和風ワルツでしょうか?歌詞もなかなか深いです。蝉の鳴き声ではなく、「蝉の叫び声」という表現が切羽詰まった緊張感を現しているようで好きです。
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Naked Story
M5
まみぃさん とてもノリのいい曲です。出かけたくなるような、思わず走り出したくなるような。落ち込んでいる時などに聴くと、癒されるのとはまた違った感じで、元気が出るかも。
ぐりこさん 元気でます★☆★どっか飛んで行きたくなる曲です!!天気のいい日に一人でぶらりと知らない町へ遠出したり、公園でおもいっきり遊んだりしたくなる!!
かんなさん タイトルどおり、「そのまんま」。そのまんまの自分自身をさらけ出して前へ前へと行くカンジが好きです。が、唯一、いらないと思ったのが、yeahー。これだけはない方がいいと思いました。
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スカイ・ブルー
M7
まみぃさん 聴いてると目の前に晴れた空が浮かんできます!透明で爽やかなきらきらした感じの曲です。
チーズバーガーさん 初めはゆったりとしていて、Bメロから、テンションが上がるこの曲、サビではまさに「スカイ・ブルー」と言う感じにさせてくれます。「玩具の剣振りかざしては、傷ついてた君は遠い過去」いつまでも傷ついてても、何も始まらないと言うことですね。「追いかけて行こう無意味な未来」未来なんてどうなるのか分からないけど「明日は風に乗る気分次第」気分次第でどうにもなるということですね。とても前向きで好きです。
50s/mktbさん 爽やかで前向きな、しかしその底にはこの時間の流れの中で生きていく痛みをたたえた、Garnet Crow ならではの一曲です。「隙間を抜けて/覗くスカイブルー」から「追いかけてゆこう/無意味な未来・・・明日は風に乗る/気分次第」と吹っ切っていくのが印象的。演奏は厚みのあるバンドが歌声と絡み合い、パーカッションが過剰な寂しさを抑えて、透明感がありながら単色ではない音楽世界を創り出しています。爽快に聞き流すもよし、鼻歌で歌うもよし。でも聴けば聴くほど語り尽くせない魅力に惹き込まれる奥深い一曲でもあります。
かんなさん 疲れた時の息抜きにもなる、爽やかで前向きな歌詞がお気に入りです。スカイブルーを見ていると悲しみやつらさも消えて行きそうです。 未来という明日を生きて行く力にもなります。
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wish★
M8
ありす☆さん 由利さん曰くノリノリでダンスできる曲だそうです♪まず、イントロが印象的で由利さんの歌い方がカッコいいです!歌詞は英語いっぱいで「七さんWorld」に引き込まれます。‘Catch’や‘Touch’のフレーズも覚えやすくカッコいいです!はまること間違いなしです!(>▽<bグッ☆★
50s/mktbさん 何かが足りない、何か未満の不安定さと、その中を全身で駆け抜けていく wish! のエネルギーとが一つになった、リズミックでスピード感のある音楽です。「SPARKLE 〜筋書き通りのスカイブルー〜」の「wish★」はキレがあってノリのいい歌と演奏、ほんとにダンスできるような曲ですね。これに馴染んだ方から見るとちょっとマニアックかもしれませんが、私は「GARNET CROW first live scope」(DVD) の「wish★」も好きです。七さんのキーボードが淋しくて無防備な感じを出していて、由利さんの歌もぐっと心に食い込むような色合いに染められています。七さん・由利さんは楽しそうで間奏の古井さんのキーボードもアコギっぽく、メンバーみんなノリノリなんだけど実はどこかまじめ。ある意味いかにもガーネットらしいというか、何とも言えない味わいのある一曲になっています。
かんなさん ダンスナンバー。クラブをイメージさせますね。不安を感じながらも、進んで行く。そんなイメージです。
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Please,forgive me M9
陰嶋天道さん 色で、表すとこの曲は、黒と紅、そして灰だと思います。雰囲気は、トランス・トラップやwhiteoutと似ている様な気するのですが、この曲の歌詞は、どの曲よりも大人な感じがすると思いました。私は、この曲の『Please...forgive me もう離れないで』の『いで』という所などの癖のある歌い方が気に入りました。
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Holy ground
M10
まみぃさん ゆったりしたテンポの綺麗な曲です。歌詞が「死んでしまえば生きなくていい」とか、結構辛辣なんですけど、曲が終わった後に何となく救われたような幸せなような、そんな満たされた気持ちになります。最後の「波にのって〜」ってのばす所、中村さんの歌唱力再確認て感じですっ。
daizo3さん ライブバージョンしかまだ聴いてませんが、メロディーにすごく惹かれました。ただ単に絶望的ではなく、優しさ、そして無力感を見せながらも心の強さを感じさせてくれます。詩の中で健康を幸せと読むところがとても印象深いです。悲観的でありながら、メッセージを残している歌詞に注目です。
羽月 怜さん イントロの深い響きと、サビの高く伸びてゆく歌声がとても印象深い歌でした。大切な人と離れてしまった痛みと、そこから少しづつ前を向こうとするひたむきな想い…聞いた後にとても救われた感じがしました。まさにgarnet crow ならではの作品ではないでしょうか。
かんなさん 恋人(もしくは、大切な人)の死から乗り越えて行く姿は、切ないですが、そんな人は、だからこそ、優しさや人のつらさがわかる人間になれるのかな?と感じました。
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first soundscope〜水のない晴れた海へ〜

水のない晴れた海へ M1
よりさん すごく深い詞ですね。恋愛の形をこういう表現で表するのって面白いな〜と思います! 「人魚姫」に当てはめて聴いてみるものいいですよ
よりさん 水のない晴れた海へというのは「空へ」という意味ではないでしょうか?私はそう考えました。わけは「空」という言葉がすごく多いし「昇り行く」とか「天使達」などのフレ−ズがあるからです。この曲を私は失恋ソングだと思います。人魚姫を思い出しながら聴くとわかりやすいですよ。
主人公=ホワイトマ−メイド、君=恋していた相手(王子様?)
みもんさん 全体的に不思議な感じの漂う曲だと思いました。AZUKI七さんの作詞で、詩だけを見ているとまるで「人魚姫」の童話の大人向けのを読んでいるような気分になります。中村由利さんのどこかナレーションめいたヴォーカルもまた、詩と良くマッチして、この曲の演出の片翼になっていると思いました。この曲を聞く方々へ、一度やってみて欲しいことがあります。この曲を聴きながら、目を閉じて、音に耳を澄ませてみてください。閉ざされたまぶたの下に、あなたは何を見ますか?
ぐりこさん 初め、このアルバムを聴いたとき衝撃が走りました。もともとGARNETCROWを初めて聴いたのは2ndアルバムだったのですが、いい曲だと思い1stアルバムも聴いてみることにして再生したら「水のない晴れた海へ」が流れてきて・・・もう私の捜し求めてた曲って感じで感動しました!!こんなに曲を聴いて感動したのは初めてです!!
かんなさん 人魚姫。彼女は、自分の声と引き換えに陸から地上に上がることを選んだ。しかし、そこまでして、地上に上がった彼女にとっての「地上の天国」は沈黙だった。海から地上に上がって来た彼女にとって、地上は、「水のない晴れた海」だった。 果たして彼女は幸せだったのだろうか? 疑問です。
蒼光さん 『水のない晴れた海へ』=『何もない晴れた空へ』=天国(?)だと私は思います。『君を連れてゆく哀れみの天使達』や『レクイエム』という死に関連したような単語あるいは文があるからです。感動的なのは『世界のスピードは緩やかに また君へと向かうから』『誰よりも愛してるよ今も いつか思い出してね』と言うところです。君は生まれ変わるから、その時に誰よりも愛してる事を思い出してねと暗に言ってるように思えます。曲としては神秘的な曲で、簡単な言葉で言うと綺麗な曲です。ピアノの音が心を落ち着かせてくれます。
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巡り来る春に M5
よりさん 「春」はいろんな想いがある季節だと思います。「何かを大切に思える気持ち」ってすごく大切なんですね。そんな気持ちをいつまでも忘れないように.....
えーえぬ 切なさが込み上げてきますね。歌詞と由利さんのボーカルが、合いすぎていると思います。泣けてきそうな曲です。
むみおさん 日本人が持つ儚さを表現した名曲。メロディがとても丁寧に使われており、中村さんの恐るべきコンポーザーとしての才能が見て取れる。ヴォーカルもただメロディラインをなぞらえるだけでなく、情や念がえらく濃厚であるという点も、この曲をいっそう素晴らしいものにしている。
50s/mktbさん 数あるアルバム曲の中でも、シングルで出してほしかった曲の一つです。柔らかく、濃く、おぼろげ感のある、独特の曲調で、揺れのある入り組んだ詞と難解な言葉づかいもここではそんな曲調によく合っています。「想いの中で/知らぬうち育ちゆくイメージ」という言葉がそんな詞の雰囲気をうまくまとめているように感じます。あるときはこの曲調に寄り添うように、またあるときはそこからすっくと立ち上がって流れを作り出すような中村由利さんの歌が、とりわけ印象的です。
かんなさん 「孤独」というテーマがまさしくピッタリだなと思いました。幼い頃は誰かに守られていたけれど、今は違う。一人でも生きて行かなければならない。過酷さや辛さ、様々な厳しさが見えました。
蒼光さん 『優しいのは 想いの中で 知らぬうち育ち行くイメージ』なので、もしかしたら『懐かしい人』はやさしくなかったんだと思います。私的に共感できるのは『嘆くなら孤独(ひとり) 温もりは二人で 私の苦しみは君の邪魔で 染まりゆく空に願うのは一人で 生きてゆける強さ求めて』の所です。でも、とても暗く辛そうな楽曲ですね。。。
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HAPPY DAYS? M6
よりさん 今.毎朝聴いている曲です。少しは人間贅沢しないとね!いつもいつもHAPPY DAYS。今が幸せならいいんだ(^^)
りょうがさん 大切な人が傍にずっといる事、すなわちこれがHAPPY DAYSだと言う事を感じました。また相手にとって大切な人になる事もHAPPY DAYS"?"なんじゃないでしょうかね。そう思うんですよ。
かんなさん 大切な人と一緒にいれる幸せ。なんて贅沢な時間なんだろう。大切な人の大切な人に自分がなれたらいいな。これが本当のHAPPY DAYS?
50s/mktbさん 「宇宙に浮かぶビルの窓/夜に消えてく/ほんの小さな幻のように」…高いビルの窓に孤独と不安をうたった詞は、1990年代以降のJ-POPSの中に他に少なくとも2つの傑作があります。でもそれを宇宙に浮かぶ点のような幻にしてしまったのは七さんだけかもしれません。こんなに痛烈に美しい詩を、私は他に知りません。アルバムの中に七さんがそっと隠した七さん世界の原型、忘 れられない1節がここにあります。
蒼光さん
NEW!
この曲を聴いて、そっか〜と思う所が『making happy days』で、幸せな日々に”なる”のではなくて、”つくる”なんだな〜と思いました。それと、個人的に共感できるのが『誰かが私だけ みていてくれる事 心の奥で狂おしく望んでる』で、私も口では言ってないけど心の奥底では懇願しているからです。イメージでは曲の世界がなんとなく未来都市風かな?
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Rhythm M8
よりさん いつか君が消えても....。それまでは響き逢っていたいよ。「カゲロウ」という虫の名前も出てきます
はちねこさん サビの部分がすごく好きです♪他の曲とはなにか違う雰囲気のある曲だと思いますね。聴いているとこの『Rhythm』という曲の世界に入り込んでしまいます。何か…別の空間にいるような気持ちになるんですよ。すごくイイ曲だと思います。
タックさん 僕はこの曲をおすすめしたいです!タイトル通りの「Rhythm」の良さと、GARNET CROWらしい詩のかっこ良さです。特に「闇の中で〜さまようカゲロウ」とか「時を刻むRhythm」なんてところは最高!! 明るく楽しい曲でも、しっとりしたバラードでもないけど・・・ こう、こみ上げてくるものを感じます。とにかくかっこいいので、違った「GARNET」を見つけたい方は聴いてみてください。
50s/mktbさん 進むに連れて後のアルバムのサウンドを思わせるところがある不思議な曲です。中村さんの声をもう少し前面に出しても良かったかも・・・ でもバンドとしてのバランスは悪くありません。もっと評価されても良い曲だと思います。他のアレンジも聞いてみたいような気もします。できればもう少し素朴なバージョンを。
かんなさん 恋愛って、ある意味リズムなのかもしれないですね。いろんなリズムがあるけれど、響き合い、重ね合うリズム。そんなリズムがいいな。と思いました。ちなみに、カゲロウとは、トンボのような昆虫です。(多分)
蒼光さん
NEW!
昔誰かに、「音楽は心臓の鼓動からできたんだよ」と言われたので、この曲を聴いていると音楽の原点に戻った気がなんとなくします。歌詞は少し現実的に思えました。『君以外の大切なモノ 何かを失っても 僕は同じままで いられるのかな?』と言う所が特に・・・。君がいなくなった後の未来を考えなければならない現実あるんだなと思いました。
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Holding you,
and swinging
M9
よりさん サビのところがカッコイイですね。君がいないのといるのとでは世界がかなり違う....。心は単純なんですけどね
真奈美さん 私がGARNET CROWの曲の中で一番好きな曲です。由利さんの声がとても魅力的です。聴いたことない人は絶対聴いたほうがいいです。オススメの曲です。
流禾さん 切ない!こと一言につきます。「疑うことでしか/身を守れぬ/そんな日もあるよ」七さんらしい詞です。疑うことは決して罪などではなく、生きていく上での手段の一つ。人生の教えとして、聖書に入れておきたいです。ちなみに歌詞中に出てくる「John Doe」「Jane Doe」はそれぞれ本名を出したくない男女の仮名、という感じのようです。
かんなさん 「忘れ方より愛し方を教えて欲しい」同感です。誰かと別れて、忘れる事より、誰かを好きになって愛することの方が難しい‥‥。恋愛も友人関係も‥。人を疑う事も時には大切なんだと思いました。
蒼光さん
NEW!
この歌は声の高低差がすごいです!色で表すと透明な感じ。声に詩がついているようです。でも歌詞も私には思いつきそうもないです。特に『〈矛盾した繰り返し〉』を〈〉で括ったのはどういう意味があるのかなと考えます。深い吟味が必要な曲だと思います。
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wonder land M12
よりさん 思わず散歩してみたり&踊りたくなるような明るいナンバ−。私達が住んでる世界って実はwonder landなのかもしれませんね。どんな毎日も皆の一部(^^)
かんなさん アルバムの中で、何故か一番印象が薄い曲です。サイクリングなんかには最適かも。
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first kaleidscope

Sky M3
まみぃさん 静かな曲です。ラストの♪Sky〜ていう中村さんの高音は、鳥肌ものです。同じ“空”でも、2ndアルバムのスカイ・ブルーとはまた違った色の空が見えます。
50s/mktbさん 壮大で重厚な音楽です。幾多の曲で歌われている身近な世界の物語をすべて包み込んでしまうような歌詞、まだ初期の発声ですが中村由利さんのストレートな歌声の美しさ、楽曲を低音から支えて複雑に絡み合うバンド、それらが渾然一体となって、他にない魅力的な宇宙をつくりあげています。由利さんの歌は最初の2節ほどが最も集中力を感じますが、その後半の「今も」の辺りで横顔がふっと出るように感じます。
蒼光さん 4人ともすばらしいです。岡本さんのギターも、古井さんのアレンジも、AZUKIさんの詩も、中村さんの声も夕空のイメージになっててすばらしいです。月並みな表現しか私にはできないけど、本当にすごいです。特に中村さんが「Sky」と歌った時の声と、「愛される君の傍で僕はただ見つめるだけの道化」の詩に泣けてきます。片思いですね・・・。とても悲しい曲です。
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dreanming of love M4
深紅のカラスさん 初めイントロを聴いた時は、「楽しそうな歌」と思っていたら歌詞が暗かったです。サビの歌詞はすごく深いと思います過去も未来もなくなった大切な人のことを思ってます。
蒼光さん 紅い花がいっぱいある丘で『君』はいなくなっちゃったのでしょうか。 中村さんの声も切なげに聞こえます・・・。 『残されてく者の気持ち 知らずに羽ばたいてゆく』とあるので、いなくならないで傍にいてほしかったんだったと思います。
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永遠に葬れ M5
KANAさん この曲を知らなかった頃、タイトルを見て“この曲怖いのかなぁ〜”って思っていました。だけど聴いてみたら、悲しく切ない別れの曲で全然怖くない…。「君のにおい make me happiness 置いてゆかなくちゃ」の所が私は好きです。切なくって…。
恵美さん GCの曲の中で一番好き!「一足先に旅立ってた君へ 「行かないで」って呟いてみる 届かないって知ってるから 安心して今日だけは 泣けるから」この部分・・・泣いたよ。
陸奥時雨さん 歌詞では1番好きな曲です。最初はタイトルだけを見て、「完全な闇」ってカンジかなと思っていました。でも1回聴いて「永遠に葬れ」の読み方を知り、2回、3回と聴いていくうちに(歌詞を見ていくうちに)、内容の深さに気付き、5回目くらいのときには思わず泣いてしまいました。色で表すと、「すこし霞んだ透明色」みたいな感じ☆♪〜やっとさよならを言えるよ I loved you all my life for a long time 永遠に葬れ〜♪この最後の歌詞が何ともいえませんね!
蒼光さん タイトルみたら、ちょっと怖いイメージの曲だなと思ってたけど、曲を聴いて歌詞を見たら、とてもいい曲でした。 特に「安心して今日だけは 泣けるから」という所から涙目になって、 「心から愛しさを込めて やっと さよならを言えるよ」からは涙がこぼれてしまいました。 主人公がどれだけ「君」を愛していたのかがよく分かる部分です・・・。 これが「永遠に葬れ」の本当の意味なんだな〜と思いました。
MIDLAND
SQUEREさん
NEW!
シンプルなギターイントロから始まる。単調なメロディが寂しさを誘います。愛するもの、大切なものとの別れは言葉では言い表せない心情があります。大事だからこそ永遠に葬る。永遠という言葉が切なく心に残ります。2004LIVEだったでしょうか、この曲が披露されました。ゆりさんの苦しい表情、情感を込めた歌唱が印象的でした。GARNET CROWよ永遠に…。
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A crown M6
よりさん 日常の中で何かあるかな? 何もないかな?なんて思うことありますよね?明日何が起きるかなんて分かるわけないけどそれが全てじゃない。人生は長いです(^^)
晃さん 「朝日が滑り込んで 僕らをドアの外 送り出すんだ」このフレーズを聴いては「明日も(今日も)頑張ろう」と思うようになります。
50s/mktbさん 不思議な感動のある歌です。何かまっすぐにぶつかって来るものがあり、心に残って離れません。Garnet Crow には珍しく、ちょっとストリートの雰囲気のある音楽かなとも思います。本当にストリートでこんな音楽をやっていたらきっと足を止めて聞き入ってしまうでしょう。いかにも Garnet Crow がここから芽吹いていくという感じの詞の味わいの深さも感動ものですね。
蒼光さん この曲を聴いたときはメンバーの4人が王冠をかぶってる姿を想像してしまいました☆『何か起こせそうな気がした for days 何も起こせない気もした そんな日には 手探りでゆこう 何にもなくったっていい すべて終わるわけじゃない』の歌詞には、何かの結果が悪くても人生が終わるわけじゃないという様な意味に思えました。
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