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GARNET WORLD
レビュー(GARNET CROW・1)

SINGLE

百年の孤独 28th・SG
50s/mktbさん 索漠とした闇、乾いた苦い大地を踏みしめて歩くような内省的でスケールの大きなサウンド、そして重圧を撥ね返す意志の力を感じさせるストイックな歌の運び、Garnet Crow でありながら「北斗の拳」の世界です。「今も幾千の生命が泣きながら生まれる/その瞳に光を」という一節が、この世界の底に一つ一つの「心」が存在するのだと語りかけています。イントロのフレーズを最後にもう一度置いたことで、この音楽は「永い永遠の輪っか」を肌で感じさせるものとなりました。
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夢のひとつ 27th・SG
50s/mktbさん 力を込めて自分を納得させるような少し硬い音楽から、Garnet Crow らしい素直な姿勢の良さが伝わってきます。「今も背中合わせのままで」というかなしさがこの世界の隅々にまで満ちているようです。還るべき「私」は既に私の中にはない、だから「夢のひとつ」、「明日へ帰りましょう」と言葉にするのでしょう。実は内側からこの歌の骨格を支えているのは、「想像した程強くなれない」という一句かもしれません。歌詞3節目のこの位置で、この言葉には何か風圧のような力があります。内省的なこの一言が、生きる切なさも、美しさも、そして逆説的に強ささえもこの歌に与えているように、私には思えるのです。
MIDLAND SQUEREさん せつないです。
歌詞があまりにストレートで驚きました。
失恋したときの心情がリアルに描かれています。
当時私も体験と重なる部分があり何度もこの曲を聞きながら涙を流しました。

明日へ帰りましょうという言い回しが厳しいが優しいなと感じます。
先に自由を求めたのはどちらでもよい、別れを決めて愛してた事が懐かしくなると言える人に強がりを感じる半面、最後まで愛し切れた強さ、愛の大きさにせつなくなります。

愛してるといい合った分だけ辛くなる、背中合わせで、まだ愛した人のぬくもりを感じるなど本当にそうなんですよね。
でも明日に帰ろうと優しく導いてくれています。
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世界はまわると
言うけれど
26th・SG
50s/mktbさん 人に疲れ、苦しんだ自分と闘った後の脱力感、少し自虐的でもあり皮肉でもある眼差しの隙間から、窓1枚を隔てた哀しみが漂ってきます。この窓は、実はまだ開いたままの傷口の痛みに耐えかねてうつろう季節との間に置いた薄いガラスのように、私には見えます。そして自分を運んでいく大きな流れの中で、流されるようでいながら自らの姿勢を探し当てているところに、いかにも七さんらしさを感じます。由利さんがこの穏やかな絶望と韜晦をきめ細かく柔らかく、きっちりと「歌」にしているのが好感です。歌声だけでも音楽として成り立ちそうな強さと香りを備えた、何もかも忘れて聴きたい歌です。
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涙のイエスタデー 25th・SG
50s/mktbさん 溜息です。思いっきりレトロな入りとメロディーライン、リズムは単純なワンツー、カラフルマフラーの華やかさ、それなのに歌詞は Azuki ワールド炸裂という、言葉を失うようなもの凄い曲です。5th Al. 以来、歌詞と曲のすれ違いを少し感じる曲がありますが、それでも1つの、そして誰もまねのできない音楽にまとめ上げてしまうところにバンドとしての Garnet Crow の力を感じます。この曲もそんな有無を言わさぬ力があります。一度聴いたら忘れられません。曲と詞の共通点は「暖かさ」でしょうか。でもそれだけではない深さがここにはあります。「大事な哀しみも見失いそう」、「真夜中に目覚めて見た空が綺麗すぎて/もっと深い闇が見たい」、「すり抜けていくものに魅せられては」…。七さんの心に寄り添える幸せを感じる一瞬です。
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風とRAINBOW 24th・SG
かんなさん 風とRAINBOWとは、手に届かないものや、人間の本質的な部分なのかな?と思いました。機械化が進んで、便利になっても、決して、手に入れる事の出来ない何かがあるからこそ、前に、進んで行ける。必ず手に入れたいと思うからこそ、頑張れるんだなと思いました。
50s/mktbさん 遊び心のあるモチーフと、風が吹きわたる群青の空のような深い爽やかさが魅力です。そのモチーフのせいでしょうか、Garnet Crow には稀なことですが感傷が少し入っています。どこまでも終わらない哀しみをメタリックに造形したクールな世界。Garnet Crow には異例な、しかも Garnet Crow でなくては創り得ない世界です。由利さんの歌の美しさがよく活かされた音楽だと思いますが、その由利さんが職人技的に歌っているのがこの曲のちょっとした楽しみでもあります。
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この手を伸ばせば 24th・SG
かんなさん 春は、出逢い、別れの季節。今まで、共に過ごしてきた仲間と別れるのはつらいけれど、グズグズしていると先へは進めない。 これから、待っている未来は、すぐそこに、迫って来ているのだから…。別れることで、新たな出会いが生まれる。人生はその繰り返しですね。
50s/mktbさん 淡々として伸びやか、そして穏やかですが、しみじみと切ない曲です。立ち去ろうとする陽射しが既にどこかなつかしさを感じさせ、ふと気がつくと夜の冷たい大気が自分をとりまいている・・・聴き込めば聴き込むほど、「別れ」の現実感がそんな皮膚感覚となって音楽全体から伝わってきます。この曲のような引き算系の音楽でずっしりとした奥行きのある世界を作りだせるところが Garnet Crow の凄さだと感じます。この曲とセットでリピートできる曲をいろいろ探したのですが、ついに見付かりませんでした。多様さに富む Garnet Crow の楽曲の中でもある意味孤高の曲なのかもしれません。
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まぼろし 23rd・SG
Mr.Handさん イントロからとても不思議な感じのする曲で、まるで何か包み込むようなサビの出だしは最高です。歌詞も、恋愛ではなく世界平和をもとにしたような感じの深みのあるとても温かな詞です。久々のGARNETの真骨頂のバラードだと思います。
50s/mktbさん 幼い心に映し出されたまぼろしの向こうにあるのは、私たちが受け止めて生きていかなければならない残酷で暖かな世界です。「Holy ground」が予言した「与え続けることでしか満たされない聖地」が、現実の重さでここにはあります。シングル・バージョンでは、Sky を思わせる不安に満ちた前奏、乱れ飛ぶリズム、迷いながらも決然と足を進めるピアノ、内省的な歌唱、「巡り来る春に」にも似た深く錯綜した音と歌の重なりが、人の生き方そのもののような重量感のある世界を作り出しています。
かんなさん 幼い頃に見ていた夢はいつの日か、まぼろしとなってしまった。もう取り返せない時間。失ってしまったモノ…。全てがまぼろし。だけど、逆に、これから手に入れるもの。取り戻せる時間。これらもまぼろしなのかな?と思いました。
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今宵エデンの片隅で 22nd・SG
てろてろさん GARNET CROWの特徴の一つはやはり歌詞ですが、この曲は人間の「優しさ・愛」について考えさせられる歌詞の深い曲だと思います。2番の「安息のために争うことなんて必要かどうか僕にはわからないことだ」という部分。究極に言えば戦争について意味合いを投げかけられているような気さえ僕にはしました。本当にいろいろなことを考えさせられます。 多くの場合、重たい歌詞には、暗めのサウンドだったり、しっとりしたバラードだったりするのですが、この曲はは明るい曲調でGCの中では一風変わったものとなっているかと思います。
かんなさん エデン(楽園)の片隅で生きている私達は、いつの間にか争う事を覚えてしまった。これを変えるのは、誰かがすぐにどうこう出来る問題ではないのかもしれない。だけど、「自分は誰かに愛させているんだ」そう思う事が、少しでも改善の糸口になるのかもしれない。幸せの意味なんて人によって違うし、や正しさのベクトルなんてコロコロ変わる。愛に形なんてない。だけど、感じる事は出来る。いつも誰かの愛を感じる事。それが、エデンの片隅で生きる私たちの使命なのかな?そう思いました。
えーえぬ 愛しい人と一緒にいられる日常、それさえあれば、どこでもエデン(=楽園)という意味合いが主題の曲なのではないでしょうか。そして、その二人を包む世界の正しさや優しさの基準(=ベクトル、意味)は、違っているものの、お互いにとって理解し合えれば、それが最大で、かつ、すべてという、まさに純愛の世界を書いた詞になっています。基準云々という部分は、多くのファンの方は「クリスタル・ゲージ」の“善悪の基準はすべての人に共通じゃない”というフレーズを惹起したのではないでしょうか。このテーマをガーネット史上一番といっても過言ではない、明るめのリズムに乗せて、由利さんのボーカルが見事なまでに、歌い上げていると思います。ちなみに、カラオケでも、気持ちよく歌える一曲です(笑)。そういえば、PVも、チアリーダーや二人の子供たちが登場と、ガーネットらしからぬものでしたね。
Mr.ultra soulさん 「THE TWILIGHT VALLEY」に収録されているシングル曲の中では最も好きな曲でしょうか。 すごくハキハキした感じの曲で、決して楽しい曲ではないんですが 思わず口にしたくなるような曲かもしれません。 サビのフレーズが繰り返されているからなのでしょうか。 けっこう考えたくなるような歌詞も印象的で好きですね。 イントロのピアノの印象が強い曲なのでアルバムの流れで聴くと 映える曲かもしれません。
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夢・花火 21st・SG
50s/mktbさん Ti amo(愛してるよ)で始まるすばらしい疾走感のナンバーです。一途なラテンの熱さ、そして迷いを心の奥に沈めたちょいワルのテイスト、そして70年代の渋谷をかすかに感じさせるのが凄い。これだけ高音を歌い切りながら低音を髣髴とさせる表情を込めた由利さんも凄い。これだけぐいぐい押していく曲の最後にオルガン(たぶん)を選択しているのも凄いし、嵐の中で唸って音楽を作り上げているギターも凄い。そしてこのストレートな曲に合わせながらしっかり変化球を投げている七さん、「闇夜に向かう花火」・・・言葉もありません。もう愛おしいほどです。4人に脱帽。
GARNET CROWの
ファンさん
歌詞・歌声が、とても好きです!! GARNET CROWさんは、声に特徴があってそれでいて素敵な声で…。 惚れ惚れしちゃいますよ〜!!
かんなさん 「愛してるよ」という意味の「Tiamo」から始まり、「Tiamo」で終わる。花火は一瞬で消えてしまうけれど、輝きは人々の目に焼きついている。地球の歴史から見れば人間の一生なんてほんの一瞬。だからこそ一瞬一瞬を大切に生きて行きたいです。生きているからこそ、夢を見つけられたり、誰かを好きになる。当たり前の事ですが、そうあることはこんなにも幸せな事だったんだと思えました。
Mr.ultra soulさん 誰もが思うかもしれませんが、歌い出しの...Ti amo...が印象的ですね。 そして序盤から勢いのあるアレンジとギター。 GARNETらしい曲って言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、 楽曲の構成だとか歌詞も含めGARNET CROWらしい曲だというのが 個人的な意見ですね。 GARNETらしいけど、今までにない風変わりな曲といった所でしょうか。 とてもカッコいい曲だと思います。
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籟・来・也 20th・SG
50s/mktbさん 土の匂いと風の爽やかな躍動感の中で一つの普遍的な物語が朗々と歌い上げられる、そんな音楽です。楽曲は、湧き上がる雲のような転変の中に大地と空の圧倒的な質量を感じさせます。そこに生かされるいのちのはかなさ、それでもこの世界に生きてゆこうとする人間の営みを、Azuki さんの詞は語り、音楽の前で一歩も引かない由利さんの力ある歌声がそれらをひとつの「歌」ににまとめ上げました。それにしても、ひとの心の強さ、生きることの痛みと愛しさまで、短い時間の中になんと深く感じさせる音楽でしょう。「籟・来・也」とは、自然の中の小さな一部分として、時には自然に包まれ、時には立ち向かいながら続けられてきた人間の生、その中で伝えられてきた音楽がいま私たちのこの時代の届く、そんな思いでしょうか。「Sky」から6年余り、深く堂々としたこの音楽が、まさに今の Garnet Crow の音楽にほかなりません。
こいしまるさん 調べてみたところ「籟」とは笛、笛のしらべ、風の吹き通る音などの意味がありました。籟・来・也のイントロ、アウトロに共通して用いられている笛の音や、3曲の共通した題材である「風」を見事に漢字一文字で表現しています。籟・来・也では四季の特徴を捉え、英語を一切使用していない歌詞から分かるように、主観を日本に置いています。日本にいて季節を感じる風、つまり季節風の音を笛の音色にダブらせて、何か大きな存在が吹く笛の音色に誘われて春夏秋冬がやってくる。。。そんなことを言いたげな雰囲気がします。「頼りなく小さなこの心でも知ることはできる」からは大きな存在に対する無力感とその中に混在する希望、自信が感じられます。また、イントロとアウトロのメロディラインが全く同じであることから四季の移り変わりが反復していることが感じられます。悲しみの気持ちが反復していることを表現しようとして「泣けない夜も 泣かない朝も」でも同じ手法が使われていますね。全体的な主張としては大きな存在(おそらく【大自然】)に対する人間の小ささと、しかし人間が持つ大自然への理解力を誇示しているのではないでしょうか。
空色さん この曲で完全にGARNET CROWのファンになった私ですが イントロからもうGARNET CROWの曲の世界に引きずりこまれました。 七さんの詞もすごいです。 GARNET CROWの曲こそが私が求めていた曲かもしれません。
かんなさん 春夏秋冬。日本の自然は、四季にそれぞれの使命を与えた。春には春の、夏には夏の。秋には秋の、冬には冬の。同じように私達人間にも、それぞれの使命がある。生まれ育った場所や生まれた時期は違うだけど、同じ地球に生まれた。四季とも人間とも共存して行く事が出来るのは、私達人間だけ。そう考えると、人間ってすごい生き物だなと思います。人間としての心を忘れないでいる事。この曲で教えられた気がします。
Mr.ultra soulさん 実は個人的にはあんまり好きな曲ではありませんが、 スケールの幅広さや、情緒のある日本的?な歌詞とメロディーは GARNETの芸術的な一面をものすごく感じる、完成された作品という感じでしょうか。 アルバムで聴くと、全体的な流れの中でちょうどいいアクセントになっていて聴きやすい感じでした。
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晴れ時計 19th・SG
苺さん ノリノリになるうたです。GARNET CROWらしい歌ですよねぇ。
50s/mktbさん 生きていく世界の爽やかさと時間のキラキラ感に溢れた曲です。傷ついたり汚れたりしながら刻んでいく私たちの「時」が、深い空に抱かれてこんなにすばらしい時間だったんだと気付かされます。
かんなさん 「晴れ時計」というのは太陽という意味かな?恋愛の複雑な事情を抱えながらも前に進んで行こうという気持ちが良いですね。
Mr.ultra soulさん 最初にシングルで聴いたときはあんまりインパクトを感じない曲だったんですが、アルバムで聴き直してから徐々に、 あぁ〜・・・イイ曲だな〜という風に思い始めまして。 今では、アルバムに入ってるシングル曲では「今宵〜」の次にお気に入りな曲です。 歌詞がとっても素敵ですね。
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君の思い描いた夢
集メル HEAVEN
18th・SG
50s/mktbさん キーボードとギターの通奏低音が足元を飛び去っていく大地のような構造をがっちりとつくり、その上に広がる広大な空間を中村さんの歌声が縦横無尽に飛び回っていきます。まるで RPG の主人公になって空を疾走するような歌です。Azuki さんの歌詞はこの歌を聞く私たちに、さあ旅立て、君の思いをつらぬき夢をめざせ、君が君の伝説を創るのを遠く見守っているよ、と言っています。Garnet Crow の4人がそれぞれ最高の職人技で築き上げて私たちに託した伝説の音楽世界です。強靭な意志の力を感じさせながら駆け抜ける風のようにさわやかな中村さんの歌声もこの曲の聴きどころです。
かんなさん 成長して行く君を見守る主人公視点です。成長するというのはこういう意味なんだと改めて思いました。
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忘れ咲き 17th・SG
50s/mktbさん しみじみ名曲ですね。
出だしの由利さんの声質がもう絶品です。曲全体に由利さんの声質が存分に活かされて、技術的にも凄い水準になったと思います。この声質は技術でどうなるものではないですからね。
2ndライブ以来かと思いますが七さんのピアノが先行して古井さんが厚みと叙情性を加え、岡本さんが語りを入れるというパターンも実に良いですね。今回はストリングスがちょっとしたものです。ピアノは私だったらもう少し叩くより触るように弾くかなと思いますが(弾けません。言ってるだけです)、あまり単色に流れないという意味でこのくらいが良いバランスなのかもしれません。
そして何と言ってもこの曲の魅力はバラードとしてのしっかりした出来上がり、語りかける美しく優しいメロディーと七さんらしく心に深く残る詩、そして Garnet Crow ならではの一体感のある説得力のある仕上がりですね。もう脱帽というほかありません。とりわけ「何かを 求めるとか/形あるものじゃなく」、「愛だとか恋だなんて変わりゆくものじゃなく/ただ好きでいる」という深くて穏やかなこのコンセプトがすばらしいと思います。
私は自分では歌いませんが、想像するにカラオケ向きの曲ではないかとも思います。Garnet Crow の曲としては声域が狭いにもかかわらずしっかりとメリハリがあり、「歌って楽しい」曲ではないでしょうか。
Garnet Crow でほんとうに良かった、と心底思える最高の1曲です。
Mr.ultra soulさん 名探偵コナンのエンディングということですが、最近コナンは全く見れておりません。よってこの曲はCDを買って初めて耳にした曲だったりします。曲を聴く前は「なんとなく秋っぽい寂しい曲」というイメージだったんですが、そんな単純な曲ではありませんでした。「忘れ咲き」ってそういうことなのか…と思わず考えてしまいました。つらい時に思い出す“底力”っていうものでしょうか?下を向いていたのが思わず前を見たくなった、そんな感じ。人を好きになるという、あたりまえの事が自分を常に支えていて、倒れそうになったときに、その重要性が分かるということでしょうか。曲の雰囲気としては、いろんな景色がフレーズごとに浮かび上がってくるような感じがします。CDにはインストも収録されていますが、いろんなことを思い出してしまう「卒業式」とかでピアノ演奏されると感極まってしまいそうな気がしました。
Mr.Handさん 全体的に懐かしさがします。ピアノから始まるイントロや歌い出しの「気がつけば懐かしい川原に来てみたり」など、少年(少女)時代のことをつい思い出してしまいます。そしてこの主人公が思い出しているのは、「恋」のことです。当時は、帰り際の挨拶さえ出来なかったと、歌っています。そして「愛だとか 恋なんて変わりゆくものじゃなく、ただ君を好きそんな風にずっとね思ってるような」時が経っても「好き」という心は、あまり変わらないともいます。そんな中、例え片思いでも良いから、「君を好きでいたい」という想いが伝わります。他にも良い歌詞は多々あるのですが、僕の文章力ではとても書けないので、ここまでにしておきます。こうして考ると、七さんの詩の世界はとてつもなく、広いものだと思います。
えーえぬ  懐かしい風景やほろ苦い思い出、この曲を聴くと、そういったものを連想する方が多いのではないでしょうか。なんとも言えないノスタルジーの世界に思わず引き込まれていきそうです。少なくても、私自身は自分の体験を想起させられるような気持ちになりました。特に“愛だとか恋だなんて 変わりゆくものじゃなく”といった、ある意味達観したかのような、落ち着いた雰囲気は、この曲を風化させたくない過去の瞬間を今に切り取ってきた、そんな新鮮さを感じさせるような要因になっていると思います。曲はガーネット王道のバラードですが、美しくも覚えやすいメロディーライン、そして、時には叙景的で、時に叙情的な詞は、曲とも見事な組み合わせとなっていて、完成度の高さは、次回作はどうしてしまうのだろうかと、ファンとしては心配してしまうレベルかと思います。また、この曲ですが、初めて聴いた頃、タイトルが曲と見事なまでにマッチしていると感激したように記憶しています。まさに、聴く者の心の中へ“忘れ咲き”とも言うべき感情を呼び戻す一曲ではないかと思います。
真由佳ッぺさん 実を言うとこの曲でgranet crowにはまってしまった思い出深い曲です。悲しい時この曲を聞くと由利さんが慰めてくれるような感じで・・・歌詞も本当に切なくて・・・この曲最高です!!!!!!!!
かんなさん 大人になると、忘れてしまう、純粋な気持ち。恋や愛という形あるもの、変わりゆくもの、でなく、誰かを「ただ好きでいる」という単純で素朴な気持ち。いくつになっても忘れては、いけないなと思いました。
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君を飾る
花を咲かそう
16th・SG
Mr.Handさん 痛々しい事件が多い最近、被害者の家族の気持ちのなって聴くととても切なくなります。もちろん病気などでお亡くなりになられた方のことを思って聴いても切なくなります。望まなくてもいつかきてしまう「死」自分の大切な人がもし、そんなことになった時、頭の中は真っ白になるでしょう。しかしGARNETの死に別れの曲というのは「夏の幻」「Timeless Sleep」など前向きな歌が多いのである。もちろんこの歌もそうである、大切な人がいなくなり落ち込んで、下ばかり見てても何も始まらない、おそらくこの世を去った人も残された人がそんな生活をしてるのは気に入らないと思う。だから「何もないけど強く生きるよ 優しい君が躊躇わず逝けるように」の歌詞がそういう感じである、この世を去る人の気持ちと言うのは、完全には分からないが、残された人に自分の分まで強く行き続けて欲しい、と言う想いがあるのではないかと思う。そしてお互いの住む場所は違っても、残された人に「強く生きて欲しい」と言う想いを送ってるような感じです。
えーえぬ 人と人とが同じ“時”を生きている。おそらく、それ自体が、時間軸の中では奇跡に近い事で、さらに、縁あって知り合ったり、或いは、家族として暮らしている事。ここまでいくと、天文学的な確率にも違いない事象ではないかと思います。もっとも、実際の生活の中では、そんな奇跡のような縁も、時として、日常の中に埋もれさせてしまいます。そして、“時”の流れが、その関係を分かつ時、それを再度強く認識させるのではないでしょうか。近しいものの死、それは「大切なもの すべて人から うばう」ということに違いありません。失くした思い出は、時と共に美化されていくだけに、余計に美しいのかもしれませんが、時の流れは決して戻せないだけに、一つ一つの事象は、「君がくれた 幸福な時」に違いないのでしょう。そして、近しいものの死から、残された自分自身がしっかりと生きていくという決意を持って締めくくられた前向きな姿勢が、曲のテーマがテーマなだけに、救われる思いがします。これは、最後の一行「最後の雨が虹に変わるよ」の余韻と共に、伝わってきます。
かんなさん 出会いがあれば、必ず別れが来る。しかし、別れを乗り越えて行く強さと今を大切にしなければならないという気持ちが大切。その強さと優しさがあれば、いくつの出会いと別れを重ねても、前向きに生きて行けるのだと感じました。
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僕らだけの未来 15th・SG
寛那さん 初めてこの曲を聴いた時に「60年代の曲のカバー!?」と思った。それほど情熱的で、またラテンの曲調を持った曲は今まで無かったから、本音を言うと・・びびった・・・。しかしこれほどバンドサウンドを持った曲も初めて聴いた気がする。まさにギターの出番!そんな曲。そして、とても勢いがある曲なのに、落ち着きのある声がこの曲の味を引き出しているような気もする。バンドを組んだら、一度はやってみたい曲の一つ!
チーズバーガーさん とても前向きで、スピード感のある曲、がんばりたい時に聴けば元気が出るはずです。あとこの歌も、片思いを歌ってるような気がします、だから「思いを込めていくよ 好きな気持ちはしょうがない」ということです。
かんなさん ♪生まれ変われるなら早く君にあいたい♪の歌詞の意味がわかりませんでしたが、次に生まれ変われるなら、もっと早く君にあいたい。生まれ変わったら、今以上に多くの時間を君と過ごしていたいという意味なんじゃないかな?と解釈しました。人間は愛がなくちゃ生きて行けませんね。
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君という光 14th・SG
すこるまさん お久しぶりのバラードです!イントロは幻想的で曲全体を良くあらわしている。歌詞も曲にぴったりです。「どんな風に周囲に流されたとしても僕たちは変わらずにいようね 幼い愛し方でもいい」ってところはキレイで大好きです!
蒼衣さん 最初コナンのエンディングで聴いたときは、本当にいい曲だなって思いました。ある日、この曲を最後まで聴くと、「どんな風に周囲に流されたとしても僕達は 変わらずにいようね幼い愛し方でもいい 馴れ合いとか安らぎなんて言葉で誤魔化したりしないで 何度でも抱きしめてね明日は結末かもしれないから」の部分に感動して泣いてしまいました。あの人に伝えたいこと全てが、この曲に詰まっているような気がします。
50s/mktbさん 「昇り落ちる」のスピード感が巨大な時間の流れを感じさせます。すべてがいつか終末を迎えるこの時間の中で、「君という光 浴びて呼吸した〜ユラリ流れる海の月」が私たちの「今」の確かな豊かさをアピールしています。一歩引いた比喩的な表現ですが、むしろそれだけに Azuki 七さんの奥深くにある思いがストレートに顕れている詩ではないかと思います。最後に区切りを付けるように歌われる「今此処で」がスタンスをくっきりと示して印象的です。深くて豊かな海(セルフライナーノートでは「やわらかで包み込むような光」ですがここは私の第一印象で)を思わせる中村由利さんの歌声、そして出だしからシンフォニックな印象を与える演奏が、ガーネットの他の曲にはない独特の魅力ある世界を作り出しています。
「コナン」では最初のフレーズが省略されていたのが残念でした。この1節あってこそあの奥行きがあるのに。
かんなさん 「クラゲ」が印象的でした。1人じゃ幸せなんて感じられない。だけど、君と出逢う事で、君という光を浴びた事で、今の自分になれたし、幸せを感じられた。こういう相手に巡り会えるって、素敵ですね。
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泣けない夜も
泣かない朝も
13th・SG
魔波香さん 今までと違う雰囲気な曲になってます。歌詞面ではAZUKI七さんが生きる強さについて、すごいかっこよく、意味深く語ってます。中村さんのノスタルジックな歌声も、この曲にぴったりって感じがしました。今までと違うgarnet crowを味わってください(^−^)v
かんなさん ラストの「終わるからこそ愛しく」のフレーズがぐっと来ました。人間は、もどかしさや悩みを抱えているからこそ、生きてる、生きれるって実感があるんだと改めて感じました。
宝彩有菜さん 今までのGARNET作品も好きです。すこしGARNETから離れてた時期があり その時に聞いたのがこの曲でした。このサウンドははまります。 特にアレンジのシンセベースのフレーズが気になり何回も聴きました。 詞も生きるというテーマでとても考えさせられました。 サビがかなり好きです。 この曲がきっかけで、GARNETに再びはまり込んでしまいました。
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クリスタル・ゲージ 12th・SG
まみぃさん キラキラした印象の曲です。まさにクリスタル。急に上がったり下がったりする由利さんのヴォーカルがステキです。♪振り返れば見える程度(ほど)の足跡(きせき) 見渡せる程度(くらい)の道のりしか歩いてない♪同じ漢字で違う読ませ方をしている七さんのセンスはいつもながら素敵です。どんなにもがいて苦しんでも、世界そのものはキラキラ輝いてそこにある。まだ少ししか歩いていない。だからもっともがいて苦しんで、自分の目にもちゃんと世界が輝いて見えるまで頑張ってみよう。そんな風に思わせてくれる曲です。
小野さん この曲はすごく透明感のある曲です。由利さんの声がとても綺麗で癒されます。歌詞も七さんらしさが出てて良いです。聴いてるとすごく元気が出るいい曲だと思います。
かんなさん 人間以外の生命体が、こんな言葉で会話をしていたら素敵だなと思います。自分は、人生という道をまだ、わずかしか歩いていないんだと感じました。わずかしか見ずに苦しむのはもうやめよう。そう思います。
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スパイラル 11th・SG
まみぃさん 出だしは落ち着いてるのに、段々テンポアップする所がまたおもしろい…“涙よりも一つ多く笑えればいい”の所がすごく元気付けられます♪
ガネ黒さん 最初はかなり落ち着いている感じなのにどんどんテンポアップしていく、とても聞いていて元気の出る楽曲です。歌詞の中で、〔涙よりも一つ多く笑えればいい〕という部分があるのですが、すごく胸に響きます。
蒼衣さん この曲を聴くと元気が出ます!!実は、私の、とある小さな思い出の曲で「傷つくことに未だ 慣れること出来ないけど 強くなれること知ったから 迷いも連れて歩ける」というところが好きです。完璧な強さではないけれど、傷付くことをまだ恐れているけどそれでも、悩みを抱えてでも歩いていこうって感じがします。あと、「涙よりも一つ多く笑えればいい」も『こんな前向きな考え方もあったんだ』と納得させられました。
ぼんさん 初めて「GARNET CROW」というアーティスト名を認知した曲でもあります。おかげで、コナンのあの曲を歌っていたのはこの人たちだったのか、、、と奇妙な感慨にふけってしまいました。・・・へ? あぁ、曲のレビューね、はいはい、、、まず、イントロの柔らかな空気感が、曲が進むにつれて見事なまでに変貌していく展開が光ります(ベスト盤の解説で、この展開の仕方を「スリリング」と評していましたが、まさにその通り!)。ややヘヴィなギターが、これまでにない印象を与えていますが、そこはガーネット、ハードになり過ぎない絶妙なバランスで爽やか感プラスのニュアンス(だんだん自分でも何書いてんのかわからなくなってきた)を作り出しています。リズムトラックは、実験好きなガーネットらしく、終止2ステップを基調にした、やや変則的なリズムで進行して行きますが、コレ、ライブでは王道のエイトビートでよりスピード感の増したアレンジにして聴かせてくれます。売り上げ的にはさほど・・・といった観のある曲ですが、カラオケで歌うと、みんな「あぁ、あの曲!」といった反応を示してくれるので、楽しい一曲でもあるんです。
かんなさん 人生はスパイラル。いつもいつも螺旋状態。だけど、自分の中にゆるぎないモノがたった一つだけ、あるからどんなことにも向かって行ける。別れよりも一つ多く出会う事。涙より一つ多く笑う事。今後の目標にして行きたいです。傷つく事に未だ慣れること出来ない。だけど、傷つく事で強くなれる。その通りですね。
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夢みたあとで 10th・SG
はちねこさん 聞いていて切なくも愛しくもなるような曲だと思います。歌詞と歌と曲のバランスが最高ですね。つい自分と重ねあわせたりしてしまいます。すごい共感もてます。『寂しい夜に思い出すのは 愛した人より愛された日々』の部分なんてもうかなり心にきますね。。。とてもイイ曲だと思いました♪
コッペパンさん GARNET CROWが初めてテレビ出演、初のトップ10入りをも果たした本人たちにもとても思い出深い曲だそうです。自分がはまったのも、この影響なので一番好きな曲です。曲の内容はラブバラードで、中村由利さんの歌声でとても切なくなってしまいます。でも、とても心地よいです・・・
50s/mktbさん 聴く者の心に深く暖かく残る、傑出したバラードです。そして、4人がプロフェッショナルに一つの音楽世界を作り上げた、いかにも Garnet Crow らしい名曲でもあります。Azuki 七作品としてはめずらしいほどシンプルな骨格の詩が、この歌の美しさを際立たせています。イントロから歌い出しの繊細な美しさは一際印象的です。卵をふわっと巣の上に置くように、とてもていねいに演奏し、ていねいに歌っているのがわかります。「伴奏」風のピアノ、徐々に厚みを増すキーボード、絶品のコーラス(中村さんがその場で!歌っています)そして絶妙に絡むギターと、曲の進行と共に演奏の組み立ても変わり、異なる魅力が展開してゆきます。しかしそれらがばらばらにならず、ヴォーカルを芯に一体となって、奥行きあるしっかりとした音楽を構築しているのがみごとです。
赤倉冴さん 最初のしっとりとした曲調から、次第に盛り上がっていく感じが大好きです。‘望まなければ失わないのに 求めずにはいられないよ’という所がすごく切なくて自然と涙が出そうになりました。そんなにたくさんの音楽を知っている訳じゃ無いけれど、今まで聞いた中で一番のお気に入りです。
かんなさん 夢みたあとで‥一体何が起こるのかな?誰かと愛し合う。誰かと傷付け合う。それが愛なんだと感じました。感情を持っているからこそ感じられる気持ち。大切にしないといけないですね。
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Timeless Sleep 9th・SG
えーえぬ また七さんの詩にやられてしまいました。まず、「かろうじて憎しみに変えずいれた 私がんばれたよね?」という部分に涙してしまいます。流れるような叙情的な歌詞から続いてくると、いじらしさに止めを刺されてしまったという感じがします。ワンコーラス目の「朝日」からはじまって、流れるような歌詞が引き立てますよね。言葉を選び尽くしているように感じられます。そして、「無力さに躰あずけていても 人は生きていける」という無情な現実に直面するのですよね。続く歌詞は、ここまでの自分を受け入れた上で、自分の素直な気持ちを表現しているように思います。無類な優しさを感じてしまいます。そして、今回も由利さんの曲と歌も抜群です。切なげなミディアム・ナンバーを何気なく、そして情感を込めて歌い上げていますが、この何気なさが逆に心を打ちます。聴くたびに、その世界に引き込まれていきます。さらに、今回の古井さんのアレンジ。完成度が非常に高く、音を計算し尽くしているように聴こえます。前奏からはじまって、後奏に至るまで、サビ前の間など含めて参りましたという感じがしています。
s.t.さん Azukiさんの織成す詞には、いつも感動させられっぱなしです♪私は「急に地平線を見たくなって ふらり 始発に飛び乗る」っていうところが好きです♪素人ながらに、詞が生きてるな〜っと思いました。\( ̄∇ ̄)/
ナイトさん この曲はとにかくイイ曲です!感動、感動、感動!「かろうじて憎しみに変えずいれた 私がんばれたよね?」ってとこが、もう最高!!でした。たまに学校のコトとかでムカッってきてもこの曲を聴けば落ちつけれます。ホントにイイ曲です(何度言ってるんだ?)
かんなさん 歌詞が生きているなと感じました。まるで、主人公が動いているようです。人間として生きて行く意味はこういう事なんだなと思いました。
50s/mktbさん
NEW!
まるで物語が湧き上がるような前奏、歌いこなすという感のある由利さんの歌、そして4人が一体となった音楽に、これが Garnet Crow のあの2001年の到達点なのだと納得させられます。楽曲は、重なり絡み合う音と音が歌声を乳白色の霧のように包んで、渾然一体の「語り」の世界を展開していきます。この曲でバンドとしての「足し算」をここまでやったからこそ、次の傑作「夢みたあとで」での引き算が生まれたのかもしれません。物語を背後に持った美しさは後年の「たとえば12月の夜に」「over blow」「WEEKEND」などにも見られるように Garnet Crow ならではのものです。しかし今このレビューを書きながら、むしろその対極とも言うべき、ストーリー性を断ち切った「風とRAIMBOW」と相通ずるものを私は感じます。感傷を漂わせながらもそれを甘さに解消せず、音楽として一本筋を通すという姿勢、それを骨格に組み込みながらそこから音楽を立ち上げようという姿勢です。骨格をなすものは曲によってさまざまですが、この姿勢こそが Garnet Crow のすべての音楽の根底にあるように、私には思えます。
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call my name 8th・SG
カズキさん 一言で言うとGARNET CROWらしいなってかんじ。やっぱGARNET CROWはこういう歌が一番似合うと思う(いい意味で)。最初らへんは静かやけど最後の方の盛り上がりがすごくて、きいとって気持ちいい。由利さんの声もすごく生かされてるし、「会心」のシングルって感じがめっちゃする。聞いてない人は絶対聞いた方がええ!「いい曲やな」って思うの間違いなしやで。
ENZANさん いつも通りのふたり。いつも通り名前を呼んでくれる。しかし、そういうことに幸せを感じてしまう。なぜか?僕は七さん特有の「無常観」から答えを見出した。どんなに愛し合ってもいつかは終わりが来る。それを解っているからいつも通り一緒にいられることがとても大事だと思えるのだ。その考えがないと、いつも通りの日々はただ怠惰なものになってしまう。恋愛だけでなく、日常においても通ずるまさに「悟り」だ。一期一会というのか?七さんはその「悟り」を我々に気づかせようとした中もしれない。
Mr.Handさん 「日曜の朝君とただ並んでた」平日の朝ではなく、日曜の朝と言うことで、仕事に行くなどでバタバタすることもなく、二人何気なく並んでることが出来る、そんなゆったりとしたイメージを持たせ、「孤独になることが怖いくせに 一人が一番落ちついていた」人間って何かと一人になりたい時ってあると思うんです。一人部屋でじっくりしたい時とか・・・。しかし長時間一人でいるとそれが孤独へと変わり寂しくなると思うんです。そんな時「君」と居れたら、何て思うのでしょう。「四六時中君のことばかりを考えてるわけもなく」24時間君のことばかり想ってるわけでもなく、だけど「なくしたくないものは一つ」なくしたくないもの=君、と僕は解釈してます。そしてこれから送る二人の日々に何気なく名前を呼ぶ、当たり前のことでも何か温かく、優しく響くんでしょう、そして「運命の輪」にしていって二人末永くやっていきたいという想いがします。
50s/mktbさん 眩しくてそれなのに柔らかい朝の光が輝く中で、白い壁と暗色のレンブラントの対比が鮮やかで印象的です。ギターに少し遅れてキーボードが応えるイントロ、そしてちょっと硬い感じがするほど緊張感のある歌い出しが、「何もない時を一緒に」というすがすがしく豊かな時間の質感をみごとに表現しています。どこか、それ自身1枚の絵のような曲ですが、落ち着いた雰囲気のメロディーにもどことなく緊張感があり、Garnet Crow らしいチャレンジングな感じが漂っています。この歌を単色に終わらせず、「一つの答えに新しい問い」という歌詞が入ってくるところ、そして、「なんて贅沢な」の後に「時」ではなく「存在」(ひと)が来るのが、いかにも Azuki 七さんですね。
かんなさん 恋の始まり、2人しかいない部屋で自分の名前を何度も呼んでくれる。素朴な事だけど、それが、とても幸せ。だけど、いつか壊れてしまうのかという不安な色を隠せない。そんなところが人間らしいなと思いました。
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Last love song 7th・SG
えーえぬ 切ないメロディーに由利さんの切ない声がマッチングした素晴らしい曲になっていると思います。そして、七さんの世界は引き続き健在です。1番では、「一人が好きな君と〜溶け合うように並んでいた」と、言葉で言い表せないような情感を思い起こさせていますね。ここが、「これが最後の〜」にかかっていくようですね。この二人にとっては、今まさに最後の恋がスタートしたように感じられますね。2番では、「いつかいなくなる君に〜何を感じていける?」で思わず泣けてしまいますね。何回聴いてもいいですね。いろいろな感じ方があるかと思いますが、私的には二人が一緒にいる間にお互いに何をしてあげることが出来るだろうという深い愛情を感じます。黙っていても時は流れ去ります。人は年老いますし、人間は出会いと別れを繰り返すのが宿命です。この歌の二人が生涯寄り添っていたとしても、時が二人を別つこともある筈です。そこまでの想像を巡らせてしまいました。
ENZANさん 「この恋もいつかは終わってしまうのかも・・」という不安、そしてこの恋が永遠のものであるようにという願いが込められている。そこには七さん特有の“無常観”があるけれども、それは決して後ろ向きな想いだけではない。そんな想いを“これが最後のlove songのはじまりに…なるよう祈る”と表現している七さんの手法が好き。
まさむねさん この曲を聴くと「夏の幻」が浮かびます。“これが最後のLove songの始まりに・・・”と始まりを祈っているのに“いつかいなくなる君に〜また去りしものへと変わるでしょう”と終わり(通過点)を表現してるところが、“想うだけで胸が熱くなれた奇跡の途中”なのに“いつか終わる儚い生命”“消えゆく命”と表現してるところと似てるなぁって思うんです。全てが通過点だという七さんの詞の世界がよく表れた曲だと思います。
りょうがさん 始めは「しっとり」メインは「どっしり」と言う第一印象で詞が曲を曲が詞を盛り上げている曲だと思いました。この曲の雰囲気ようなlove song系の詞は大好きです。ホント、感動しました。
大蔵さん GARNET CROWの曲は全部好きなんですけど、この曲は特にお気に入りです。由利さんが歌う一つ一つの言葉が心に刻まれていくようで、曲の世界に入ってしまったような雰囲気を味わえました。詩には泣かされました。これでもかってぐらいに。メロディーも最高です(アコギパートは特に)。
佑さん 声や曲調、テンポがとても落ち着いて聞けるといいますか・・一番好きな曲ですね。自分としては。
流禾さん GARNET CROWの中でも一押しのバラード。主人公とその恋人は今現在は非常に幸せな状態ですが、曲の終わりあたりの「いつかいなくなる君に〜感じてゆける?」から、少しダークな雰囲気になります。そして次の「悲しい気持ちがいつか〜変わるでしょう」で、主人公がこの幸せな状態も永遠に続かないことを悟っていることが伺えます。前半の恋愛詞と、後半の悲しみを唄う詞のギャップが切なくなります。
かんなさん 今まで、何人か恋人がいた。君と出会って今日で半年。君が最後の恋人でいて欲しい。なって欲しい。いつか壊れてしまうなんてもう、思いたくない。最愛の人にやっと出会えたのかな?と思いました。
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flying 6th・SG
よりさん 羽ばたきながら落ちて行く、という言葉の表現が好きです。曲調もGOOD
えーえぬ まずは、いい意味でらしくない曲だと思いました。曲とアレンジが格好よすぎるのです。詩も勿論いいですが…。聴きなれてくると、またいいですね。詩で一番印象に残るのはやはり、「羽ばたきながら 堕ちてゆくの 君の傍へ」というところですね。羽ばたきながら堕ちるというのがやはり新鮮です。このほかにも歌詞についていえば、考えさせられる部分がいっぱいあって語り尽くせないですね。あと、付け加えるとシングルCDのCD盤もメンバーの写真が載っていていいですね。
カズキさん いい歌や、とは思う。でも、個人的にはもっと由利さんの声を前に押し出した歌の方がえ〜な〜って思う(いちゃもんをつけてるわけやないんやけど・・・)。だからあくまで個人的には、この曲がオープニングテーマになったゲームのバージョンの方が好き。なんかあっさりしてるや。
プータンさん はじめて聞いたとき本当にいい曲って思いました。曲と詩がとても印象的でPVもジャケットのデザインも気に入っています。
SANDROCKさん 静かな出だしから始まり、サビで一気に盛り上がるなんともドラマティックな展開が最高です。その圧倒的な飛翔感、躍動感はまるで本当に空を飛んでいるようなイメージを与えてくれます。詩も曲調とピッタリで、特に「夢見るように〜」という部分が好きです。僕はこの曲でGCのファンになりました。一生忘れられない曲になりそうです。
児雷也さん 「僕らは何一つ知ることない未来のために手に入れたり投げ出したりして」というところがいいです。何一つ知ることのない未来のために何をしているんだろう?と思います。考えさせられます。
蒼光さん
NEW!
『人は誰もが皆 何かを背負ってる だけど ふとよぎる不安 消せやしないよ』がとても気に入っています。飛ぶと言う言葉に苦しみから、今日から、世界からなどの意味が込められているような気がします。『飛び出すの』の後から飛んでるような感じになるから、歌詞とアレンジの融合が満点でした。歌声も力強くて気が入っていました!GARNET CROWの中でも、一二を争える曲だと思います。
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夏の幻 5th・SG
よりさん 恋する女性の不安な気持ちが書かれてます。どんな不安があっても君と生きて行きたい。夏の終わりが舞台です
東さん 正直、自分には国語力がないので歌詞の意味はあんまりわからんけど、音楽と中村由利さんの声がもう絶妙!!聞いたときから今日に至るまでずっと自分の中ではナンバー1の曲!ある意味、最強!?
T.sue"NO"さん 「願うだけじゃ届かぬくらいこぼれおちそうな気持ち抱いた」どんなに好きな人がいてもその人にはいくら願っていても届かない。だけど「想うだけで胸が熱くなれた」ことはないですか?でもそれでもただこみあげる気持ち抱くしかできない。たとえ恋人同士だったとしても「君と僕とは別の人間だから」「近づくほど遠く感じて不安になる」し「些細なことで戸惑って」しまう。だけど「戸惑いながらでもいいつないだ手を離さないでね」という恋人同士の心は離れているけどお互いがかけがえのない存在であることをあらわしている、そんな詩だと思いました。
有希とひろしさん この曲は秋に聴くといいと思います。過ぎた夏の思い出がよみがえってきますよ。もちろん、いつ聴いてもいい曲ですけどね。
むみおさん ポップでキャッチーだけど、どこかしら哀愁を感じさせる曲。それも北欧的な哀愁ではなく、あくまでも日本的なものであるという点がミソ。GRANET CROWの独自性をこの曲に見たような気がする。素晴らしいアレンジがメロディを引き立たせているところも見逃せない。
蒼衣さん この曲は、コナンをみていて知った曲です。これで、GARNETと音楽というものに惹かれていきました。だから、ある意味私を変えた曲…なのかも知れません。「些細な事で戸惑って 不安定で無防備な あの頃のようにすぐに電話して 笑い合えたらいいのにね」というところがとても切なくなります。「世界は広く 知らない事溢れてて 自分さえ見失いそう だけど君と生きてゆきたいから とまどいながらでもいい つないだ手を離さないでね」は、以前、学校で『自分の好きな詩』で発表しました。あと、夏の幻はイントロ部分も素敵!!夏の幻(secret arrange ver.)も好きです☆
50s/mktbさん Azuki 七さんの数ある詩の中でも傑作と言ってよいすばらしい詩と明るくテンポのよい楽曲が一つになった名曲です。「知らない事溢れてて/自分さえ見失いそう」な広い世界の中で「いつか終わる儚い生命に/ただ こみあげる気持ち」をうたい上げた Azuki 七さんの詩は、しっかり心をつかんで、凄い!!の一言に尽きます。飛行機雲、オフショア、街並みの印象的なイメージが、詩の主題を暗示しながらふたりの世界をきっちりと作り上げています。「千以上の言葉を並べても…」の飛行機雲は手が届かない深い空を去っていく存在ですが、「夏の幻」の飛行機雲は、光があふれる夏の空に一直線に飛び出した無防備な軌跡です。どちらの飛行機雲もそれぞれの詩にとってなくてはならない存在ですが、背後にある空の色の違いがそのまま2つの曲が形づくる世界の違いにつながっています。楽曲は、スタンダード・バージョンがネオアコ的サウンドで律儀にシンプルに「夏」なのに対し(ギターが実にいい感じです)、secret arrange ver. はより自由で奥行きのある音楽を作り上げ、それをベースにしたライブ(特に 2nd)での歌と演奏は表現をさらに深めて豊かに心に訴えるものとなっています。全く違う2つのバージョンですが、どちらも「これこそ『夏の幻』」と納得させられます。
蒼光さん
NEW!
『君』がそばにいればいるほど、胸が苦しくなるのかな?未来の事を思うと・・・。命ってやっぱり大切なんだなと再確認させられます。中村さんの『消えゆく』の所の声がGOODです!『消えゆく命(まぼろし)に君と並んでいたね』って事は最期まで一緒に居れたんだなと思います。ただ、『海の底のような手のひらの中の街並』が未だに意味が分かりません。。。
ヒロキさん
NEW!
この曲は男女の恋愛を「夏の幻」という表現で見事に描いていて、「夏の幻」というタイトルから夏の淡くて切ない感情を物語っていると思います。 ポップなリズムと七さんの歌詞がすごく好きで、最後の4連続のサビ・・・ほんとと泣けてきます。特に「忘れないから〜消えゆく命に君と並んでいたね〜終わりまで」のところがすごく心に残っていて、「海の底のような手のひらの中の街並み」の部分では、夏に一緒に過ごした日々が思い出せず曖昧なんだけど心の中にちゃんと残っているよ。っていう感情を表しているんだと思います。 不安もあり些細なことでケンカしたりもする・・・だからこそ君と生きていきたいんだ!って想いと、どんなに願っても届かない、それでもあふれるくらいの気持ちを抱いてるんだよっていう儚くも切ない感情表現に心打たれます。 この曲は僕がGARNET CROWに出会った曲と同時にかけがえのない曲として心の中に響いています。 いつか海で聴いてみたいと思っています。
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千以上の言葉を
並べても…
4th・SG
よりさん 「飛行機雲」という言葉が「夏の幻」同様に出てきます。こういうふうに吹っ切ってしまう想いも大切なんだな〜。前向きな別れ方ですね
えーえぬ 穏やか別れを迎える二人。こんな別れならばいいな、とまでは言いませんが、達観を感じます。こうした想いは、別れても尚相手を思いやる愛情そのものなのでしょうか。歌詞としては、「明日からは君を待っていた時間〜ほんの少し君を思い出すよ」というところに、哀しすぎるまでの愛情を感じるとともに、この二人にとってもやはり時間が解決してくれるのかなと思ったりします。
ENZANさん みなさんのおっしゃるとおり前向きな別れの曲。そして、叙景詩的な曲で、光景が脳裏にパッと浮かぶ。この曲の最後の4行が、この曲の根元となっているとは言えないだろうか?同じ価値観では過ごせなかった二人は、離れていくバスでお互い“千以上の言葉では言い尽くせない”気持ちをいだいて、“お互いを遠く見つめて”いったのだろう。
まさむねさん お互い離れてみて初めて感じるってことありますよね。“借りていたまま〜感じてみたいって 今 思う”はすごく分かります。カタカナの“トキ”にはいろんな想いが含まれていると思います。
こーじろさん 惹かれあって一緒になったものの、生きる世界が違うことに気がついてそれをお互いに納得して別れる。そんな二人に見えます。曲もアレンジもとても良いですが、僕的にはサビの「言い尽くせないこともある」の後に「言い尽くせないこともあるよ」と変化をつけたところに七さんのセンスのすばらしさを感じました。
50s/mktbさん 「穏やかな」時間はひりひりとした痛みに満ちています。穏やかな別れ、「落ちてゆく毛先」の感覚、「溢れる枝に/絡まりながら もがきながら/青空を仰いでるみたい」な自分への自覚、それらがみな、この痛みに満ちた時間の中でそれぞれの位置を占めている―音楽と詞が一体の Garnet Crow だからこそ形にすることができる深い世界です。私的にはこの歌ならもう少しリズムを抑えた乾いた感じの演奏が好きですが・・・裸のvo.とアコースティックギターを前面に、遠くから2つのキーボードがポリフォニックに風のようにかすかに・痛く・穏やかに絡む・・・なんていう感じで。でも CD を静かに聴いていると、楽曲の最後、ヴォーカルが終わって終曲へと向かうバンドに由利さんのコーラスだけの歌声がひそかに絡み合いながら一つに収束していく、この美しさは数ある名編曲の中でも絶品の鳥肌ものです。
真奈美さん この曲はすごく前向きな歌ですね。歌詞の「千以上の言葉を並べても 言い尽くせない事もある」というところにとても共感しました。聴いたことない人は一度聴いてみてください。
蒼光さん
NEW!
『君が笑う』『僕は笑う』と二人とも笑っているので不思議な別れ方だなと思いました。その時の二人の心情を『同じ土の上では生きてゆけない二つの種の想い』なんて表現出来るのはAzukiさんしかいません。素晴らしいです。 歌詞を全体的に見てみると、一つ一つの単語は難しくない意味なのに、それらを繋げると難しい表現になるから、そこもまた不思議です。
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二人のロケット 3rd・SG
よりさん 恋の形をロケットにたとえたのがすごくユニ−クというか....。墜落するか軌道に乗るかは自分たち次第。これは恋愛にかかわらず人生においてもそうなのではないでしょうか?
カズキさん なんかのほほんとした二人の(多分、恋人かそれ以上ってか既婚やと思う。それで歌詞からして新婚とみた!)生活を歌った曲。聞いてて笑える、とまではいかへんけどなんか楽しい(?)感じがする。でも「いつも墜落の危険」=離婚?とか考えると楽しんでもいられへんねんけど。
ポンチョさん 曲は楽しいけど後半の歌詞が結構切ないです。「いつかはすべて忘れて消え去る瞬間が来るのならなおさら愛しいよ」の部分を聞くといつもジーンとします。。大切な人をいつか忘れるときが来るから今もっと大切にしなきゃいけないんだなって思いました。
蒼光さん ライブにはとってもぴったりな曲です。楽しい曲で面白い曲で、ちょっぴり切ない曲で総合的にいい曲です。4人のいい所が出ています♪ジャケットはAZUKIさんが撮った写真だそうで、ファンとしてはうれしいです♪
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君の家に着くまで
ずっと走っていく
1st・SG
よりさん すごく詞が日常的ですね。♪〜お腹が空いたらtelしてピザ食べよう〜♪のところが好きです。恋人同士なのかな?
えーえぬ 何気ない日常生活とタイトルからくるインパクトの落差、そして、曲にベストフィットした七さんの詩。詩の主人公の純粋な気持ちが心を揺さぶりますね。文句なしです。
ナナシさん 静かでいい曲ですね。個人的に彼らの曲のなかで一番歌詞の味わいが深いと感じた曲です。あとかすかに聞こえるバックコーラスも素敵です。
50s/mktbさん 〜first kaleidscope ver.〜
後のこの曲とは全く違った歌と演奏です。緊張感があってどことなくスクゥェアな感じ。木の椅子のように硬いけれどあたたかみがある。まだ木地のままのガーネットの肌ざわりですね。言いたいことがまだまだあるんだけど、湧き出てくる言葉が多すぎてうまく言えない、思わず身をのりだして次の言葉に耳を傾けたくなる、私にとってはそんな音楽です。
〜debut maxi single/first soundscope ver.〜
タオルケットのようにふんわりとやわらかな声、そして「新しいコート」のように控えめだけどどこか心をわくわくさせる演奏とコーラス、肌寒い季節の中で美しい声と音が幾重にもからみあい、かなしくて愛しい二人の世界を編み上げていく、そんな印象を受けます。ちょっと重ね着ですが、歌も演奏も肩の力が抜けて、ピザを片手に二人でふふっ、という感じです。
〜GARNET CROW Livescope 2004 ver.〜
ピアノを前面に、低音域も1語1語重くしっかり歌い込んで、悲しさや戸惑いが複雑に織り込まれた精神的な深さを引き出しています。ヘビーで、そして美しい。
かんなさん 日常的でほんわかしています。好きな人と過ごす日。微笑ましい一コマですね。
蒼光さん はやく『君』に会いたくて、うずうずしてる。距離が遠くても会いに行きたいという思いが込められてるような感じがする曲♪「晴れ時計」に似た詞だけどこちらの方が日常的に思えました。
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Mysterious Eyes 1st・SG
よりさん 子供の頃に見ていた夢!生きてる時全てが宝物なんだ!タイトルがカッコイイですね
りょうがさん この曲の歌詞の世界と現実の世界を思わず重ねてしまいました。自分と自分にとって大切な人の存在がどれだけ大切なものか・・・「その腕を離さないで 傷つけ合うその時も」これが大切な人の存在だと改めて感じました。
50s/mktbさん 二人の小さな世界、歌のイメージはまるできらきらと柔らかく輝く物語のようですが、そこで歌われているのはむしろ、もどかしく悩み、迷い、「答えを捜し」て二人それぞれに変わって行く(「you take your way」)現実の世界です。自分たちはいま「形の無いものに焦がれて」「繰り返してゆく 迷いの中」なんだとシビアに現実を見つめながら、それでも「その腕を 離さないで」二人の未来を探していこうとする姿勢が切なさを感じさせます。そんなさまざまな思いを交錯させた、「君だけにみえたあの日を 誘い出して連れてきて」というフレーズが秀逸です。歌をただムードだけの虚構や独り言に終わらせず、傍らにある「目に映るもの 手に触れたり 感じるもの」から深い世界を引き出していく、作詞家としての Azuki 七さんの傑出した資質が、このシングルデビュー曲にはっきりと示されています。
「名探偵コナン」で初めてこの歌を聴いたとき、何かが直接心に響いてくるようなその声と音と音楽にしばし呆然としました。今 CD で聴きなおしてみると、初期の発声、部分的にはどことなく The Cranberries(Salvation? Dreams?)を思わせる音の断片など、技術的な違いを感じますが、それらが一体となった音楽は、既に他の何ものでもない Garnet Crow の音楽そのものです。アップテンポでわかりやすい曲なのに、どこか微妙な寂しさや愛しさが漂う、そんな深さのある曲でもあります。
かんなさん 君と僕とは別の人間。好みや歩く早さや想いの伝え方は違う。だけど、二人が出会ったという事に変わりはない。君が僕の大切な人だという事に変わりはない。何があっても離さない。離れたくない。そんな人と出会った時人は、いい意味で変わるんだと思います。
蒼光さん 私はこの曲がGARNET CROWの中で初めて聞きました。ライブで盛り上がる曲だと思います。シングルで聞いた時はそうには思えなかったので、タイトル通り不思議な曲です♪この曲を初めて聞いたときは小学生だったのですが、その時でも気に入っていたので老若男女聞けるのではと思いました。『true heart for mystery eyes』と歌詞の中にありますが、心で想っている事が出る不思議な瞳(英語よくわかりません;;)なのかな?と思いました☆
ヒロキさん この曲はコナンの印象が強くてGARNET CROWの原点ともいえる曲だと思います!特に好きなのが、2番のサビの後の間奏ですね。あのギターフレーズが優しく切なく響きすぐにサビのゆりっぺのヴォーカルにつながるとこが大好きです! 歌詞では、滑らかなリズムにぴったいの英語の部分が気に入っています。もう二度と離れないよ・・・っていう感情が強く伝わってきます。
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