インタビューへ
GARNET WORLD
Music Freak MAGAZINE 4

Music Freak MAGAGINE目次
リンク先です! 記事タイトル等
vol.109 「word scope in M.F.M」(vol.28)
vol.108 「word scope in M.F.M」(vol.27)
vol.107 「word scope in M.F.M」(vol.26)、サードアルバムインタビュー
vol.106 「word scope in M.F.M」(vol.25)、「君という光」インタビュー
vol.105 「word scope in M.F.M」(vol.24)
vol.104 「word scope in M.F.M」(vol.23)、
「泣けない夜も 泣かない朝も」インタビュー記事
vol.103 「word scope in M.F.M」(vol.22)
vol.102 「word scope in M.F.M」(vol.21)
vol.101 「word scope in M.F.M」(vol.20)
vol.100 「word scope in M.F.M」(vol.19)、GIZA studioバレンタインコンサート at 日本武道館 LIVE REPORT!
vol.99 「word scope in M.F.M」(vol.18)、
Wish Your Happy St.Valentine`s Day
vol.98 「word scope in M.F.M」(vol.17)、
LIVE REPORT 10.21 at Akasaka BLITZ

Music Freak MAGAZINE vol.109(2003年12月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.28)

3rdアルバムが好調なGARNET CROW。来年1月にライヴ・ツアー「GARNET CROW live scope 2004〜君という光〜」が行われる事が決定し、もうすぐリハーサルに入る様子です。今回は、古井弘人さんの登場です!

最近コツコツと部屋の模様替えをしたりしております。
まだ終わらないんですが、出来る時に少しずつ……。
雑誌を見ていたら妙にやりたくなってしまい、自分でやるのが結構好きなんで
思わず時間があったらリフォームでもしてみたい気分ですが(笑)。
いつか音と映像を楽しめる空間と言うものを自宅にも作ってみたいと思ってまして、
そこで映画を観たり音を確認したりとかしたいんですが、
自宅では少し大きな音を出すのも気を使ってしまう感じで、なかなか厳しいですよね。
11月12日に3rdアルバムが発売になったんですが、そのアレンジも出来上がった時点で
リスナーの気分でと車で聴いてみたりいろいろとチェックして直したんですが、
以外にも一番いい音に聴こえるのは作業をする部屋のラジカセだったりして(笑)。
どの機械でもいい音に聴こえるバランスは難しいですね……。
そんなわけでいつか自分の最高に気に入ったAV空間を作ってみたいですね。

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Music Freak MAGAZINE vol.108(2003年11月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.27)

11月12日にニュー・アルバム『Crystalize〜君という光〜』をリリースするGARNET CROW。かなりのこだわりで、最後の最後まで制作を続けていたようですが、それも終了し、今はホッと一息付いている所なのでしょうか? そんなリラックス中のAZUKI七さんの文章をお楽しみ下さい!

すっかり秋です。寒いです。寒いのかなり苦手です!
毎朝常夏の国々の写真を眺めております。
そしてフライト時刻表を眺め...。
現在3rdアルバムの制作も終わり、暫しほけーっとしております。
著しく生命力が低下していた数週間も通り過ぎ、
今なかなかよい緩さ加減なんで、
この状態をキープしていきたいと思っております。
それにしても、なんで忙しい時程あれやこれやと
動き回れるんでしょうね?
去年の今頃なんてちょうど初ライヴが始まった頃なんですけど、
リハーサルやった後「体動かしたーい!」って思ってプール行って、
そんでもって「プール狭ーい! 海みよーっと」って
その足で和歌山辺りまで行って、お腹すいて朝市行って帰って読書して
小一時間寝て、またリハーサル行って...。てなかん字で過ごしてました。
ほんとにもう、リハとリハの間の半日で何処でも行ける!
何でも出来る! 何でもやるよ!ってな勢いでした。
今回のアルバム制作中もいろいろ動き回ったなぁ...。
やっぱ、なにかしら回りだすと活性化するんでしょうかね?
朝5時起きでもう起きた瞬間創作意欲満タン!
フルチャージ!状態なんですよね。
でもね、全速力の時って小石に躓いても怪我するみたいで、
なんかのキッカケですぐ振り切って凹んじゃうですよねー。
...というわけで...、アルバム出まーす! 出せまーす!
ご協力下さった皆様ありがとうございました。&お疲れさまでした。
そして、今までGARNET CROWを応援して下さってた方もお初の方も!
是非、是非、3rdアルバム『Crystalize〜君という光〜』を聴いてみて下さい。
感想、レビューなどなど、楽しみにお待ちしております。

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Music Freak MAGAZINE vol.107(2003年10月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.26)

10月29日にニュー・アルバム「Crystalize〜君という光〜」をリリースするGARNET CROW。岡本仁志さんの登場です!

どーも、岡本です。ようやく秋らしくなって来ましたが、
ちょつと前に風邪でダウンしてました。時期的にはギリギリ夏、
昔からよく言われる馬鹿しかひかない夏風邪ってやつですね。
ホントっす。おバカでどうもスミマセンm(_ _)m
そこで近所の町医者に行ってきました。

医:「どうしました?」
岡:「昨晩から喉痛くて、熱っぽいっす」
医:「ほな口開けてアーー」
ほんのわずかだけちらっと覗き込む。もちろんペンライト無し。
「はい、いいよ。……風邪ですね。薬出しとくね、お大事に」

お、おいっ!
あの丸い椅子に座ってた時間多分20秒くらい、ミラクル特急診察。
まあそりゃ風邪に違い無いでしょうけど、もうちょっとね〜。
ポーズだけでも聴診器使うとか、、、。
で、処方箋持って病院の外にある薬局に。

薬:「先生の方から説明あったと思いますけど、一日3回云々か
んぬん……」

なんにも聞いて無いっつーの!
そしてたった20秒の診察でドサッと出されたのが
さまざまな粉末、錠剤、5種類+トローチ。どんだけ飲ませるんや。
これでも飲んで寝とけっ!つーことね。
はい、治りゃなんでもいいです。

New Album 「Crystalize〜君という光〜」 10.29Release!!

1年半振り、いよいよGARNET CROWの3rd Album「Crystalize〜君という光〜」が完成した。以前からの世界観はそのままに、多彩なアレンジ・ワークと洗練された歌詞、そしてパワー・アップしたヴォーカル力と、精緻に研ぎ澄まされたGARNET CROWの音世界が堪能出来る作品に仕上がった。更なる極みを越えて独自のスタンスを追及し続けるGARNET CROW、このアルバム制作についてヴォーカル・中村由利と作詞・AZUKI七にインタビューした。

●1年半振りのアルバムですね。これは今年始めのライヴ・ツアーが終わってからの制作期間に作り始められたものですか?
中村由利(以下中村):その頃に曲が溜まっていって、実際にシングルとして発表した物もあるし、置いておいた物もあるし……。曲が溜まって来てアルバムになった、という感じ。なんか結構いい曲を抽出して作れた感がありますね。
●結構な数、曲を作られたのですか?
中村:そうですね、さらに最近作った新しい曲もあるし……。今回、7ヶ月間かけて書き下ろした曲と以前からあって今回やってみようみたいな曲と半々ぐらいずつですね。
●現時点で、まだ作業中の曲も残っているようですが、これは……?
AZUKI七(以下AZUKI):結構、最後に(アルバムが)出来上がりかけてから、最終2曲をアルバム全体の流れとかを聴きつつ差し替えをしているんです。
中村:アルバムの全体像が大体見えた頃で、タイトルも決まってってなった時に、こんな楽曲が1曲欲しいとか具体的に見えて来たので、最後の微調整というか、アルバム全体の締めみたいな感じですね。
●アルバム全体の流れは、どんな感じにかりそうですか?
中村:それも、最終まだなんです(笑)。なんか漠然とはあって、今日みんなで決めるんですけれど、今回はちょっとポジション取りが激しくて大変かな、みたいな(笑)。1曲1曲がすごい個性が強くて主張があるので、なかなか組むのは難しいですね。
●このアルバムは、各曲とも個性がすごく違うんですが、前回のインタビューでAZUKIさんが言っていたように、中村さんが歌えばそれだけでGARNET CROWになる、みたいな印象を強く感じました。
AZUKI:その安心感は、すごくそれぞれみんな出てると思うんですよ。
中村:私は歌う人ですけど、アレンジする人も歌詞を書く人もギターを弾く人も固定の人なので、その人がやればGARNET CROWになるっていう安心感は私にもありますね。この4人ですれば必ずGARNET CROWの音になるし、っていう。
●そこの部分はアルバム3枚目にしてすごく濃くなって来てますよね。
中村:その中でみんなが遊び方も覚えて来てる。それぞれが安心してるから、少しくらい自分の中で冒険してても収まってるっていうか。
●バンドらしくなって来てますよね。AZUKIさんの歌詞にもGARNET CROWの世界観がはっきり出てますね。
AZUKI:……?? そんなに深く考えないで、気にしないで遊んでます……(笑)。
●古井さんのアレンジにしても、中村さんのヴォーカルをしっかりサポートしてる。ヴォーカルの引き立て方がバンドっぽい。
中村:そこは「あ、うん」の呼吸なんです(笑)。
AZUKI:アレンジの部分でも出る所は出て、引く所は引いてっていうのは、すごくありますよね。普通パッと聴いただけでも分かるくらい、分かりやすい。
●そして、前回のインタビューで、最近のレコーディングではキーを決めたりテンポを決めたりするのは時間がかかると伺ったんですが、確かにこのアルバムを聴いていると、地声やファルセットの使い方も独特ですよね。
中村:そういう所が微妙なんですよね。今回、だからそういう所でキー設定とか、最後まで詰めてやりました。転調感とか全体を通してのサウンド感、響き、それにまたヴォーカルが乗るとどうなるか?とか、ちょっと堅く聴こえたらこうしようとか、コーラス・ラインをどうしようとか……。結構全般に渡って響き重視を心掛けました。
●この12曲を聴くとその響きの部分も微妙な所で変わるというのが分かりますね。
中村:(声を)張っていいポイントとか、ファルセットにして気持ちいいポイントとかは、曲調によって違ったり、メロディ・ラインによって違ったりするし、その違いのポイントを最終的に決めるのに、結構時間を掛けました。
●「君という光」や「今日の君と明日を待つ」にしてもあのファルセット気持ちいいですよね。ところで、このアルバム・タイトル「Crystalize〜君という光〜」なんですが、今回もサブ・タイトルが付いています。これはAZUKIさんが命名した?
AZUKI:いえ、みんなで考えて、これって(笑)。パッと見て分かりやすいかなと。
中村:「君という光」が一番聴いてもらいたいシングルですし、やはりそれをタイトルに入れておくと覚えて貰いやすいかなって。
●アルバム全体からすごく前向きというか、光が見えてくるような気がします。それは歌詞についてもそう思えるんですが……。
AZUKI:先にこういうものをって書き出す事はないんですけど、結果、今回のアルバムやシングルは、特に幸福感の中で作品を作ったのかな、と思いますね。
●「君」という単語の距離感にしても、近付いているというか聴き手が参加出来るような積極性を感じるんですが……。
AZUKI:参加して下さい(笑)。
●これって、やっぱり先にライヴツアーがあって、実際のファンと触れ合った事が今回の作品作りに影響を与えているということはないのですか。
中村:なにか、無意識的にライヴを経験しているのと経験していなかった時とではやっぱり、違いますよね。常に私たちの音楽を待ってくれる人がいると分かってる中で、作品を作るっていうのは幸せな事じゃないですか。それが見えるのと見えないとでは違う所もあったかなぁって。
●そういった意味でも、良い意味でのGARNET CROWの余裕とか自信みたいなものが、そろそろ4人の中にも出て来たんじゃないですか?
中村:今回は1曲1曲集中して、時間も割りとあったし、突き詰められる所まで行けたというか、自分の中でも1曲ずつ消化しながら進めていったから、制作をしたという充実感はすごくありますね。やり直せる期間もあったし、その中で遊びの曲があったりとか、一生懸命集中している中での余裕っていうか、それはちょっと私も感じてました。
●ここにきて、4人の世界観が確立しましたね。
AZUKI:毎回言ってるけど、次作がすごい大変になるアルバムが出来ました(笑)。
中村:毎回言ってるね(笑)。前作でもそうだった。今回も次は考えられないくらいどうしようっていうアルバムです(笑)。
●アルバム全体でGARNET CROWの世界観を作ってる。絶対GARNET CROWってアルバム・アーティストですよね。
中村:今回は色んなタイプの曲が入ってますしね。じっくり聴いて貰いたい曲もあり、ちょっと楽しくなる曲もあり、ちょっと楽しくなる曲もあり、そういうのがアルバムならではだと思うんです。バランスよく出来たなぁって、自分たちでも思います。
●岡本さんにしても以前に比べてギターがすごく出て来てますよね。
AZUKI:出て来てる!
中村:ライヴやったから、ロックしてる。また歌もそれに負けてられないな……(笑)。
●古井さんにしても色々な他の活動から持ち帰って来てるものがあって、以前より数段、GARNET CROWの音楽のツボを心得て来た感じはありませんか。
中村:それはあるかも。最近、アレンジも早い時はすごい早いよね。
●かたや、AZUKIさんの歌詞は、今回タイトルからイメージを喚起させる作品がいくつもあります。「泣けない夜も泣かない朝も」とか「今日の君と明日を待つ」とか、その他にも何か仕掛けがある作品は?
中村:「Endless Desire」は、映画女優のことを暗に含んでいる歌詞なんですね。
AZUKI:映像とリンクさせてビデオ・クリップとかが見れるようにと思って……。歴史上の映画のガイド・ラインをなぞって、グレース・ケリーや「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラとか、そういうひと花咲かせた人たちを集めてみました。映画スターには、華やかな世界に生きた人の孤独な所や、ちょっと儚いなぁという所をすごく感じるし、そういう複線を歌詞に張ってみました。
●「Marionette Fantasia」は、ちょっとファンタジーが漂ってますね。
AZUKI:この曲の歌詞は、後から聴いたら、制作陣とイメージがまったく一致してた。
中村:メルヘンの世界というか、ファンタジックなんだけれども大人も読めるグリム童話みたいな、そういうちょっと毒のある世界のをやってみたいなぁと思って。それを考えたらぴったりハマりました。この辺の曲はアルバムならではじやないかな。楽しんで貰えれば。
●「逃れの町」は?
中村:これはレコーディングも最後の方に作った曲で「ロックっぽい曲が欲しいね」って言ってこれを作ったんです。けっこうギリギリで決めた曲なんですけど、ハードでディープな濃い曲になりました。
●どの曲も楽しんで作ってる感じがありますよね。
中村:集中しつつ、楽しんで作りました(笑)。
●発想がどどんどん湧いて来てる感じありますね。実際、このアルバムは始めからコンセプトみたいなものはあったりした?
中村:私たちの場合は、作っていく内にアルバムの全体像が見えてくるというか、最初にその枠を決めてからスタートじゃなくて、自然に制作していった中で積み重ねていったものがアルバムのテーマになっていきますね。最初から外枠決めちゃうとそこから制約があってなかなか作りにくくなってしまうので、最後の最後、ある程度曲が決まってきて、タイトルが決まって、全体像が見えて初めてアルバムの形になっていきます。それまでは本当に1曲1曲の独立した単体の形で、アルバムとして具体的に見えるようになってきたのは、私たちも最近なんです。
●そういう作り方をしているという事は、今回のアルバム未収録曲もたくさんある?
中村:あります! 逆に「今日の君と〜」とか「Only Stay」とかはけっこう前々からあって、今回やっと形になって収録出来ました。
●一般的に曲を放置していると、曲の世界が時代とずれて変わったりするものなのですが、GARNET CROWの曲ってあんまりそれがないんでしょうかね。
中村:そうですね。あんまりないっていうか、やってみると、意外に全部合うというか。曲だけ聴いているとすごいクセがあってどうしようかな?って思う曲でも歌詞がついてアレンジが出来て、歌を乗せてみると「意外にイイネ、これ」っていうのが案外あったりもする。それはそれこそやってみないと分からない部分も多いから。合わないというのはないかな。
●GARNET CROWってずっと聴ける曲が多いですよね。流行りすたりに関係ないというか。
AZUKI:ずっと聴けるものにしたいと、最初から思っていたので……。どこか意識して作ってる部分はあると思う。
●今、思ったんですけど、GARNET CROWの音楽ってアーティストの生活感は全く感じられないんだけど、自分の生活の中に音楽があると、それは自然で納得してしまうという不思議な魅力がありますね。
中村:自分たちがあんまり主体としてに見えないようにしたいというのはありますね。あくまで曲が主役というか……。自分たちの生活と、それを聴いている人たちの生活に曲が溶け込むのとはまた別だなと思うので、メインは楽曲の世界を感じて貰いたいんです。
●では最後に、アルバムが完成してみてどんなアルバムに仕上がりましたか。
AZUKI:出来ました……。ホッとしました。良かったです。大変でした。でも、今までより一番大変って感じがしなかったアルバムかもしれない……。
中村:まさにクリスタライズな、自分たちの汗と涙の結晶のアルバム……別に泣いてないんですけど(笑)。……自分たちの今のベストを尽くしたアルバムになりましたね。
(斉田才)

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Music Freak MAGAZINE vol.106(2003年9月)
New Single *「君という光」* 9.10 On Sale!!

前作「泣けない夜も 泣かない朝も」より2ケ月という短いインターバルで届けられたニュー・シングル「君という光」。この曲はGARNET CROWにとって「夢みたあとで」以来となる久々のバラード・シングルだ。その制作内容についてヴォーカル&作曲の中村由利と作詞&キーボードのAZUKI七にインタビュー!

●「君という光」の曲ができた経緯を教えてください。
中村由利(以下中村):これは「泣けない夜も 泣かない朝も」と同時進行で作っていた作品で、バラードは秋口くらいに聴きたいかなぁ、と思ってたので2作目のリリースになりました。曲自体は今年初めのライヴが終わってから出来ました。今回は、わりと制作時間が長かったので、曲が溜まった中でチョイスしていった1曲です。あと、この曲は始めから「バラードを作ろうかな」というところから入ったので、わりとスラスラと書けました。デモの時よりも詞やアレンジがついてさらにガラッと良くなったという典型的な曲ですね。
AZUKI七(以下AZUKI):この曲はデモテープを聴いた時から、もう「絶対、いい曲になるわぁ」って思いました。作業が進むに連れて予想以上に良くなっていったと思います。
中村:私の中では始め、デモの1曲のような感覚だったんです。でも、最初から周りの評判が良くて、歌入れの時に改めて「わぁこれはすごい!」って自分でびっくりしました。
●今回のレコーディングについては?
中村:歌詞的には始めからこの世界観がありましたね。歌詞の手直しは一切なかったし、曲の構成とかメロディの変更もそんなになかった。ただ、キーの設定は結構ギリギリまでやっていました。言葉が響くようなキーとかコード感の調整とか、その選びには時間がかかりました。でも、その後は、最初のイメージのままでヴォーカル録音はいきました。
●歌詞について教えて下さい。
AZUKI:デモ・テープを1回聴いて、言葉と映像と全部いっぺんに出てきました。なんにも考えなくてもねもう全部、来た。頭から書いていったらサビもするっとその言葉が出てきて、で、終わりまで一気に
出来てしまいました。なんだか私のほうが開けてもらってる感じ。もう、言葉の方が「出してくれ!」って。早く書かなくちゃって。
●歌についてはいかがですか?
中村:この曲はサビで泣きそうになりながら歌ってました。ハマリ過ぎてるくらいなメロディと歌詞を歌うと、本当に切なくなりますよね。
AZUKI:誰が歌ってもあの感じというのはなくて、あの声の質感と空気感は代換品が本当にないと思いますね。
●最近のメンバー4人のやりとりについては、いかがですか?
中村:(男性メンバー2人は)みんな元気でやってます(笑)。岡本さんは相変わらずおいしい?いじられキャラだし、古井さんはニヤッと笑顔であっという間にアレンジを上げてきてくれる。特に古井さんは、最近いろんなライヴに出演してGARNET CROW以外の先端の旬な部分に触れる機会も多いだろうし、そういうのを一番敏感に感じ取って、それを色々アレンジに反映してくれてると思いますね。
AZUKI:引き出しが多いよね……。でも、私たちって相変わらず4人で話し合いとかしなくてもレコーディングは進むよね(笑)。
中村:そうそう(笑)。でも事前に決めても、やってみなくちゃ分からないというのもすごいあるから。最近はもう1stインプレッションでどんどんとりあえずやってみて、ダメだったらやり直すし、良ければそのまま進める。アレンジにしても歌詞にしても歌の構成やキーにしても、全部載せてみてどう?とかの世界ですからね(笑)。
●カップリング曲の「夏の終わりの長い雨」についてはいかがですか?
中村:これはけっこう以前から出来ていた曲。ミディアム・テンポのGARNET CROWらしいといえばGARNET CROWらしい変に奇をてらわない感じの曲かな。時期的にも夏の終わりの秋口の頃でちょうどいい時期かなと思って、カップリングにしました。
AZUKI:歌詞も、もうメロディがあった時点でありました。アレンジはいくつか試しましたけど、GARNET CROWらしい曲に仕上がりました。
●GARNET CROWの今後について教えてください。
中村:色んな曲を書き溜めて制作中です。

GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.25)

9月10日にはニュー・シングル「君という光」をリリースするGARNET CROW。
現在は、アルバムに向けて制作中だそうです。そんな忙しい合間をぬって、
中村由利さんが登場してくれました。

豆乳って体に良いと聞いたので豆乳製品をいろいろと探してみたところ、
意外にたくさんあってびっくり。
今ブームなのかな??
お手軽なのは豆乳ヨーグルトとかパンとか。
これは食べやすくてなかなか良いですよね。
あと、豆乳そのままの飲料もありますが、
びっくりしたのが豆乳入りドレッシングとか豆乳キャンディーまであったんです。
なかなかの変わりダネ。
でも食べるより集める事にはまりつつある今日この頃。
これではいけない……(苦笑)。

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Music Freak MAGAZINE vol.105(2003年8月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.24)

7ケ月振りに新曲「泣けない夜も 泣かない朝も」が7月23日にリリースされたばかりのGARNET CROWですが、早くも9月10日にはニュー・シングル「君という光」をリリース!今回で連載丸2年(拍手!!)となります。記念すべきこの回は、古井弘人さんの登場です!

最近人に頼まれてポストカードなどを作ったりしてまして、
自分で撮った写真をもとに字体やエフェクトをかけたり、
光の調整をして楽しんでおります。
意外にもやりだすとはまってしまい、
仕事の合間や寝るまでのちょっとした時間などを利用してやったりしているので、
なかなか完成までに時間がかかってしまいますが、
気に入った感じになると自分だけで満足したりして(笑)。
一から描きたい気持ちもあるんですが、今はそこまではいけてませんけど。
やはりこだわりだすとプリンターや紙の材質などによっても、
全然イメージが変わってしまったり、難しさの中の楽しさなどもあったりして・・・。
今年は年賀状を出せなかったのもあって、
暑中見舞い仕様のカードを作ってみようかと素材を集めたりしています。
皆様にも胸を張ってお見せできるものができましたらしっかりと公開しますね(笑)。

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Music Freak MAGAZINE vol.104(2003年7月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.23)

待望のニュー・シングル「泣けない夜も 泣かない朝も」が7月23日にリリースされるGARNET CROW。今回は、AZUKI七さんの登場です!

時は金なり Time is money......バーイ.フランクリン

季節はゴールデンウィーク明け。やれやれ無駄に疲れた家族連れを見かけることも減っ
てなあ......って頃に、突然私の携帯電話が時を止めました。
時刻表示は常に<<00:04>>。
私、普段時間を確認する時はかなりの確率で形態のお世話になっていまして、
これがないとホント、今が何日かもさっぱり知ったこっちゃないって状態に
なっちゃうんですよねー。
もともと遅刻魔な上に、時を知らせてくれるものがないとなると......いいですねー!
とっくに約束時間を過ぎても全然焦らない。なぜなら今が何時かわかってないから。
心に大きな“ゆとり”すら生まれて「あぁ、人間あくせくするのは良くないなぁ...」
なんて思っちゃったりします。
気持ちはイタリア片田舎の町で暮らし、週末になるとアバウト走りの電車に揺ら
れ......てな具合です。
毎週木曜日GIZA HILLS地下のパン工場でライヴが行われてまして、ちょくちょく見
に寄してもらってるんですけどもね。待ち合わせをするんですよ。会社の方と。
「○時に○Fで」って風に。でもね、もうその時点で心の中では、
「はいはい。じゃあ日が暮れた頃ね」って位にしか認識していないんですよ。
どのみち時間わかんないし。五月中頃はそれでまぁセーフだったんですよ。
けどね、だんだん夏至も近づき着々と日は長くなってたんですね。
毎週確実に遅刻度合いが酷くなるんですよ。六月に入って何週目だったか、
電話がかかってきてね、「あのー今日のライヴ見ないんですか?」
って聞かれちゃいましてねー。......半分以上終わってました。
んで、こりゃマズイかなっと思って、あんまし普段つけない腕時計を
「しゃぁない。つけるか!」って事で出してきたんですけど、数ヶ月身動き一つ出来
ない状態で保管されていた為、ずーいぶんネジを回すハメになったんですよ。
でもね頑張りましたよ。ちっこいネジをクルクル×∞......
そしたらね、取れちゃいました。ネジ......
まぁこうなったら仕方ないし「時間なんて大体でいーか」って事にしました。
車に乗った時くらいわかるしー、って思ってたらね、
次の日車の時計の液晶も消えちゃいました。もうね、快適ですよ。
そーゆー風に導かれたとしか思えない。
それにしても、〆にくーい感じで話は長引いてしまいましたが、
昨日昼間雨の中散歩してたらね、
「サービス残業をなくせー!」「大阪府の最低賃金を上げろー!」
ってやってるんですよ。ちゃっかり参加さしてもらいました。
デモって血が騒ぎませんか?
それでは、みなさまもワクワクドキドキの良い夏を!

GARNET CROW ニュー・シングル
「泣けない夜も 泣かない朝も」7.23Release!

前作「クリスタル・ゲージ」から7カ月振りとなる、待望のニュー・シングル「泣けない夜も 泣かない朝も」を7月23日にリリースするGARNET CROW。この曲は、GARNET CROWらしい世界観である力強さと繊細さが入り混じった緻密さを持ちながら、また新たな試みも随所で見れる意欲作だ。初ライヴ以降のことも含めながら、この新曲についてヴォーカル&コンポーズの中村由利とキーボード&アレンジの古井弘人に話を聞いた。

●まず、前作シングルより7カ月のインターバルでの新作リリースになるわけですが、その間はどんな活動をしていたのですか。
中村由利(Vo、以下中村):初ライヴやイベントに参加した経験の後だったので、少し気持ちを落ち着かせて、それからじっくり曲作りに専念しました。
古井弘人(Key、以下古井):GARNET CROWは、個々に別々の活動をしていることも多いので。僕はアレンジャーとしての活動や、倉木麻衣さんのツアーのヘルプも並行して行いながら、GARNET CROWの制作活動をこつこつやっていました。
●この「泣けない夜も 泣かない朝も」はいつ頃できた曲なんですか?
中村:これはライヴ後に出来た新しい曲ですね。
古井:以前からストックしていた曲ではなくて、まったくの書き下ろし。だからというか、この曲は今までのGARNET CROWの匂いを残しつつも、新しい香りというんでしょうか、そういう雰囲気が感じて貰えるんじゃないかと思います。例えば、ラップをちりばめたりして、身体が思わず踊り出してしまうような、そういうイメージを持った曲だと思います。
●例えば、作曲者として中村さんがこの作品で一番伝えたかったことは?
中村:大きなテーマとしては、初めて経験することが多かった中で、それらを踏まえて「もう一度がんばろう!」とか、「生きよう!」みたいな気持ちがあって曲を書きました。
●具体的にはどんな感じのサウンドにしようと?
中村:Aメロ、Bメロは懐かしい、ノスタルジックな雰囲気が出るようにしました。故郷を懐かしむ、そんな感じかな? 私自身としては、ライヴの経験が「今は懐かしいなぁ」なんて、そんな感情からこのメロディが出てきたんだと思います。
古井:僕の方はこの曲を聴いた瞬間、もう最初からイメージ湧きまくりでどんどん進んで、なんかすごく楽しんで作ってしまったので、遊び心満載の仕上がりになったと思います。深く聴いて貰えば貰うほど色々な音やリズムが聴こえて来て楽しんで頂けると思いますよ。
●確かに、7カ月のインターバルの甲斐ある、価値あるサウンドのこだわりを感じさせる作品ですよね。これはちょっとレコーディングでも大変なところもあったんじゃないですか。
中村:そうですね(笑)。これはいつもなんですが、最終形になるまでには、メロディや歌詞、ミックスに至るまで何パターンも試して、一番納得行くように作っていきました。歌詞も「生きてるって気にさせる」とか強さを感じさせるところがあったので、その印象は崩さないように……。サビの強さを表現したくて、歌い方を意識して突き抜ける感じで歌いました。
古井:良いものにしたいという一心で色々やりましたね。特に今回はベース・ラインにはこだわってます。横を出しつつ心地良いメロディ・ライン……これは私のアレンジャー人生の中でもオケ作りの一つのこだわりポイントだったりするんですが(笑)、実際はシンセ・ベースを採用しましたが、昔、バンドでベースをやっていた時にポール・マッカートニーのラインの美しさと効果にかなり影響を受けたので、その辺のサウンド感を大切にしました。それに、ミックスも何人かのエンジニアさんのアイデアを参考にさせて頂いて、何度もやり直しました。
●この作品を作るにあたってメンバーとのやりとりの中で、何か新しい発見とかありませんでしたか。
古井:中村さんにはヴォーカルのキーの設定など、何度か試してみてもらったんですが、やはり声の響きと効果は、本当に大切だなと再認識させられました。あと、アレンジは今回は歌詞より先に上がっていたのですが、そんな時もAZUKIさんは上手く歌詞をサウンドのイメージに合わせてくれましたね。歌詞とメロディの流れでアレンジは大きく変わったりもするんですが、GARNET CROWの場合、以前からその辺が不思議とうまく噛み合うんですよ。
●アレンジは、アナログ感とデジタル感を上手くミックスしてますね。その辺は意識しながらアレンジしているのですか。
古井:どちらかにより過ぎたかな?とか思った時に、使う楽器や音色を選んだり、違うアプローチを試したりはしますね。やっぱりGARNET CROWの楽曲の魅力は、アナログとデジタルのどちらにも通用する融合力というのはあると思いますから。
●そしてやはりこの新曲も、GARNET CROWらしい楽曲だと思うのですが、ご自身としてはどのような感想をお持ちですか?
中村:腰を落ち着けて作った、自分自身とても納得いく作品が作れたんじゃないかなと思います。
●で、先程この曲は昨年の初ライヴ・ツアー以降に作られた曲と伺いましたが、やはり昨年の初ライヴ・ツアーは曲作りにも影響を与えましたか?、もしくはライヴによって自身の中で変わったことは?
中村:そうですね、ファンの皆さんの前で実際にライヴをしてみて、改めて「この人たちが私たちの音楽を聴いてくれてるんだー」って思って。嬉しくて嬉しくて曲を作り続けていこう、歌い続けていこうと思ったので、今まで以上に創作意欲が湧きました。
古井:ふだんから、アレンジしながらライヴの時はこうしてああして、なんてライヴ・アレンジも同時に考えていたりしてたんですが、ライヴを行ったことで、そういったライヴの絵がより一段と見えたりするようになりました。だから、この曲は本当にライヴが楽しみな感じなんですよ!!
●さて、カップリング曲の「For South」についても伺いたいのですが、これはまた1曲目とは違う雰囲気の曲ですね。
中村:これは、半年くらい前からあった曲。実は出すタイミングを狙ってました(笑)。
●イントロから60年代風なイメージがありますが、この案はどこから?
古井:デモを聴いた瞬間に60年代の匂いがして、それをGARNET CROWで今やると、どんな感じかな?なんて考えたらこんな感じになりました。
●この作品ではどんなところを表現しようとしましたか。
中村:「気だるさ」を表現するのに、歌だけでなくコーラス・ワークも考えていきました。不思議な気分になって貰えると嬉しいですね。
古井:新しかったり、懐かしかったり、どこかでこの感じ聴いたことがあったりと、聴いてくれた方の中で何かを感じて頂けるような作品にしたかったですね。
●レコーディングはどうでしたか。
古井:ギター・ダビングの時など、初めてのスタジオであーでもない、こーでもないとスタッフの方々とみんなでやっていた覚えがあります。ミックスのときもエンジニアさんとドラムスの音の大きさやら聴こえ方やら色々と試しましたね。
●こちらのAZUKIさんの歌詞は、特に“うざい”とか“さかりのついた猫”とか、いつもと違った表現が出てきているような気がするのですが……。
古井:その辺も面白いと思います。肩の力を抜いた感じというか曲調にもはまっていて……、そういった引っ掛かりのあるフレーズを上手く取り入れつつも、中村由利がさらっと歌う感じはGARNET CROWならではの面白さの一つのような気がしますね。
●では最後に、今後のGARNET CROWの活動について、ご自身の望みも含めどうなっていきそうですか?
古井:前作から7カ月の秘密が徐々に明らかになっていくと思いますよ。
中村:お楽しみに!
(インタビュー:斉田才)

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Music Freak MAGAZINE vol.103(2003年6月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.22)

7月16日(※INFORMATION中には7月23日となっています)に
ニュー・シングルがリリースされるGARNET CROW。
レコーディング真っ最中の岡本仁志さんが登場です。

どぉーも、岡本です。すっかりジメジメ、しっかり暑い季節になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
つい最近パソコンのハードディスクをぶっ飛ばしまして。
つるっと全部、さくっと消滅です。特大ショックです。
所詮消耗品なので、まあよくあることと言えばそうなんですけど。
いろいろ手は尽くしたのですが、ダメでした。
前回換えて一年ちょいぐらいで引退なんてあまりに短命です。運悪いス。
とは言え、普段機械に頼って人間楽をしてめところいっぱいありますから、
このくらいの代償はしょうがないかも。
なにせ最近の携帯電話って必死ですからね。
なるほどホントおっしゃる通りです。何年か前までポケベルでこりゃ便利
やわと思っていたのに、いま携帯でテレビ電話ですから。
おいおいって感じですね。
我々有り難いことにモノに恵まれてますよ。明らかに、ちょっと街を歩く
だけで、なんやかや配ってて荷物は増えるし、
モデムいかがですかぁー?
なけりゃ無いで生活するんでしょうけど、でもそれはもう必死ですよ。
今度は人間の方が。まあこんなこと考えてると何も無い原点に戻った生活
って密かに憧れますね。
朝起きて畑を耕す、狩りに出る、釣りをする。今日一日生きるために。
一つの小さな村で生まれて、そこで結婚して、たくさんの子供達に見守ら
れて生涯を終えるみたいな。変ですかねぇ?
とかそんなこと言いつつも今、パソコンの前にどっかり座ってキーボード
叩いて書いてるんで。ダメだこりゃ。
まぁ、なにはともあれタマちゃんの釣り針とれてよかったですね。
ほんじゃまた。

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Music Freak MAGAZINE vol.102(2003年5月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.21)

現在、次作制作中のGARNET CROW・今回は中村由利さんの登場です。

お茶でGO→の巻
皆さん、こんにちは。お花見は済みましたか? 私は計画していた日が大雨になってしまい、
残念ながらお花見はできず・・・でした。日頃の行いがいいからなぁ・・・(笑)。
最近は、ちょっとお茶に凝ってまして、花粉症の症状が楽になるというお茶を飲んでます。
1つは甜茶(と書いてテン茶と読みます)です。字の通り、ほんのり甘いお茶でおいしいです。
とても飲みやすくて、紅茶に近い感じかな。
2つ目は、ジジュウム グァバ茶というお茶です。このお茶は薬のような、
漢方薬系の味で決して飲みやすくはないんですが、慣れるとクセになるというか、
平気になってきて、レコーディングの際に持って行ったりしてます。
そして、3つ目は、凍頂烏龍茶というものです。このお茶はまだ飲んだことがないのですが、
友達が飲んでいて良いらしいので、今度試してみようと思っています。
皆さんも素敵なティーライフを過ごして下さいね。
それでは、さようならー。

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Music Freak MAGAZINE vol.101(2003年4月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.20)

現在、次作制作中のGARNET CROW。今回は古井弘人さんの登場です。

現在ツアーに行く事が多く、
現地の近くに温泉があったりすると
一人で探索に行ったりするんです。
本番終了後や移動日などちょっとした合間を見つけては
足を運んだりして。
まずホテルの部屋へ入るやいなやフロントに電話をして
近くに良いところはないか聞くわけです。
最近ですと函館でホテルからタクシーで十分くらいのところに
露天風呂の付いた市営の温泉があるのを教えてもらい、
ホテルのパーツをバックに詰め込み行ってまいりましたが
とても良い感じでした。
大満足でした!
メンバーの皆さん1人ですいません……。

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Music Freak MAGAZINE vol.100(2003年3月)
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.19)

初のライヴDVD「GARNET CROW first live scope and document movie」が発売中です!「GIZA studio バレンタインコンサート」も無事終了してほっとしているのでしょうか?今回は、AZUKIさんが登場です。

近頃、人参をよく食べます。
食べ終わった後の“へた”を水に浸けておくと、
ニョキニョキッと綺麗な葉っぱが
伸びてきて、とつてもイイ感じ。
グラスに色のついたガラスを放り込んで
いくつも窓際に並べてあるのを朝みると
明らかに毎日育っていて生命力を感じます。
ハツカ大根とかネギなんかも時々植えるんですけど、
やっぱ朝一番の「さあ!これから伸びるぞー!」
って感じの生命力を感じる時って
妙〜に食欲をそそられます。
観賞用ではありません。サクサク食べちゃいます。美味しいです。
たまーに、ちょっと長めに東京に行ってて、
水をあげ忘れたり、食べ時を逃すと
タンポポの葉っぱみたいに、へちゃ〜っっと広がっちゃてます。
ちょっとしょんぼりしてしまいます。
早く春にならないかなぁ・・・。

おしまい。

GIZA studioバレンタインコンサート at 日本武道館 LIVE REPORT!

 倉木麻衣、愛内里菜、GARNET CROWらGIZA studioのアーティストが一同に会する夢の共演ライヴ「GIZA studio バレンタインコンサート」が、2月13日&14日武道館2days、2月17日&18日大阪フェスティバルホール2daysで行われた。バレンタイン・イヴとなったこのツアー初日の2月13日の模様をお届けする。

 バレンタインのイベント・ライヴという事なので、通常の各ライヴとはまた違ったセレクトで楽曲が演奏されるのか? また、“Valentine's Day”といった言葉に含まれる“愛の告白の日”に相応しいあのナンバーはやってもらえるのか……? などとあれこれ期待しなが開演時間を待つ。場内に集まった8000人のオーディエンスもきっと同じ想いだったに違いない。GIZA studioの3組のアーティストを1つのステージで見る事が出来る豪華さも、ファンにとってはたまらないものだろう。様々な想いが渦巻いている場内のざわめきが、心地良く耳に入ってくる。18時30分の開演時間ぴったりにライヴはスタートした。

1.愛内里菜
(ゴメンナサイ、割愛させていただきます。)

2.GARNET CROW
 続いてはGARNET CROWの登場。熱気に満ちた場内の余韻をクール・ダウンさせるように、“動”から“静”の世界に引寄せるしっとりとしたミディアム・ナンバー「水のない晴れた海へ」で、自分達の流れを作り出す始まりを切った。今回のステージでは中央と左右にビジョンが設置されていて細かい表情も見る事が出来たのだが、GARNET CROWの時だけ彼らのツアー同様に歌詞も映し出され、その独特の世界観をさらに一層深めていた。静寂に爽快な風を吹き込んだのが、続く「千以上の言葉を並べても...」。ハッピー・ソングではないけれども、清々しい気持ちが綴られているから、バレンタインというテーマにも合うなぁ……などと新しい発見もでき、改めて彼らの歌詞とサウンドのマジックを実感してしまった。“前々日ぐらいから興奮状態でした”と息を弾ませてコメントしている中村由利の姿からも、このイベントへの想いが感じられた。また、作品以上にGARNET CROWのメンバーの個性というのは、ステージ上では顕著に表れていると感じた。中村とAZUKI 七の女性2人はどちらかというとクールにしっとりと想いを伝えており、古井と岡本の男性2人は曲にのめり込んでアグレッシヴに身体全体で表現する。特にそのコントラストが見られたのが「flying」。心の奥深い部分を静かにメロディに落とし込んでいるAZUKIに対して、向かい合っている古井は激しい気持ちを相手にぶつけるように身体全体でキーを叩いている。その正反対の2つの音色が混ざり合うと、ますます曲がドラマティックな展開を見せていく。「Timeless Sleep」はミディアム・スロー系でありながらも、オーディエンスからのハンド・クラップがより一層響き渡り、一体感が強く生み出されていた。“しっとり目だったけど、心が揺れるほど、武道館が震えるほど、ガンガンに飛ばして行きます!”と中村が言うと、「Mysterious Eyes」がスタート。歪みの効いたギターとバック・バンドで、ロック色の強いアレンジに生まれ変わった厚みのあるサウンドを、身体を揺らして受け止めていたオーディエンス。まさに場内は震えていた。腕を大きく左右に振って参加した「二人のロケット」、そしてラストは瑞々しい躍動感溢れる「スパイラル」で一気にエネルギーを放出させるようにハジけて、スタート時とはまったく温度差がある熱さに包まれて終了した。

1.水のない晴れた海へ 2.千以上の言葉を並べても... 3.flying 4.Timeless Sleep 5.Holy ground 6.夢みたあとで 7.未完成な音色 8.Mysterious Eyes 9.二人のロケット 10.スパイラル

3.倉木麻衣
(ゴメンナサイ、割愛させていただきます。)

4.All Cast
 「Love, Day After Tomorrow」を歌い終わった後、倉木が「素晴らしいライヴを一緒に出来たメンバーを呼びます」とGARNET CROWの4人と、愛内里菜をステージへと再び呼び寄せる。倉木が司会役となり“どうでしたか?”と質問すると、中村は“とても楽しめました”、愛内は“バレンタインはチョコを贈るんだけど、音楽で愛を届けられたのが良かった”とそれぞれの感想をコメント。そして、3組でスティービー・ワンダーの「Isn't She Lovely」をコラボレーション。3人の女性ヴォーカルが並ぶと、それぞれのキャラクターがくっきりと浮かび上がっていたのも面白い。倉木は軽く身体を動かしつつもヴォーカルをしっかり歌おうといった感じ。愛内は体全体を使って踊りながら、ノリノリで投げキスなんかもしながら楽しんでいる様子。それと対照的なのが中村。クールに歌っていた姿が逆にインパクトを与える。 また、各自プレイされた楽曲を聴いていても、サウンドはもちろん、同じ「愛」をテーマとしていても倉木は“片想い”、GARNET CROWは“別れ、失恋”、愛内は“幸福な恋人同士”……と、個性を浮かび上がらせる歌詞の世界観となっていた。1組ごとのステージではあまり意識していなかった部分が、他者との共演によってさらに鮮やかに感じられたのではないかと思う。豪華なメンバーを一気に見られるといった部分だけではなく、好きなアーティストをより深く理解出来たといった点も、オーディエンスがこのイベントで得たものの1つかもしれない・BR>B
ALL CAST「Isn't She Lovely」

MFM目次へのリン・/FONT>N

Music Freak MAGAZINE vol.99(2003年2月・/U>j
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.18)

初のライヴDVD「GARNET CROW first live scope and document movie」が2月26日にリリースされます! そして、いよいよ2月14日からは、「GIZA studioバレンタインコンサート」で倉木麻衣、愛内里菜らとステージで共演! 相変わらず大忙しのメンバーですが、今回は岡本仁志さんの登場です・BR>B
立春とは名ばかりで、まだ寒い日が続いております。今日この頃・BR>A 皆様いかがお過ごしでしょうか。どうも。岡本です・BR>B
あっ! という間にもう2月ですね・BR>B 1月は行ってしまって、あと逃げて、去られるんですかね。今年も・BR>A 寒いと言えば、去年は軽めの風邪をやたらと連発してしまいまして・BR>A 今年になってからは大丈夫なんですけど・BR>B 去年は変則的な寒さだったとはいえ、ちょっとだらし無かったです・BR>B
それからもうひとつ・BR>B 最近かなり目覚めが悪いです。というか寝坊魔ですか・BR>B その昔はスヌーズ機能(止めても5分おきぐらいに鳴るやつ)付き目覚まし・BR> 計で、「あと5分だけ」「もう5分だけ」で朝30分くらい至福の時を過ごして・BR> から、やっと起きるといった感じで比較的軽症だったんですけれどね・BR>B 今、目覚し時計(大音量ベル鈴)×2個、携帯電話、テレビ・BR>A オーディオコンポをフル稼働で!もちろん時間差つけて鳴らしてます・BR>B
というかセットするのが大変なんですけど・BR>B 最初のうちは、これらをご丁寧にも全部無意識のうちに止めてまわ・BR>チ てたんですけど、もうダメですね・BR>B 近頃はシカトです。ALL鳴らし放題です・BR>B ドンスカビリビリピロリロ〜!ってな感じで・BR>B
そう!目覚めた時そこはもう・・・ちょっとした電気屋さんみたいだね・BR>I かなり近所迷惑なやつです。はい・BR>B この状態から復帰する傾向としては、遅刻を知らせる電話が入る他・BR>A コンポがCDを流しきってラジオに変わる・BR>A テレビ番組の司会者が何時の間にかかわって時間の経過に気付・BR>ォ 慌てて起きる、などが挙げられます・BR>B
要はこまめに今の時刻を強烈に知らせてくれた・BR> 起きるんでしょうけど、なにか良い方法ないですかね。・BR> まあ苦情が来て、部屋追い出されたら一発で直りますかね・BR>B
Wish Your Happy St.Valentine`s Day 〜想いを歌に・BR>`
<Question・BR> (1)バレンタインデーの想いでやエピソード・BR> (2)愛の告白で使用したい楽曲を1曲挙げて下さい。また、その理由は・BR>H
中村由利(GARNET CROW)

(1)バレンタイン・コンサートの時用に、いろいろ・BR>ニ チョコを集めています・BR>B (2)「二人のロケット」GARNET CROW
軌道に乗るまでが肝心なので、この曲を聴いて愛を・BR>O 道に乗せて、そして2人の世界へ飛び出して下さい・BR>B きっとこの曲は応援してくれると思います。使用し・BR>ス てというか、使用して欲しい曲になってしまいまし・BR>ス (笑)・BR>B
MFM目次へのリン・/FONT>N

Music Freak MAGAZINE vol.98(2003年1月・/U>j
GARNET CROWの「word scope in M.F.M」(vol.17)

2002年12月16日のなんばHatchで、初のライヴツアー「GARNET CROW LIVE TOUR2002〜first sound scope〜」が終了したGARNET CROW。その模様が早くもDVDとして2月5日にリリース! さらに2月には、「GIZA stidioバレンタインコンサート」で倉木麻衣、愛内里菜らとステージで共演が決定! 2003年もますます活発な活動をしてくれる事は間違いない彼ら。今回は中村さんがライヴで体感した事を語ってくれくした・BR>B
祝、初ライヴ・ツアー終了だGO→GO→GO→の・BR>ェ
みなさん、明けましておめでとうございます・BR>B 昨年10月に初ライヴ・ツアーをスタートさせ・BR>A 12月16日なんばHatchにて無事終了することができましたー!!
来て頂いた皆さんもそうでない方も、本当にありがとうございました・BR>I
とても楽しい時間を過ごす事ができて何か無性にうれしかった・BR>A というのが終わって始めに思ったことでした・BR>B あーこれがライヴなんだ、ライヴをやった充実感てこういうものなんだ・BR>A とリアルに感じました・BR>B
振り返ってみると、最初は不安な気持ちがスゴク大きかったんですが・BR>A いざステージに立ってみると、見に来てくれた人たち1人ひとりの顔や・BR>A 温かい声援、そして会場のところどころに見えるスタッフに・BR>A 今ここにいるみんなのライヴを楽しもうとしているんだと言う事を強・BR>ュ 感じて、すごく支えられた感じがしました・BR>B
大袈裟かもしれないけど、みんな一丸となって同じベクトル・BR> (まぁ、この場合ライヴが楽しくなるように、と)向いている、・BR> 強く願っているという、そういう場面というか現場に居合わせる事・BR>ニ いうのは、そう滅多にないと思います・BR>B こういう経験(快感?)を今後も味わいたいと思うと同時に・BR>A その為にはする事はたくさんあるのかなぁと、そしてこれが次への活力というも・BR>フ かと実感しました・BR>B
大袈裟かも知れないけど、今回のライヴ中に思った事感じた事・BR>ヘ わたしの大きな財産になった、みんなに有難うございました・BR>ニ 心から言いたいです・BR>B 来年もこの気持ちと初心を忘れず、こつこつ活動していこう・BR>I それではまた、ライヴでお会いできる事を願ってます・BR>B
本年もどうぞよろしくお願いします・BR>I
GARNET CROW LIVE REPORT 10.21 at Akasaka BLITZ

LIVE REPORT「GARNET CROW LIVE TOUR 2002 〜first live scope〜・BR>v 10.21 at Akasaka BLITZ

 10月10日大阪・なんばHatch、21日東京・赤坂BLITZ、31日福岡・Zepp Fukuokaに、追加公演として12月11日東京・SHBUYA-AX、16日大阪・なんばHatchも急遽決定するなど、チケット争奪戦となったGARNET CROWの初ライヴ・ツアー「GARNET CROW LIVE TOUR 2002〜first live scope〜」。多くの人に是非とも目にしてもらいたいと思う素晴らしいステージとなっていたこのライヴが、2月5日にDVD「GARNET CROW first live scope and document movie」としてリリース決定! ツアー途中だったため、11月号(Vol.96)では赤坂BLITZの模様を簡単にレポートしただけだったが、今回はDVDのリリースに先駆けて詳細なライヴ・レポートを掲載したいと思う。

 前回のライヴ・レポートでも書いていたが、まず今回のGARNET CROWのライヴで印象的だったのが、ライヴ・ハウスでありながらも客席には座席が設けられていたという事。これは彼らが作品をじっくり聴いて欲しいからそのようなスタイルにしたのだろう。ノリや勢いに任せなくても私たちの楽曲の良さは伝わる……、そんなGARNET CROWの自信が伺える・BR>B  会場に流れていたBGMのヴォリュームが上がっていくと場内が暗転し、いたってナチュラルにメンバーが歩いてステージに登場。そのシルエットに客席からは大きな歓声と拍手が上げられる。柔らかなギターのフレーズが奏でられ、清々しい雰囲気に包まれた場内に中村の艶っぽい声が広がり1曲目「call my name」からライヴはスタート。既にこの1曲目から興奮したオーディエンスはオール・スタンディング状態となり、客席は一気に温度が急上昇。目に飛び込んでくる鮮やかな赤い布が敷かれたステージに、黒っぽい衣装に身を包んだメンバーの姿が見える。ヴォーカルの中村由利を中央にして、向かって左側にキーボードの古井弘人と、ギターの岡本仁志、そして中央バックにはドラムのDavid C.Brown、左側のバックにはギター・サポートとして大賀好修、アコースティック・ギターの岩井勇一郎が並ぶ。そして、向かって右側にはキーボードのAZUKI 七、そのバックにベース大橋雅人、コーラス隊3人(福田和希、日向寺咲、松本涼子)が位置している。古井とAZUKIは中村を挟んで向き合うようなスタイル。今回のGARNET CROWのライヴで大きな魅力となっていたのがこのバンド形式。作品では繊細なサウンドを聴かせてくれている彼らが、ステージではさらに奥行きを持った楽曲へと変化させ、新しいアプローチを試みてくれた。そんなサウンド世界に深みを与えているのが歌詞だが、光が射す時のイメージを抱かせる菱形のような変形スクリーンがステージ上方には設置されており、そこにメンバーの姿やイメージ映像と共に歌詞が映し出され、GARNET CROWによる様々なストーリーが紡ぎ出されていた・BR>B  中村が軽快な腕さばきでタンバリンを披露した「夏の幻」では、盛り上がったオーディエンスからリズムを取ったハンドクラップが涌き起こる。岡本は歪んだギター・サウンドを聴かせ、古井は激しく身体全体でキーボードを弾く。アコギのみのシンプルな原曲よりも華やかさが増して、曲中にあるドキドキ感をさらに助長させた高揚感を与えてくれた。ちょっとした所に幸福がある事を気付かせてくれる、「君の家に着くまでずっと走ってゆく」では、ゆるやかで穏やかな空気が満ち溢れ、心がポカポカと温まりハッピーな気持ちに包まれていく。「初めてフリを付けた」と言う「fling」では、躍動感を身体全体で表現するように手をクルリと回すフリが付けられていて、それを見た場内も同じように真似をしている。一気にグルーヴィーでダンサブルな世界へ落とし込んでくれた「wish★」。みんな嬉しそうな表情で中村の一挙手一投足を見逃さないようにしており、同じように踊ったりとステージ上のメンバーと共に存分にこの時間を楽しんで過ごしている・BR>B  「こんなにたくさんの方が来てくれて安心しました」と喜びの言葉を口にした後、「水のない晴れた海へ」へ。 秘めた情熱を感じさせるように、AZUKIの指が鍵盤の上を躍り続け、さらに幻想的な空間へと導いて行く。海の後には空。色彩鮮やかなパノラマが広がるサウンドの「スカイ・ブルー」では、迫力さえも感じられた力強いヴォーカルに呑み込まれて行く。「Timeless Sleep」では、ミックス・ヴァージョンで聴く事ができるノスタルジックなイントロの音色をAZUKIがフルートで披露。天に昇って行くような叙情的な世界を醸し出した、しっとりとした時間が流れる・BR>B  「こだわりのある個性的なメンバーを紹介します」とここでメンバー紹介。ドラム、ベース、ギター、アコースティック・ギターとバック・バンドを先に紹介した後、「アレジャーGod Hands!、古井弘人。カリスマ・ギタリスト、岡本仁志。名ポエマー、AZUKI 七。ヴォーカルは中村由利、歌姫です」とあっさりとしたモノ。普通、バンドのメンバー紹介と言うとソロがプレイされたりするが、古井はリラックスした表情で場内に手を振り、岡本は照れ笑いを浮かべてお辞儀、AZUKIは静かに立って微笑むといった様子で、それぞれのキャラクターを実感。こういうのもまたGARNET CROWらしい・BR>B  「みなさん楽しんでますか?! まだまだいけそうなので、後半に相応しい曲をやります!」と元気良く言い、「Naked Story」に突入。サビ部分の“Naked story yeah〜”の部分では会場からこぶしが振り上げられ、その姿を見て中村が嬉しそうに笑顔で歌い、さらに中村が手を大きく左右に振るとオーディエンスもそれに呼応し、ライヴ後半に向けて一体感が加速を付けて増していった。うねるようなベースに岡本のディストーションを効かせたギター・ソロが炸裂し、一層ハリのあるヴォーカルが響き渡った「Rhythm」、楽しくてしょうがないといった表情で中村が飛び跳ねていた 「二人のロケット」と、残ったエネルギーを爆発させたかのように盛り上がりは最高潮を見せていく。ラスト「Mysterious Eyes」では「みなさん一緒に歌いましょう!」と促し、オーディエンスからも大きな歌声が起こる。それにしても、中村の声というフィルターを通すと、様々な歌詞の言葉や風景が息吹きを浴びたかのようにイキイキとして伝わってくるから不思議だ・BR>B  アンコールは、メンバーがステージを引く前からすでに「GARNET」コールが沸き上がるほどの熱狂振りとなっていた。その声に応えるべくして、すぐにメンバー4人が手を振りながら登場。「今回のライヴは初めてなので、心に残るものにしたいと思ってリハーサルしてきました。みなさんの中でも忘れない1日にして貰えたらな」と言うと、すかさず「忘れない!」といった声があちこちから飛ぶ。そして、「こんなにあたたかい声援を貰ってライヴ中も心強かったです。TV出演してGARNET CROWを知ってもらえたとても大切な曲なので、みなさんにとっても大切な曲であって貰いたい、そう願っています」と、流麗なピアノのイントロで静かに始まった「夢みたあとで」。熱を帯びていた会場はスーッと静寂に包まれて行く。フェイクを交えて、さらに心を込めて言葉の一粒一粒を大切になぞる中村のヴォーカルにオーディエンスの耳は釘付けになっていた。「みんなと歌いたい!」とラストとなった「スパイラル」では、最後に「もう1回歌って下さい!」「もう1回行けますか?!」と煽り、サビ部分を3回繰り返して歌い、興奮もマックスとなった状態でライヴは遂に終了。4人が並んで手を振りながらステージを去っていく・BR>B  さらに追記しておくと、10月31日の福岡Zepp Fukuoka以降からは、アンコール1曲目にリリース前だった「クリスタル・ゲージ」が披露されている。ライヴに映えする弾けたPOP感を持つこの作品によって、さらに熱気の渦を巻き起こしていた・BR>B  約90分という短い時間のライヴは本当にあっという間で、もっともっと彼らのステージを観たいと感じさせるものであった。彼らの楽曲のクオリティの高さは充分に分かっていたはずなのだが、このステージを体感する事で、さらにどれだけ素晴らしい作品を創り出してくれていたのかを改めて考えさせられてしまう。早くも次を求めてしまうが、その前にライヴDVDで“初ライヴだからこそ……”といった所を感じて楽しむのもいいかもしれない・BR>B
<SET LIST・BR> 1.call my name 2.夏の幻 3.Last love song 4.君の家に着くまでずっと走ってゆく 5.flying 6.wish★ 7.水のない晴れた海へ 8.スカイ・ブルー 9.Holy ground 10.Timeless Sleep 11.Naked Story 12.Rhythm 13.二人のロケット 14.Mysterious Eyes Encore1.夢みたあとで 2.スパイラル・BR>
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