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R&B RESPECT vol.1 R&B RESPECT vol.1フライヤー
inside works inside works(Gan Kojima Sound`s Visual Collection)
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pause vol.106 pause vol.106(2002.4)
横浜ウォーカー他2002no.9 横浜ウォーカー他(2002no.9)
B PASS2002.6 B PASS(2002.6)
CD HITS!2003.1 CD HITS!(2003.1)
Fの炎 Fの炎(2009.8.17)

R&B RESPECT vol.1フライヤー(2001年12月5日発売分)
中村由利さんが手掛ける曲のライナーノーツ

M-2:Tell Me / 中村由利(GARNET CROW)
Groove Theoryの「Tell Me」を深海を思わせる冷んやりとした深みのある声でカバーし、オリジナル以上にメロディの美しさを引き出したのは、GARNET CROWのVocal中村由利。そのGARNET CROWで作詞すを担当するAZUKI七が中村の声をして「わざわざイメージを作らなくても勝手に詞のイメージを与えてくれる声」と言うように、どのような曲でもGARNET CROW特有の空気感が漂ってしまうのは、存在感溢れる中村の声ゆえか。
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inside works(Gan Kojima Sound`s Visual Collection)(2000年6月28日)
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ニコラス.ケイジが天使の役!?(by シティー・オブ・エンジェルス) モーニングセットに日本酒&おでん!?(新世界にて) 沈んだ夕日が五分後昇る!?(これホント) タヒチで見たサンタは短パンサンタルック!?(引いた、、) みんな、みーんな大真面目なんだろうけどフザケテルとしか思えない。
シュールなんだか単に遊んでんだか、、、ーって前置き長い? だってガンさん自身ってゆ〜か仕事、、、そんな感じなんだもん。私の知ってる限りでは。良くも悪くも体力勝負な面が多々ある、この仕事ん中でどっか「おちゃめさん」なのね。(この言い方って、、、) んでもって、ちょっぴり毒入り。何が?ってゆーのは作品作っている途中段階のボツッったやつの方が色濃く出てるんだけどねぇ、、、 (見れない人ごめんなさい。おもしろいよ。) 技術者の大の大人が一生懸命研究して、神経すり減らして実は計算しつくして創った変な色の子供向けのおやつみたいなね。クセになる。この本って未発表のデザインとか素材、載るの? そっちの方がおもしろいのいっぱいあるのになぁ、、、。
並べてたら、じわっとジャブ効いてくる様なヤツ。ごめんねー。決してガンさんが、フザケテルなんてゆってるわけじゃないよ〜ん。ちゃんと細かい所まで、配慮して、バランス考えて夜なべもして、んでもってやっぱどっか、おちゃめさん入って、、、(しつこい、、)やってくれてるの、わかってまーす、、、 たぶん、、、。ありがと。です。個人的には今後は、アーティストや会社のシズルを無視した、ガンさん印全開の作品がみたいですー。
最後に、ビデオ撮ってる時、顔半分笑ってるの、怖いよ、、、あれ、、 歯がニカッて全開になってるよ。どーしても撮ってもらってる時、レンズよりガンさんの顔に目がいっちゃうのね。
キャラ濃すぎだって。あ。「笑ってる訳じゃないっ」ってゆってたっけ? なんか、顔の構造上片目つぶると、、ウンヌンカンヌン、、、ーって、やっぱふざけてるんでしょ?−アレ?     −END−

AZUKI七(GARNET CROW)

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pause vol.106(2002年3月25日配布)
pause 2002.04 vol.106

大切な人のことを想って聞いて欲しい...

◆ガーネット・クロウのニューシングルは非常に春を思い浮かばせる。それは爛漫さと同時に、胸がキュンとなる思い出もも伴って...。更なる完成度を求めて、何度もリリースを見送ったという今作は、音数が少ないながらも、暖かみに溢れる、60年代テイストのサウンドの上、切ないながらも優しく思い返している歌やメロディーが心の奥底をキュンとさせる逸作。この歌をメンバーはそれぞれどんな思いを込めて、作詞/作曲/演奏、そして歌を歌ったのか?その辺りを中心にメールで質問をぶつけてみました。(Interview&Text:池田和宏)

タイトル曲「夢みたあとで」について

──今回の楽曲は、何度も完成度を求めて、リリースを見送ったとお聞きしましたが、今回何故リリースに踏み切ったのですか?その経緯も教えてください。
中村●曲自体はかなり前からあった曲ですが、これまでに何度も歌詞が変わったりアレンジが変わったり、いろいろ試行錯誤を重ねてきました。そして今回が、余分なものを全て削った、一番シンプルかつベストな形にしあがったタイミングでした。また歌入れをしている時に、桜並木とか、風が吹いて花びらがひらひらと舞っているようなリアルな光景が浮かんだので、ちょうどこの季節にリリースできて良かったと思ってます。

──歌詞的に満開の桜が散っている光景を思い浮かべたのですが、何か光景を思い浮かべながら書いていたら教えてください。
AZUKUI●毎回詞を書くうえで、描写していなくても、自分の中でストーリーや映像があるんです。ここのメロディーはこういう情景っていうのがあるので。今回の曲は、花の雨を降らしたいって思いました。

──切ないながらも優しく思い返している感じを受けたのですが、何か歌っている時に気をつけた事があったら教えて下さい。
中村●特にAメロ、Bメロは、聞く人がすぐそばにいて耳もとで語りかけるように歌いました。作り込みすぎず素直な気持ちで歌いました。

──愛していた人の事よりも、そこに愛があったんだという形が無いながらもおぼろげな実感を感じさせますが、何かモチーフ的なものがあったら教えてください。
AZUKI●あります。ないしょです(笑)。聞いて下さった方それぞれのリンクする情景を当てはめて下さればうれしいです。

──ゆったりと広がっていく楽曲ですが、どんな光景を思い浮かべながら演奏及び作曲をしましたか。
中村●何気ない普通の日常のとても穏やかな気分の時に出来た曲で、音数を減らして、引き算して極限までシンプルな形の曲にしようと考えていました。そしてそういったアレンジがいかされる曲はやはり、ゆったりとしたスケールの大きいバラードではないかと思いながら作りました。
古井●シングルで良質な物、というテーマで作りはじめ、60`sテイストの良さも盛り込みつつ心に残るバラードに仕上げようと…。目を閉じるときっといろいろな映像が見えてくると思います。

──かなりダイナミックな印象を受けましたが、アレンジ等で何か心掛けた事があったら教えてください。
古井●まさに60`sの古きよき時代をイメージしてます。ピアノの質感にもこだわりギターもブルージーなフレーズが耳をひくと思います。
岡本●手数を減らして印象的になるようにしてみました。

カップリング曲「幸福なペット」について

──カップリングの方はまた打って変わって違ったタイプのポップな曲ですが、演ってみてどうでしたか?
中村●今までにないくらい可愛い、キュートな曲をやってみようってことで。可愛らしくてライトに聴ける曲をやってみたくて今回機会に恵まれました。小ネタが入っているので(最後まで聴いてもらったら分かると思います)お楽しみに。

──割りとコーラスが肝になる曲ですが、コーラスはスムーズにいきましたか?
中村●楽しさが伝わる様に心がけて歌いました。
AZUKI●ゆりっぺのコーラスワーク大好き!

──ささやかなハッピー感が伝わってくる楽曲ですが、何か思い浮かべながら演奏及び作曲、作詞をしましたか?
中村●水玉のピンク、黄色、水色が浮かんできました。
AZUKI●ささやかどころか、かなーり バラ色なんです。

──聴いていて楽しそうなレコーディング風景が思い浮かぶのですが、実際はどんな感じのレコーディングでしたか?
中村●リラックスできて本当に楽しく歌えました。深夜に歌入れをしていたのでテンションが上がってなかなか良い感じになったのではないでしょうか?

──この号が出る頃は春なのですが、春になったらやってみたい事ってありますか?
中村●花見です。花粉症なのでぜったいに無理な話ですが、あのワキアイアイとした雰囲気っていいなあと思いまして。一度経験してみたいです。
AZUKI●遠出しようかな。

──今春発売予定のアルバムの予告をお願いいたします。
中村●かなり良い出来でとても満足しています。早く聴いてもらいたいです。

──大変お疲れ様でした最後に読者にメッセージをお願いいたします
中村●これからも良い楽曲をずっと作り続けていきますので応援よろしくお願いします。「夢みたあとで」はぜひ大切な人のことを想って聞いて下さい。
AZUKI●やっと暖かくなってきましたね。緑も花も大地もノ生命力をダイレクトに感じれる季節ですね。

■3月4日 所属事務所→FAX→pause編集部

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横浜ウォーカー他 2002no.9(2002年4月16日)
GARNET CROW 私たちの曲に自然と入り込むように聴いてもらえたらうれしい

心にヤケに引っかかるボーカルとメロディ。ガーネット本領発揮の2ndが届いた!

 1stアルバム『first soundscope〜水のない晴れた海へ〜』から約1年3ケ月。GARNET CROWの2ndアルバム『SPARKLE〜筋書き通りのスカイ・ブルー〜』が完成した。まさに“音の万華鏡”のようにさまざまな音を聴かせてくれた前作に比べると、ずいぶんシンプルな印象を受ける今回の作品。だが、その分ひとつひとつの音がより際立ち、クリアに耳に響いてくるはずだ。
「今回のアルバムのポイントは引き算だったんですよ。いかにシンプルな音で表現できるかみたいなのがテーマだった。1stはいろんなことを取り入れて表現するっていうのが、自分たちの目指すものだったんですけど、今回は逆に余分なものを全部そぎ落として、一番シンプルな形に曲を仕上げたかったんです」(中村)
「やっぱり1stのころは肩に力が入ってたので、とにかくあれもこれもという部分があったんですよ。でも、少し成長して改めて以前の音を聴いてみた時、もっとシンプルなアレンジでもいいんじゃないかって思えてきた。しかも僕がそう思っていた時、メンバーも偶然同じことを考えていたんです。不思議なくらい全員の思いが一致して、この1枚ができ上がったという感じですね」(古井)
 GARNET CROWというと、やはりシングルから受ける、哀愁漂うメロディにせつない歌詞というイメージが強いかもしれない。けれど、このアルバムを聴けば、そのようなイメージはいい意味で裏切られるはず。アッパーで激しい。そんな新鮮な一面も、ここには収められているのだ。
「本当にいろんなタイプの曲があるので、ギタリストとしても弾いてて楽しかったですね。今までの流れをくんだものも、もちろんありますけど、新たな展開ができた曲もあった。そういうものをあとで聴いて、自分でよかったって思ったりしましたからね(笑)」(岡本)
 新しさを感じさせる一方、変わらない部分もある。それは目の前に映像が浮かぶような詞の世界と、それを実にサラッと歌い上げる独特の味を持つボーカル。感情移入が激しすぎないからこそ、聴き手は、それをまるで自分の物語のように感じることができるのだ。
「デモを聴いた瞬間、私の中で映像と主人公と物語ができてしまうんですよ。音とメロディと、そして何よりも彼女(中村)の声が私にインスピレーションを与えてくれるんです。だから詞は、その状況を文字にしていく作業という感じですね」(AZUKI)
「これはこういうふうに聴いてくれっていうのは嫌いなので、どうとでも取ってもらえるよう、私は詞をそのままメロディに乗せるだけ、っていう歌い方をするようにしてるんです。そのほうが媚びない歌になると思うし、聴く人を選ばないと思いますから」(中村)
「押しつけがましく言われているわけじゃないのに、映画を観てると自然とその中に入り込んじゃうじゃないですか。私たちの曲をそんなふうに聴いてもらえたら、すごくうれしいですね」(AZUKI)

Point Out
メンバーがキャラを自己紹介すると?

□中村 「インドアな人。家にいるのが好きだし、実は結構テレビっ子かも(笑)。そして、意外と面倒くさがり屋(笑)」 〔テレビっ子!〕

□AZUKI 「心は引きこもってるんですけど(笑)、体だけが勝手に動いてます。気がつくと飛行機に乗ってたり(笑)」 〔心と体は別?〕

□古井 「変にマジメ。意識しなくても段取りとか考えてるんです。だから、おおざっぱな人に憧れてますね(笑)」 〔マジメが悩み〕

□岡本 「イジられキャラですね。バンド内だけじゃなく、スタッフからもイジられてます。でも幸せなんで(笑)」 〔イジられ好き〕

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B PASS 2002.6(2002年5月)
GARNET CROW 心に寄り添う音楽

心が澄み渡っていくような感覚。彼らの曲を聴くと、そんな気分になります。2ndアルバム『SPARKLE〜筋書き通りのスカイブルー〜』を4月24日にリリースしたガーネット・クロウに、“自分達が作っていきたい音楽”についてきいてみました。

 2002年3月29日にメジャー・デビューしたガーネット・クロウは大阪在住の4人組バンドだ。ヴォーカルの中村由利が作曲を手掛け、キーボードのAZUKI七(あずき なな)が作詞を手掛ける彼らの楽曲は、懐かしくも穏やかなサウンドと歌声が、聴く人の心にそっと寄り添うような感覚を残す。今回、シングル「夢みたあとで」と、それに続く2ndアルバムをリリースした彼らだが、こういった雑誌の取材は、実はこのタイミングで初めてなのだという。そんなこともありつつ、ニュー・アルバムのお話を中心に、中村とAZUKIにインタビュー。

●初めまして!なんですけど……まず結成の経緯から伺ってもいいですか?
中村「このメンバーは、音楽が好きで音楽に携わっていたいという思いで同じレーベルにいた4人なんですけど、バンドをやる前から作曲や作詞はしていたんです。そこで“本格的にやってみよっか”つていう話になって、始めたのがきっかけでした。」
●バンド名もその時に決めて?
中村「はい。バンド名は宝石のガーネットから取って。ガーネットという響きも気に入ったし、やっていきたい音楽が“深みのある音楽”だったので、ガーネットの深い色合いに通じるモノも感じて」
●“深みのある音楽”っていうのは、もうちょっと具体的に言うと、どんな音楽なんでしょう?
中村「その時にしか聴けない音楽じゃない、聴いていて飽きない、スタンダードな音楽というか」
AZUKI「聴く人を選ばず、末永く愛される、時代と心中しない音楽を作っていきたいんですよ」
●ガーネット・クロウは作詞が全部AZUKIさんで、作曲が全部中村さんですよね?ヴォーカリストが作曲して、キーボーディストが作詞するパターンって、けっこう珍しいかも?って思ったんですけど。
中村「そうですね。でも、作詞も冊曲も全部一人でやってしまうと、自分の目線でしか物事を見られないっていうことも出てきて、視野が狭まってしまうような気もするんですよ。それは歌詞やメロディーだけに限らず、ギターのフレーズにしても、アレンジ面にしても、それぞれがそれぞれを客観的に見てこそ、私達の音楽が成立しているっていう感じもあるので」
AZUKI「基本的に曲作りは、メロディーが先に出来て、そこに歌詞をのせていくんですけど、歌詞は自分の中の想いを書いていると言うよりは、彼女の声の印象から思いつくことが多いんですよ。彼女の声って、凄く心に響く声をしているので、歌ってもらった時に自分の頭の中に映像が自然に浮かんでくるんですね。その映像を言葉に置き換えながら作ってるんです」
●なるほど、ところで結成して3年目になる今まで、ライヴ活動もメディアへの露出もほとんどなかったのは、どうしてなんでしょう?
AZUKI「いや、特にテレビや雑誌に出ない!って決めていたわけではないんですけど、曲作りやレコーディングでいっぱいいっぱいだったというのが正直なところなんですよ(笑)。ライヴにしても、今まで作り上げてきた曲はCDとしてみなさんに聴いてもらいたいという思いで作ったものなので……ライヴをやるということになったらライヴ用の曲を作るくらいの気持ちですからね(笑)。それくらい音源とライヴとは切り離して考えているところはあります」
●あー、でも逆に言うと、それだけ音楽に真面目に向き合っているからこそ、ですよね?
AZUKI「それは……はい(照笑)」
●今回のアルバムも、そうやってこだわりを持って作っていって。
AZUKI「はい。でも今回は“すごく作り込んだ”っていう感じはなくて。前回のアルバムはすごく作り込んだ感じやったんですけど、今回はもっと風通しが良いものを作ろうって」
●そういうアルバムになりました?
AZUKI「そうですね。風通しが良くて、それでいて艶っぽいものになったと自分たちでは思いますね。」
●聴いてて、4曲目の「pray」が、ガーネット・クロウの“軸”なのかな?と思ったんですけど。
AZUKI「あ、それは嬉しいです。実は“pray”は、ガーネット・クロウのデビュー当時にはデモがあった曲で、大切にしてきた曲でもあるんです。今回やっと音源化することになったんですけど、この曲は今回のアルバムというか、本当に私たちの軸でもある曲なんで……。でもこの曲に限らず、このアルバムをたくさんの方に聴いて頂けたらって思っています」

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CD HITS!2003.1(2002年11月)
12月11日にニュー・シングル「クリスタル・ゲージ」を発売するGARNET CROW。注目の今作についてインタビュー。

ギター中心のバンドっぽい曲を作りたかった

 現在、初めてのライヴ・ツアー「GARNET CROW LIVE TOUR 2002 〜first live scope〜」を敢行中の4人。
中村「最初はとても緊張したけど、見に来てくれた人みんなが“ライヴを楽しもう!”っていう感じだったので、自分自身も楽しんでライヴをやらせてもらってます」
AZUKI「私たちの曲を聴いてくれている方々に会えて、これからも創作し続けていくパワーをもらえたので(ライヴをやって)よかったなと思いました」
古井「オーディエンスの生の反応を感じることができたので、いつまでも大切にしてもらえる作品を作り続けたいとさらに強く思うようになりました」
岡本「ライヴが始まった途端、盛り上ってくれて。オーディエンスのレスポンスの早さにびっくりしました。音源を作るときと違ってリアルタイムというか、そういう喜びがあっていいですね」
 それぞれが感じた手応えを胸に、次なるステップへ足を踏み出した4人から届けられたニュー・シングル「クリスタル・ゲージ」。透明感のあるメロディーとボーカル・中村のファルセット・ボイス、独自の世界観を持ったAZUKIの詞、そして澄みきった冬の空に響く鳥のさえずり、もしくは木漏れ日とたわむれる常緑樹の葉音のように自由で広がりのあるサウンドという、GARNET CROWが持てる“陽”の要素をギュッと濃縮した、心地よいポップ・チューンに仕上がっている。
中村「ギター中心のバンドっぽい曲、ライヴのときのようなバンドの勢いを想像させる曲にしたくて、作りました。サウンドを引き立てつつ、効果的にボーカルに透明感を持たせたかったので、それを表現するため、コーラス・ワークのところで少し苦労したかな」
古井「ひと言で言えば“マイナス・イオン”を感じるアレンジにしようとアコースティック・ギターの響きや、場面が変わっていく感じなどを、ダイナミックに表現できればと思った結果、こうなりました」
AZUKI「曲全体のクリスタルのようなきらめきと、空間の振動を感じるオブジェのような詞にしたいと思って」
岡本「クリスタルっていう言葉の響きとか、ファルセットの感じが僕が最初に受けたイメージなんで……北欧っていうんですかね。ブライトになり過ぎず、でも透明感を大切にというのが今作のテーマです。」
 そして、カップリング「Crier girl & Crier Boy〜ice cold sky〜」は、「クリスタル・ゲージ」のピュアな空気をさらにクリーンに研ぎ澄ませた、極上のウィンター・ソング。ウォール・オブ・サウンドと呼ばれる、音の層を幾重にも重ね奥行きを持たせた手法で、ピンと張りつめた冬の夜空の下、寄り添うふたりの確かなぬくもりをリアルに感じさせてくれるのが特徴だ。
中村「歌はサビを輪唱のように、ぐるぐるメロディーを回していろところがポイントです。冬らしい厚いサウンドとコーラスに注目して聴いてみてください」
 リリースした作品をすべてチャートのトップ10内にランクインさせるという、大きな飛躍を遂げた今年。気の早い話だが、その実績をベースに'03年の彼らがどんな活躍を見せるか、今から楽しみで仕方がない。
中村「今年いちばんの思い出は、やっぱり初ライヴ!ライヴで得た充実感や高揚感、それからファンの人たちを近く感じたことも、私たちの実になっていくんじゃないかっていう気がしています」
古井「いろいろ新しいことに挑戦できた年でした。具体的にどうっていうわけではないですけど、ライヴの影響は今後、いろんな形で出ると思いますよ」
(11月1日/東京・麻布にて)

WINTER SONG
冬におすすめの曲はコレだっ!
「ジャズ風にアレンジされた「サンタが街にやってきた」に、ちょっとハマってます。ピアノとウッドベースの響きがなんともあったかくて、いいんですよ」(中村)「山下達郎さんの「クリスマスイブ」。高校生の頃に聴いて、感動した覚えがあります」(古井)「ベタに「ジングルベル」。あ〜、今年ももう終わりかー、という気になってくる」(岡本)

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Fの炎(2009.8.17)
由利さんの出演は25:25頃か。画面右から、由利さん、片岡篤史、廣岡俊光(男性アナ)、鈴木亜希子(女性アナ)、平川弘の5人が長いテーブルの向こうに座っている。由利さんはダークアイボリーのワンピ(たぶん)。小さなハート(たぶん)のペンダント。髪はいつもの由利さんヘアー。

片岡篤史は野球好きなら知っている人。
平川弘はサッカー好きなら知っている人。

男性アナ 「今日は素敵なゲストに来ていただいています」
女性アナ 「そうなんですよ。2009北海道マラソン、エンディングテーマ」
〜由利さん画面に登場〜
「『ON THE WAY』を歌っておりますGARNET CROWのヴォーカル中村由利さんです。スタジオにお越しいただきました。よろしくお願いします」
〜拍手〜
由利さん 「(礼)お願いしまあす(礼)」
女性アナ 「ま、この、『On the way』という曲、どんなメッセージがこめられているんですか?」
由利さん 「はい、あの、とても疾走感を大事にした、ドライブ感あふれる楽曲うに仕上げたんですけども、あの、今回マラソンのテーマ曲ということで、あの、熱いデッドヒートのシーンですとか(照れ笑い)、ゴールの感動的なシーンとかでえ、ドラマチックに(←語尾上げ)場面を盛り上げられたらなあと思っております」
女性アナ 「あの、正直マラソンのテーマソングって聞いたときに、どんなお気持ちだったんですか?(笑)」
由利さん 「ああ、すごく、びっくりしました。ははは(笑)。でもすごく、あの、走りやすいというか、自分でもやっぱり、こう、歩いたりとか、走ったりとかするときは、丁度いい、なんか、テンポ感と、が、あってて(由利さん意味不明)、なんか、意外にマッチするなあと思ったんですけど」
女性アナ 「歌詞の中にも『走れ!』っていう」
由利さん 「そうですね、はい」
女性アナ 「が、入ってますもんね。前へ前へ進んでいく選手の、こうちゃんと後ろをこう、支えてくれるようなメッセージが込められているなあ、なんて」
由利さん 「あー」
女性アナ 「私も聴いて思いました」
由利さん 「はい、ありがとうございます」
女性アナ 「なんか、キラキラした、それで、あの曲なんですよね(女性アナも意味不明 )。で、本当にゴールシーンを盛り上げてくれると思うんですけど、ファンの皆さんもきっと楽しみにしてるでしょうね」
由利さん 「そうですね、ぜひ、はい、一緒に盛り上げたいと思います。楽曲で、はい、応援したいと思います」
男性アナ 「中村さんご自身は、スポーツとかよく見られたりはするんですか?」
由利さん 「*は、あの」
〜↑(私は、あの)と言いたかったようです〜
「にわかファンなんですけど(笑)、野球とか、ワールド・ベース・クラシック・・・」
〜ワールド・ベースボール・クラシックって言いたかったようです〜
男性アナ 「WBC」
由利さん 「はい、とかー」
男性アナ 「ご覧になってました、やっぱり?」
由利さん 「はい、見てましたしい、ワールドカップとかがあると(軽く両手で盛り上がるしぐさ)サッカーのファンになったりい、けっこう、コロコロ変わるんですけどお、はい」
男性アナ 「じゃ、そうやってアスリートの姿とかも、そうやってテレビを通して(聴きとりできず)みて、楽曲に生かしたいと、そういうことも」
由利さん 「はい、やっぱりプロフェッショナルなあ、あの、そうゆう人達のプレイを見るとお、すごく自分達も、なんか、引き締まるというか、自分達も、もっともっと音楽の(語尾上げ)道を究めたいなという気に、なります」
〜片岡、平川重々しくうなずく〜
女性アナ 「はい、じゃ、この北海道マラソン・エンディング・テーマ、GARNET CROWの『ON THE WAY』はですね、9月30日に発売される」
〜画面にアルバム・ジャケットが大きく出る〜
「アルバム『STAY〜夜明けのsoul〜』に収録されていますんで、ぜひ皆さん、チェックしてください。そして19日水曜日にはnew singleもリリース」
由利さん 「はい」
女性アナ 「されて」
由利さん 「はい」
女性アナ 「10月30日には札幌でライブもあるということですが」
由利さん 「はい、はじめて、北海道の(語尾上げ)ライブですので、とても楽しみにしてます」
〜言いたいことはわかります〜
女性アナ 「はい、ぜひ皆さん、足をはこんでください」
〜了解〜
男性アナ 「その北海道マラソンは8月30日正午に放送されますので、皆さんどうぞお楽しみに」
女性アナ 「コマーシャルの後はプレゼントです」
〜ジングル〜
〜由利さん、右手を左右に細かく5〜6回振ってカメラにニコッ(当然アップ)〜
〜コマーシャル〜

これにて終了。なお、プレゼントは野球のチケットでした(あくまでスポーツ番組)。

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