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GARNET WORLD
2007/10/20京都・仁和寺ライヴ

京都・仁和寺ライヴ(2007年10月20日(土)(仁和寺)レポ一覧
ダガーさん シルバー改さん   

京都・仁和寺ライヴ(2007年10月20日(土)(仁和寺)レポ(by ダガー)
GARNET CROW special live in 仁和寺

※服装とか台詞とかハッキリしたものじゃないです。ご了承ください;

〜5:00〜
・もう日も殆ど沈んでいて薄暗い中、たくさんの方が集まっていました。グッズやCD販売も行われてい
ましたが、マフラーは売り切れでした;回はCD書籍などを3000円以上買うと「I'm waiting 4 you」のポ
スターがもらえました。
・チケットを渡すと、いつものアンケート用紙の他にサイリウム(光るスティック)が入っていました。
これはあとのお楽しみ♪
・5:30を過ぎた頃だったと思いますが、客席への入場の為の列ができました。客席は縦長な感じで、パ
イプ椅子が並べられてありました。
・仁和寺の大きい門の所にステージが組み立てられていて、向かって左にモニター、左右に照明が設置
されていました。
・開演までは、ピアノの曲が流れていました。
・ステージにはススキが飾ってあって、和風な感じの照明が数本立てられていました。

そして開演時間に…。

まずはセットリストです。

1:夢・花火
2:まぼろし
3:巡り来る春に
4:sky
5:君の家に着くまでずっと走ってゆく

6:水のない晴れた海へ
7:Marionette Fantagia
8:pray
9:スカイ・ブルー
10:かくれんぼ

11:call my name
12:君 連れ去るときの訪れを
13:Holy ground
14:風とRAINBOW

15:Mysterious eyes
16:二人のロケット
17:夢みたあとで

〜Encore〜
1:Cried a little
2:世界はまわると言うけれど
3:涙のイエスタデー


続いてメンバーの服装。(頭→上→下→その他)
由利さん:ポニーテール(右肩に髪先を載せていました)・黒いフサフサ(中は不明)→上が紫で下がピンクのロングスカート・ネックレスなどアクセサリー
AZUKIさん:いつもの髪型→黒い服に去年のライブのと同じ?フサフサ→黒いロングスカート?
岡本さん:ハンチング帽→茶色と白とかの模様のシャツ?→黒いズボン
古井さん:サングラス→大きく胸元が開いた白いジャケット(中は不明)→黒っぽいズボン


まず数名のストリングス(ヴィオラ・ヴァイオリン・チェロ)が入場、そして指揮者の方が入場して、礼をしました。そしてモニターに、白っぽい背景で何やら英語の文字(わかりませんでした;)が映し出されて、メンバーが入場。左奥から、ストリングス→指揮者→ギター→パーカッション。左手前から、古井さん→岡本さん→由利さん→AZUKIさん。

そして拍手の中、ストリングスの演奏が終わり…

1:夢・花火
今回は由利さん飛び跳ねずに歌ってました。(笑)はじめから皆さんテンションあげあげでした!

2:まぼろし
ストリングスとよく合っていました。京都の夜に響き渡ります…。

3:巡り来る春に
キーを下げていて、2番はカットでした;イントロはAZUKIさんのピアノです。

〜MC〜
由利さんから挨拶。
ゆ:そして今日!急遽決まった事なんですけど、今日のこの空間があまりにも心地良いので、さっきメンバーと話をして「4人で何かやってみようか」ということになりました!
会場:おぉ〜〜〜!(拍手)

そして古井さんがギターを準備し、由利さんは椅子に座って準備完了。岡本さんがギターでAZUKIさんはピアノです。
岡:古井さん、ギター弾けるんですか?
古:弾けるんです。(笑)
ゆ:それでは聞いてください、「sky」。

4:sky
伴奏は岡本さんのギターから始まりました。1番+最後のサビです。

〜MC〜
ゆ:次は「君の家に着くまでずっと走ってゆく」を、インディーズver.で…。
会場:おぉ〜!

5:君の家に着くまでずっと走ってゆく
しかし…

岡:(伴奏)
ゆ:(歌い始める)「あたらっ…」ちょっと早い!(岡本さん見る)
会場:(爆笑)

岡:早かった?
ゆ:ちょっと早い!(笑)
岡:僕もちょっと早いかも思いつつ弾いてた。(笑)
ゆ:私も「あれ?なんか早いかなぁ〜」と思いつつ〜、歌ってみたらやっぱ早かった。(笑)

会場爆笑でした。
ゆ:今度はゆっくり。スローで。
岡:はい。

5:君の家に着くまでずっと走ってゆく
1番+Dメロ〜最後。最後の方はちょっとシングルver.っぽくなってました。

〜MC〜
由利さんが改めて挨拶。1100年の歴史をもつ仁和寺(アクセントは、"に"?(笑))でライブができる事が嬉しい、というような感じで挨拶しました。
ゆ:今日は楽しんでいってください!
由利さんが会場に向けてお辞儀をすると共にイントロが始まりました。

6:水のない晴れた海へ
ストリングスで更に迫力があって、すごいよかったです!もちろんAZUKIさんのピアノ裁きも健在でした。確かこの曲辺りから、ステージ脇から煙?が出てきてたと思います。

7:Marionette Fantagia
ファルセットの所が少しかすれてましたが…後はバッチリ。最後はタメてましたw

8:pray
AZUKIさんのピアノで始まり、AZUKIさんのピアノで終わりました。サビではフレーズごとに由利さんが手でリズムをとってました。

〜MC〜
ゆ:ではここで…みんなで歌ってみようコーナー!
会場:イェ〜イ!!(拍手)
ゆ:何を歌おうか迷ったんですが…男女問わず、みんなが歌い易い曲は何かなと考えたところ、スカイブルーを!歌うことに決まりました。

ということで…♪みんなで歌おうコーナー♪です!GARNET初の試みで、盛り上がって楽しかったです!
まずはチーム分け。由利さんが仕切ってます。

ゆ:では2チームに分かれて歌いたいと思います。まず…(ステージを移動) このセンターライン、真ん中の通路を…は〜い♪(客席に手を振る)
会場:(笑)
ゆ:この通路より…こっち!え〜右側の方は…七ちゃんチーム!!
会場:イェ〜イ!!  A:(笑)
ゆ:そして…この通路より左の方は…古井チーム!!
会場:イェ〜イ!!(笑)  古:(手を挙げる)

そして由利さんによるお手本。
ゆ:じゃあまず、どのフレーズを歌うか私がお手本をします!ので覚えてください。まず右の…七さんチームの方は、このフレーズです。
♪涙を拭いて逆上がりして隙間を抜けて覗くスカイブルー♪
ゆ:大丈夫そうですか?歌えますか?

続いて古井チームのお手本。
♪玩具の剣振りかざしては傷ついてた君は遠い過去 明日は風に乗る気分次第♪
会場:長い…
ゆ:あ、今「長〜い」って聞こえたよ〜!長いとか言わな〜い!(笑)長くないよ〜。ちょっと難しくなるけど…。大丈夫かな?

そして「皆さん上手ですね!もう練習しなくても大丈夫。」ということで、両チームそれぞれ2回+合わせて1回(おそらく)練習して、いよいよ本番。

古:元気良く!
A:ゆりっぺに成りきって歌ってください!みんな大丈夫?頑張ろうね!

9:スカイ・ブルー
サビをで歌いました!由利さんも耳を済ませて聞いてくれましたw

「とてもキレイでした!どうもありがとうございました〜!」と挨拶して、次の曲へ。

10:かくれんぼ
「1.2.3」と「一人二人」と所はおなじみのフリでした。

11:call my name
ライブでは定番ですね。

〜MC〜
会場:ゆりっぺ〜!×∞
ゆ:は〜ぁ〜い♪
会場:(笑)
男性:ゆりっぺ寒そ〜!
ゆ:寒いよ〜!
会場:(笑)
由利さんがメンバーに話をふります。

岡:さっき前に出た時(4.5曲目)は寒かったですね。
ゆ:それじゃずっと前にいる私はどーなるの??
会場:(笑)
ゆ:私がみんなの分の風を受け止めてます。(笑)

そして野外ライブということで、以前行われた神戸の学園祭でのライブの話になり、そのときの寒さより全然マシということでした。そこから岡本さんの「雨男伝説」の話へ…。

岡:昨日リハの時はじゃじゃぶりやったんですけど、今日晴れてホンマよかったです。
ゆ:雹をも呼ぶ男ですから…(笑)
会場:(笑)
今日は晴れたということで、岡本さんが雨男を否定していましたが、昨日は降ったのでやっぱり雨男になりましたw

古井さんは、個人的に京都が好きと語っていました。「七周年で今年もあとわずかですが…」と語っていくうちに、
岡:古井さん今日は泊まりですか?
古:なんでそんな事聞くんですか(笑)
会場:(笑)

そしてAZUKIさん。すると手で身体を覆って、
A:(マイクなしで)寒〜い!!
ゆ:マイクマイクw
A:(マイク持つ)寒いです。古井さん…胸がはだけて寒そう…寒くない?
古:寒く〜…ないです。
岡:あの、あれみたい。「チャラチャッチャッチャラッチャ〜♪」ムーディ。
会場:(爆笑)
ゆ:ムーディだ!ムーディw

そして再びAZUKIさんへ。
A:えっと〜…ここの地名が「室町」?あ、「御室町」!そうそう。そんで「オムロン」は御室町からきてるんやって!
会場:(へぇ〜)
A:さっ曲いこー!(笑)
会場:(笑)

ということで次の曲へ…

ゆ:この曲…私には虹が見えます。虹色に見えます。あなたには何色に見えますか?

12:君 連れ去る時の訪れを
ストリングスで更に心に沁みます。

〜MC〜
ゆ:次の曲は、人は何かを失った時に一瞬、前へ進めなくなる時があります。希望の光が見えなくなったようだけど、前を向いて歩いていればいつか光が見えてくる、明けない夜はない、そんな歌です。「Holy ground」

ここで、会場に入場した時に配られたサイリウムを、皆さん一斉に光らせます。紙には、「―…秋の夜空のもと、皆様の灯す光できらめくHoly groundを描きましょう。」と書かれてありました。青い光が会場に満ちていきます。

13:Holy ground
サイリウムを横にゆっくり振りながら聞くことによって、より幻想的になっていました。最後は「どうもありがとう」と由利さん。


そして軽快イントロが流れ始めます。AZUKIさんも大きく手を叩いていて、皆さんノリノリでした♪

14:風とRAINBOW
「魅惑的なそのボディ」のところはおなじみ、服をチラリ♪

15:Mysterious Eyes
「抱きしめて」のところは、由利さん胸に手をあてていました。

16:二人のロケット
最初の「I can't read」と「so we call it paradice」のところは会場にマイクが向けられてみんなで歌いました。例の振り付けはサビの最初から始まりました♪最終的に由利さんは両手を大きく振っててノリノリでしたw

〜MC〜
ゆ:え〜"ことす(今年)"も…"ことすも"だって(笑)
会場:(爆笑)
ゆ:え〜"ことし"も、残すところあと僅かですが、非常に心に残るライブになったと実感しています。昨日の夕食のメニューは忘れても、今日のライブは忘れません。(笑)
会場:(笑)
ゆ:え〜次で最後の曲になってしまいました。
会場:え〜!
ゆ:今日は本当にどうもありがとうございました!
由利さんがお辞儀をして、会場は拍手。
ゆ:今日最後の曲です。「夢みたあとで」

自然に会場からサイリウムが再び揺られます。

17:夢みたあとで
ラストにきました。最後はストリングスで静かに締めくくられました。

ゆ:どうもありがとうございました。
挨拶をして、拍手の中メンバー退場。

私には由利さんが目の辺りを手で触ってた風に見えたので「泣いてはったんかな?」と思いました…。


そして照明が落ちてGARNETコール!
数分後…メンバー登場で曲へ。

〜Encore〜
1:Cried a little
限局とほぼ変わらず。ファルセットきれいでした。

〜MC〜
由利さんからサポメン紹介。そして今後の活動予定。
11月14日にNEWシングルが発表されるということで、その曲です。

2:世界はまわると言うけれど
岡本さんとのコーラスめっちゃ良かったです!Dメロもすごく感動しました。ライブでは最後のサビで原キーに戻るパターンでした。

ゆ:皆さん今日は本当にありがとうございました!ラストソングです!

3:涙のイエスタデー
サビから始まりました♪会場にマイクを向けたりしてみんなで歌いました。キーは下がってました。照明も一気に明るくなり、みんなノリノリでした♪

由利さんから挨拶があり、メンバー全員前へ出て横一列に並びます。
そして手をみんなで上に上げて、そのままお辞儀。拍手に包まれる中、メンバーは退場していきました。

〜8:40頃〜
・終了後には会場に「世界はまわると言うけれど」が流れていました。
・売り切れていたマフラーが再入荷したとのことで、グッズ売り場は長蛇の列!
・駅付近までの臨時バスが出ていました。

今回は本当に楽しいライブになりました。会場にいた人達も一緒にライブを創り上げていくことができました。GARNETの中では1番参加型?なライブで、場所もセットリストも含め、まさにspecial liveになったと思います。

ということで長くなりましたが、以上、仁和寺ライブレポートでした!
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京都・仁和寺ライヴ(2007年10月20日(土)(仁和寺)レポ(by シルバー改)

仁和寺ライブREPORT

注:かなり頑張って記憶を絞り出して書いてみましたが、メモをとっていたわけではないので、MCでの言葉の言い回しや、もしかしたら会話の順番なども間違っている箇所があるかもしれません。その辺りはご容赦ください。会場に来られなかった方が少しでも雰囲気を感じていただけたら幸いです。また、セットリストについてはLive&Event掲示板のNAOさんの投稿を参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

15時20分頃、仁和寺到着。南側の門から入ったらそこにはステージの裏側が。一番奥の建物をバックにステージが設置されると思っていたので意外でした。座席(会議用のよくあるパイプ椅子です)を確認後、グッズ購入のため東側へ移動。

グッズ販売は既に長蛇の列。今回のライブグッズがすべて入って袋もついた「仁和寺パック」は既に売り切れとのことでバラで買うことにしたのですが、マフラーも品切れでライブ終了後の販売になるとのこと。しょうがないのでマフラー以外のグッズ+まだ持ってなかった「first photoscope」を購入しました。

その後は特にすることもなかったのでステージの見える場所で休憩をしていたのですが、16時頃にリハーサルが始まり、それを聞きつけてどんどん人が集まってきました。リハーサルしていた曲は「Holy ground」「Marionette Fantasia」「pray」「スカイ・ブルー」などです。リハの様子を見ることが出来るなんて、これも野外ライブならではです。かなり得をした気分になりました。

その後は開場準備のため、観客は一旦仁和寺の外に出て、仁和寺東側の駐車場へ移動となりました。ただ、グッズ購入の人はチケットを入り口でみせて中に入ることが出来ました。

17時45分頃、予定時間よりだいぶ遅れて開場。受付でもらうアンケート用紙などが入った袋の中に、サイリウム(縁日でよく見かけるぼんやりと光るアレ)のペンライトと、それについての「ご協力のお願い」なる紙が入っていました。それによると、「Holy ground」で点灯させてくれとのことでした。その時の光景を想像すると、いやでも期待が膨らみます。

18時40分頃、日もとうに沈んで冷え込んできたところで開演。メンバーの配置は、中央に由利さん、向かってその左側におかもっち、さらにその左側に古井さん、おかもっちと古井さんの後方には弦楽器のカルテットとその指揮者、由利さんの右側には七さん、その後ろにはドラムスとパーカッションのお二方(お名前を失念しました。すいません)というものでした。
メンバーの衣装は、由利さんはlivescope2006のキラキラしたものではなく、どちらかといえば今年のファンクラブイベントの衣装に近いイメージで、仏教の曼荼羅のような絵柄の入った長いスカートで、上着は黒い毛皮(?)のフカフカしたものを着ていました。七さんは、上着はよく覚えていませんが、スカートは黄色(金色?)のクジャクを思わせるような柄のものでした。古井さんはズボンはよく覚えていませんが、上は光沢ある白いシャツの上にこれまた白いジャケットを着ていて、マジシャンのようにも見えました。おかもっちは、、、すみません、ド忘れしました。

opening〜
まずは弦楽器の方々によるオープニングです。途中、風で楽譜が飛ばされそうになり、演奏が途切れそうになるなど野外ならではのハプニングがありました。

その後、いよいよGARNET CROWのメンバーが登場、「夢・花火」でライブの幕開けとなりました。由利さんの調子もいいようで、1曲目から全開でした。

2曲目は「まぼろし(single version)」、そして由利さんの簡単な挨拶のあと、「巡り来る春に」。この時点で私は既にライブの雰囲気に酔いしれていました。

そして改めて由利さんから「仁和寺ライブへようこそ!」という感じの挨拶があった後、「実は今日、急遽決定したことなんですけれど、この空間があまりに気持ちいいので、4人で何かやろうということになりました。」というお話しが。驚くべきはおかもっちだけでなく、古井さんもアコースティックギターを持っていたこと。由利さんに「大丈夫ですか?」と言われたり、おかもっちに出だしの指示をしてもらったりしていたのが微笑ましかったです。
そして演奏されたのは「Sky(new arranged track)」。

次の曲も4人の演奏で「君の家に着くまでずっと走ってゆく」の
インディーズヴァージョン。最初の1フレーズあたりを歌ったと
ころで由利さんから「少し早くない?」とおかもっちにクレーム。おか
もっち曰く「前奏で『早いかな〜』と思ったけど戻せへんかった」らし
いです。ここでは古井さんは何かのパーカッションを演奏。この曲は歌詞を少し省いた短めのアレンジでした。

その後は「水のない晴れた海へ」「Marionette Fantasia」「pray」と演奏されました。ちなみに、「pray」の出だしは「Marionette Fantasia」のラストの余韻にかぶせるような感じで演奏が始まりました。どれも幻想的な雰囲気のある楽曲ですが、ステージの後ろの仁和寺の門や、ライト、レーザーなどの効果も相まって、今自分のいる場所がライブ開始前までいた場所とは思えないくらい、幽玄な雰囲気を醸し出していました。

ここで由利さんのMC。「ではここで、皆さんと一緒に歌おうコーナ〜!」会場も少し戸惑い気味に「おお〜!」。由利さん「どの曲をやろうかと迷ったのですが、簡単で、覚えやすくて、男女ともに歌いやすい『スカイ・ブルー』に決定しました」ここでまた会場は「おお〜!」。
まずはみんなが歌う部分を由利さんがおかもっちの伴奏で披露。そして由利さんが「では会場のこの、、、この線から向かって右側を七ちゃんチームにします。」この、、、で言葉が途切れたのは、どうやら由利さんが足を何かにぶつけたようで、膝の辺りをさすっていました(会場からは笑いとともに「かわいい〜!」の声も)。
続いて会場の左半分を古井さんチームに任命した後、おかもっちが、俺は?という感じで由利さんに聞いたのですが、「え〜おかもっちは、、どっちでもいいですよ」と由利さんに言われ、またしても会場は笑いに包まれました。
そして、「何かアドバイスはありますか?」と由利さんに聞かれた古井さんからは「え〜、元気よく」、七さんからは「ゆりっぺになりきって」というアドバイスがありました。
また、七ちゃんチームの練習中、由利さんが「後ろの方、元気ないですよ〜(笑)!」と後ろを振り返り、バンドメンバーにハッパをかける場面もありました。いよいよ本番。七ちゃんチームは「涙を拭いて/逆上がりして/隙間を抜けて/覗くスカイブルー」のパートを、古いさんチームは「玩具の剣/振りかざしては/傷ついていた君は過去/明日は風に乗る/気分次第」を見事に歌い上げました。

その後は「かくれんぼ」。この曲のちょっと不吉な雰囲気も仁和寺にぴったりです(かくれんぼの舞台は神社ですが)。そして「call my name」と続き、MC。

会場からの「ゆりっぺ寒そう〜!」の声に「寒いよ」と答える由利さん。この一言でまた会場は和やかムードに。
由利さん「実は野外ライブは今回で2度目なんですけど、1度目の学園祭のときに比べてどうですか?」
おかもっち「あのときはめっちゃ寒かったから、それに比べると今日はそんなでもないです。場所によって違うんだと思います。さっき前行ったらめっちゃ寒かった。」
由利さん「え〜?私はどうなるんですか(笑)!、、じゃあ私がすべての風を受け止めます!」
ここで会場は爆笑。
おかもっち「昨日はすごい雨でしたが、今日雨になったら間違いなく雨男に認定されるところでした。」
由利さん「でも昨日降ったし、、」
おかもっち「雨男違いますよ!ほんとに」
由利さん「どうでしょう?雹を降らせた男ですから。結構ロケのときに雨が多いし」
おかもっち「四人集まるとなぜかそうなるんです。とにかく、今日は晴れたので、雨男は一旦解除!」
と、なぜか雨男説否定に必死だったおかもっちでした。そしてつぎは古井さんのトーク
おかもっち「どうですか?古井さん、京都は」
古井さん「実はすごい好きなんですよ、京都」
おかもっち「今日は泊まっていきはるんですか?」
古井さん「え?今日?だって昨日泊まったし、、」
と、なぜか言葉を濁す古井さんに笑いを誘われました。続いて由利さんが、「AZUKIさんはどうですか?」と聞くと、マイクを使わずに 答える七さん。すかさず由利さんが「マイクを使って下さい(笑)!」とつっこみます。
七さん「寒い、、、」
会場は爆笑。そ、それだけ?と思ったらさらに、
七さん「古井さん、そんなに胸はだけて寒くないんですか?」
由利さん「今日は『裸足に靴』じゃないから大丈夫です」
古井さん「今日はちゃんと(靴下)履いてます」ここでまた会場は笑いの渦につつまれます。さらに七さんの追い討ち、七さん「この御室(おむろ)は、オムロンの発祥の地なんですよ」由利さん「え〜、オムロンで返されても困るんですが、、、。あ、そう言えば私の使ってる○○○(注:すみません忘れました)がオムロン製です」
と、由利さんがなんとかまとめて、真面目な話題に移ります。
「確か5年目の時も、文化遺産の建物でライブをやって、七周年の今年はこうして仁和寺でライブをやるという、なぜか文化遺産に縁があるGARNETですが、皆さんの住んでいる町に文化遺産がありましたら呼んでください」
と由利さんが言ったところ、会場のあちこちから「うちに来て〜!」というような声が聞こえてきました。
ここで長めのMCが終わり、次の曲の紹介に移ります。

由利さんが「私にはこの曲の最後は虹色に見えます。皆さんには何色に見えますか?」と言ったので私は「風とRAINBOW」かなと単純に考えてしまったのですが、始まった曲は「君 連れ去る時の訪れを」でした。由利さんの言葉のおかげか、いつも聞いているよりも歌詞が遥かに強く、深く心にしみ込んできました。

続いてまた由利さんのMC。
「ひとは、生きている限り、悲しいことや苦しいことは避けられませんが、希望を持ち続けていれば、明けない夜がないように、明るい道がいつか開けると思います。」という趣旨のことを由利さんが言った後に、「Holy ground」が始まりました。
由利さんの話に聞き入っていた私は慌てて入場の際にもらったペンライトを点灯させました。周りを見ると、慌ててバッグやポケットをまさぐるひと多数(笑)。それだけ皆由利さんの言葉に聞き入っていたということでしょう。
はじめは皆、どう扱おうか迷っている様子でしたが、すぐに曲に合わせて左右に振り始めました。興味深いのは、会場の右半分と左半分で振るタイミングが真逆だったことです(少なくとも私の席から前はそうでした)。青白い光が、左右に開いたり閉じたりしているように見え、とても幻想的でした。
曲が終わると皆ペンライトを左右に激しく振り、由利さんが「ありがとう」と応えていました。

そのあと「風とRAINBOW」が、7月のファンクラブイベントで披露されたような、アコースティックでラテン色の強いアレンジで演奏されました。
そして、「Mysterious Eyes(single version)」の後は「二人のロケット」。「I can't read〜」のところでは会場にマイクが向けられ、会場全体で歌っていました。

ここでMCに入ります。
「今日のこの仁和寺でのライブは、時間が経っても、強く心に刻まれて、一生忘れられない思い出になると思います。ありがとうございました。」という由利さんの言葉の後に演奏されたのは、ライブの、とうよりGARNET CROWの定番「夢みたあとで」。
ここで再び、誰からともなくペンライトを振りはじめ、青白い光の波の中での「夢みたあとで」になりました。ここでライブ本編は終了。メンバーは一旦ステージから姿を消します。

GARNETコール&手拍子の後、メンバーが再登場、「cried a little」が演奏されました。ライブの終わりが近づいていることをあらためて実感させられ、とても寂しく、切ない気持ちになりました。

ここで、由利さんが「アンコールありがとう」の後にサポートメンバーを紹介します。ベースは大橋さん、ギターは大賀さん、弦楽カルテットの1stヴァイオリンはえもとさん、カルテットの他のメンバー、指揮者、ドラムス、パーカッションの方のお名前は忘れてしまいました。すいません。ただ、パーカッションの方は今年のファンクラブイベントのライブにいらした方だと思います。その他の方はGARNETのライブへの登場は初めてだったように思います。

さらにMCは続き、「ここでこれからの活動の予定をお知らせしたいと思います。来月11月14日には、『世界はまわると言うけれど』がリリースされます。この曲は久々のバラードで、今年の七周年のお祝いムードの中で、原点に帰るという意味で、GARNETの特徴であり、得意とするバラードを作ってみました。」という由利さんの紹介の後、「世界はまわると言うけれど」が演奏されました。ここでもまた皆ペンライトを振っていました。

そしていよいよ最後のMC「みなさん今日は本当にありがとうございました。最後の曲になってしまいました。」と由利さんが言ったところ、お約束?の「ええ〜!」コール。由利さんが嬉しそうに「最後は皆さんと一緒に歌って終わりたいと思います!」と言ったところで「涙のイエスタデー」演奏が始まりました。
今回は「涙のイエスタデー 揺れるSummer breeze/消えた夏をたぐり寄せた/続きのない夢をみても/目覚めたら また時は流れて」とサビの一部分を歌い、その後は通常どうり1番から歌っていくというアレンジでした。
サビの部分では会場にマイクが向けられ、会場の盛り上がりも最高潮で、「スカイ・ブルー」で歌った効果もあってか、みんな本当に一緒に歌っていました。

歌い終わった後、サポートメンバーも含めて皆さんがステージの前に方に並んで、手をつないで一世にお辞儀をしました。これに対し、会場も大きな拍手と歓声で応えました。「ありがとう!」の声もあちこちから聞こえました。

メンバーが退場した後は会場に「世界はまわると言うけれど」が流れていました。


〜セットリスト〜
1. 夢・花火
2. まぼろし
3. 巡り来る春に
4. Sky(new arranged track)
5. 君の家に着くまでずっと走ってゆく(indies version)
6. 水のない晴れた海へ
7. Marionette Fantasia
8. pray
9. スカイ・ブルー
10. かくれんぼ
11. call my name
12. 君 連れ去る時の訪れを
13. Holy ground
14. 風とRAINBOW
15. Mysterious Eyes
16. 二人のロケット
17. 夢みたあとで
 アンコール
1. cried a little
2. 世界はまわると言うけれど
3. 涙のイエスタデー


〜感想〜
今回のライブの特徴はまず、仁和寺の雰囲気に合った楽曲が中心で、(曲目だけみれば)全体としておとなしめな印象だったことです。にもかかわらず、あそこまで盛り上がったのは、「みんなで歌おうコーナー」に表れているように、GARNET CROWがファンの方々と一緒に楽しもうという姿勢を持っていてくれたからだと思います。た、ステージが狭くて動き回れない分、由利さんが身振り手振りで楽曲を表現していたことも印象的でした。特に、由利さんの手の動きに合わせて演奏がピタッと終わるシーンがとてもかっこよかったです。そして、ライトやレーザー、スモークなども効果的に使われていて、特に「pray」では彼岸に迷い込んでしまったような錯覚さえ覚えました。また、ちょうどステージの上を見上げると月が(半月ですが)輝いていたのが強く印象に残っています。最後に、今回のライブで最も私の印象に残ったのは、「君 連れ去る時の訪れを」の最後が虹色に見える、という由利さんの言葉でした。この曲の最後の最後に現れる僅かな希望の大きさに改めて気づかされました。元々好きな曲でしたが、自分の中でさらに大切な曲になりました。

以上、「GARNET CROW Special live in 仁和寺」レポートでした。長文に最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

P.S.仁和寺から駅までの帰り道、「オムロン発祥の地」と刻まれた石碑を見かけました。

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