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GARNET WORLD
2006/12/20東京ライヴ

東京ライヴ(2006年12月20日(水)(中野サンプラザ)レポ一覧
えーえぬ   

東京ライヴ(2006年12月20日(水)(中野サンプラザ)レポ(by えーえぬ)
 2006年12月20日(水)、ガーネットの東京公演の日を迎えました。ライヴ当日から、会社も休みを取りましたので、ライヴへの参加は万全という感じです。日中というか、正確には、朝からですが、ガーネットファンの知り合いの方とカラオケをしたりしていまして、会場へは5時頃到着しました。ライヴグッズの販売は既に行われていて、グッズ販売の場所の入り口には、10人から20人ほどが並んでいまして、待つ事5分くらいでしょうか。無事に、お目当てのパンフレットとポストカードを手に入れました。また、ここまで買わずに残していた、5thアルバムの通常盤を手に入れ、「まぼろし」のポスターを貰う事ができました。その後、会場前では、知り合いの方と再会?を果たしたりしました、その後、食事を取るために移動し、会場へは開場時間が過ぎた6時35分くらいに戻りました。入場は、比較的スムーズに行われ、中に入れたのは6時45分くらいではなかったかと思います。

 さて、ライヴですが、比較的予定時間に沿ってスタートしたのではないかと思います。それでも、7時15分のスタートでしたので15分遅れとなりましたが、二週間前の大阪では、約30分遅れたという事でしたので(^^;いよいよライヴがスタートという事で、バンドメンバーが入場し、続いて、七さん、岡本さん、古井さんの三人が入場、続いて、最後に由利さんが入場となりました。由利さんは、黒のロングコートを纏っての入場、かっこよく決まっていました。オープニングの曲ですが、「Anywhere」。この曲は、5thアルバムの冒頭を飾る曲でもありますが、ライヴの冒頭を飾るにも相応しい曲となりました。そして、由利さんの歌声も、先月フレッツ観戦したサースデーライヴの時とは違っていて、最初から安定していたように思います。歌詞については、随所に歌い違いをしていたように思いますが、そんな事を気にさせない素晴らしい歌声を聞かせてくれました。この曲で、ライヴ会場のみんなを、GARNET CROWの世界に引き込んだという気がします。

 次いで、「Rusty Rail」、これも5thアルバムからの曲となります。個人的に、発売された当初から好きな曲のひとつという事で、思わず聞き入ってしまいました。ちなみに、「Anywhere」の時に、手拍子をしていた方がそこそこいらして、釣られてしている方もいたのですが、ちっょとこの手の曲は違うでしょうと、心の中で密かに突っ込みを入れていたのですが、それも最初だけで、この曲あたり以降になりますと、聞かせる曲については、真剣に聞き入っているファンの姿が目に付きました。続いて、「Holding you,and swinging」、初期からのファンにとっては、たまらない曲でしょうか。ガーネットのライヴツアーは、2ndアルバムリリースの時から行われていますので、1stアルバムの中で、ライヴで披露されていない曲というのはありますので、嬉しい限りという気がします。これは、5曲目も同様です。この3曲目の冒頭、イントロに重ねて、GARNET CROWですとの挨拶が、由利さんからあったように記憶しています。ここまで来ると、由利さんは、黒いコートを脱いで、キラキラとした衣装になっていました。

 この次は、「かくれんぼ」でした。畳み掛けるように続きます。ボーカルの入りは、“いち.に.さん”というものですが、由利さんが力強く、数字に合わせて指を突き上げていたのが印象的です。大阪公演に行かれた方から、その様子をお聞きしていましたので、私も同様にという感じですが、かなりの数のファンの方も由利さんに合わせてされていました。続いて、「HAPPY DAYS?」。先ほども書きましたが、これも1stアルバムからです。懐かしさとともに、新鮮さを感じられるものでした。ところで、今回のセットリストですが、今までのしがらみを取り去って、今時点のベストであろうものを考えたという事で、過去のライヴとは随分と違ったものになっていたのでは、と思わせるものでした。

 ここで、初めてのMCとなります。デビュー6周年を迎えた事、5thアルバムをリリース出来た事、そして、アルバムに合わせて、約2年ぶりとなるlivescopeを開催し、こうしてファンのみんなと会えた事などを話していました。そして、5thアルバム一番人気は、「かくれんぼ」だった事、次いで、次はメンバーが好きな曲という紹介がありました。その曲とは、「向日葵の色」という事で、歌い上げる由利さんが印象的でした。印象的といえば、この曲ではスクリーンに、随所に向日葵畑が映し出され、黄色系の光線と共に素敵な雰囲気を醸し出していました。そして、次の曲はなんと「やさしい雨」でした。大阪のセットリストを見た時に、一番ビックリした曲です。曲自体、ライヴ映えのする曲だなという印象を強く持ちました。後半テンポが上がっていくのが、特に素敵でした。また、岡本さんのギターがよかったと思います。その次は「WEEKEND」、一転してしっとりとした曲に聞き入ってしまいました。由利さんの歌声も、いよいよ冴えだしてきたと感じました。この流れの中、続けての曲は、「call my name」。今日初めてのシングル曲となります。このセットリストを組むあたり、メンバーの自信が感じられます。そして、楽曲ですが、1stライヴの一曲目となった、あの感激が蘇ってきました。

 ここで二度目のMCとなります。ブレイクタイム・ショーと題して、由利さんが岡本さんに話を振ります。岡本さんは、トイレに行きたい人はどうぞ、であるとか、避難経路の確認をと言って、会場を和まそうと努力をしていたのですが、反応は今一つだった感じで、由利さんから、盛り上げて私に返してくださいね、と突っ込まれていました(笑)。ただ、心配は要らなかったようでして、この後、岡本さんが「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」を歌い始めると、会場は一気にヒートアップしていきました。この曲は、岡本さんのギターソロがありますが、自分で歌って、自分でギターもという事で、この上なく素敵な岡本さんでした。そして、岡本さんの曲が終わると、由利さんのMCとなり、自然災害があったというような話から、次の曲である「籟・来・也」へ。ここで、弦楽の4人がバックに加わりました。この弦楽のメンバーを加えた事もあり、しっとりした曲が続きます。岡本さんのアコースティック・ギターが印象的な「まぼろし」、そして、その「まぼろし」のCWとして、オリジナルとは別バージョンが収録された「Holy ground」でした。この2曲とも、ひたすら聞き入ってしまうような、そんな印象を持ちました。「Holy ground」の最後の部分ですが、由利さんの左での動きで、楽曲の間(ま)を決めているのでしょうか。一瞬の静寂が見事でした。

 さて、ここで弦楽のメンバーは一旦下がります。次いで、「Timeless Sleep」。個人的に、ガーネットのベスト1候補なくらい大好きな曲に嬉しかったです。惜しむらくは、2番がカットされてしまったことです。間奏のアレンジが変?だなとすぐに気が付き、そして、短縮バージョンと気が付いた次第です。贅沢な我侭ですが、やっぱりフルバージョンで聴きたかったです(^^;次いで、「夢・花火」です。この曲は、やはりライヴ映えするものでした。アップテンポで、会場の手拍子とともに盛り上がった曲ですが、最後の英語詞部分は、みんな静かに聞き入っていました。そして、続いて次の曲が始まるのかと思いきや、由利さんがマイクを客席に向けて煽りました(笑)。“オー、イェー!”と由利さんと会場の掛け合いがあり、新曲の披露ですと紹介があり、「風とRAINBOW」となりました。初めて聴く2番の歌詞は、1番と大分印象違ったものになっていて、リリースが待ち遠しいです。

 ここで再度MCとなります。由利さんから、ガーネットにとってファンのみんなに何がして上げられるとか考えた時、音楽しかないというという事で、これからもたくさんの歌を作り続けたいとありまして、さらに、次の曲の紹介という事で、デビュー当時から大切にしてきた曲という紹介がありました。そして、「夢みたあとで」が、弦楽のメンバーのバックのもと、演奏されました。弦楽のメンバーは、確かこのあたりで由利さんから紹介されていたように思います。続いては、一転して元気な曲になりました。「マージナルマン」です。サビの部分では、由利さんの手の動きとともに、会場のみんなも右手を大きく振りながら(「二人のロケット」のサビのような感じ)の応援となりました。次いで、「Last love song」となります。これも、少し懐かしい感じの曲ですが、改めてライヴで聴けて、嬉しい限りです。最後の終わり方も、素敵でした。さらに続けての曲は、「空色の猫」となります。ライヴでは盛り上がる曲だと思いました。そして、最後のコーラス部分では岡本さんが参加していました。また、会場のみんなもというところですが。

 ここで、本編最後のMCとなります。由利さんから、ライヴへの来場のお礼と最後の曲との紹介があり、「今宵エデンの片隅で」になりました。会場は、「空色の猫」あたりから、全開状態でしたが、この曲で盛り上がりも最高潮に達しました。由利さんも、同様に最後の力を振り絞って、力いっぱい歌っていたのが印象的です。また、由利さんは、ステージを自在に?動き回っていたように記憶しています(多分、この曲だったと思います)。そして、名残惜しい中、本編は終了し、ガーネットのメンバー、バンドのメンバーともに、退場していきます。そして、ほどなくアンコールを求める声が掛かります。いつもの如く“ガーネット”コールが中心だと感じました。しばし、この状態が続き、再度、バンドメンバーとメンバーが登場しました。さて、アンコール一曲目は、MCなしでスタートしましたが、楽曲はインディーズアルバム最後の大物?「A crown」でした。個人的には、ものすごく嬉しい一曲となりました。惜しむらくは、会場の反応は、少し大人しめかなというところでした。この楽曲をご存じないファンの方も結構いらしたのでしょうか。曲中、サビの部分の“小さな王冠見える”という部分では、由利さんが指を天に向けているように突き上げていたのが、印象に残りました。

 ここでMCとなります。ガーネットが、来年は7周年になるという事で、引き続き応援をお願いしますという話と、FCの会員の方にも企画を考えていますというような話と、そして、7周年にちなんでガーネットのメンバーの7尽くしの話題でした。7尽くしの話題ですが、七さんはそのものが7ですし(笑)、古井さんは誕生日の日、由利さんは誕生月が7でして、岡本さんは特になく、大阪公演でも、大分無理なこじ付けをしていたと聞いていますが、東京公演では、岡本さんから、昔、セブンイレブンでアルバイトしていましたと、7関連を披露していました。そして、2/21に「風とRAINBOW/この手を伸ばせば」の両A面シングルリリースの発表があり、続いて、初公開とのコメント付きで、「この手を伸ばせば」が、アンコール2曲目となりました。曲調は、由利さんのMCにもあったのですが、バラード系、まさにガーネット王道という楽曲になっていました。思わず聞き入っていて、これ以上詳しく覚えていないというところはあるのですが、ファンにとっては、すんなりと入っていける曲に仕上がっているという印象を持ちました。

 そして、この後、本当に最後の曲ですというような紹介とともに、「僕らだけの未来」が始まりました。今回のセットリストを象徴するような感じがしますが、セットリストを必要以上にパターン化させて、ファンに飽きられないようにするのには、いいのではないかなと思いました。そして、盛り上がったライヴも、この曲で終り、最後には、ガーネットのメンバー4人がステージ最前に並んで、お辞儀をして、その後、手を振りながら退場していきました。客電が点灯する頃には、会場には「風とRAINBOW」が流れていました。そして、退場の誘導に促されるように会場を後にしました。終演は、おおよそ9時20分頃でなかったかと思います。今回のライヴ、全体として素晴らしいものだったと思います。細かい事を言えば、いろいろとあるのだと思いますが、見に行っての感想としては、大満足です。セットリストに関しては、ファン好みというところでしょうか。由利さんの衣装については、賛否両論というところですが、ステージ衣装という観点から言えば、ホールツアーでは、今回のようなものもありだと思います。ライヴハウスでは、ちょっとどうかなと思いますが(笑)。いずれにしても、素晴らしいステージを作り上げてくれたガーネットのメンバーやスタッフの方々に感謝するとともに、次のライヴステージを楽しみにしたいと思います。

 それから、今回のステージについても、ライヴDVDとなる事を期待しているファンの方も多いと思いますが(私自身もですが)、会場には、テレビカメラ6台で撮影をしていましたので、十分に映像は撮れていると思われます。2台が、ステージ最前の左右、一台がステージ上の空中から、次の一台が舞台下にレールを張ってのもの、残り2台が会場内、うち1台が、12列(前方ブロック最後列)後ろのステージに向かって一番右側、残り1台が、1階の最後列中央部という配置となっていました。DVD化を期待して待ちましょう。

 追記

 会場の表に出た後、朝からカラオケをご一緒した方を始め、初対面となる方などともお会いできて、嬉しかったです。その後は、クリスマス・シーズンという事もありまして、比較的近い新宿駅新南口のサザンテラスのイルミネーションを、ご一緒させていただいたみなさんと見に行ってきました。一日ご一緒させていただいたみなさんはもとより、会場でお会いしたみなさまにも、改めてご挨拶申し上げたいと思います。

セットリスト

1.Anywhere
2.Rusty Rail
3.Holding you,and swinging
4.かくれんぼ
5.HAPPY DAYS?
6.向日葵の色
7.やさしい雨
8.WEEKEND
9.call my name
10.君の思い描いた夢 集メル HEAVEN(岡本さんvo.)
11.頼・来・也
12.まぼろし
13.Holy ground
14.Timeless Sleep
15.夢・花火
16.風とRAINBOW
17.夢みたあとで
18.マージナルマン
19.Last love song
20.空色の猫
21.今宵エデンの片隅で

アンコール
1.A crown
2.この手を伸ばせば
3.僕らだけの未来

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