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GARNET WORLD
2003/2/14東京ライヴ
GIZAバレンタインコンサート(2003年2月14日(金)日本武道館)レポ(byえーえぬ)
 2月14日、まさにバレンタインデーの当日になりましたが、GIZAバレンタインコンサートの東京公演の二日目が、日本武道館で開催されました。当日ですが、いい天気で、二月にしてはとっても暖かい一日となりました。当日、午前中から知り合いの方と待ち合わせをして食事をしてからカラオケに行ったり、或いは、その後移動した現地でも偶然に知り合いの方にお会いしたりといろいろでした。現地には、開場時刻の一時間前に到着して、まずはグッズ売り場へ。まだ、時間が早いせいかグッズ売り場、また、少し離れたところにあるCD売り場、両方ともそれほど並ぶほどでもなく、拍子抜けしてしまうほどでした。自分では、今月初めに発売になったGARNET CROWのライヴブックと今回のツアーのパンフレットやバッグを買いました。ライヴブックの方は、初めてみましたが、ボリュームと内容と価格を考えれば、ファンにとっては安いのではないかと思いました。

 そうこうしているうちに、開場時刻の五時半を過ぎました。今回、会場が大きいので入場に際して並んだりするのが大変そうだなと、事前に考えていたのですが(事実、前回11月に同じ会場で開催された鬼束ちひろさんのライヴの時は、結構入場が大変だったような記憶があります。)、非常にスムーズでした。事前には並んでいなかったのですが、列が動き出したあたりで、列に加わって、ほどなく入場することができました。そして、今回はアリーナのYブロックということで、ステージまでの距離が相当遠いのかなと思っていったのですが、思ったよりも近いという印象を受けました。武道館の場合、ステージの設置位置というのは、恐らく完全に決まっているわけでもないと思いますので、今回はもしかしたら、ステージを広く取るために、比較的前に出ていたのかなというように感じました。また、左右で言うと、ステージに向かって限りなく右側。ガーネットでいうと、いわゆる七さん側でした(笑)。そして、開演までの間、今回のライヴをご一緒したぞのさんと話をしていましたが、途中、同日、都内の別のライヴに行かれていたTさんから、「お互い、そろそろですね♪」というようなメールをいただいたりしました。

 さて、午後6時半の開演時刻ピッタリに、ライヴはスタートしました。開場が暗転して、ステージ上、それとステージの両翼の計三箇所に設置されたスクリーンに、トップバッターの愛内里菜さんのPV等の映像が流れた後、本人にピンスポットが飛びます。1曲目は「Deep Freeze」です。出だしから高い里菜さんのテンションに誘われるかのように、最初からアリーナのフロアは総立ちとなりました。ちなみに、ざっと周りを見回したところ一階スタンドについては、場所によっては全く座ったままの場所もあるものの、総じていうと6,7割方が立っていた感じでした。また、二階スタンドについては角度的に見えづらく、よく分かりませんでした。そして、今回もプレライヴ同様に、里菜さんファンの掛け声を含んだ元気な声援がありました。そして、最初の挨拶とも言うべきMCを挟んで、ヒットシングル5曲を歌い上げました。この日も里菜さんは、ステージ上をところ狭しと使ってダイナミックに歌っていました。ステージの両翼部分は大分狭くなっていて、下に落ちるのではないかと見ていて心配したほどです(笑)。そして、再度MCを挟んで「pink baby's breath」。この曲は、バレンタインにちなんで甘い甘い曲です、というように紹介していたように記憶しています。そして、再度MC。ここから畳み掛けるような曲が続くのですが、会場をブロックごとに分けて(アリーナ→一階→二階、さらに西側→東側)、まだまだ行けますか、のように煽り、会場を盛り上げていました。そして、この盛り上った雰囲気の中、「SPARK」、「恋はスリル、ショック、サスペンス」へ突入。会場は一気に盛り上ります。そして、短いMCを挟んで、最後は「Forever You〜永遠に君と〜」でした。この曲は、スローテンポからスタートして、ミディアム→アップと変わっていく曲ですが、里菜さんを締めくくるに相応しい一曲ということで、会場の余韻を残しながら、里菜さんが退場していきました。

 さて、会場が一旦暗転して、スクリーン上にPV等の映像が流れます。次の登場は、GARNET CROWになります。前回のプレライヴの選曲には少々驚かされてしまった私でしたが、今回はまた、嬉しい意味で驚かされることになりました。そして、本当によく考え抜かれたような選曲だと感心しました。ところで、まず1曲目は「水のない晴れた海へ」。今日の由利さんは、一月のプレライヴよりは調子がいいように感じました。なんと言うか、堂々とした歌いっぷりというのでしょうか(笑)。前回に比べても、安心して聴いていられました。そして、続いては「千以上の言葉を並べても…」。この曲は地味目な曲ですが、個人的には初期のシングルの中で一番好きな曲です。ファーストライヴツアーの中で、シングル曲で唯一選曲から漏れてしまい、大変残念でしたが、今回こうして聴けることになり、大変嬉しかったです。二曲終わって、最初のMC。挨拶とバレンタイン絡みの内容でした。今日のステージの前に、由利さんからメンバーやスタッフにチョコレートを上げたところ、メンバーのテンションが上がったとのことで、これだけテンションの高いGARNET CROWを見ることができる今日の観客の方はラッキーですよ、というような内容だったと思います。相変わらず、少しぎこちないMCには違いありませんが、少し長めで由利さんも大分頑張っている風に感じました。

 そして、続いて「flying」。由利さんのMCのごとくテンション高めな一曲で会場の雰囲気も大分変わってきました。そして、次からはGARNET CROWの真骨頂というような、比較的静か目な曲が続きます。まずは、「Timeless Sleep」、「Holy ground」。ファーストライヴ、そして、今回のプレライヴでも続けて演奏された2曲ですが、前の曲で大分上がった観客の方のテンションはそのままに、聴き入らせてしまったというような感じがしました。ことに、「Holy ground」の最後の部分では、バックの演奏はもとより、会場全体が一瞬の静寂に包まれました。そして、その静寂を打ち破る由利さんの歌声には、多くの方が魅了されたのではないかと思います。その余韻が残るまま、MCに入ります。そして、続いて「夢みたあとで」。GARNET CROWのファン以外にも比較的耳馴染みのある曲のせいでしょうか。この曲でも引き続きみんな聴き入っていたように感じました。このあたりまでくると、ファンの贔屓目なのかもしれませんが、GARNET CROWの世界に観客を引き込んでいるという風に私は感じました。そして、続いてが「未完成な音色」。ライヴで初のCW曲の披露となります。演奏がスタートしたあたりで、嬉しさのあまり思わず隣にいたぞのさんと顔を見合わせてしまいました(笑)。そして、この調子で是非、GARNET CROWのセカンドライヴツアーの時には、CWも何曲か選曲に入れて欲しいと思いました。

 さて、ここで再度MCです。ここからは一気に行きます、というような感じの内容だったと思いますが、この後一転してノリのいい曲が最後まで続きます。会場全体、少なくても、アリーナ全体がまるでGARNET CROWの単独ライヴかと見紛うばかりに盛り上ります。私も、この辺になると我を忘れて応援をしていました(笑)。次の曲は「Mysterious Eyes」、そしてその次が「二人のロケット」です。「二人のロケット」では、曲のサビの最後で、恒例の右手を左右に振るフリをみんなでやっていました。さて、ここで最後の曲になる旨のMCをイントロに乗せて「スパイラル」です。スローな前半から曲の中盤に差し掛かると、また会場全体が一気に盛り上ります。アリーナのかなり後ろの方にいた私のところからは、アリーナ全体が見渡せましたが本当に壮観でした。そして、私もその中に入っていましたが(笑)。時間の関係だと思いますが、赤坂や渋谷のように、繰り返しこそありませんでしたが、今日一番の盛り上がりという感じの中で、GARNET CROWの持ち時間が終了し、メンバーは退場していきました。

 続いて、最後の登場となったのは、倉木麻衣さんです。前の二組と同様にステージ前方のスクリーンにPV等が映し出された後、スポットライトを浴びて歌い始めました。まず驚くのは、今回のライヴにおいては、髪をおろしていることでしょう。大分、雰囲気が変わっています。一言でいうと、やはり大人っぽくなったという印象を受けました。そして、選曲の方は、GARNET CROW同様に、ライヴ初披露の曲を含んだものでした。まずは、「Can't forget your love」。この曲は麻衣さんのファンサイトを中心にライヴでの選曲を強く要望していた曲と記憶していますが、時期こそ遅くなってしまったものの、実現してよかったと思います。そして、最初のMCを挟んでヒットシングルを二曲続けます。そして、再度MC。ここからの選曲は、私としても相当意表を突かれました。まずは、デビュー前ボストンに行って収録した曲です、とのMCの紹介に乗せて「Baby I like」。この曲など、麻衣さんファンはともかくとして、知らない方も多い気がします。そして、次が1stアルバムから「Stepping ∞ out」、次いで一度はシングル曲としての発売が検討され、発売中止になり、翌年再度CW曲として発売された「thankful」。と、ここまでは少しびっくりという感じでした。そして、比較的静かな曲と言うことで、会場も静かに聴き入っている方が多かったように思います。そして、その次に3rdアルバムから「key to my heart」。この曲は、途中でリズムが変わる曲ですが、前回のプレライヴ同様、生で聴いても素晴らしい曲だなと改めて感じました。そして、続いて「always」。前の曲あたりから、大分会場のほうもテンションが上っていましたが、この曲でも同様でした。曲後半部分では、御馴染みの右手を左右に振る光景が見られました。そして、この後、最後のMCを挟んで、最後の曲となる「Love, day after tomorrow」です。引き続き会場のテンションは高いままです。会場では恒例の曲にあわせた“L”“O”“V”“E”という手の振りをしている方多数でした。今まで、機会を逃し続けて麻衣さんのライヴに行ったことのなかった私にとって、噂には聞いていましたが(笑)、初めてみました。残念ながらその場で練習をしていたようなものでしたので、次回麻衣さんのライヴに行くまでには覚えておきたいと思います(笑)。

 さて、この曲で麻衣さんのステージも終了です。ここで、再度全員が登場しました。そして、麻衣さんが司会進行役となりMC。そして、その後「Isn't She Lovely」を三人で歌いました。そして、この曲の終了後再度MCとなり、一組ずつ退場していきました。当日は、こうして三組のアーティストを一度に見ることができて、とても素晴らしい一日となりました。そして、今回はプレライヴにも増して、出演した各アーティストとも、そのいいところを十分に出してくれたステージのように感じました。そして、GARNET CROWや麻衣さんにおいては、レギュラーツアー(単独でのライヴツアー)でも披露したことのない曲の披露があったりと、ファンの方にとっても嬉しいライヴではなかったかと思います。

 ライヴは、こうして午後9時には終了して、その後会場の外に出ました。やはり、退場は一斉なので入場時よりは時間がかかりましたが、それでもかなりスムーズなものだったと思います。そして、会場の外で、入場前にお会いした方とは別の知り合いの方とお会いできたりということもありました。そして、その後時間が許す方と一緒に武道館がある九段下の隣の駅となる神保町まで歩いた後、少し遅い夕食をとって帰宅しました。そして、さすがに家に着いたときには日付が変わっていました(笑)。

 それでは、最後に、当日のタイムテーブル、並びにセットリストです。そして、長くなってしまったレポートに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

17:30開場

18:30
愛内里菜
「Deep Freeze」
MC
「I can't stop my love for you」
「It's crazy for you」
「風のない海で抱きしめて」
MC
「pink baby's breath」
「Sincerely Yours」
MC
「SPARK」
「恋はスリル、ショック、サスペンス」
MC
「Forever You〜永遠に君と〜」

19:20
GARNET CROW
「水のない晴れた海へ」
「千以上の言葉を並べても…」
MC
「flying」 
「Timeless Sleep」
「Holy ground」
MC
「夢みたあとで」
「未完成な音色」
MC
「Mysterious Eyes」
「二人のロケット」
MC
「スパイラル」

20:10
倉木麻衣
「Can't forget your love」
MC
「Secret of my heart」
「NEVER GONNA GIVE YOU UP」
MC
「Baby I like」
「Stepping ∞ out」
「thankful」
「key to my heart」
「always」
MC
「Love, day after tomorrow」

20:51
全員
MC(司会役・麻衣さん)
「Isn't She Lovely」
MC(司会役・麻衣さん)
20:59


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