トップへ | 掲示板 | アンケートへ | イベント&レポートへ
GARNET WORLD
R&Bライブ

R&Bライブ 横浜会場(byえーえぬ)
R&B RESPECTライブのレポート(2001.12.17)

 R&B RESPECT vol.1のライブを横浜会場で見てきましたので、そのレポートということで書かせていただきます。今回は、先着順での入場整理券配布ということで、配布開始時刻の午前10時では全然ダメかなと思いつつ、10時少し前に着いたものの、結果として自分が86番目ということでした。最終的には、午後2時の開始時刻にきても、多少場所が後ろであれば、十分に入場可能という混み具合でした。

 さて、ライブ本番は午後2時からということでしたが、実際には午後2時10分ころに開始となりました。横浜会場には、進行役としてソウクルのオパールさんと智子さんというHIP HOPの司会2人が登場しました。一方、大阪のライブ会場には、シネトカの車谷さんはじめHP京都の司会3人が登場です。まずは、最初に出演の6名のビデオが流れました。それぞれ、リハーサル風景と本人からのコメントが6人繰り返されます。全部で10分間なのですが、カウントダウン形式で場を盛り上げていきます。

 そして、いよいよ本番開始です。車谷さんからの紹介に続き、歌い始めるというようなスタイルでした。まずは、松田明子さんと松永安未さんが紹介され、2曲続けての歌となります。松田さんがこうした場で歌うのも大変に珍しいことだと思いますが、無難にスタートしていきます。また、出演者は全員わりとラフな格好での出演という印象を受けました。そして、続けて松永さんの歌に続きます。これも、いい感じでした。恐らく、短期間での音合わせやなんかだったということで、非常に難しい要素も多かったとは思うものの、よくぞという印象です。

 続いては、いよいよ我らがGARNET CROWの中村由利さんの登場です。見ている私にとっても、期待と不安が入り混じった気分で見ていました。しかし、いざ歌い始めると完全に由利さんの世界に引きずり込まれていました。ライブでの歌は、CDで普段聴いている以上の表現力を兼ね備えているように思われました。そして、何よりも凄いなと感心したのは、自分の歌の世界を短時間に作り上げていき、聴いているものをそこに引きずり込むという能力を持っていると感じさせることです。これは、GARNET CROWでのライブを期待したくなるような出来映えでした。

 それから、歌の後半ですが、由利さんの右手が微妙に空をせわしく動き回り、またこれもいい感じでした。感情が非常に入っていたように感じられました。時間的には、1曲ということで4分程度だったのだと思いますが、それ以上の時間だと感じられた瞬間でした。そして、ファンの贔屓目も入っているにせよ、歌い終わった後、周囲からはより多くの拍手と声がかけられていたように感じられました。よく考えれば、倉木麻衣さんや愛内里菜さんはライブを既に行っており、もしかしたら、次の機会にと思ったファンの方も多かったのかも知れません。それから、自分の周囲にGARNET CROWのファンの方が多かったのかも知れません(笑)。

 そして、ここで大阪にいる音楽ライターの斉田さんから原曲の紹介がありました。とりあえず、ここまでの3曲についてですが、この後も随時紹介が行われました。そして、続いてバックの紹介。倉木麻衣さんのファーストライブツアーのバックをつとめたエクスピリエンスのメンバーを主体としていました。そして、エクスピリエンスによるスティービー・ワンダーのナンバーの演奏がありました。曲目は、「Sunshine on my life」「Iwish」の2曲だと思います。続いて、バックメンバーの個別紹介が行われました。ナシバラの大賀さんがギターで参加しているということを実は、この時初めて知りました(笑)。もう少し、調べていけよという感じもしています。

 続いて、横浜会場に振られました。ネットライフリウム会場の中に入った智子さんから3名の方にこのイベント自体(ライヴではなくて催し物全体)のついてのインタビューが行われました。インタビューしようとした人に逃げられてしまったというハプニングもありました(笑)。

 ここからライブ自体も後半戦に突入です。後半のトップは愛内里菜さん。流石に歌い慣れているという印象を受けました。そして、歌声でも周囲を圧倒していたように感じました。CD同様に素晴らしかったです。続いて、三好真美さん。あの線が細い声が個人的には好きなのですが、また、いい感じで歌い上げてくれました。このメンバーの中では、ヴォーカリストとしてのキャリアが一番長いだけのことはあるように感じられました。そして、アルバム収録曲の中のとりをつとめたのが、倉木麻衣さん。今、GIZAアーティストの中で1番の勢いを持つ彼女ですから、妥当な順番のようにも思われます。ご自身が歌手になろうとしたきっかけの曲だというだけあって、無難に歌いこなしていました。そして、バックとも一番息が合っていたようにも感じられました。これは、ツアーを一緒に過ごしたメンバーなので、当然という気もします。

 そして、イベントの進行は、再度横浜会場に移り会場に来ているファンの中から2人のインタビューがありました。倉木麻衣さんのファンと愛内里菜さんのファンでしたが、このインタビューの途中で舞台に上がった本人たちとの掛け合いがありました。そして、2人とも名前を呼んでもらい、とても幸せそうでした。

 この後、いよいよフィナーレです。6人による「ヘイ・ジュード」になります。1、2コーラスは、それぞれ、倉木→松田→三好→松永→愛内→中村→6人という順番での歌唱となりました。そして、3コーラス目では最初から6人での歌となり、会場にマイクを向けて会場の人たちも歌っていました。横浜の会場にも参加しているファンの人たちの歌声も響いていたように感じられました。そして、名残惜しい雰囲気を残しつつもライブは終了しました。ここまでで、15時17分ころでした。

 会場では、この後6人のメンバー乃至は所属するグループのPVが1コーラス程度ずつですが流され、熱心なファンの方たちは残って見入っていました。それと、会場ではR&B RESPECTのアルバムがポスター付きで販売されていました。ご一緒させていただいた方が買ったところ、何故か1,800円で買えてしまったとのことです。消費税はどこに行ってしまったのかは、今もってして謎です(笑)。

 追記 当日から、このCDの値段のことが、実は凄く気になっていたのですが、当然のことながら、私が思い違いをしていたようです(笑)。流石に、GIZA関係者が値段を間違えていなかったのです(笑)。このCDは、税抜き1,714円の税込1,800円が正価でした。ということで、ただ単に私の思い込みでした。うーん、レポートを書く時はもう少し調べろよというところですね。大変に失礼いたしました。そして、ご指摘いただいたアステリアさん、本当にありがとうございました。(2001.12.18)


トップへ  ページトップへ
GARNET WORLD